PCIe3 2 ポート 25/10 Gb NIC & RoCE SFP28 アダプター (FC EC2T および FC EC2U; CCIN 58FB)

フィーチャー・コード (FC) EC2T アダプターおよび FC EC2U アダプターの仕様およびオペレーティング・システム要件について説明します。

概説

FC EC2T および FC EC2U はどちらも同じアダプターで、フィーチャー・コードが異なります。FC EC2T はロー・プロファイル・アダプターであり、FC EC2U はフルハイト・アダプターです。

PCIe3 2 ポート 25/10 Gb NIC & RoCE SFP28 アダプター (FC EC2T および EC2U) は、PCI Express (PCIe) 第 3 世代 (Gen3) x8 アダプターです。このアダプターは、2 個の 25 Gb SFP28 ポートを提供します。アダプターは、イーサネット・ネットワーク・インターフェース・コントローラー (NIC) 機能と RDMA over Converged Ethernet (RoCE) の両方をサポートします。RoCE を使用すると、アダプターは、短い待ち時間ではるかに大きな帯域幅をサポートできます。アダプターは、また、メモリー・アクセスをさらに効率的に使用することにより、CPU オーバーヘッドを最小限に抑えます。これにより、入出力ネットワーキング・タスクによる CPU の負荷が軽減され、パフォーマンスとスケーラビリティーが向上します。

図 1. PCIe3 LP 2 ポート 25/10 Gb NIC & RoCE SFP28 アダプター (FC EC2T)
PCIe3 LP 2 ポート 25/10 Gb NIC & RoCE SFP28 アダプター
図 2. PCIe3 2 ポート 25/10 Gb NIC & RoCE SFP28 アダプター (FC EC2U)
PCIe3 2 ポート 25/10 Gb NIC & RoCE SFP28 アダプター

仕様

項目
説明
アダプターの FRU 番号
01FT753
折り返しプラグ FRU 番号
74Y7010 (平衡型折り返しプラグ)
12R9314 (光学式折り返しプラグ)
I/O バス・アーキテクチャー
PCIe3 x8
スロット要件
スロットの優先順位、最大値、および配置規則について詳しくは、『PCIe アダプターの配置規則とスロットの優先順位 を参照し、作業中のシステムを選択してください。
電圧
3.3 V, 12 V.
フォーム・ファクター
Short、ロー・プロファイル (FC EC2T)。
Short、フルハイトのテール・ストック付き (FC EC2U)。
実現される属性
RDMA over Converged Ethernet (RoCE)。
デュアル・ポート 25 Gb/10 Gb イーサネット・ネットワーク接続。
25 Gb イーサネット SFP28 接続をサポート。
10 Gb イーサネット SFP+ 接続をサポート。
25 Gb 光トランシーバー (IBM® P/N 77P5153、別売り) との 25 Gb SFP28 SR 接続をサポート。
10 Gb 光トランシーバー (IBM® P/N 77P9336、別売り) との 10 Gb SFP+SR 接続をサポート。
AIX® ネットワーク・インストール管理 (NIM) サポート。
PCI Express 3.0 (最大 8 GT/s) x8。
PCIe Gen 3.0 準拠、1.1 および 2.0 互換。
IEEE 802.3ae (25Gb または 10Gb イーサネット)、IEEE 802.3ad (リンク集約およびフェイルオーバー)、IEEE 802.3az (Energy Efficient Ethernet)、IEEE 802.1Q/P (VLAN タグ付け)、IEEE 802.10au (輻輳通知)、IEEE 802.1Qbg、IEEE 802.3Qaz D0.2 (ETS)、IEEE 802.1Qbb D1.0 (PFC)、IEEE 1588v2 (PTP)。
ジャンボ・フレームのサポート (最大 9.6 KB)
VXLAN および NVGRE オーバーレイ・ネットワーク・オフロードのサポート
TCP/UDP/IP ステートレス・オフロード。
TCP/UDP チェックサム・オフロード。
TCP セグメンテーション・オフロード。
PowerVM SR-IOV のサポート。
ケーブル
25 GbE の場合、IBM® では、最大 2 m の SFP28 受動銅線 25 Gb イーサネット・ケーブルを用意しています。これらのケーブルの各端に、SFP28 ベースのトランシーバーが組み込まれています。
10 GbE の場合、IBM® では、最大 5 m の直接接続銅線 (DAC) ケーブルを用意しています。これらのケーブルの各端に、SFP ベースのトランシーバーが組み込まれています。アダプターのケーブル接続について詳しくは、ケーブルおよびトランシーバーの情報を参照してください。
トランシーバー
25 GbE の場合、IBM® では、アダプターに取り付けるものとして、SFP28 光トランシーバー (FC EB47) を適格とし、サポートしています。お客様は、もう一方の端にお客様独自の光ケーブル接続および SFP28 光トランシーバーを使用することもできます。25 Gb 光トランシーバーは、OM4 ケーブルでは最大 100 m、OM3 ケーブルでは最大 70 M に対応できます。アダプターの 2 個の SFP28 ポートのいずれか、または両方を取り付けることができます。
10 GbE の場合、IBM® では、アダプターに取り付けるものとして、SFP+ 光トランシーバー (FC EB46) を適格とし、サポートしています。お客様は、もう一方の端にお客様独自の光ケーブル接続および SFP+ 光トランシーバーを使用することもできます。10 Gb 光トランシーバーは、OM3 ケーブルでは最大 300 M、OM2 ケーブルでは最大 82 m に対応できます。アダプターの 2 個の SFP28 ポートのいずれか、または両方を取り付けることができます。

