優れた Apple Watch アプリを作成するための 6 つの設計原則

Apple の設計ガイドラインに従って、注目を集める実用的なアプリを作成する

Comments

待望の Apple Watch の発売は、アプリの設計者が従うべき設計原則を見直す良い機会です。

あらゆるモバイル・アプリの例に漏れず、設計者にとって重要なのは、人々が使い慣れているプラットフォームの慣例に従うことです。Apple では、設計者が読んで従うべきガイドラインとして、「Apple Watch Human Interface Guidelines」を作成しました。

設計する Apple Watch アプリが、確立されている慣例からあまりにも逸脱すると、そのアプリを使うユーザーは混乱してしまい、再びそのアプリを使おうとは思わなくなります。

1. 一目で情報を把握できるようにすること

人々には、腕時計をちらっと見て時間を確認する習慣があります。それと同じく Apple Watch でのエクスペリエンスでも、手首に着けている Apple Watch をちらっと見るだけで、すぐさま容易に把握できる、明確かつ的を射た情報を提供する必要があります。ユーザーがアクションする必要がある場合には、そのことが明白になるようにしてください。

2. 素早く操作できるようにすること

Apple Watch アプリが起動した後は、ユーザーによるアプリの操作は 5 秒から 8 秒で完了できるようにしてください。必要な情報を得るのにこれよりも長い時間がかかる場合、それは、アプリにまだ冗長な部分が残っていることを意味します。

3. コンテキストを維持すること

Apple Watch でのエクスペリエンスを提供する機能は、個人のコンテキストを考慮しなければなりません。例えば、時刻、場所、アクティビティーといった情報が、すべて個人に合わせてパーソナライズされたユーザー・エクスペリエンスを提供することが可能です。各個人のコンテキストを考慮することで、アプリがそれぞれの人に情報を迅速に提供できるようにしてください。

4. 小さい画面を念頭に設計すること

Apple Watch の画面サイズは非常に小さいため、アプリをどのように設計するかを慎重に考えることが、より一層重要になってきます。通常のフォーム・ファクターでは画面の端とコンテンツの間に余白を入れますが、Apple Watch の物理的デザインでは、それとは異なり、コンテンツや画像をデザインの端にまで配置することで、キャンバスを最大限有効に使用してください。

5. 消費電力を最小限に抑えること

Apple Watch アプリのデザインでは、背景を黒にしてください。背景を黒にすると、Apple Watch があまり多くのピクセルを明るくしないで済むため、画面をレンダリングする際に必要な電力を節約できます。さらに、アプリが端末に溶け込んで見えるという付加価値もあります。白やその他の色の背景を使用した場合には、表示するために必要な電力が増えるだけでなく、アプリと Apple Watch との一体感がなくなります。

6. アクセシビリティーを考慮して設計すること

Apple Watch アプリは、アクセシビリティーをサポートするように設計する必要があります。色のコントラストを十分にとり、スクリーン・リーダーと連動し、有意義なコンテンツと機能をすべてタッチ操作で利用できるよう、慎重に検討してください。

まとめ

Apple Watch 向けのアプリを設計するときに、設計者が考慮しなければならないことには他に何がありますか? Apple Watch アプリの設計に取り組んでいるとしたら、皆さんの意見と経験をシェアしてください (右の余白にある「Sign in to add a comment (サインインしてコメントを追加する)」をクリックすれば、コメントを投稿することができます)。また、Bluemix 上で優れた iOS アプリを迅速に作成する方法を詳しく学んでください。


ダウンロード可能なリソース


関連トピック


コメント

コメントを登録するにはサインインあるいは登録してください。

static.content.url=http://www.ibm.com/developerworks/js/artrating/
SITE_ID=60
Zone=Mobile development
ArticleID=1009888
ArticleTitle=優れた Apple Watch アプリを作成するための 6 つの設計原則
publish-date=07092015