デバッグ・レベル

デバッグ・レベルを使用して、Directory Server インスタンスのデバッグ・トレースを取得する際の適切なデバッグ・レベルを示します。

サーバー・ユーティリティーをデバッグ・モードで実行するときは、デバッグ・トレースを取得するために ldtrc ユーティリティーが実行されている必要があります。 クライアント・ユーティリティーでは ldtrc ユーティリティーは必要ありません。 例えば、Directory Server インスタンス myinstに対してデバッグ・モードで idscfgdb コマンドを実行するには、以下のコマンドを発行します。

ldtrc on
idscfgdb -I myinst -d debuglevel

指定されたデバッグ・レベルの値によって、生成するデバッグ出力のカテゴリーが決まります。

表 1. デバッグ・カテゴリー
16 進数 10 進数 説明
0x0001 1 LDAP_DEBUG_TRACE ルーチンの入り口と出口
0x0002 2 LDAP_DEBUG_PACKETS パケット・アクティビティー
0x0004 4 LDAP_DEBUG_ARGS 要求からのデータ引数
0x0008 8 LDAP_DEBUG_CONNS 接続アクティビティー
0x0010 16 LDAP_DEBUG_BER データのエンコードとデコード
0x0020 32 LDAP_DEBUG_FILTER 検索フィルター
0x0040 64 LDAP_DEBUG_MESSAGE メッセージング・サブシステムのアクティビティーとイベント
0x0080 128 LDAP_DEBUG_ACL アクセス制御リストのアクティビティー
0x0100 256 LDAP_DEBUG_STATS 操作統計
0x0200 512 LDAP_DEBUG_THREAD スレッド統計
0x0400 1024 LDAP_DEBUG_REPL 複製統計
0x0800 2048 LDAP_DEBUG_PARSE 解析アクティビティー
0x1000 4096 LDAP_DEBUG_PERFORMANCE リレーショナル・バックエンドのパフォーマンス統計
0x2000 8192 LDAP_DEBUG_RDBM リレーショナル・バックエンドのアクティビティー
0x4000 16384 LDAP_DEBUG_REFERRAL 参照アクティビティー
0x8000 32768 LDAP_DEBUG_ERROR エラー状態
0xffff 65535 LDAP_DEBUG_ANY すべてのデバッグ・レベル

例えば、ビット・マスク値 65535 を指定すると、コマンドでフル・デバッグ出力がオンになり、最も詳細な情報が生成されます。

デバッグ出力の解釈および問題の解決についての支援が必要な場合は、 IBM® サービスに連絡してください。

デバッグを完了したら、次のコマンドを発行して ldtrc ユーティリティーを非アクティブにします。

ldtrc off