モデル 7965-S42 ラックの仕様

ハードウェア仕様では、寸法、電気、電源、温度、環境、および保守スペースを含む、ラックの詳細情報を提供します。

表 1. ラックの寸法
  奥行き 高さ 重量 (空) EIA ユニットの容量
ラックのみ 600 mm (23.6 インチ) 1070 mm (42.1 インチ) 2020 mm (79.5 インチ) 166 kg (365 lb) 42 EIA ユニット
2 枚の標準ドア付きラック 600 mm (23.6 インチ) 1132 mm (44.6 インチ) 2020 mm (79.5 インチ) 177 kg (391 lb) 42 EIA ユニット
背面ドア熱交換器 (ドライ) ドアおよび標準ドア付きラック 600 mm (23.6 インチ) 1231 mm (48.5 インチ) 2020 mm (79.5 インチ) 210 kg (463 lb) 42 EIA ユニット
ハイエンド外観前面ドアと背面ドアが取り付けられているラック 600 mm (23.6 インチ) 1201 mm (47.3 インチ) 2020 mm (79.5 インチ) 181 kg (398 lb) 42 EIA ユニット
表 2. 重量容量の制限
特性 最大重量 EIA ユニットの容量
動的 (ローリング) 1134 kg (2500 lb) 18 kg (40 lb) / EIA 平均
静的 1678 kg (3700 lb) 32 kg (70 lb) / EIA 平均
耐震認定 1170 (2580 lb) 20 kg (45 lb) / EIA 最大
表 3. ドアの寸法
ドア・モデル 高さ 奥行き 重量

標準前面ドアおよび標準背面ドア

590 mm (23.2 インチ) 1942 mm (76.5 インチ) 31 mm (1.2 インチ) 5.9 kg (13 lb)
背面ドア熱交換器ドア 600 mm (23.6 インチ) 1950 mm (76.8 インチ) 129 mm (5.0 インチ) 39 kg (85 lb) - 空
48 kg (105 lb) - フル搭載
ハイエンド外観の前面ドア 590 mm (23.2 インチ) 1942 mm (76.5 インチ) 100 mm (3.9 インチ) 9.1 kg (20 lb)

FC ECRA および ECRB 音響ドア (前面および背面)、黒色、IBM®

590 mm (23.2 インチ)

1942 mm (76.5 インチ)

115.5 mm (4.6 インチ)

17.7 kg (39 lb)

FC ECRC および ECRD 音響ドア (前面および背面)、黒色、OEM

590 mm (23.2 インチ)

1942 mm (76.5 インチ)

110 mm (4.3 インチ)

17.7 kg (39 lb)

表 4. サイド・カバーの寸法
1 奥行き 高さ 重量2
12 mm (0.5 インチ) 1070 mm (42.1 インチ) 1942 mm (76.5 インチ) 20 kg (44 lb)

1 サイド・カバーを取り付けると、ラック全体の幅が両側のそれぞれで 12 mm (0.5 インチ) 増えますが、カバーが使用されるのは段の端だけです。

2 各サイド・カバーの重量です。

表 5. 環境要件1
環境 推奨稼働状態 許容稼働状態 非稼働時
ASHRAE Class   A3  
空気の流れ   前面から背面へ  
温度2 18°C - 27°C (64°F - 80°F) 5°C - 40°C (41°F - 104°F) 1°C - 60°C (34°F - 140°F)
湿度範囲 5.5°C (42°F) 露点 (DP) から 60% 相対湿度 (RH) および 15°C (59°F) 露点 -12.0°C (10.4°F) DP および 8% から 80% RH 8% - 80% RH
最大露点   24°C (75°F) 27°C (80°F) 
最大稼働高度   3050 m (10000 ft)  
輸送時温度     -40°C から 60°C (-40°F から 140°F)
出荷時相対湿度     5% - 100%
  1. 最終的な ASHRAE クラスは、ラック内に取り付けられたハードウェアによって決定されます。ハードウェアの各部分に関する個別の仕様を見直す必要があります。
  2. 950 メートルを超える高度では 175 メートルごとに最大許容乾球温度を 1°C ずつ下げます。IBM では、18°C から 27°C の範囲の温度をお勧めします。
表 6. 保守スペース
前面1
915 mm (36 インチ) 915 mm (36 インチ)
1 ストレージ・ラックでは、ラックの前面にもっと大きな保守スペースが必要です。

背面ドア熱交換器

Power オーダー可能フィーチャー・コード (FC) EC05 の仕様 (背面ドア熱交換インジケーター (モデル 1164-95X))。

表 7. 背面ドア熱交換器の寸法
奥行き 高さ 重量 (空の場合) 重量 (充てん済みの場合)
600 mm (23.6 インチ) 129 mm (5.0 インチ) 1950 mm (76.8 インチ) 39 kg (85 lb) 48 kg (105 lb)

詳しくは、モデル 1164-95X 背面ドア熱交換器の仕様を参照してください。

電気系統

電気系統の要件については、『電力配分装置および電源コード・オプション』を参照してください。

フロア・カットアウト

ラックの下部から出る水ホースおよび電源コード付きのラックには、少なくとも長さ 30.48 cm (12 インチ)、幅 22.86 cm (9 インチ) のフロア・タイル・カットアウトが必要です。ホースの曲げ半径のため、穴は連結管を付けないラックの片側 (ラックの背面から見たときにラックの左側) に寄せて配置する必要があります。穴の左端は、ラック (ドアは含めず) の左側から少なくとも 11.43 cm (4.5 インチ)、後端から 3.81 cm (1.5 インチ) にある必要があります。タイル上の穴の配置は、ラックの位置、タイルのサイズ、およびタイルの負荷制限によって決まります。

図 1. フロア・カットアウト
フロア・カットアウト

キャスターおよびレベラーの位置

次の図は 7965-S42 ラックのキャスターおよびレベラーの位置を示しています。

図 2. キャスターおよびレベラーの位置
キャスターおよびレベラーの位置