Spatial Extender 関数メッセージ

Spatial Extender 関数によって戻されるメッセージは、一般的に SQL メッセージに組み込まれています。メッセージの中の戻された SQLCODE は、エラーが関数に発生したかどうか、または警告が関数に関連しているかどうかを示します。

以下に、エラーおよび警告を示すメッセージの例を示します。
  • SQLCODE -443 (メッセージ番号 SQL0443) は、関数にエラーが発生したことを示します。
  • SQLCODE +462 (メッセージ番号 SQL0462) は、警告が関数に関連していることを示します。

下表は、次のサンプル・メッセージの重要な部分を説明しています。


DB21034E  The command was processed as an SQL statement because it was 
not a valid Command Line Processor command.  During SQL processing it 
returned: SQL0443N  Routine "DB2GSE.GSEGEOMFROMWKT" 
(specific name "GSEGEOMWKT1") has returned an error 
SQLSTATE with diagnostic text "GSE3421N  Polygon is not closed.".  
SQLSTATE=38SSL    

表 1. Spatial Extender 関数メッセージの重要部分
メッセージ部 説明
SQL0443N SQLCODE は問題のタイプを示します。
GSE3421N Spatial Extender メッセージ番号およびメッセージ・タイプ。

関数のメッセージ番号は GSE3000 から GSE3999 までの範囲です。さらに、 Spatial Extender 関数を処理したときに、共通メッセージが戻ることもあります。共通メッセージのメッセージ番号は GSE0001 から GSE0999 までの範囲です。

ポリゴンが閉じていません。 Spatial Extender メッセージの説明。
SQLSTATE=38SSL エラーをさらに詳細に識別する SQLSTATE コード。SQLSTATE コードは、各ステートメントまたは行に対して戻されます。
  • Spatial Extender 関数エラーに対する SQLSTATE コードは 38Sxx です。各 x は文字または数字です。
  • Spatial Extender 関数の警告に対する SQLSTATE コードは 01HSx です。x は文字または数字です。

SQL0443 エラー・メッセージの例

以下のステートメントに示すように、ポリゴンの値を表 POLYGON_TABLE に挿入しようとしているとします。


INSERT INTO polygon_table ( geometry )
VALUES ( ST_Polygon ( 'polygon (( 0 0, 0 2, 2 2, 1 2)) ') )  
この結果は、エラー・メッセージが出ます。なぜなら、ポリゴンを閉じる終了値を指定していないからです。戻されるエラー・メッセージは次のようになります。

DB21034E  The command was processed as an SQL statement because it was 
not a valid Command Line Processor command.  During SQL processing it 
returned: SQL0443N  Routine "DB2GSE.GSEGEOMFROMWKT" 
(specific name "GSEGEOMWKT1") has returned an error 
SQLSTATE with diagnostic text "GSE3421N  Polygon is not closed.".  
SQLSTATE=38SSL    

SQL メッセージ番号 SQL0443N は、エラーが発生したことを示し、メッセージには Spatial Extender メッセージ・テキスト「GSE3421N ポリゴンが閉じていません。」が含まれています。

このタイプのメッセージを受け取る場合は、 GSE3421N のメッセージ参照、または SYSPROC.GET_MESSAGE プロシージャーで取得した長いテキスト・メッセージで、詳細な説明と推奨されるユーザー応答を確認してください。