IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5.1 開発ガイド ― 初心者のためのはじめの一歩 ―

第1回 はじめてのHATS

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0. はじめに

0.0. 当ガイドについて

当ガイドでは、IBM Rational Host Access Transformation Services(以下、HATS)について、導入から開発にいたるまでを説明します。はじめてHATSの開発に携わる方を対象としており、HATS開発初心者がスムーズにHATS開発スキルを身に付けるためのガイドです。

当ガイドでは、受発注業務を行うためのIBM iのホスト・アプリケーションを例にとり、HATS開発の手順を説明いたします。当ガイドの読者とはホスト・アプリケーションの環境が異なる場合もあると思いますが、適宜、読者の環境に当てはめて読み進めていってください。

当ガイドに含まれる情報は可能な限り正確を期しておりますが、IBM / ISEの正式なレビューを受けておらず、当ガイドに記載された内容に関して何ら保証するものではありません。当ガイドでの記載内容はあくまでも支援情報であり、読者の責任において取り扱われるものとし、当ガイドの内容によって受けたいかなる損害に関しても一切の保証をするものではありません。

0.1. HATSの機能と特徴

HATSはSystem zのホスト・アプリケーション(以下、3270アプリケーション)、またはIBM iのホスト・アプリケーション(以下、5250アプリケーション)をWeb化します。つまり、HATSを導入することで、ユーザーは従来のエミュレーター(IBM Personal Communications、以下、PCOMM)ではなく、Webブラウザーを通してホスト・アプリケーションを操作することができるようになります。

HATSはWebSphere Application Server(以下、WAS)上で稼動するWebアプリケーションです。ユーザーがWebブラウザーから行った操作をHTTPセッション経由でHATSが受け取り、HATSがTelnetセッション(TN3270/TN5250)経由で3270/5250アプリケーションに伝達します。ホストから見ると、従来のエミュレーター同様の通信をしているに過ぎず、HATSが新たなクライアントとして見えます。したがって、ホスト側の環境を変えることなく、HATSを導入するだけでホスト・アプリケーションのWeb化を迅速に実現できます。これがHATSの大きな特徴と言えるでしょう。

0.2. HATSの開発

HATSはWebアプリケーションであるため、Webアプリケーションとしての開発が必要です。開発にはHATS Toolkitを使用します。HATS Toolkitを使用することで初心者でも簡単にHATSを開発することができます。ウィザードに従って設定値を入力することが主な作業であり、WebアプリケーションとしてのコーディングはHATS Toolkitが行ってくれます。これにより開発生産性が飛躍的に向上し、誰でも、簡単に、すばやく、ホスト・アプリケーションのWeb化を実践できます。

HATSをどのように利用するかによって、開発の仕方は異なります。以下、各ケースにおいて、どのような開発ステップが必要かを見ていきます。

A) HATSのデフォルト設定のまま利用する場合

HATSのデフォルト設定のアプリケーション開発は、ウィザードに従って設定をしていき、10分程度で完成してしまいます。この状態で、ユーザーがWebブラウザーからホスト・アプリケーションにアクセスできる環境を提供できるようになります。ホスト画面の見栄えは、画面配置は現行のグリーン・スクリーンを踏襲し、背景色や文字色などはHATSのデフォルト設定に従ったものに変更されます。ユーザーの操作性は現行を踏襲します。これだけの作業でも、ホスト・アプリケーションをWebの環境に移行できるため、HATSの有用性をそれなりに体感することができます。実業務での使用を想定すると、フォントの大きさや色の修正、画面全体の構成を修正する、などの追加作業が実際には必要でしょう。

PCOMMでの表示
PCOMMでの表示
PCOMMでの表示
HATSでの表示
HATSでの表示
HATSでの表示

B) ホスト画面をWeb用にHATSでカスタマイズする場合

現行のホスト画面を単純にWebブラウザーに表示する、というのがA)のケースです。これに加えて、特定のホスト画面の見栄え・操作性を変えるのが今回のケースです。

HATSのメイン機能は画面変換です。この機能を使用して、ホスト画面をWeb用にカスタマイズすることができます。たとえば、メニューをリンク表示にし、マウスでクリックすることでメニューを選択できるようになります。そのほか、入力項目の選択肢をプルダウンで表示したり、日付入力をカレンダーから選んだりすることができるようになります。これらのカスタマイズは、HATSがWeb上で行うものです。既存のホスト画面を修正する必要はありません。

