10 進浮動小数点型は次のとおりです。

| 型 | 範囲 |
|---|---|
| float | 約 1.2-38 から 3.438 |
| double、long double | 約 2.2-308 から 1.8308 |
| _Decimal32 | 0.000001-95 から 9.99999996 |
| _Decimal64 | 0.000000000000001-383 から 9.999999999999999384 |
| _Decimal128 | 0.000000000000000000000000000000001-6143 から 9.9999999999999999999999999999999996144 |
単純な浮動小数点宣言の宣言子は、ID です。浮動定数あるいは整数か浮動小数点数に評価される変数または式を使用して、 単純な浮動小数点変数を初期化します。
2 進浮動小数点型をサポートするすべての演算子は 10 進浮動小数点型でも使用できます。
ただし、算術式で、10 進浮動小数点型を一般の浮動小数点型または複素数浮動小数点型と混用することはできません。なお明示的な型変換を使用する場合を除きます。
暗黙的な変換は、以下のように適用されます。
複素数型の表記要件および位置合わせ要件は、対応する実数型の 2 つのエレメントを含む配列型と同じです。 実数部は、最初のエレメントと等しく、虚数部は 2 番目のエレメントと一致しています。
等価演算子および非等価演算子は、実数型の場合と同じように動作します。 関係演算子には、オペランドとして複素数型を指定できません。
C99 および標準 C++ に対する拡張機能として、複素数も単項演算子 ++ (増分)、-- (減分)、および ~ (ビット単位否定) のオペランドとして指定できます。