要素とは何ですか?

要素とは、コンテンツ・タイプのビルディング・ブロックです。要素は、作成者がコンテンツの作成時に必要とするすべてのもの (テキスト・ブロック、イメージや PDF などのファイル、日付、外部コンテンツへのリンク、ビデオなど) を保管するために使用されます。要素によって、作成者が各種コンテンツに使用できるコンテンツ・タイプが制限されます。例えば、ビデオ要素が含まれないコンテンツ・タイプにビデオを追加することはできません。

コンテンツ・タイプに要素を追加すると、要素をコンテンツ作成者に表示する方法をカスタマイズするためのダイアログが表示されます。各要素の独自のラベルやヘルプ・テキストの追加、カスタム設定の定義などを行うことができます。例えば、作成者がイメージを選択またはアップロードしたときに適用するイメージ・プロファイルを選択できます。

構成要素

コンテンツ・タイプに追加されるすべての要素で、アプリや Web サイトに表示される情報を保管する必要があるわけではありません。一部の要素は、単純にコンテンツ項目の構成オプションを保管するための手段として使用できます。

例えば、リストの最大項目数を指定するために使用される構成要素として、数値要素を追加することができます。

構成要素を追加するには、要素パレットを使用して、コンテンツ・タイプに要素を追加します。 次に、要素の構成プロパティーから「要素は構成に使用されます」を選択します。これにより、コンテンツ・フォームの「構成」タブ、およびランディング・ページと Web サイトの編集可能なページ・プレビュー上の構成ポップアップに要素が表示されます。構成要素はプレビューから容易に編集できます。

チームがコンテンツを作成しやすくするために

コンテンツ・タイプを作成する際に行うことは、コンテンツ作成者がコンテンツの作成に使用するフォームを作成することです。このため、選択するラベル名は何らかの意味を持つものでなければなりません。例えば、製品の説明を保管するテキスト・フィールドを追加する場合は、要素プロパティーのラベル・フィールドに「製品の説明」と入力します。

ヘルプ・テキストは、コンテンツ作成者に追加情報を提供するために使用します。各要素タイプの構成ビューには「カスタム・ヘルプ」タブがあります。このフィールドにテキストを入力すると、コンテンツ・フォームの要素の横にヘルプ・ボタンが追加されます。作成者がヘルプ・ボタンをクリックすると、ヘルプ・テキストが作成者に対して表示されます。例えば、コンテンツが注目製品かどうかを選択するために作成者が使用する切り替え要素を追加する場合、注目製品を判断するための基準を説明するヘルプ・テキストを追加できます。

テキスト、定形式テキスト、およびリンクの各要素には、それぞれの構成設定の「プレースホルダー情報」タブで、プレースホルダー・テキストを追加することもできます。例えば、ブログ投稿の見出しに「投稿に魅力的な見出しを付けてください」というプレースホルダーを追加することや、リンク要素のプレースホルダーとして Web サイトのホーム URL を追加することが考えられます。

プレースホルダー・テキストは、コンテンツ・フォームのフィールドに表示され、ページの編集時には、コンテンツ・エディターやインプレース・エディターに表示されます。さらに、開発者がインライン編集を有効にしている場合は、プレースホルダー・テキストが Web サイト・ページやランディング・ページのプレビューにも表示されます。プレースホルダー・テキストは、作成者に対するプロンプトとして使用され、作成者が入力を開始するとすぐに消えます。

プレースホルダーによるプロンプトに加えて、要素の構成設定の「デフォルトのセットアップ」タブで、要素のデフォルトのコンテンツを指定することもできます。デフォルトのコンテンツはそのまま公開できるため、プレースホルダー・テキストとは異なります。デフォルトのコンテンツは主に構成要素で使用され、これによってデフォルトで構成オプションを指定できるようになります。

例えば、スライド・ショーのデフォルトのスライド遷移時間を 5 秒に指定することができます。また、デフォルトのボタン色として色のリストから青色を指定することができます。

要素のタイプ

テキスト要素

テキスト要素にはプレーン・テキストが格納され、メタデータ、署名欄、見出しなどの短いテキスト用に使用されます。複数の項目を持つテキスト要素も便利であり、作成者は、レシピの材料などのリストを格納できます。Web 開発者は、コンテンツが公開されるときに、このテキストに CSS を使用してフォーマット設定を追加します。

作成者は、定形式テキスト要素を使用すると、太字、イタリック、リストなどの単純なフォーマット設定をテキストに適用できます。テキストは、HTML タグを使用してフォーマット設定されます。これは、ブログの本文テキストなど、より長いテキスト・セクションで使用されます。ただし、作成者がテキストにフォーマット設定を適用できないようにする場合は、テキスト要素を使用します。