PCOMMでの表示
PCOMMでの表示
PCOMMでの表示
HATSでの表示
HATSでの表示
HATSでの表示

C) 従来のエミュレーターでは実現できない、HATSならではの付加価値をつける場合

HATSはJ2EEに準拠したアプリケーション・サーバー上で稼動するJavaのアプリケーションです。ホスト・アプリケーションをHATSを介してWebというインフラ上に乗せることで、Webアプリケーションとしての用途の拡大を見込むことができます。これにより、従来のデスクトップ・アプリケーションとしてのエミュレーターでは実現できない付加価値を提供することが可能です。

たとえば、他のWebアプリケーションとのデータ連携、認証システムと連携することでホスト・アプリケーションにアクセスできるユーザーを管理する、Webサービスとしてホスト・アプリケーションの一部を切り出す、などといったことが可能です。

1. はじめてのHATS

1.1. HATS Toolkitの準備

HATSの開発にはHATS Toolkitを使用します。HATS ToolkitはIBM Rational Software Delivery Platform(以下、Rational SDP)のプラグインとしてインストールされます。HATS ToolkitがサポートしているRational SDPは複数あり、適切なものを選択する必要があります。以下、HATS V7.5.1を前提に、HATS Toolkitのインストール手順を説明していきます。

  1. インストール前提条件の確認
  2. Rational SDPのインストール
  3. HATS Toolkitのインストール

1.1.1. インストール前提条件の確認

はじめにHATS開発用のPCを用意します。PCの要件は以下のとおりです。

PCの要件
PCの要件
ハードウェア
  • CPU: Intel Pentium III 800 MHz processor ※最小構成の場合。これ以上のものを推奨 。
  • メモリー: 1GB RAM ※最小構成の場合。2GB RAMを推奨。
  • HDD容量: 約4GB (Rational SDP用) + 約500MB (HATS Toolkit用) 以上
  • ディスプレイ: 1024 × 768以上
※インストールするRational SDPにも依存します。
OS(右記のいずれか)
  • Windows 7 Professional / Ultimate / Enterprise
  • Windows Vista Business / Ultimate / Enterprise
  • Windows XP Professional
  • Windows Server 2008 (R2含む) Standard Edition / Enterprise Edition
  • Windows Server 2003 (R2含む) Standard Edition / Enterprise Edition
※インストールするRational SDPにも依存します。
サポートされるRational SDP
  • Rational Application Developer for WebSphere (RAD) V7.5.5以上
  • Rational System Architect for WebSphere Software (RSAWS) V7.5.5以上
    ※RSA Standard Editionには必要なフィーチャーが含まれません。
  • Rational Business Developer (RBD) V7.5.1.5以上
  • WebSphere Integration Developer (WID) V6.2.x (最新Fixを適用すること)
  • WebSphere Integration Developer (WID) V7.0.0.2以上
上記との組み合わせで、以下のRational SDPもサポート
  • Rational Developer for i (RDi) V7.5.0.5以上
  • Rational Developer for Power Systems Software (RDp) V7.6以上
  • Rational Developer for System z (RDz) V7.5.1.1 or V7.6.1以上

HATS Toolkitインストール前提条件の最新の情報はこちらでご確認ください。

1.1.2. Rational SDPのインストール

ここでは、Rational SDPのひとつであるRAD V7.5.5を前提に、Rational SDPのインストール手順を簡単に説明します。詳しいインストール手順はこちらを参考にしてください。RAD V7.0の導入ガイドになりますが、基本的なインストール手順は変わりません。HATS ToolkitでサポートされているRational SDPをすでにインストールしている場合は、このステップを飛ばしてください。

