MQ Telemetry Transport (MQTT) V3.1 プロトコル仕様

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概要

MQTT (MQ Telemetry Transport) はブローカー・ベースの軽量なパブリッシュ/サブスクライブ型メッセージ・プロトコルです。MQTT はオープンで単純、軽量であるように、そして容易に実装できるように設計されています。こうした特徴から、以下のような制約された環境で使用するのに理想的です (ただし、必ずしもこれらの環境での使用に限定されるわけではありません)。

  • ネットワークのコストが高い、帯域幅が狭い、または信頼性が低い環境
  • プロセッサーやメモリーのリソースが限られている組み込み機器で実行される環境

このプロトコルには以下のような特徴があります。

  • パブリッシュ/サブスクライブ型のメッセージ・パターンにより、1 対多でメッセージを配布することができ、またアプリケーション同士を分離することができます。
  • メッセージ・トランスポートはペイロードの内容に関知しません。
  • 基本的なネットワーク接続に TCP/IP を使用します。
  • メッセージを送達する際のサービス品質には以下の 3 種類があります。
    • 「At most once (最高 1 回)」: メッセージは基礎となる TCP/IP ネットワークのベストエフォートに従って送達されます。メッセージの消失や重複が起こる可能性があります。このレベルはアンビエント・センサーのデータなどに利用することができます (アンビエント・センサーでは、あるデータが失われても、すぐに次のデータが公開されます)。
    • 「At least once (最低 1 回)」: メッセージは必ず到着することが保証されますが、メッセージが重複して到着する可能性があります。
    • 「Exactly once (正確に 1 回)」: メッセージは必ず 1 回のみ到着することが保証されます。このレベルは課金システムなどに利用することができます (課金システムではメッセージの重複や消失は誤課金につながります)。
  • トランスポートのオーバーヘッドが小さく (固定長ヘッダーは 2 バイトにすぎません)、プロトコル交換が最低限に抑えられているため、ネットワーク・トラフィックを減らすことができます。
  • 異常な切断が発生した場合、「Last Will and Testament (遺言)」機能によって、異常切断の発生をプロトコル利用者に通知するメカニズムがあります。

MQ Telemetry Transport V3.1 (プロトコル仕様)

このプロトコルの詳細については、以下のリンクからプロトコルの仕様書をダウンロードしてください。


ダウンロード可能なリソース


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publish-date=03102014