リリース間でのイベント・モニター・データの保持

データベース製品をアップグレードした後に、イベント・モニターの出力表をアップグレードできます。 この機能により、アップグレードする前に存在していたイベント・モニター表のデータを保持できます。

イベント・モニターが拡張されたために、イベント・モニターによって生成される表が変更される場合があります。例えば、新しいモニター・エレメントのレポート用に、 新しい列が表に追加される場合があります。

EVMON_UPGRADE_TABLES プロシージャーは、通常の表および UE 表の両方に使用できます。 通常の表の場合、このプロシージャーは、必要な新規列の追加、 不要になった古い列のドロップ、および列の変更を必要に応じて行います。 UE 表の場合、このプロシージャーは、 新規列の追加および既存の列への変更を必要に応じて行い、 db2evmonfmt ツールまたは EVMON_FORMAT_UE_TO_TABLES や EVMON_FORMAT_UE_TO_XML ルーチンで UE 表を処理できるようにします。

重要: アップグレード・プロセスが正常に処理されるように、 すべてのアクティブなイベント・モニターを非アクティブ化する必要があります。EVMON_UPGRADE_TABLES プロシージャーは、 表のアップグレードを開始する前に、すべてのアクティブなイベント・モニターを自動的に非アクティブ化します。表を EVMON_UPGRADE_TABLES によって処理しているイベント・モニターは再活動化しないでください。再活動化すると、 アップグレード・プロセスは失敗します。アップグレードの前にアクティブであったイベント・モニターは、 アップグレードが完了すると再び活動化されます。

イベント・モニター表をアップグレードしない場合の影響

過去のリリースと同じように、 イベント・モニター表をアップグレードしないという選択も可能です。ただし、 新規リリースでイベント・モニターに導入された新しい列にデータは設定されず、 照会することもできません。また、 古いリリースにも既に存在していたモニター・エレメントで、 新規リリースでサイズが増加したモニター・エレメントは、 切り捨てられる可能性があります。例えば、新規リリースで、あるモニター・エレメントのサイズが VARCHAR(20) から VARCHAR(128) に増加された場合に、 既存の表をアップグレードしないと、 システムがそのモニター・エレメントとして 128 バイトのデータをイベント・モニターに送信しているにもかかわらず、 モニター・エレメント値が入る列は以前と同様 20 文字のデータしか格納しません。

EVMON_FORMAT_UE_TO_TABLES によって生成される表のアップグレード

UE 表を使用していた場合、EVMON_UPGRADE_TABLES プロシージャーは、 UE 表自体をアップグレードします。 EVMON_FORMAT_UE_TO_TABLES プロシージャーを使用して通常の表を作成しているかもしれませんが、通常の表には作用しません。EVMON_UPGRADE_TABLES を使用して UE 表をアップグレードした後に、EVMON_FORMAT_UE_TO_TABLES によって生成された出力表もアップグレードすることができます。UPGRADE_TABLES オプションを指定して EVMON_FORMAT_UE_TO_TABLES プロシージャーを実行すると、このプロシージャーによって生成された既存の表が変更されて、新しいバージョンの EVMON_FORMAT_UE_TO_TABLES プロシージャーで生成される出力と表の列が一致するようになります。