「HSM 要求取り消し」ダイアログ・ボックス

このダイアログ・ボックスでは、アクティブな、またはキューに入っている DFSMShsm (「HSM」) 要求を取り消す「HSM 要求取り消し」コマンドを実行します。 ストレージ・ツールキットの他のダイアログ・ボックスとは異なり、「HSM 要求取り消し」コマンド・ダイアログ・ボックスには「オプション」タブが表示されません。 このアクションには、設定する HSM コマンド・パラメーター・オプションはありません。

ダイアログ・ボックスの標準的な機能については、ストレージ・ツールキットのダイアログ・ボックスの標準タブを参照してください。 このトピックは、 ストレージ・ツールキットで使用されるコマンドについての参照情報へのリンクを含みます。

「HSM 要求取り消し」機能へのアクセス

「HSM 要求取り消し」機能は、OMEGAMON® for Storage on z/OS® の「DFSMShsm 状況」ワークスペースから使用できます。 この機能にアクセスして使用するには、次の手順に従います。
  1. ナビゲーターで「DFSMShsm 状況」ワークスペースに移動します。
  2. 「DFSMShsm 機能の状況レポート」表の行の左側にある青のリンク・アイコンのうちの 1 つをクリックして、「DFSMShsm 要求の詳細」ワークスペースにアクセスします。 このワークスペースの「DFSMShsm 要求」ビューに、HSM 要求のリストが表示されます。

    または

    「DFSMShsm ホスト詳細」、「HSMplex CRQplex 詳細」、または「CRQplex 詳細」ワークスペースから「CRQplex 要求」ワークスペースにアクセスします。 「CRQplex 要求」ワークスペースには「CRQplex 要求レポート」ビューが含まれます。

  3. 「DFSMShsm 要求」ビューまたは「CRQplex 要求レポート」ビューで、取り消す行 (HSM コマンド) を 1 つ以上選択します。

    必要に応じて、Control (Ctrl) キーを押しながら複数の行をクリックします。

  4. 選択した行を右クリックします。コンテキスト・メニューが表示されます。
  5. 「HSM 要求取り消し」を選択します。 「HSM 要求取り消し」ダイアログ・ボックスが表示されます。
    注: 選択したすべての項目がキューに入っているかまたはアクティブな場合に、このメニュー項目が使用可能になります。 HSM 要求がキューに入っている場合、ツールキット要求は、HSM 要求の発信元システムで実行されます。 HSM 要求がアクティブになっている場合、ツールキット要求は、HSM 要求が処理されているシステムで実行されます。 選択した項目の中に状態が「完了」「異常終了」、または「キャンセル」の項目がある場合、このメニューは使用できません。
  6. 必要に応じて、このダイアログ・ボックスの「一般」タブ、「スケジューリング」タブおよび「JCL」タブのフィールドにオプションを入力します。 ストレージ・ツールキットのダイアログ・ボックスの標準タブに、これらのタブの説明を示します。

    JCL」タブの「JCL JOB カードの置換」フィールドを使用して、このジョブに固有のジョブ ID を割り当てます。 この操作を行わないと、HSM の取り消し要求を処理するために実行依頼されるバッチ・ジョブは、そのジョブ ID で現在実行されているすべてのジョブが完了するまで実行されません。

  7. ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックして設定を確認します。 確認ダイアログ・ボックスが表示されます。
  8. 確認ダイアログに表示される警告を読み、適切な場合は「OK」をクリックします。
詳しくは、HSM 要求取り消しに関する警告を参照してください。

HSM 要求取り消しに関する警告

HSM 要求を取り消すと、悪影響が生じる可能性があります。 このセクションでは、HSM 要求を取り消す前に検討すべき事項を説明します。 これらの事項について詳しくは、「z/OS DFSMShsm ストレージ管理リファレンス」(http://publibz.boulder.ibm.com/epubs/pdf/dgt2s440.pdf) を参照してください。

  • アクティブなタスクと停止タスク: 「HSM 要求取り消し」機能は、アクティブな HSM タスクが中断している場合に使用するためのものです。 実際には完了に向けて処理が進行中の HSM タスクを取り消すと、意図しない結果を引き起こす可能性があります。
  • 取り消し後のフォローアップ・アクティビティーの必要性: HSM RECOVER REPLACE コマンドを取り消した場合は、HSM RECOVER コマンドを再実行する前に、ターゲット・データ・セットの再割り振りと再カタログが必要です。
  • 出力テープの両面出力を実行する場合: 出力テープの両面出力時には、HSM BACKDS 処理に制約があります。 環境によっては、処理が停止します。 元のテープと磁気テープ・ドライブを解放するために DFSMShsm を取り消す必要があります。
  • バックアップ・タスク: 中断している HSM ジャーナル・バックアップ・タスクを取り消す前に、すべてのアクティブな HSM CS バックアップ・タスクが完了するまで待機します。 HSM CDS バックアップ・タスクも中断している場合は、中断している HSM ジャーナル・バックアップ・タスクを取り消す前に、HSM CDS バックアップ・タスクを取り消します。
  • 共通再呼び出しキュー要求: 共通再呼び出しキューに入っている HSM 要求を取り消すときには、該当の z/OS システム (これは、ナビゲーターで表示している z/OS システムとは異なる可能性があります) で HSM 取り消しコマンドが実行されます。 CRQ 要求が待機状況になっている場合、HSM 取り消しコマンドは要求の発信元 z/OS イメージで実行されます。 CRQ 要求がアクティブになっている場合、HSM 取り消しコマンドは要求が処理されている z/OS システムで実行されます。 このコマンドの結果を表示するには、取り消しコマンドが実行された z/OS システムにある Tivoli® Enterprise Portal ストレージ・ツールキット・ノードにナビゲートする必要があります。