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連載 Domino V10 アプリ開発 #鬼わか 解説

第 2 回「IBM Domino V10 AppDev Pack を導入してみよう #鬼わか 解説」

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はじめに

連載 「Domino V10 アプリ開発 #鬼わか 解説」のページにアクセスいただき、ありがとうございます。

前回は CentOS 7 に Linux 版の IBM Domino V10 を導入しました。

IBM Domino V10 ではアプリケーション開発機能が大幅に拡張され、その拡張の一部は IBM Domino AppDev Pack(以降、AppDev Pack と表記)というアドオンモジュールで提供されています。AppDev Pack を適用することにより、JavaScript を利用して開発された Node.js アプリケーションから IBM Domino 上のデータにアクセスをして新しい業務アプリケーションを開発する事が可能になります。

第 2 回目となる本稿では、CentOS 7 上に導入した IBM Domino V10 に AppDev Pack に含まれている Proton と呼ばれる IBM Domino 用のアドオンモジュールを導入する手順をご紹介します。

Proton は、AppDev Pack で提供される IBM Domino V10 用のアドオンモジュールで、サーバータスクとして動作します。 Proton の目的は、Node.js アプリケーションが domino-db パッケージを利用して IBM Domino 上のアプリケーションにアクセスをする際に、サーバー側でそのリクエストの処理を行うリモートプロシージャーコールです。 このタスクによって Node.js アプリケーションは、IBM Domino サーバー上のデータベースのデータに対して操作を実行する事ができるようになります。

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事前準備

* 事前作業は root ユーザーで行って下さい。

AppDev Pack のパッケージをダウンロードして、/tmp などの作業用ディレクトリーに配置します。

(本稿では/tmp とします。モジュール名は DOMINO_APPDEV_PACK_1.0_LNX_EN.tgz というファイル名です)

#cp ./DOMINO_APPDEV_PACK_1.0_LNX.tgz /tmp
#cd /tmp

 

AppDev Pack のパッケージを展開します。

#tar -xzvf ./DOMINO_APPDEV_PACK_1.0_LNX_EN.tgz

 

ls コマンドで展開されたファイルがリストされるか確認してください。

その中に、/tmp/proton-addinーxxxxxxxx.tgz が存在していると思います。これが proton タスクの実体です。

(筆者の環境では、proton-addin-0.2.2.tgz というファイル名です)

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PROTON のインストール

* インストール作業は root ユーザーで行って下さい。

IBM Domino のプログラムディレクトリーに移動します。

#cd /opt/ibm/domino/notes/latest/linux

libnotes.so があるかを確認します。

#ls -l libnotes.so

 

profon-addin-xxxxxxxx.tgz を展開します。

#sudo tar -xvf /tmp/proton-addin-0.2.2.tgz

セットアップシェルのオーナーを変更します

#sudo sh -v ./setup_proton.sh

 

これで Proton タスクがインストールされました。

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PROTON タスク起動

Domino サーバーコンソールを表示します。

Proton タスクを起動するコマンドを投入します。

>load proton

 

Proton タスクが起動されたかを確認します。タスクの一覧を表示するコマンドを投入します。

>show task

このような行が表示されていれば正常に起動されています。

 

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ポートの変更

デフォルトでは、Proton はサーバー上の未使用ポートを選択し、そのポートで待機します。 この動作はテスト目的でのみ有効です。 本番環境では、Domino 管理者は Proton リスナーの特定のアドレスとポートを設定する必要があります。

Proton 導入直後、Domino タスクの一覧を表示した際に、筆者の環境では Proton タスクが 127.0.0.1 に対してポート 12967 番を使って Listen (待機) しているのが分かりました。

Proton が使用するアドレスとポート番号を変更するには、Notes.ini を修正します。修正箇所は以下の 2 行です。

PROTON_LISTEN_ADDRESS

この項目は Proton がネットワーク接続を Listen するアドレスです。 デフォルト値は "127.0.0.1"です。つまり、Proton はローカルマシンからのリクエストのみを受け付けます。 "0.0.0.0"を使用すると、Proton はどのマシンからのリクエストも受け付けるようになります。

Notes.ini の行に、「PROTON_LISTEN_ADDRESS=0.0.0.0」を記入します。(本番環境では Domino サーバーにアクセスする Node.js の実行環境が動作しているマシンに割り当てられている IP アドレスを指定してください。)

PROTON_LISTEN_PORT

Proton がネットワーク接続を待ち受けるポート。 デフォルトは 0 です。これは Proton がマシン上の使用可能なポートを選択することを意味します。 このオプションはテスト目的でのみ有効です。 Domino サーバーのマシンで使用できるポートを指定します。

Notes.ini の修正をした場合は、Domino サーバーを再起動してください。

再起動後、show task コマンドで Proton の稼働状況を確認すると、IP アドレスとポート番号が変わっているのが分かります。

 

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おわりに

これで IBM Domino V10 で、Proton タスクを利用できるようになりました。

次回の連載記事では、実際に簡単なアプリケーションを使って AppDev Pack で何ができるようになるかを鬼わかりやすく検証していきます。お楽しみに!

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