データ・セット属性データベース機能のデータ収集の最適化
以下のガイドラインに従って、データ・セット属性データベース機能の使用を 最適化します。
- マルチシステムの共用ハード・ディスク環境では、データ・セット属 性の収集を、接続されているシステム内のいずれか 1 つのシステム上でのみ 有効にします。実働システム以外のシステム上で有効にすることが理想的 です。 この方法では、複数のシステム上で同一のデータ・セット・スペース情報が収集されることを回避できるとともに、データ収集の作業を負荷の最も低いシステム上で実行できます。
- ユーザー作成の照会およびワークスペースではなく、製品に付属の照会およびワーク スペースを使用します。これは、製品に付属の照会やワークスペースのほ うが、最高のパフォーマンスを提供するように作成および調整されているた めです。 非常に多数のデータ・セットを検査して述部を解決する必要がある場合、 ユーザー定義の照会では大幅なオーバーヘッドを引き起こすことがあります。
- データ・セットの詳細表に対するユーザー作成のシチュエーションは、 データ・セット・データベース全体に対して実行されます。 シチュエーションのサンプリング間隔を、 データ・セット属性データベースの収集サイクルよりも小さい値に設定しないでください。 これは、データベース内の属性が、データ・セット属性データベースの収 集サイクルの値よりも頻繁に更新されることはないためです。
- OMEGAMON® for Storage バージョン 4.2.0 暫定フィーチャー 2.0 では、関連している一連のデータ・セットを論理的にグループ化するために、データ・セット属性グループを定義することができます。グループを作成する際は、グループを構成するデータ・セットの数が制限されるように、プロパティーおよび属性を定義します。 データ・セット属性データベース内の多数のデータ・セットがグループの基準に一致する場合や、多数のデータ・セットを検査して基準に一致するかどうかを判別する必要がある場合、このアクティビティーでは、処理、ネットワーク、およびスペースのリソースが過度に必要になることがあります。
- VSAM データ・セットは、通常、「データ・セット属性データベース」ワークスペース内のそのクラスター名の下で報告されます。 データ・セットにはクラスター・コンポーネント、データ・コンポーネント、および索引コンポーネントが含まれていますが、これらのコンポーネントは「データ・セット属性データベース」ワークスペース内で、単一のデータ・セットとしてカウントされます。 また、データ・セットを表すために表のビューに表示されるのは、クラスター・コンポーネント名のみです。 グループ内の「総データ・セット数」を示すカウンターでは、単一の VSAM データ・セットがカウントされるのは 1 回のみです。 VSAM データ・セットがマイグレーションされた後、クラスター、データ、および索引の各コンポーネントは、「データ・セット属性データベース」ワークスペースによって、個別のデータ・セットとして扱われます。 各コンポーネントは、表のビューの別個の行に表示されます。 マイグレーション前のカウントとは異なり、グループ内の「総データ・セット数」を示すカウンターでは各コンポーネントが別個にカウントされるため、データ・セット数が増加します。 この相違は、VSAM データ・セットのマイグレーション後にそのデータ・セットのカタログ・エントリーが変更されることが原因で発生します。 カタログ・エントリーの変更は、不正確なカウントの原因となります。 実際に、カタログ検索索引では、これらのコンポーネント名はタイプ「A」(非 VSAM データ・セット) として報告されます。