IBM InfoSphere QualityStage と AddressDoctor を使用した住所標準化

住所クレンジングと住所標準化は、エンティティー解決の処理を最適化するために、住所情報の修正および標準化を可能にするパイプライン処理です。IBM® InfoSphere^TM Identity Insight のこの新機能により、AddressDoctor®、IBM InfoSphere Information Server、IBM InfoSphere DataStage®、および IBM WebSphere® QualityStage^TM など、業界標準の住所データ標準化ソリューションを使用できるようになります。

AddressDoctor が提供する住所標準化モジュールのサポートによって、Worldwide Address Verification and Enhancement System (WAVES) など、他のモジュールとの依存関係と制限が解消されます。AddressDoctor 住所標準化モジュールは、DataStage と QualityStage 住所検証インターフェース (QS-AVI) を用いることで、Identity Insight エンティティーの解決に使用できます。QualityStage は IBM Information Server のコンポーネントです。

AddressDoctor® には次の利点があります。

240 を超える国と地域をサポートします。
ストリート・レベルで広い範囲を対象とします。
ユニコードに対応し、主な文字セットをすべてサポートします。
文字変換があります。
住所がどれぐらい到達可能かを示す検証状況を提供します。
地域の郵便規格に対応するフォーマットを提供します。

AddressDoctor と QS-AVI の実装は簡単なタスクではありません。実装の支援について、IBM 担当員に問い合わせることをお勧めします。