OracleからDB2への移行ガイド: 簡単に互換性を実現

IBM Redbooksによる資料

  • IBM Redbooks

    IBM Redbooks では、DB2 によるOracle Database との新規の互換性機能について説明しています。



DB2 10.5 版

DB2 10.5 版

第4、5章、付録 B、C、D が翻訳されています。(466ページ / 2014年1月)

DB2 9.7 版

本書について

この IBM Redbook では、IBM DB2 による SQL 互換機能について説明します。DB2 の最新バージョンは、PL/SQL のプロシージャー言語、新規のデータ型、スカラー関数、同時実行の機能改善、ビルトイン・パッケージ、OCI、SQL*Plus 等の機能を幅広くネイティブでサポートしています。これらの機能によって、DB2 と Oracle の両方で稼働するアプリケーションを非常に簡単に開発し、Oracle から DB2 へのデータベースの移行を簡略化できるようになりました。

さらに IBM では、スキーマとデータを DB2 に移行するための拡張性の高い IBM Data Movement Tool や IBM Data Studio のツール・スイートが提供する PL/SQL のエディターやプロファイラーをはじめとする、移行プロセスを簡略化するためのさまざまなツールを提供しています。

Oracle から DB2 への移行について説明した本ガイドでは、最新テクノロジー、DB2 への移行にあたって推奨される手法、および Oracle から DB2 に移行する際に通常実施されるプロセスについて説明しています。本書は、Oracle から DB2 に移行しようとされている IT アーキテクトや開発者の方を対象に作成されています。

DB2 の Oracle 互換性はネイティブ・サポートによって提供されます。互換性を実現するために DB2 が提供する最新機能はデータベースの中核機能を制御するデータベース・カーネル・レベルで提供されるため、これらの機能は当初の設計段階から DB2 に組み込まれていると言えます。この結果、エミュレーション・レイヤーを必要とせずに DB2 への移行が行えます。互換機能が設計段階から製品に組み込まれているため DB2 によるスケーラブルなシステムが実現し、DB2 の互換機能と DB2 がサポートする他の言語要素の間で全く同レベルのパフォーマンスを実現することができます。例えば、DB2 は、同じ機能を提供する SQL PL ベースのアプリケーションと PL/SQL ベースのアプリケーションを同じパフォーマンスで実行することができます。