収集例

以下のデータ収集の間隔を設定します。
表 1. データ収集間隔の設定例
間隔のタイプ 期間 (分)
リアルタイム・データ収集 5
短期ヒストリカル・データ収集 15
長期ウェアハウジング 60

上記のように設定した間隔に基づくリアルタイム・データ収集は、以下のようになります。

表 2. リアルタイム・データ収集スケジュールの例
時間 リアルタイム・データ収集
1:57 最初のデータ行 (798 バイト) を収集。
2:02 2 番目のデータ行を収集 (最初のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:07 3 番目のデータ行を収集 (2 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:12 4 番目のデータ行を収集 (3 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:17 5 番目のデータ行を収集 (4 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:22 6 番目のデータ行を収集 (5 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:27 7 番目のデータ行を収集 (6 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:32 8 番目のデータ行を収集 (7 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:37 9 番目のデータ行を収集 (8 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:42 10 番目のデータ行を収集 (9 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:47 11 番目のデータ行を収集 (10 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:52 12 番目のデータ行を収集 (11 番目のデータ行が置き換えられて破棄されます)。
2:57 リアルタイム・データ収集の次のサイクルを開始。

上記のように設定した間隔に基づく短期ヒストリカル・データ収集は、以下のようになります。

表 3. 短期ヒストリカル・データ収集スケジュールの例
時間 短期ヒストリカル・データ収集
1:58 収集を開始。
2:00 最新のリアルタイム収集を使用して、最初のデータ行 (816 バイト) を保管。
2:15 最新のリアルタイム収集を使用して、2 番目のデータ行 (816 バイト) を保管。
2:30 最新のリアルタイム収集を使用して、3 番目のデータ行 (816 バイト) を保管。
2:45 最新のリアルタイム収集を使用して、4 番目のデータ行 (816 バイト) を保管。
3:00 最新のリアルタイム収集を使用して、5 番目のデータ行 (816 バイト) を保管。

1 時間ごとに、ウェアハウス・プロキシー・エージェントがデータのすべての行を、IBM® Tivoli® Data Warehouse が維持する長期ヒストリカル・データとしてデータベースに転送します。収集されるデータの量 (バイト数) を算出するための式は、4 x 816 x n です。この式の n は、全データ・セット・グループ内のデータ・セットの総数を表します。