「データ・セットの REPRO」ダイアログ・ボックス

このダイアログ・ボックスでは、Tivoli® Enterprise Portal で選択したデータ・セットに対して IDCAMS REPRO 要求を発行します。 このダイアログ・ボックスの「オプション」タブの「REPRO」タブと「マージ/DBCS」タブにオプションが表示されます。

ダイアログ・ボックスの標準的な機能については、ストレージ・ツールキットのダイアログ・ボックスの標準タブを参照してください。 このトピックは、 ストレージ・ツールキットで使用されるコマンドについての参照情報へのリンクを含みます。

表 1. ストレージ・ツールキットの「データ・セットの REPRO」ダイアログ・ボックスで使用可能な IDCAMS REPRO オプション、1/2 -「REPRO」タブ
オプション 説明
「ターゲット・データ・セット」セクション 「完全修飾データ・セット」フィールドにターゲット・データ・セットの完全修飾名を指定します。
「ソース・データ・セット・コピーのオプション」セクション
ボリューム項目 このオプションを使用して、テープ・ボリューム・カタログを別のテープ・ボリューム・カタログにコピー/マージします。 このフィールドで、マージまたはコピーするソース・テープ・ボリューム・カタログの項目を指定します。
エラー制限 失敗制限をこのフィールドに入力します。 このパラメーターを使用して、REPRO コピーで許容できるエラーの最大数を設定します。
置換 ソース・クラスターをターゲット・クラスターにコピーするときに、ソース・クラスターのレコードでターゲット・クラスターのレコードを置換することを指定する場合に、このオプションを選択します。
再利用 ターゲット・データ・セットを再利用可能なデータ・セットとして開く場合にこのオプションを選択します。 このパラメーターは、VSAM データ・セットでのみ有効です。
REPRO 範囲属性 レコードの「開始/終了」範囲、「スキップ/数」範囲、または「すべて」を選択します。
  • 開始/終了: 範囲の種類として「開始/終了」を選択した場合は、以下の値を 指定します。
    • 範囲の種類: このドロップダウン・リストには、次のオプションが表示されます。
      • キー: コピーする最初と最後のレコードのキーを指定します。
      • アドレス: コピーする最初と最後のレコードの相対バイト・アドレス (RBA) を指定します。
      • 番号: コピーする最初と最後のレコードの相対レコード番号を指定します。
    • 開始および終了フィールド: 指定した「範囲の種類」に対応する値を以下のように入力します。
      • 類似のキー名を持つ複数の項目をターゲットにするには、 先頭の文字ストリングの後にワイルドカード文字 (*) を指定します。
      • その他の有効な範囲値は 10 進数、16 進数、および 2 進数の数値です。
  • スキップ/数: 範囲の種類として「スキップ/数」を選択した場合は、以下の値を指定します。
    • スキップするレコードの数: ゼロ (0) がデフォルトです。
    • コピーするレコードの数: コピーする後続レコードの数。 デフォルトでは、スキップするレコード以外のすべてのレコードがコピーされます。
  • すべて: すべてのレコードをコピーします。
すべてのレコードをコピーするには、「すべて」を選択するか、「開始/終了」および「スキップ/数」ラジオ・ボタンのいずれかを選択して、その他のフィールドをブランクのままにします。
表 2. ストレージ・ツールキットの「データ・セットの REPRO」ダイアログ・ボックスで使用可能な IDCAMS REPRO オプション、2/2 -「マージ/DBCS」タブ
オプション 説明
「項目のマージ」セクション MERGECAT: 「DBCS サポートを使用する」が選択されている場合はこのオプションを選択できません。 ソース・カタログ項目をターゲット・カタログ項目にマージし、マージ操作が正常に完了したらソース・カタログからマージされた項目を削除することを指定する場合は、「MERGECAT」を選択します。

マージする項目は、「項目」(項目名または総称名) のリストまたは単一の修飾「レベル」のいずれかとして指定できます。

  • 項目」フィールドで名前および総称名のリストを指定し、マージするすべての項目と一致させることができます。 ENTRIES パラメーターに汎用名を使用する場合、項目には、コマンドに指定されている修飾子とは別に 1 つの修飾子が必要です。
  • レベル」値を指定して、その修飾レベルに一致するすべての項目をマージすることができます。
DBCS サポートを使用する 論理レコード・データに DBCS 文字が含まれていることを指定する場合にこのオプションを使用します。 REPRO コマンドでは、DBCS データが DBCS 基準を満たしているかどうかが検査されます。 このパラメーターは MERGECAT と一緒に指定できません。
「スキップ」セクション このセクションの「DBCS 検査のスキップ」オプションは、REPRO コマンドの実行時に「オフセット 1」「オフセット 2」の間の文字を、DBCS 基準に突き合わせて検査しないことを指定するときに使用します。 ここで、オフセット 1オフセット 2 の複数のペアを指定できます。
  • オフセット 1 コピーする論理レコードの中の検査中断開始位置のバイト・オフセットを示します。検査は「オフセット 2」の位置まで中断されます。
  • オフセット 2 コピーする論理レコードの中の検査中断終了位置のバイト・オフセットを示します。検査はこのオフセットの後から再開されます。 「オフセット 2」「オフセット 1」よりも大きい値でなければなりません。
DBCS 検査なし: DBCS 検査を無効にする場合にこのオプションを選択します。
「シフト」セクション このセクションでは DBCS シフトを挿入することを指定します。 オフセットを指定するには、「シフト挿入」を選択します。 SO 文字と SI 文字がない場合は、シフト値を指定する必要があります。 (デフォルトでは、論理レコードに SO 文字と SI 文字が既に含まれているものと想定されます。したがって、REPRO コマンドでは DBCS データが DBCS 基準を満たしていることを確認するため、コピー中に検査が実行されます。)
  • オフセット 1 コピーする論理レコードの中で、その直前に SO 文字が挿入されるバイト・オフセットを示します。
  • オフセット 2 コピーする論理レコードの中で、その直後に SI 文字が挿入されるバイト・オフセットを示します。 「オフセット 2」「オフセット 1」よりも大きく、この 2 つの値の差が奇数でなければなりません。
論理レコード全体に DBCS 文字のみが含まれていることを指定するには、「すべて挿入」を選択します。