目次


カンタン!DB2テクテク第1歩 拡張機能編

DB2 Table Editor-第1話

Comments

コンテンツシリーズ

このコンテンツは全#シリーズのパート#です: カンタン!DB2テクテク第1歩 拡張機能編

このシリーズの続きに乞うご期待。

このコンテンツはシリーズの一部分です:カンタン!DB2テクテク第1歩 拡張機能編

このシリーズの続きに乞うご期待。

はじめに

DB2 UDBのデータベースのデータを編集するためには、コマンドセンター、CLPなどツールを使用していると思います。これらのツールではSQLを発行してデータ編集を行います。データベースのデータを、SQLを記述せずエクセルのデータを扱うように手軽に編集を行いたいと感じたことはありませんか?

これから紹介するDB2 Table Editor(これ以降、DB2 TEと略して記述します)では、SQLを書かずに、DB2 UDBのデータベースのデータ編集を簡単に行えます。

この稿では、2回にわたって、DB2 TE をご紹介していきます。第1回目となる今回は、DB2 TE の概要と基本的な機能について、そして第2回目には、実際に使用するための環境の設定方法やより具体的な使い方についてお話させていただきます。

DB2 TE とは

DB2 TE は、DB2 データベースのデータの表示や編集を容易に行うことができるツールです。DB2データベースファミリーのデータを変更するという機能をより簡単により幅広いインターフェースで提供しています。例えば、Java アプレットのインターフェースを持っているのでWebサーバーに配置することによってWebブラウザーからデータの編集を行うことが出来ます。また、コントロール・センターやWeb Query Toolから呼び出すこともできます。

V4.3からはDB2ファミリーだけではなく、Informix Dynamic Server 9.xへのアクセスも可能となっています。また、テキストデータだけではなく、LOBデータを扱うことができるようになりました。

DB2 TE の構成

DB2 TE は3つのコンポーネントから構成されています。

  • Table Editor コンポーネント
    ウィザードに沿って新規フォームを作成しながら、あるいは既存のフォームを(Table Editor Developer コンポーネントで作成したフォーム)を利用して、データ・アクセスを行うユーザー・インターフェースを提供します。Windows UserとJavaで動くJava Playerの2種類があります。
  • Table Editor Developer コンポーネント
    ユーザー・インターフェースには、レコードを1行ずつ表示させるフォーム・モードと複数行をまとめて表形式で表示するテーブル・レイアウト・モードがあります。Table Editor Developer コンポーネントは、フォームモードで使用するフォームの作成を行います。Windows上で稼働します。
  • Table Editor Console コンポーネント
    アクセスするデータベースへの接続設定、タイムアウト時間や最大取得行数の制限、問題判別のためのトレースの取得等稼働環境の設定を行います。Windows上で稼働します。

DB2 TE の特徴

DB2 TE には次のような特徴があります。

  • 容易で安全なデータ・アクセス
    • DB2 TE は、DB2のデータを容易にアクセスすることができます。照会はもちろんのこと、更新・削除・挿入の操作が可能です。表示された照会結果に直接上書きすることにより新たにSQL文を生成することなくデータを更新することができます。
    • 熟練した技術者に対しては、表の構造を記憶していなくても表や列のリストから自由にデータをアクセスするインターフェースを提供することができますし、一般ユーザーに対しては、予めアクセスする対象とそのデータに対するアクションを定めたフォームを用意することにより、意図しない表やデータへの照会や更新を防ぐことができます。また、入力データのチェックや確認ポップアップの出力等、オペレーション・ミスによるデータ破壊を予防する機能も備えています。
  • 容易なフォームの作成
    • Table Editor Developer コンポーネントを使用して簡単にフォームを作成することができます。ウィザードに必要な項目を入力することによりフォームを作成することができますし、ドラッグ・アンド・ドロップによりコーディングをせずにフォームを作成することもできます。
    • これらの特徴から、様々なテスト・データの作成・修正が必要なDB2アプリケーションのテスト時の生産性の向上を図ることができます。また、DB2 TE を照会・入力・修正業務に適用することにより開発生産性そのものを向上させることができます。