ケーブルおよびトランシーバーの情報

以下の仕様に準拠した、短波レーザー用のマルチモード光ファイバー・ケーブルを使用してください。
  • OM3 または OM4: マルチモード 50/125 マイクロメートル・ファイバー、2000 MHz x km 帯域幅
  • OM2: マルチモード 50/125 マイクロメートル・ファイバー、500 MHz x km 帯域幅
  • OM1: マルチモード 62.5/125 マイクロメートル・ファイバー、200 MHz x km 帯域幅

コア・サイズが異なるため、OM1 ケーブルは他の OM1 ケーブルにしか接続できません。 最良の結果を得るためには、OM2 ケーブルは OM3 または OM4 ケーブルに接続してはなりません。ただし、OM2 ケーブルを OM3 および OM4 ケーブルに接続した場合は、OM2 ケーブルの特性がケーブルの全長に適用されます。次の表は、リンク・スピードが異なる各種の光ファイバー・ケーブルについて、サポートされる距離を示しています。

表 1. ケーブル・タイプおよび距離 (10 Gb/秒)
速度 ケーブルのタイプと距離
10 Gb/s OM1 OM2 OM3
0.5 メートルから 33 メートル 0.5 メートルから 82 メートル 0.5 メートルから 300 メートル
表 2. ケーブル・タイプおよび距離 (25 Gb/秒)
速度 ケーブルのタイプと距離
25 Gb/s OM2 OM3 OM4
0.5 メートルから 20 メートル 0.5 メートルから 70 メートル 0.5 メートルから 100 メートル
表 3. 光トランシーバーおよびケーブルの取り付け
フィーチャー・コード 説明
EB46 10 Gb 光トランシーバー (別売り)
EB47 25 Gb 光トランシーバー (別売り)
EB4J 25 Gb/秒 0.5 m SFP28 受動銅線 25 Gb イーサネット・ケーブル
EB4K 25 Gb/秒 1.0 m SFP28 受動銅線 25 Gb イーサネット・ケーブル
EB4L 25 Gb/秒 1.5 m SFP28 受動銅線 25 Gb イーサネット・ケーブル
EB4M 25 Gb/秒 2.0m SFP28 受動銅線 25 Gb イーサネット・ケーブル
EB4P [100 Gb/秒から 4x25 Gb/秒] 2.0 m QSFP28 受動銅線から SFP28 4x25 Gb イーサネットへの分割ケーブル
EN01 10 Gb/秒 1 m 銅線アクティブ平衡型イーサネット・ケーブル
EN02 10 Gb/秒 3 m 銅線アクティブ平衡型イーサネット・ケーブル
EN03 10 Gb/秒 5 m 銅線アクティブ平衡型イーサネット・ケーブル
EN03 10 Gb/秒 5 m 銅線アクティブ平衡型イーサネット・ケーブル

オペレーティング・システムまたは区画の要件

新しいフィーチャーを取り付ける場合、必ずその新規フィーチャーのサポートに必要なソフトウェアを準備し、そのフィーチャーおよび接続デバイスについて満たす必要のある前提条件があるかどうかを判別してください。オペレーティング・システムおよび区画の要件については、以下のトピックのいずれかを参照してください。