1) 管理者権限でログオン

管理者権限でWindowsにログオンします。

2) IBM Installation Manager V1.3.3のインストール

IBM Installation Managerは、ソフトウェア・コンポーネントのインストール、更新、変更、アンインストールを管理するツールです。Rational SDPインストールの前提となります。インストール用のイメージはRational SDPのインストール・メディアに同梱されています。HATS V7.5.1のインストールには、IBM Installation Manager V1.3.3が必要です。Rational SDPに同梱されているIBM Installation Managerのバージョンがこれより低い場合には、バージョンアップを行ってください。インターネットに接続した状態でIBM Installation Managerを起動すると、自動的に最新バージョンにアップデートされます。

3) RAD V7.5.5のインストール

RADをインストールする際、インストールするフィーチャーを選択する必要があります。この中で、HATSの開発に必要なフィーチャーがありますので注意してください。HATSの基本的な開発には以下のフィーチャーが必要ですが、これらはRADインストール時にデフォルトで選択されています。

  • Web開発ツール
  • WebSphere Application Server 6.0 / 6.1 / 7.0用のツール
  • データ・ツール
  • テストおよびパフォーマンス・ツール
  • ビジネス・インテリジェンスおよびレポート作成ツール
  • Plug-in Development Environment (PDE)

WebSphere Portal用のポートレットとしてHATSを開発する場合は、下記フィーチャーも必要になります。

  • ポータル・ツール

5250アプリケーション用にWebFacingを使用される場合は、下記フィーチャーも必要になります。

  • Strutsツール

インストール後にフィーチャーを追加することも可能です。追加方法はこちらの資料を参考にしてください。

RAD上でHATSを実行するために、WASをインストールする必要があります。RADインストール時に選択することができますので、実際に使用予定のバージョンのWASをインストールしてください。また、RAD上でWebSphere Portal用のHATSポートレットを実行する場合は、WebSphere Portal Serverをインストールする必要があります。こちらはRADのインストールとは別にインストールする必要があります。

4) ライセンスの構成

RADインストール時はトライアル・ライセンスが適用されています。プロダクト・アクティベーション・キットにより、ライセンスをインポートしてください。

1.1.3. HATS Toolkitのインストール

ここでは、HATS Toolkitのインストール手順の詳細を説明します。

1) 管理者権限でログオン

管理者権限でWindowsにログオンします。

2) IBM Installation Managerの起動

Windowsのスタートメニューから「すべてのプログラム」→「IBM Installation Manager」→「IBM Installation Manager」を選択します。インターネットに接続した状態でIBM Installation Managerを起動すると、自動的にアップデートの有無を確認し、アップデートがある場合にはアップデートを実行します。

3) HATS ToolkitインストールCDを挿入

CDを挿入すると自動的にHATS Toolkitインストール用のランチパッドが起動します。ここからHATS Toolkitをインストールするメニューを選ぶこともできますが、当ガイドではIBM Installation Managerから手動でインストールする方法を説明します。したがって、ランチパッドは一旦閉じてください。

4) IBM Installation ManagerからHATS Toolkitをインストール

4-1) リポジトリーの追加

まずはIBM Installation ManagerにHATS Toolkitインストール用のイメージのリポジトリーを追加します。IBM Installation Managerのメニューから、「ファイル」→「設定」を選択してください。設定用のウィンドウが起動するので、ウィンドウの右のほうから、「リポジトリーの追加」を選択します。HATS Toolkitのインストール・イメージのあるディレクトリーで「diskTag.inf」ファイルを指定し、「OK」を選択します。続けて、「OK」を選択します。

4-2) インストールの開始

IBM Installation Managerのメイン・メニューから「インストール」を選択します。

「IBM Rational HATS」、「バージョン7.5.1」にチェックを入れ、「次へ」を選択します。

ソフトウェア・ライセンス情報が表示されるので、内容を確認し、「使用条件の条項に同意します」にチェックし、「次へ」を選択します。

パッケージの選択が表示されるので、「既存のパッケージ・グループの使用」にチェックし、「IBM Software Delivery Platform」を選択し、「次へ」を選択します。

4-3) フィーチャーの選択

通常は、「IBM Rational HATS 7.5.1」のみ選択可能となっています。

Rational SDPとしてRDi、もしくはRDp(RPG and COBOL Development Tools for i フィーチャー)をインストールしている場合には、「IBM WebFacing Tool for IBM i」が選択可能となります。5250アプリケーション用にWebFacingを使用する場合には、「IBM WebFacing Tool for IBM i」も選択してください。

