キャッシュ・デバイス

キャッシュ・デバイスの各属性は、論理ボリュームのキャッシュ状況およびキャッシュ・パフォーマンスの両方の情報を提供します。

平均論理読み取り量 (KB): キャッシュ間隔において、論理ボリュームから読み取られた 1 秒当たりの平均キロバイト数。

平均論理書き込み量 (KB): キャッシュ間隔において、論理ボリュームに書き込まれた 1 秒当たりの平均キロバイト数。

平均論理読み取り時間: キャッシュ間隔において、1 回の入出力で論理ボリュームからの読み取りに使用された平均時間 (ミリ秒単位)。

平均論理書き込み時間: キャッシュ間隔において、1 回の入出力で論理ボリュームへの書き込みに使用された平均時間 (ミリ秒単位)。

平均物理読み取り応答時間: キャッシュ間隔において、1 回の操作で物理ディスクからの読み取りに使用された平均時間 (ミリ秒単位)。

平均物理書き込み応答時間: キャッシュ間隔において、1 回の操作で物理ディスクへの書き込みに使用された平均時間 (ミリ秒単位)。

バイパス・キャッシュ率: この間隔中にキャッシュをバイパスした入出力の割合。 入出力要求は直接 DASD に送信されます。 トラックがキャッシュから読み取られたり、キャッシュにプロモートされたりすることはありません。 また、LRU リスト内のそれらの項目が更新されることもありません。

キャッシュ状況: このデバイスが接続されているサブシステムのキャッシュ状況。 「アクティブ」は、このサブシステムのキャッシュがアクティブであること を意味します。 「非アクティブ」は、このサブシステムのキャッシュが使用不可であること を意味します。

キャッシュから DASD への総トラック数: キャッシュ間隔中にキャッシュから物理ディスクに書き込まれたトラックの数。 この値は、チャネルからキャッシュへのデータの移動に従い、非同期に取得されます。

キャッシュから DASD への 1 秒当たりのトラック数: キャッシュ間隔中にキャッシュから物理ディスクに書き込まれるトラックの 1 秒当たりのレート。 この値は、チャネルからキャッシュへのデータの移動に従い、非同期に取得されます。

CFW 読み取り率: 直前のキャッシュ高速書き込みにより、キャッシュから充足された読み取り要求の割合。

CFW 書き込み率: この間隔において、キャッシュ高速書き込みであったすべての入出力の割合。 キャッシュ高速書き込みを使用すると、データはキャッシュにのみ書き込まれます。 データは後で DASD に書き込まれます。 CFW は、データが不揮発性ストレージ (NVS) に書き込まれないという点で、DASD 高速書き込みとは異なります。

チャネル索引: このデバイスの接続先であるチャネル・パスを識別するチャネル・パス ID。

チャネル・パス ID 1: このデバイスに接続している 1 つのチャネル・パスのチャネル・パス ID (10 進数)。

チャネル・パス ID 2: このデバイスに接続している 1 つのチャネル・パスのチャネル・パス ID (10 進数)。

チャネル・パス ID 3: このデバイスに接続している 1 つのチャネル・パスのチャネル・パス ID (10 進数)。

チャネル・パス ID 4: このデバイスに接続している 1 つのチャネル・パスのチャネル・パス ID (10 進数)。

チャネル・パス ID 5: このデバイスに接続している 1 つのチャネル・パスのチャネル・パス ID (10 進数)。

チャネル・パス ID 6: このデバイスに接続している 1 つのチャネル・パスのチャネル・パス ID (10 進数)。

チャネル・パス ID 7: このデバイスに接続している 1 つのチャネル・パスのチャネル・パス ID (10 進数)。

チャネル・パス ID 8: このデバイスに接続している 1 つのチャネル・パスのチャネル・パス ID (10 進数)。

制御装置モデル: このデバイスの接続先である制御装置の型式番号。

DASD からキャッシュへの 1 秒当たりの非プロモート数: フリー・キャッシュ・セグメントが使用不可であったためにトラックをキャッシュにプロモート (コピー) しなかった操作の 1 秒当たりのレート。