Table Editor コンポーネント

今回は、基本的な機能である Table Editor コンポーネントを見てみましょう。

Table Editor コンポーネント には、Windowsベースのものと、Java Playerと呼ばれるJavaベースのものがあります。

  • Windows User
    ラージ・オブジェクトの専用アプリケーションを起動することができるなど、 DB2 TE のすべてのユーザー・インターフェイスの機能を使用できます。
  • Java Player
    DB2 コントロール・センターのプラグインとして使用したり、アプレットとしてWebブラウザーで起動することも出来ます。

次の2種類のユーザー・インターフェースを使用して、表データの参照・編集を行えます。

  • テーブル・レイアウト
  • フォーム・レイアウト

Table Editor コンポーネント(利用方法)

この機能を使用すると、選択した表に対して照会、追加、変更、および削除を行うことができます。

また、表示形式はフォームレイアウト(1件毎)、またはテーブルレイアウト(全件)が選べ、表の列に応じて自動的に編集されます。

Table Editor コンポーネント(テーブル・レイアウト)

テーブルレイアウトでの実行例です。また、参照整合性制約を設定すると、次のサンプルのように、参照されている列より関連する表を呼び出すことも出来ます。

Table Editor コンポーネント (フォーム・レイアウト)

フォームレイアウトでの実行例です。コントロールの配置、入力値のチェック、タブ順の設定などユーザーインターフェースの設定が行えます。

Table Editor コンポーネント (DB2 コントロールセンターからの呼び出し)

Table Editor コントロールセンタープラグインを使用すると、DB2コントロール・センターのポップアップメニューから呼び出すことが出来るようになります。

Table Editor コンポーネント (JavaPlayer機能)

この機能を利用すると、データベースに登録したフォームをWebブラウザーから利用することができます。

  • Javaアプレットによって、Table Editor Java Player を起動するためのHTMLソースを作成します。 作成方法は、 Table Editor Developer コンポーネント を使用して自動的に作成することができます。(次回、Table Editor Developer コンポーネントの所でもう少し具体的に説明します。)

またこの機能を利用すると、Informixデータベースに接続することもできます。設定方法などの詳細についてはユーザーズ・ガイドを参照してください。

  • (注)Informixデータベースに接続するには、Informix JDBCドライバーを使用する必要があります。

ブラウザを起動し(Internet Explorer など)、アドレスを入力し実行すると下記のような例が表示されます。

Table Editor コンポーネント (LOBの取扱い)

DB2 TE V4.3からは、データベース内のラージ・オブジェクト(LOB)を取り扱うことができるようになりました。ファイル識別の列の値と拡張子をマッピングすることにより、列をクリックするだけで専用のアプリケーションを起動できます。

DB2 TE 製品構成

DB2 TE は、お持ちのライセンス・ユース管理(LUM)キーに応じて、各プラットフォーム上のDB2にアクセスすることができます。次の3種類があります。

  • DB2 Table Editor for z/OS : z/OS、MVS、OS/390上で稼動するDB2にアクセス出来ます。
  • DB2 Table Editor for iSeries : iSeries、AS/400上で稼動するDB2にアクセス出来ます。
  • DB2 Table Editor for Multiplayforms : Windows,AIX、Linux、HP-UX、Solarisなどの各プラットフォーム上のDB2にアクセス出来ます。

DB2 TE は、次のオペレーティング・システム上で稼動します。

  • Microsoft® Windows 95
  • Microsoft Windows 98
  • Microsoft Windows NT® 4.0
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows XP

DB2 UDB v7.2 Fixpak7 以上、Fixpackが適用されていないとJavaPlayerが稼動しない恐れがありますので、必ず適用してくださるようお願いします。

終わりに

次回は、実際に使用するためにTable Editor Console コンポーネントでの設定方法について、また Table Editor Developer コンポーネントの使い方についてお話させていただきます。


ダウンロード可能なリソース


関連トピック


コメント

コメントを登録するにはサインインあるいは登録してください。

static.content.url=http://www.ibm.com/developerworks/js/artrating/
SITE_ID=60
Zone=Information Management
ArticleID=320891
ArticleTitle=カンタン!DB2テクテク第1歩 拡張機能編: DB2 Table Editor-第1話
publish-date=11302005