※Rational SDPインストール時に、「Strutsツール」のフィーチャーを選択しておく必要があります。

ポータル・サーバー上のポートレットとしてWebFacingを開発する場合には、「IBM WebFacing Tool for IBM iのポータル・サポート」にもチェックを入れてください。

※Rational SDPインストール時に、「ポータル・ツール」のフィーチャーを選択しておく必要があります。

必要なフィーチャーにチェックを入れ、「次へ」を選択します。

4-4) インストールの要約 ~ インストール完了

インストールの要約が表示されるので、確認し、「インストール」を選択します。

インストール完了までにしばらく時間がかかります。インストールの進捗状況はプログレス・バーにて確認できます。

インストールが完了すると、下記のような画面が表示されますので、「終了」を選択します。

【注意】 HATS ToolkitのFix適用やアンインストールなど、Rational製品のソフトウェア管理はIBM Installation Managerで行ないます。詳しくはこちらの資料を参照してください。

1.2. HATSプロジェクトの作成

HATSの開発は、Rational SDP上でHATSプロジェクトを作成することにより行います。HATS Toolkitをインストールすることで、HATS用のプロジェクトを作成できるようになります。HATSプロジェクトの作成は簡単に行うことができ、これだけでホスト・アプリケーションのWeb化に必要なモジュールが出来上がります。ここでは、HATSによるホスト・アプリケーションのWeb化がどれだけ迅速に行えるかを体感していただきます。

1.2.1. HATS Toolkitの起動

Windowsのスタートメニューから、「すべてのプログラム」→「IBM Software Delivery Platform」→「IBM Rational HATS 7.5」→「HATS Toolkit 7.5」を選択します。ワークスペースを選択するウィンドウが起動するので、任意のフォルダーを選択し、「OK」を選択します。

今後、HATSプロジェクトとして開発したモジュールは全てこのワークスペース内に作成されます。そのため、管理しやすいディレクトリーを選択したほうがいいでしょう。また、HATSプロジェクトは1つにつき30~50MB以上の容量を必要とします。十分に空き容量のあるディレクトリー(例えば500MB程度)を選択してください。

HATS Toolkitが起動すると、「HATSへようこそ」のヒントが表示されますので、内容を確認し、「OK」を選択します。今後、このヒントを表示する必要がない場合は「このヒントを再度表示しない」にチェックを入れてから、「OK」を選択してください。

HATS Toolkit起動時に「HATSへようこそ」が表示されない場合、RADのメニューから「ウィンドウ」→「パースペクティブを開く」→「その他」→「Host Access Transformation Services」を選択してください。

1.2.2. 「プロジェクトを作成」ウィザードより、HATSプロジェクトの作成

1) ウィザードの起動

「HATSへようこそ」ページから、「[プロジェクトを作成] ウィザードを起動します」というリンクを選択し、ウィザードを起動します。このほか、RAD のメニューから「ファイル」→「新規」→「HATSプロジェクト」を選択する、RADのツールバーから「HATSプロジェクトを作成」のアイコンを選択する、などでウィザードを起動することができます。

2) HATSプロジェクトの基本情報の入力

  • 名前: 任意の名前を入力します。
  • ターゲット・サーバー: 使用するWASのバージョンを選択します。
  • エンタープライズ・アプリケーション・プロジェクト: 任意の名前を入力します。
  • 管理コンソール・サポートを追加: チェックが入っていることを確認します。

上記を入力し、「次へ」を選択します。

3) ホスト接続情報の入力

  • ホスト名: Telnetサーバーのアドレス、もしくはホスト名を入力します。
  • タイプ: 接続のタイプを選択します。
  • ポート: Telnetサーバーのポートを選択します。
  • コードページ: ホスト・アプリケーションのコードページを選択します。
  • 画面サイズ: ホスト・アプリケーションの画面サイズを選択します。

