デプロイメント・ツールの概要
Sterling Order Management System Software には、構成データのマイグレーションを可能にする構成デプロイメント・ツールが用意されています。 このツールは、データ転送時のシステムのダウン時間を削減し、精度を確保するために求められる労力を最小限に抑えながら、データ保全性を確保します。
Sterling Order Management System Softwareのインクリメンタル構成では、通常、変更はテスト環境で開発されてから、実稼働環境にロールアウトされます。 構成データのマイグレーションは、かなり面倒で時間がかかる作業になる可能性があります。
構成デプロイメント・ツールは、標準の日常操作の一環として変更されるデータのマイグレーションを目的として設計されています。 構成デプロイメント・ツールはアップグレードの結果である構成データをデプロイするために使用できますが、データ・アップグレード自体の実行には使用すべきでないことに注意してください。
構成展開ツール(CDT)は、 Sterling Order Management システムソフトウェア 開発および展開 WorkBench ( "WorkBench" とも呼ばれる)からアクセスできます。
Windows クライアントから UNIX サーバー上で Sterling Order Management System Software 構成デプロイメント・ツールの UI を実行するには、UNIX サーバーに XWindows がインストールされている必要があります。
CDT は、以下の機能を提供します。
- 構成データ全体または一部あるいは個別の論理部分を転送する。
- データを XML ファイルまたはデータベースとの間で転送する。
- ネットワーク構成に応じて、2 つの環境で異なる、IP アドレスやポート番号のような特定のデータを変換する。
- 2 つのシステムを比較することにより、構成の差異のレポートを生成する。