Notes 小ワザ集

第165回 表形式のコピーを禁止する

IBM Notes/Domino 小ワザ集

Comments

コンテンツシリーズ

このコンテンツは全#シリーズのパート#です: Notes 小ワザ集

このシリーズの続きに乞うご期待。

このコンテンツはシリーズの一部分です:Notes 小ワザ集

このシリーズの続きに乞うご期待。

第15回 多数の文書リンクを1度にコピーする(表形式でコピー) でご紹介させていただいたように、ビュー上の文書を複数選択して、表形式でLotus Notes文書や表計算ソフト上に貼り付けることができます。これはかなり便利な機能なので、日頃、頻繁に使われている方が多いことでしょう。

ただ一方、昨今、社外への情報流出が問題となっており、大量のデータを一括して持ち出せるような方法を禁じることを検討されるお客様が多いのも事実です。セキュリティと利便性は常にトレードオフの関係であり、表形式コピーの利便性は、場合によっては情報流出の可能性を高めてしまうと考えられるケースもあります。

コピーによるデータの搬出を禁じるには、根本的には、専用のセキュリティソフトをクライアントに導入し、OSレベルで防ぐのが確実です。しかし、各クライアント上に専用ソフトを導入しなければならない関係上、コスト高となりますし、全てのコピー&ペーストを禁じてしまうのは、エンドユーザーの生産性を低くしてしまうので問題です。出来れば、大量データが可能な操作だけを禁じたいところです。

Lotus Notesの場合、大量データコピー操作にあたる部分は、ビュー上のデータ書き出し操作になります。以前から、この操作の禁止は、データベースプロパティの”ビューのデータの書き出しを無効にする”というオプションで可能でした。これにより、ビュー上のデータをCSV形式などで、ファイルに落とすことを禁止できます。しかし、ビューの表形式コピーは禁止できていませんでした。

[データベースプロパティ上のビュー書き出し禁止オプション]

この点を改善すべく、Lotus Notes 8.5.1 から、前述のオプションにより、表形式のコピーを含めて禁止することが可能となっています。このオプションが設定されているデータベース上のビューに対して、表形式のコピーをしようとすると、以下の画面コピーのように、グレーアウトされて、コピーが出来ないようになります。

Lotus Notes/Domino では、セキュリティを細かく制御できるので、利便性を保ちつつ、範囲を絞ってセキュリティ制限をかけることが可能です。ビュー書き出し禁止機能も、Lotus Notes/Domino のそんな製品志向を表している機能の1つといえるでしょう。最新の Lotus Notes/Domino で、利便性とセキュリティのバランスが取れた作業環境を是非実現していただければと思います。

[動作確認バージョン]

  • Lotus Notes/Domino 8.5.1

ダウンロード可能なリソース

static.content.url=http://www.ibm.com/developerworks/js/artrating/
SITE_ID=60
Zone=Lotus
ArticleID=498547
ArticleTitle=Notes 小ワザ集: 第165回 表形式のコピーを禁止する
publish-date=07022010