ユース・ケース: 大規模な小売の POS データの収集

お客様は、自社の各小売店舗に設置されているすべての POS デバイスから Windows セキュリティー・イベント・ログを収集する必要があります。

アーキテクチャー

デバイス数
POS デバイス 4,500 台
小売店舗
500 (店舗当たり 9 台の POS)
QRadar のデプロイメント
コンソール 1、イベント・コレクター 2

表示設定

小売店舗の外部では POS デバイスを表示できません。

オプション 1 - ローカルの小売店舗ドメイン・コントローラーで POS を表示する

推奨ソリューション
ローカルの小売店舗ドメイン・コントローラーで POS を表示する ローカル WEF サーバーを使用した WEF POS のデプロイメント
利点
POS デバイスで GPO 更新を受け取ると、それらのデバイスの起動や停止が可能になり、それらのデバイスから WEF コレクターへのイベントの送信が開始されます。 いったん GPO を構成すると、店舗の POS デバイスの管理は不要になります。
欠点
  • IT グループは 500 の WEF 収集サーバーをモニターし、WEF が構成済みで正常に動作しているか確認する必要があります。

  • GPO は小売店舗ごとに構成する必要があります。 各 POS が正しい WEF コレクターを指しているか確認することが必要です。
  • WEF はドメイン・コントローラー上で構成する必要があります。

オプション 1a - 小売店舗の外部で POS を表示する

推奨ソリューション
Windows イベント転送 - リモート WEF サーバー。 リモート WEF サーバーを使用した WEF での POS のデプロイメント
利点
  • POS デバイスで GPO 更新を受け取ると、それらのデバイスの起動や停止が可能になり、それらのデバイスから WEF コレクターへのイベントの送信が開始されます。 いったん GPO を構成すると、店舗の POS デバイスの管理は不要になります。
  • すべての小売店舗からのトラフィックを 1 つの WEF コレクターで処理するように構成できます。 コレクターは 10,000 のエンドポイントに対応できます。 お客様は、EPS レートがサポートされている EPS 数 10,000 を超えていないか確認する必要があります。
  • 1 つのサーバーからログを収集することで、すべての問題をトラブルシューティングできます。
欠点
POS デバイスを小売店舗の外部で表示できるようにする必要があります。

オプション 2 - WinCollect エージェントを各 POS デバイスにインストールする

このオプションには、WinCollect を「ゴールデン・マスター・イメージ」の一部とするオプションが含まれます。 これにより、お客様はいつでも新しいレジスターを素早く起動させることができ、WinCollect の構成を済ませ、イベントの送信準備を行うことができます。 このオプションを使用するには、POS デバイスにインストールするエージェントで、小売店舗のオンサイトにある QRadar アプライアンスを表示できるようにするか、小売店舗外部にある QRadar イベント・プロセッサー/コレクターを表示できるようにする必要があります。
推奨ソリューション
POS ごとの WinCollect エージェント。 POS デプロイメントごとの WinCollect エージェント
利点
  • WinCollect イメージ作成の初期作業が完了すると、POS デバイスをオンライン/オフラインにする処理が標準プロセスに組み込まれます。
  • 各 POS デバイスにエージェントをインストールするための管理作業は不要です。
欠点
  • 問題のトラブルシューティングのために POS からログを収集する際に時間がかかる場合があります。
  • WinCollect エージェントを新規バージョンに更新する際に、新たなテストやマスター・イメージの更新が必要になります。

オプション 3 - WinCollect エージェントを店舗のローカル・ドメイン・コントローラー (サーバー) にインストールする

このサーバーから QRadar を表示できる場合、エージェントを管理対象モードでインストールできます。 これにより、各 POS デバイスをリモート・ポーリングするようにエージェントを構成できます。 小売店舗が 500 店ある場合、お客様は、コンソールとイベント・コレクター/プロセッサーの間で分けて、管理対象モードで各エージェントをインストールできます。 このソリューションの管理は非常に難しく、新しい POS がオンライン/オフラインになるときに多くの保守作業が必要になります。
推奨ソリューション
WinCollect エージェントでの POS のリモート・ポーリング。 WinCollect エージェントでの POS のリモート・ポーリングのデプロイメント
利点
  • QRadar コンソールからエージェントを管理します。
  • どのイベントを収集するか、およびどのデータをフィルタリングするかを容易に変更できます。
欠点
エージェントがリモート・ポーリングする POS デバイスの追加/除去はお客様が行う必要があります。 この作業は、扱う小売件数が多い期間は増加します。