IBM i 上での IBM Traveler の複数バージョンサポートに関する考慮事項

バージョン 9.0.1 では、IBM Traveler の複数のリリースを 1 つの IBM i システム (1 次言語が英語 (2924) の場合) 上にインストールできます。 これは、バージョンの異なる IBM Traveler サーバーが独立して稼働することを意味します。

例えば、IBM i システムにバージョンの高いものと低いものの 2 つの IBM Traveler のリリースが含まれている場合、IBM Traveler コマンドを IBM i コマンドラインから入力すると (ADDNTSDOM, CHGNTSDOM, RMVNTSDOMUPDNTSDOM など)、システムでは最も高いバージョンの IBM Traveler に付属するコマンドがデフォルトとして使用されます。 より低いバージョンのコマンドを使用したい場合は、修飾パス (QNTSxxx/ADDNTSDOM など) が必要になります。

注: IBM Traveler の複数バージョンサポートの場合は、IBM Traveler 9.0.1.3 Build for IBM Domino 9.0.1 または IBM Traveler 9.0.1.3 Build for IBM Domino 9.0.0 を指定して、notes.ini 内の IBM Domino のバージョンと IBM Traveler のバージョンを区別する必要があります。

制限

IBM i 上での複数バージョンのサポート機能は、リリース 9.0.1 から完全に実装され、IBM Traveler 9.0.0.1 IF1 とのみ後方互換性を持ちます。

ご使用の環境に 9.0.0.1 IF1 より前のリリースが含まれている状況で、複数リリースのインストールを計画している場合は、さらに高いバージョンをインストールする前に、使用環境を IBM Traveler 9.0.0.1 IF1 以降にアップグレードする必要があります。

ご使用の環境に 9.0.0.1 IF1 より前のリリースが含まれている状況で、複数リリースのインストールを計画していない場合は、さらに高いバージョンをインストールする前に、現在の IBM Traveler リリースを削除する必要があります。 さらに高いバージョンの IBM Traveler をインストールしたら、UPDNTSDOM を使用して、以前の IBM Traveler バージョンのインスタンスをアップグレードします。