Zypper を使用して SUSE Linux Enterprise Server をアップグレードする

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はじめに

Zypper は、パッケージをインストール、更新、削除するため、さらにはリポジトリーを管理するためにも使用できるコマンドライン・パッケージ・マネージャーで、特にリモート・ソフトウェア管理タスクを実行するのに役立ち、SUSE Linux オペレーティング・システムではデフォルトで用意されています。何らかの更新を行うときに、表示に問題があったり、YaST ユーティリティーが正常に機能しなかったりして、更新処理を実行することができない場合があります。そのような場合には、Zypper ユーティリティーを使用することができます。

SLES (SUSE Linux Enterprise Server) 11 SP0 を SLES 11 SP03 にアップグレードするには、以下の作業を実行します。

  1. 追加済みのリポジトリーを一覧表示します。

    「No repositories defined (定義済みのリポジトリーはありません)」というメッセージが表示された場合、これはリポジトリーがまだ追加されていないことを意味します。

  2. ご使用の環境に応じた FTP (File Transfer Protocol) リポジトリーを追加します。
  3. HTTP (Hypertext Transfer Protocol) リポジトリーと NFS (Network File System) リポジトリーを追加します。
  4. SLES サーバー内のすべてのリポジトリーを一覧表示します。
  5. この時点で、1 つのリポジトリーだけをアクティブにする必要があります。それには、すべてのリポジトリーを無効にしてから、必要なリポジトリーだけを有効にします。リポジトリーを無効にするには、コマンド zypper modifyrepo –all --disable を入力します。このタスクは、root ユーザーとして実行する必要があります。
  6. 必要なリポジトリーを有効にするには、コマンド zypper modifyrepo –-enable repo-update を実行します。
  7. リポジトリーを更新します。
  8. ここで、コマンド zypper dup を実行して、ディストリビューションのフル・アップグレードを実行します。

現在のバージョン SLES 11 SP0 が SLES 11 SP03 にアップグレードされます。

アップグレードでは、必要なすべてのパッケージがロードされます。「yes」と入力して続行し、もう一度「yes」と入力してライセンス契約に同意します。

これで、OS は SLES 11 SP03 に正常にアップグレードされました。この方法を使用すれば、15 分以内にアップグレードを完了することができます。アップグレードが完了したら、システムを再起動して変更を適用してください。

一般的な使用法

Zypper の一般的な構文は以下のとおりです。

 zypper [global-options]command[command-options][arguments] ...

角括弧で囲まれている部分はオプションなので、最も簡単な Zypper の実行方法は、zypper という名前の後にコマンドを続けます。


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ArticleTitle=Zypper を使用して SUSE Linux Enterprise Server をアップグレードする
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