IBM i システムまたは IBM i 論理区画で使用するためのディスク・ドライブまたはソリッド・ステート・ドライブの構成

新しく取り付けたディスク・ドライブまたはソリッド・ステート・ドライブ (SSD) を環境に合わせて構成するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. 構成されていないドライブを表示するには、以下の手順を実行します。
    1. 必要な場合は、IBM® i セッションのコマンド行で strsst と入力して、システム保守ツール (SST) を開始し、Enter キーを押します。
    2. 「保守ツールの開始 (STRSST) サインオン (Start Service Tools (STRSST) Sign On)」画面で、保守ツールのユーザー ID および保守ツールのパスワードを入力して、Enter キーを押します。

      保守ツールのパスワードは大文字小文字が区別されます。

    3. 「ディスク装置の処理」 > 「ディスク構成の表示」 > 「非構成装置の表示 (Display non-configured units)」を選択します。取り付けたドライブがリストされています。シリアル番号は、記録した (下 4 桁の) シリアル番号と一致している必要があります。
      注: 新規ドライブがリストに表示されるまでには 5 分ほどかかることがあります。ドライブがリストにない場合は、それらのドライブが適切に取り付けられているか確認してください。
    4. F12 を 2 回押して、「ディスク装置の処理」画面に戻ります。
  2. 以下のオプションから選択してください。
    • デバイス・パリティー保護を使用して新規ドライブを構成するには、ステップ 3 に進みます。
    • ミラー保護を使用して新規ドライブを構成するには、ステップ 4 に進みます。
    • ホット・スペア保護を使用して新規ドライブを構成するには、ステップ 5 に進みます。
  3. IBM i デバイス・パリティー保護を指定してドライブを構成するには、以下の手順を実行します。
    1. 「ディスク構成の処理」 > 「デバイス・パリティー保護の処理」を選択します。
    2. 設定するデバイス・パリティーのタイプを RAID-5RAID-6、または RAID-10 から選択します。ホット・スペア・ディスク保護を選択することもできます。
      注: デバイス・パリティーを開始するには、その前に以下の条件が満たされている必要があります。
      • 新規パリティー・セットの作成に使用可能なドライブが十分になければなりません。
      • パリティー・セット内のドライブの容量はすべて同じでなければならず、作成するパリティー・セットに含まれるドライブの数は、少なくとも 3台または 4 台 (RAID レベルによります) で、最大 32 台です。
      • 拡張機能入出力アダプターに接続されたドライブがすべて、システムに認識されている必要があります。認識されていない場合は、以下のステップ (a から c) を繰り返します。
    3. この条件が満たされており、デバイス・パリティーがすでに開始されている場合は、F12 を 2 回押して「ディスク構成の処理」画面に戻ります。
    4. 接続済みの印刷装置がある場合は、構成リストを印刷します。「ハードウェア保守管理機能」メニューで、F6 (構成の印刷) を押します。構成が印刷されます。将来使用するためにこのリストを保存します。
  4. IBM i ミラー保護を指定してドライブを構成するには、以下の手順を実行します。
    1. 「ディスク構成の処理」を選択します。
    2. 補助記憶域プール (ASP) に装置を追加してデータのバランスを取るオプションを選択します。
    3. ドライブを追加する先の ASP の番号を指定し、Enter キーを押します。システム ASP は ASP 1 です。「装置の追加の確認 (Confirm Add Units)」画面が表示され、追加操作が完了したときのシステムの構成が示されます。
      注: ASP の選択を間違えた場合は、F12 を押してオプションを変更します。
    4. 追加とバランスの確認を行うには、F10 を押します。追加プロセスの完了には数分間かかります。ASP でのディスク間のデータのバランシングは、完了までに数時間かかる場合があります。しかし、バランシング・タスクはバックグラウンドで実行されるため、通常の操作も実行できます。
      注:
      • ASP がミラー保護されている場合は、同じ容量のドライブを対にして追加しなければなりません。
      • 1 つ以上の対のドライブがミラー保護されている ASP に追加されると、それらのドライブは自動的にミラー保護になります。
      • ASP でミラー保護を開始するには、IBM i Knowledge Center Web サイトにアクセスし、ご使用の IBM i オペレーティング・システムのバージョンを選択します。次に、「ミラー保護の処理」を検索します。
    5. 選択された装置は正常に追加されました (Selected units have been added successfully)」というメッセージが表示されたら、F3 を 3 回押してから Enter キーを押して「メインメニュー」ディスプレイに戻ります。
    6. 接続済みの印刷装置がある場合は、構成リストを印刷します。「ハードウェア保守管理機能」メニューで、F6 (構成の印刷) を押します。構成が印刷されます。将来使用するためにこのリストを保存します。
  5. IBM i ホット・スペア保護を指定してドライブを構成するには、以下の手順を実行します。
    1. 「ディスク構成の処理」 > 「ホット・スペアの開始 (Start hot spare)」を選択します。IOA の下にホット・スペア装置にすることができる非構成のディスク装置のリストが表示されます。
    2. ホット・スペア構成用に設定するディスク装置を選択します。
    3. 接続済みの印刷装置がある場合は、構成リストを印刷します。「ハードウェア保守管理機能」メニューで、F6 (構成の印刷) を押します。構成が印刷されます。将来使用するためにこのリストを保存します。
  6. サービス・プロバイダーがこの作業を完了した場合は、ここに進む前の手順に戻ってください。