上記を入力し、「次へ」を選択します。

4) テーマの選択

現行のエミュレーター機能を踏襲するかどうかという観点からテーマを選択します。たとえば、「従来型端末エミュレーター」を選択するとファンクション・キーがホスト機能として使用できますが、「最新のWebアプリケーション」を選択するとファンクション・キーはWebブラウザーの機能として使用します。テーマはプロジェクト作成後に変更することもできるため、はじめてHATSを開発する場合は「標準」を選択すればいいでしょう。「標準」を選択し、「次へ」を選択します。

5) テンプレートの選択

HATSが提供するテンプレートを選択します。いくつか選択肢があるので、任意のものを選択します。なお、「Finance.jsp」と「Industry.jsp」はWeb 2.0を志向したテンプレートになっており、他のテンプレートと比べて、よりユーザー・インタラクティブなWebページを作成することができます。ここでは「Finance.jsp」を選択し、「終了」を選択します。

6) HATSプロジェクトの作成完了

しばらくすると、HATSプロジェクトの作成が完了します。この過程で様々なファイルが作成・配置されます。配置されたファイルは、「HATSプロジェクト」ビュー、および「ナビゲーター」ビューとして、ウィンドウ左側に表示されます。「HATSプロジェクト」ビューはファイルの構造をわかりやすく擬似的に表示しており、全てのファイルが表示されるわけではありません。「ナビゲーター」ビューは実際のファイル構造を表示しており、全てのファイルが表示されます。

1.3. HATSプロジェクトの実行

作成したHATSプロジェクトを実際に実行してみます。Rational SDPにインストールしたWASを使用しPC上でHATSを稼動させ、WebブラウザーからHATSにアクセスします。WebブラウザーとHATSの通信はPCローカルで行いますが、HATSとホストは実際に通信しますので、PCはホストと通信できる必要があります。

1.3.1. WASの始動、およびHATSプロジェクトの実行

「HATSへようこそ」ページの「サーバーでデバッグ」というリンクを選択します。あるいは、HATSプロジェクトを右クリックし、コンテキスト・メニューから「サーバーでデバッグ」を選択します。「端末の表示」というパネルが表示されるので、「はい」を選択します。

「端末の表示」というパネルが表示されない場合は、Rational SDPのメニューから、「ウィンドウ」→「設定」を選択し、「HATS」を選択し、「端末ウィンドウを表示するためのプロンプト」にチェックを入れてください。

「サーバーでデバッグ」というパネルが表示されるので、サーバーを選択し、「次へ」を選択します。「構成プロジェクト」に実行するHATSプロジェクトが含まれていることを確認し、「終了」を選択します。

しばらくするとWASの始動が完了し、RAD上のWebブラウザーが自動的に立ち上がり、HATSでWeb化されたホスト画面が表示されます。

Webブラウザーの他、ホスト端末も立ち上がります。

RAD内のウィンドウを最大化するために、Webブラウザーのタブをダブル・クリックしてください。元の大きさに戻すには、再度、Webブラウザーのタブをダブル・クリックしてください。

Webブラウザー上で一通りホスト・アプリケーションを操作したら、ホスト・アプリケーションからサインオフしてください。その後、HATSが提供するアプリケーション・キーパッドから、「切断」ボタンを選択してください。これにより、HATSとホストとのTelnetセッションを切断することができます。ホスト端末を表示している場合には、「切断」ボタンを選択するとホスト端末のウィンドウが閉じます。

このウィンドウが閉じます。

ホストとの接続を切断すると、HATSの切断画面が表示されます。ここでRADのWebブラウザーを閉じます。

1.3.2. 起動するWebブラウザーの変更

デフォルトの設定ではRAD上のWebブラウザーが起動するようになっています。実際にはInternet ExplorerやFirefoxなどのWebブラウザーをユーザーは使うことになりますので、ここで起動するWebブラウザーの変更を行います。RADのメニューから、「ウィンドウ」→「設定」を選択します。

起動したパネルの左側部分から、「一般」→「Webブラウザー」を選択します。右側部分から、「外部Webブラウザーを使用」をチェックし、使用するWebブラウザーを選択し、「OK」を選択してください。これで次回から外部Webブラウザーが起動するようになります。


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publish-date=05202011