DASD からキャッシュへの非プロモート数: フリー・キャッシュ・セグメントが使用不可であったためにトラックをキャッシュにプロモート (コピー) しなかった操作の数。

DASD からキャッシュへの総トラック数 (非順次): キャッシュ間隔中に、非順次入出力操作によって、物理ディスクからキャッシュに読み取られたトラックの数。

DASD からキャッシュへの総トラック数 (順次): キャッシュ間隔中に、順次入出力操作によって、物理ディスクからキャッシュに読み取られたトラックの数。

DASD からキャッシュへの総トラック数: キャッシュ間隔中に、入出力操作によって、物理ディスクからキャッシュに読み取られたトラックの数。

DASD からキャッシュへの 1 秒当たりのトラック数: キャッシュ間隔中に、入出力操作によって、物理ディスクからキャッシュに読み取られたトラックの 1 秒当たりのレート。

DASD からキャッシュへの 1 秒当たりのトラック数 (非順次): キャッシュ間隔中に、非順次入出力操作によって、物理ディスクからキャッシュに読み取られたトラックの 1 秒当たりのレート。

DASD からキャッシュへの 1 秒当たりのトラック数 (順次): キャッシュ間隔中に、順次入出力操作によって、物理ディスクからキャッシュに読み取られたトラックの 1 秒当たりのレート。

デバイス・アドレス: このデバイスの物理アドレスを定義する 4 桁の 16 進数字。 装置または装置アドレスともいいます。

デバイス・アドレス (16 進): このデバイスの 4 桁の 16 進アドレス。

DFW ヒット率: DASD にアクセスせずにキャッシュから充足された DASD 高速書き込みの割合。 DASD 高速書き込みは、キャッシュおよび不揮発性ストレージ (NVS) の両方に書き込まれます。

DFW 再試行率: 不揮発性ストレージ (NVS) の制約のために完了しなかった DASD 高速書き込み操作の割合。

DFW 状況: このボリュームの DASD 高速書き込み機能の状況。 値は、「アクティブ」、「非アクティブ」、「不明」、「タイムアウト」です。

エクステント・プール ID: エクステント・プールの ID。

入出力数: キャッシュ収集間隔中の、デバイスへのキャッシュ候補の入出力の数。

キャッシュ禁止率: チャネル・プログラムでキャッシュ・ロード禁止モードを設定し、データがキャッシュされないようにした入出力要求の割合。 データがすでにキャッシュに入っている場合、要求はキャッシュから充足されます。

LCU 番号 (16 進): このデバイスの論理制御装置番号 (16 進数)。 LCU とは、単一の制御装置 (接続デバイスの有無は問わない)、またはデバ イスを共用する制御装置のグループのいずれかの論理表記です。

論理制御装置索引: このデバイスの接続先 LCU の番号。 LCU とは、単一の制御装置 (接続デバイスの有無は問わない)、またはデバ イスを共用する制御装置のグループのいずれかの論理表記です。