データ入力要素

数値の保管には数値要素が使用されます。

日付要素を使用すると、コンテンツ作成者がプロモーションやイベントなどに日付、時間、あるいはその両方を指定できます。

リンク要素を使用すると、コンテンツ作成者が外部のサイトやページへのリンクを追加できます。

場所要素を使用すると、コンテンツ作成者が 10 進数表記の度数を使用して場所の緯度と経度を定義できます。開発者は場所要素にカスタム・ユーザー・インターフェースを追加し、ユーザーが地図上から場所を選択することを可能にします。

物理要素 (イメージ、ビデオ、ファイル)

ファイル要素を使用すると、コンテンツ作成者はコンテンツを強化するためのファイルをアップロードできます。デフォルトでは、ファイル・フィールドにはあらゆるファイル・タイプを追加できます。しかし、ハブ・マネージャーはファイル・フィールドを特定のファイル・タイプに制限できます。

イメージ要素は、コンテンツ作成者がイメージを追加、編集、およびアップロードするための場所として追加します。デフォルトでは、イメージ・フィールドには jpg、jpeg、png、gif、svg などのあらゆる有効なイメージ・タイプを追加することができます。ハブ・マネージャーはイメージ要素を特定のイメージ・ファイル・タイプに制限できます。

ビデオ要素を使用すると、作成者がコンテンツにビデオを追加できます。デフォルトでは、ビデオ・フィールドには mp4 ファイルや mov ファイルなど、有効なあらゆるビデオ・タイプを追加できます。ハブ・マネージャーは、ビデオ要素を特定のビデオ・ファイル・タイプに制限できます。

カテゴリー要素

この要素を使用すると、作成者はコンテンツを分類し、ユーザーが検索やフィルターを使用してコンテンツを見つけられるようにできます。作成者が使用できるカテゴリーを決定してください。

オプション選択と切り替え要素

オプション選択要素を使用します。必要な数のオプションを定義できます。

例えば、作成者がいくつかのコンテンツのテキスト色を選択できるようにする要素を作成します。各オプション・ラベルはコンテンツ・フォーム上で作成者に表示される内容を表し、値はコンテンツ・アイテムに格納される内容です。ラベルが blue、16 進値が #0000ff のオプションなどが考えられます。

より簡単なオプションにするには、切り替え要素を使用して、作成者が「はい」または「いいえ」などの 2 つのオプションから選択できるようにします。

参照要素

参照要素を使用すると、コンテンツ作成者が他のコンテンツ・アイテムにリンクできるようになります。参照要素を特定のコンテンツ・タイプに制限することで、作成者が選択できるアイテムを制限できます。

カスタム要素とは何ですか?

ハブ・マネージャーと管理者は、要素パレット内に表示されるコンテンツ・タイプを作成できます。これらの特殊なコンテンツ・タイプはカスタム要素と呼ばれ、要素のセットがハブ内の複数の場所で再利用される場合に役立ちます。

例えば、アドレスの詳細を記録するテキスト要素のセットを 1 つの要素グループとして保存し、この要素グループを他のコンテンツ・タイプで再利用することができます。

カスタム要素を作成するには、最初にコンテンツ・タイプを作成し、次に新規要素タイプに含めるすべての要素を追加および構成します。その後、「情報」タブから「これはカスタム要素です」を選択します。これで、新規要素を要素パレット内で使用できるようになり、他のコンテンツ・タイプに追加できます。カスタム要素は、「コンテンツの作成」メニューに含まれません。

カスタム要素は、他のコンテンツ・タイプで再利用できる単一または複数の要素のデフォルト構成設定を保存するためにも使用されます。

カスタム・ユーザー・インターフェース拡張機能を追加するにはどうすればよいですか?

カスタム・ユーザー・インターフェース拡張機能は、コンテンツ・アイテム・フォームで要素が機能する方法を定義します。外部システムのコンテンツを表示するように要素を構成できます。例えば、「コマース」のコンテンツをコンテンツ・フォームのドロップダウン・オプションとして表示できます。

管理者またはマネージャーは、要素の「カスタム表示」タブ内の「要素のカスタム・ユーザー・インターフェースを提供します」フィールドにカスタム・ユーザー・インターフェース .../index.html ファイルを追加できます。index.html のパスを取得するには、開発者にお問い合わせください。

カスタム・ユーザー・インターフェース設定を含めることにより、ドロップダウンやグラフ要素などのカスタマイズされた要素をコンテンツ・フォームに追加できます。カスタム・ユーザー・インターフェースは、コンテンツ・オーサリング・フォーム内の要素の表示および機能を定義するために使用できます。

開発者は、カスタム・ユーザー・インターフェースを作成し、それをカスタム要素として Watson™ Content Hub 要素パレットに追加します。その後、管理者またはマネージャーは、カスタム要素をコンテンツ・タイプに追加します。カスタム・ユーザー・インターフェースについて詳しくは、カスタム・ユーザー・インターフェースを参照してください。