QRadar® ユーザー・インターフェースから WinCollect エージェントのデプロイメントを管理するには、まず WinCollect Agent SFS バンドルを使用して、 QRadar コンソールをサポートされるバージョンの WinCollect にアップグレードする必要があります。 このバンドルには、 QRadar と Windows ホスト上の管理対象 WinCollect エージェントとの間の通信を可能にするために必要なプロトコルが含まれています。 QRadar コンソールに新しいバージョンの SFS バンドルをインストールすることにより、 QRadar コンソールと管理対象 WinCollect エージェントの両方を新しいバージョンの WinCollect にアップグレードできます。
このタスクについて
重要:
- WinCollect バージョン v7.0 から v7.2.2へのアップグレードについては、 www.ibm.com/support (http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21698127) を参照してください。
- WinCollect v7.2.6 以降が QRadar コンソールにインストールされている場合に、 QRadar を v7.2.8 から v7.3.0 以降にアップグレードすると、 QRadar 上の WinCollect のバージョンは v7.2.5に戻ります。 Windows ホスト上で実行されている管理対象 WinCollect エージェントは、現行バージョンのままで、既存の構成情報を使用して引き続きイベントを QRadar に送信します。 ただし、コードや構成の更新は受信しなくなります。 QRadar のアップグレード後に、現在のエージェントのバージョンと同じかそれより新しいバージョンの WinCollect エージェント SFS バンドルを QRadar コンソールに再インストールする必要があります。
QRadar コンソールをアップグレードすると、自動更新の受信が有効になっている管理対象 WinCollect エージェントは、次の構成ポーリング間隔で自動的に新しいバージョンの WinCollect にアップグレードします。 新しい WinCollect エージェント・ファイルをダウンロードできる場合は、エージェントが更新をダウンロードしてインストールし、必要なサービスを再始動します。 イベントはディスクにバッファーされるため、 WinCollect エージェントを更新してもイベントは失われません。 Windows ホスト上の WinCollect サービスが再始動すると、イベント収集の転送が続行されます。
重要: コンソールに QRadar を再インストールする場合、 WinCollect が正しく機能するためには、その前に、既存の WinCollect エージェントのインストール済み環境でこのファイルを削除する必要があります。 Program
Files/IBM/WinCollect/config/ConfigurationServer.PEM
手順
- WinCollect Agent SFS Bundle インストール・ファイルを IBM® Web サイト ( (http://www.ibm.com/support)) からダウンロードします。
注: インストール・プロセスにより、コンソール上のサービスが再始動されます。これにより、サービスが再始動するまで、イベント収集にギャップが生じます。 ユーザーの中断を回避するために、保守期間中に WinCollect のアップグレードをスケジュールします。
- SSH を使用して、root ユーザーとして QRadar コンソールにログインします。
- 初期インストールの場合、 /storetmp および /media/updates ディレクトリーが存在しなければ、それらを作成します。 以下のコマンドを入力します。
mkdir /media/updates
mkdir /storetmp
- WinSCPなどのプログラムを使用して、ダウンロードした SFS ファイルを QRadar コンソール上の /storetmp にコピーします。
- /storetmp ディレクトリーに移動するには、次のコマンドを入力します。
cd /storetmp
- SFS ファイルをマウントするには、次のコマンドを入力します。
mount -t squashfs -o loop
<Installer_file_name.sfs> /media/updates
例: mount -t squashfs -o loop
730_QRadar_wincollectupdate-7.3.0-24.sfs /media/updates
- WinCollect インストーラーを実行するには、以下のコマンドを入力し、プロンプトに従います。
/media/updates/installer
注: WinCollect エージェントの更新を続行するには、 QRadar でサービスを再始動して、プロトコルの更新を適用する必要があります。 以下のメッセージが表示されます。
WARNING: Services need to be shutdown in order to apply patches.
This will cause an interruption to data collection and correlation.
Do you wish to continue (Y/N)?
- 更新を続行するには、 Y を入力します。
更新中に、SFS は新しいプロトコル更新をインストールします。 アップグレードの進行中にセキュア・シェル (SSH) セッションが切断されたとしてたとしても、アップグレードは続行されます。 SSH セッションを再オープンしてインストーラーを再実行すると、パッチ・インストールが再開されます。 インストールが完了すると、サービスが再始動され、ユーザー・インターフェースが使用可能になります。
注: インストール中に、以下のメッセージが表示されます。
Patch 144249
This patch includes a new version of the WinCollect Configuration Server.
For this new version to run properly, the event collection service needs to be restarted.
If you choose to not restart the service, agents cannot get new configurations and code updates until you restart it.
Choices:
1. Restart event collection service at the end of the patch installation, on the Console and on all managed hosts patched from the Console.
2. Do not restart event collection service yet. You will need to restart it in the user interface (Advanced > Restart Event Collection Services).
3. Abort patch.
オプションを選択すると、パッチ・インストールが続行されます。 完了したら、Enter キーを押してパッチ画面を終了します。
- ステップ 8 で 2 番目のオプションを選択した場合は、以下のステップを実行する必要があります。
- QRadar 管理設定で、 をクリックします。
- QRadar 管理設定で、 をクリックします。
- コンソールから SFS ファイルをアンマウントするには、次のコマンドを入力します。
umount
/media/updates
- オプション: WinCollect エージェントがリモート更新を受け入れるように構成されていることを確認します。
- QRadarにログインします。
- ナビゲーション・メニューで、 「データ・ソース」をクリックします。
- WinCollect アイコンをクリックします。
- 「自動更新が有効」 列を確認し、値が False の WinCollect エージェントを選択します。
- 「自動更新の有効化/無効化」をクリックします。
結果
自動更新が有効になっている管理対象 WinCollect エージェントが更新され、再始動されます。 管理対象エージェントの更新にかかる時間は、エージェントの構成ポーリング間隔と、コンソールとエージェント間のネットワーク接続の速度によって異なります。