論理読み取り数 (KB): キャッシュ間隔において、論理ボリュームから読み取られたキロバイトの総数。

総論理書き込み KB: キャッシュ間隔において、論理ボリュームに書き込まれたキロバイトの総数。

論理読み取り時間: キャッシュ間隔において、論理ボリュームからの読み取りに使用された時間の長さ (ミリ秒単位)。

論理書き込み時間: キャッシュ間隔において、論理ボリュームへの書き込みに使用された時間の長さ (ミリ秒単位)。

管理対象システム: このシステムの SMS 名。

物理デバイス: このデバイスの物理デバイス・タイプの ID。

物理読み取り率 (KB): キャッシュ間隔において、物理ディスクから読み取られた 1 秒当たりのキロバイト数。

総物理読み取り数 (KB): キャッシュ間隔において、物理ディスクから読み取られたキロバイト総数。

物理書き込み率 (KB): キャッシュ間隔において、物理ディスクに書き込まれた 1 秒当たりのキロバイト数。

総物理書き込み KB: キャッシュ間隔において、物理ディスクに書き込まれたキロバイト総数。

物理読み取り率: キャッシュ間隔における、物理ディスクからの 1 秒当たりの入出力読み取り操作の比率。

総物理読み取り数: キャッシュ間隔における、物理ディスクからの入出力読み取り操作の総数。

物理書き込み率: キャッシュ間隔における、物理ディスクへの 1 秒当たりの入出力書き込み操作の比率。

総物理書き込み数: キャッシュ間隔における、物理ディスクへの入出力書き込み操作の総数。

RAID フラグ: RAID デバイスのタイプを示します。

読み取りヒット率: キャッシュでヒットした読み取り要求の割合。

読み取り入出力数: このデバイスに対する読み取り要求の数。

読み取り入出力率: 読み取り要求である入出力要求の割合。

半導体デバイス: 論理ボリュームが半導体物理デバイスによってバックアップされるかどうかを示します。

SSID 索引: 製品の索引付けに使用される SSID のフルワード表記。

ストレージ装置 ID: デバイスのストレージ装置 ID (タイプ - モデル - シリアル番号)。

ストレージ・グループ索引: このボリュームが所属するストレージ・グループの索引。 ストレージ・グループとは、DASD デバイスのグループ化に使用される SMS 構成であり、データ保管の物理的要件と論理的要件を分離するために使用します。

ストレージ・グループ名: このボリュームが所属するストレージ・グループの名前。 ストレージ・グループとは、DASD デバイスのグループ化に使用される SMS 構成であり、データ保管の物理的要件と論理的要件を分離するために使用します。

サブシステム ID (16 進): このデバイスに関連付けられたサブシステム ID。

サブシステム ID セレクター: データの要求対象となる物理ボリュームの範囲を制限するインデックス。

サブシステム ID: 3990 またはそれと同等のストレージ制御機構の識別に使用される 2 バイトの固有値。

タイム・スタンプ: このデータが収集された日時を表します。

合計物理読み取り応答時間: キャッシュ間隔における、物理ディスクからの読み取りの合計時間 (ミリ秒単位)。

合計物理書き込み応答時間: キャッシュ間隔における、物理ディスクへの書き込みの合計時間 (ミリ秒単位)。

ユーザー・グループ索引: ユーザー DASD グループを使用すると、VOLSER とデバイス・アドレスによって DASD ボリュームのグループを定義できるようになります。ワイルドカード文字を使用して、総称 VOLSER とデバイス (パターン) を指定することもできます。

ボリューム: ディスク・デバイスのボリューム通し番号。

書き込みヒット率: 物理ドライブにアクセスせずに充足された入出力書き込み操作の割合。 これは、DASD 高速書き込みまたはキャッシュ高速書き込み機能の結果として生じます。 DASD 高速書き込みは、それをサポートするコントローラーではデフォルトです。 キャッシュ高速書き込みは、チャネル・プログラムのエクステント定義コマンドで要求されます。

書き込み入出力数: このデバイスの書き込み要求の数。

zHPF プリフェッチ・ヒット率: 物理的なディスク・デバイスにアクセスすることなくデータが返された zHPF プリフェッチ要求の比率 (小数点以下 1 桁までのパーセント)。

zHPF プリフェッチ・ヒット数: 物理的なデバイス・メディアにアクセスすることなく要件が満たされた zHPF プリフェッチ入出力要求の数。

zHPF プリフェッチ要求数: 現在のモニター間隔における、このデバイスに対する zHPF プリフェッチ要求の数。

1 秒当たりの zHPF 読み取り入出力: 1 秒当たりの zHPF 読み取り入出力要求の比率 (小数点以下 1 桁までのパーセント)。

zHPF 読み取り入出力要求数: 現在のモニター間隔における、このデバイスに対する zHPF 読み取り入出力要求の数。

zHPF 要求の比率: zHPF を使用するキャッシュ入出力要求の比率 (小数点以下 1 桁までのパーセント)。

1 秒当たりの zHPF 書き込み入出力: 1 秒当たりの zHPF 書き込み入出力要求の比率 (小数点以下 1 桁までのパーセント)。

zHPF 書き込み入出力要求数: 現在のモニター間隔における、このデバイスに対する zHPF 書き込み入出力要求の数。