Syslog リダイレクト・プロトコルの概要

Syslog リダイレクト・プロトコルはインバウンド/パッシブ・プロトコルであり、Syslog プロトコルの代替として使用されます。このプロトコルは、イベントを送信した特定のデバイス名を QRadar® に識別させる場合に使用します。QRadar は、指定した未使用ポートで TCP または UDP を使用して Syslog イベントをパッシブに listen することができます。

Syslog リダイレクト・プロトコル用のプロトコル固有のパラメーターについて、以下の表で説明します。
表 1. Syslog リダイレクト・プロトコルのパラメーター
パラメーター 説明
プロトコル構成 Syslog リダイレクト
ログ・ソース ID 正規表現 (Log Source Identifier Regex) ペイロードからログ・ソース ID を構文解析するための正規表現を入力します。
ログ・ソース ID デフォルトとして使用するログ・ソース ID を入力します。「ログ・ソース ID 正規表現 (Log Source Identifier Regex)」により、指定された正規表現を使用して、特定のペイロードからログ・ソース ID を構文解析できない場合は、デフォルトが使用されます。
ログ・ソース ID 正規表現のフォーマット・ストリング (Log Source Identifier Regex Format String)

「ログ・ソース ID 正規表現 (Log Source Identifier Regex)」からのキャプチャー・グループを結合するためのフォーマット設定ストリング。

例:

「$1」 は最初のキャプチャー・グループを使用します。

「$1$2」 は、キャプチャー・グループ 1 と 2 を連結します。

「$1 TEXT $2」 は、キャプチャー・グループ 1、リテラル「TEXT」、およびキャプチャー・グループ 2 を連結します。

結果のストリングが新しいログ・ソース ID として使用されます。

正規表現と一致した場合に DNS ルックアップを実行 (Perform DNS Lookup On Regex Match) DNS 機能を有効にする場合は、「正規表現と一致した場合に DNS ルックアップを実行 (Perform DNS Lookup On Regex Match)」チェック・ボックスを選択します。DNS 機能は、「ログ・ソース ID」パラメーターの値に基づいて動作します。

デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。

Listen ポート 任意の未使用ポートを入力し、そのポートでイベントを QRadar に送信するようにログ・ソースを設定します。
Protocol

リストから、「TCP」または「UDP」のいずれかを選択します。

Syslog リダイレクト・プロトコルでは、任意の数の UDP Syslog 接続がサポートされますが、TCP 接続は 2500 に制限されます。Syslog ストリームに含まれているログ・ソースが 2500 を超えている場合は、2 つ目のログ・ソースと listen ポート番号を入力する必要があります。

有効

ログ・ソースを有効にするには、このチェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスはデフォルトで選択されます。

信頼性

リストから、ログ・ソースの「信頼性」を選択します。範囲は 0 から 10 です。

送信元デバイスからの信頼性の評価によって判断される、イベントまたはオフェンスの完全性。複数の送信元が同じイベントを報告する場合、信頼性は高くなります。デフォルトは 5 です。

ターゲット・イベント・コレクター

リストから、ログ・ソースのターゲットとして使用する「ターゲット・イベント・コレクター」を選択します。

イベントの統合

ログ・ソースがイベントを統合 (バンドル) できるようにするには、「イベントの統合」チェック・ボックスを選択します。

デフォルトでは、自動的にディスカバーされたログ・ソースは、QRadar の「システム設定」の「イベントの統合」リストの値を継承します。ログ・ソースを作成するか、既存の構成を編集する際に、各ログ・ソースに対してこのオプションを構成することで、デフォルト値をオーバーライドできます。

受信イベント・ペイロード (Incoming Event Payload)

「受信イベント・ペイロード (Incoming Event Payload)」リストで、ログの構文解析と保管を行うための受信ペイロード・エンコーダーを選択します。

イベント・ペイロードの保管

ログ・ソースによるイベント・ペイロード情報の保管を有効にするには、「イベント・ペイロードの保管」チェック・ボックスを選択します。

デフォルトでは、自動的にディスカバーされたログ・ソースは、QRadar の「システム設定」の「イベント・ペイロードの保管」リストの値を継承します。ログ・ソースを作成するか、既存の構成を編集する際に、各ログ・ソースに対してこのオプションを構成することで、デフォルト値をオーバーライドできます。