FlashCopy 関係の作成

ソースとターゲットのボリューム間に FlashCopy® 関係を作成し、ソース・ボリュームからターゲット・ボリュームへのポイント・イン・タイム・コピーを使用可能にすることができます。

始める前に

ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの間で FlashCopy 関係を作成する場合には、ターゲット・ボリュームのサイズが対応するソース・ボリュームのサイズと等しいかそれ以上であることが必要です。これが同じでないと、この作業は失敗に終わります。

このタスクについて

ソースとターゲットのボリューム間に FlashCopy 関係を作成し、ソース・ボリュームからターゲット・ボリュームへのポイント・イン・タイム・コピーを使用可能にすることができます。FlashCopy 機能は、DS8000® シリーズ上で稼働し、多くのオペレーティング・システムでサポートされています。 例えば、ストレージ・システムのセットアップと構成を行って i5/OS™ を使用できるようにすると、FlashCopy を使用して、System i® ディスク・プールのコピーを 1 つの DS8000 ストレージ・システム内で作成できます。FlashCopy 機能が完了した後、別の System i または論理区画を関連付けることにより、ターゲットのポイント・イン・タイム・コピーに直ちにアクセスできます。

バックグラウンド・コピー・オプションを指定して FlashCopy コマンドを発行すると、FlashCopy 関係は確立されますが、バックグラウンド・コピーのキューに入れられます。タスクの実行依頼と実開始時刻の時差は、バックグラウンドで現在コピー中またはキューで待機中の FlashCopy 関係の数により異なります。コピー処理が開始すると、その FlashCopy ボリューム・ペアの状況は、「background copy running (バックグラウンド・コピー実行中)」として示されます。

実際の物理的なコピー処理にかかる時間は、コピーされているデータおよびストレージ・ユニット上で行われている他のアクティビティーの量によって異なります。

注:
  • データ・セット・レベルでは、1 つのボリュームに許可される FlashCopy 関係の最大数は 65534 です。この数を超えると、FlashCopy 操作は失敗します。
  • フル・ボリュームの FlashCopy では、1 つのソース・ボリュームは、最大 12 のターゲット・ボリュームと FlashCopy 関係およびスペース節約 FlashCopy 関係を作成できます。この数を超えると、FlashCopy 操作は失敗します。12 個までの FlashCopy 関係の 1 つに対してのみ差分 FlashCopy 関係が許可されます。

    スペース節約 FlashCopy では、1 つのソース・ボリュームは、最大 12 のターゲット・ボリュームと FlashCopy 関係およびスペース節約 FlashCopy 関係を作成できます。この数を超過した場合、FlashCopy 操作は失敗します。

手順

ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの間に FlashCopy 関係を作成するには、DS Storage Manager から以下の手順を実行します。

  1. ナビゲーションで、「コピー・サービス」 > 「FlashCopy」を選択します。 ドロップダウン・メニューにリストされるストレージ複合は、すべて構成処理のときに追加したストレージ複合に基づいています。2105 コピー・サービス・ドメインを追加している場合、これがストレージ複合としてリストされます。表示される関係は、すべて選択されたドメインのソース・ボリュームまたはターゲット・ボリュームのいずれかです。
  2. 「アクションを選択」「アクション」ドロップダウン・メニューをクリックします。 「FlashCopy の作成」パネルが表示されます。
  3. 「ソース・ボリューム」テーブルで、FlashCopy 関係のソース・ボリュームを選択します。
  4. 「ターゲット・ボリューム」テーブルで、ターゲット・ボリュームを選択します。
  5. 以下のいずれかのコピー・オプションを選択します (またはいずれも選択しません)。
    • 「永続的」および「変更記録」により関係を後で更新できます。 「変更記録」を選択すると、「永続的」が自動的に選択されます。
    • 「Initiate background copy (バックグラウンド・コピーの開始)」。バックグラウンド・タスクとしてソースのすべてのトラックをターゲット・ボリュームにコピーします。
  6. 「拡張」をクリックして「FlashCopy の作成オプション」メニューを開きます。
  7. 以下のいずれかのコピー・オプションを選択します (またはいずれも選択しません)。
    • 「ターゲットがオンラインでホスト・アクセスする場合に FlashCopy を許可する」。ターゲット・ボリュームをホスト・システム・アクセス用にオンラインにできます。このパラメーターは、カウント・キー・データ・ボリュームにのみ適用されます。
    • 「ターゲット・ボリュームへの書き込み禁止」。ターゲット・ボリュームでのホスト書き込み操作を防止します。
    • 「Establish target on existing Metro Mirror source (既存のメトロ・ミラー・ソースにターゲットを確立)」。FlashCopy ターゲット・ボリュームをリモート・ミラーおよびコピー・ソース・ボリュームにすることができます。
  8. 「ミラーの保存」ペインで、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • No (いいえ)
    • Preferred
    • Required
  9. 「シーケンス番号」フィールドに、グローバル・ミラー機能に使用されるシーケンス番号を入力します。
  10. 「OK」をクリックして、「FlashCopy の作成」パネルに戻ります。
  11. ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの選択および属性の設定を終了した後、「追加」をクリックします。 「FlashCopy の作成の確認」ペインに FlashCopy 関係が表示されます。
  12. 「作成」をクリックします。 FlashCopy 関係が有効である場合、その関係が「FlashCopy」テーブルに表示されます。FlashCopy 関係が無効である場合、エラー・メッセージが表示されます。
    注: 「アクション」ドロップダウン・リストから「プロパティー」選択項目を表示すると、コピー処理がいつ完了するかをモニターできます。