IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud の簡単な紹介

このエンタープライズ対応クラウド環境は開発者にとって何を意味するのか

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エンタープライズ対応の IBM® Smart Business Development and Test on the IBM Cloud は動的にプロビジョニングとスケーリングを行える環境であり、クラウド・コンピューティングのあらゆるメリットを利用できるアプリケーションの開発、テストを行う上で必要なものをすべて提供します。この環境で提供されるのは以下のものです。

  • 開発やテスト用にクラウド・リソースを管理するための Web 2.0 ダッシュボード
  • 開発やテストに必須の IBM ソフトウェア・パッケージのイメージ (クラウドの中で使うためのツール)
  • プログラムによってクラウド・リソースを管理したり、クラウド・リソースにアクセスしたりするための一連の API (クラウドのためのツール)

IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud のサイトには、以下のページがあります。

  • ibm.com/cloud/developer/ の「Overview (概要)」メイン・ページは、Developer Cloud のトップ・ページです。このページでは、Developer Cloud の統計や機能の最新情報、IBM のクラウドに関する最新のプレスリリースや動画などを見ることができます。
  • 「Control panel (コントロール・パネル)」ページはクラウド・リソースの管理や監視を行うページです。このページでは、インスタンス、イメージ、ストレージの追加や管理を行うことができます。
  • 「asset catalog (アセット・カタログ)」は、パブリック・イメージやプライベート・イメージ (アクセス権、システム・ファイル、ユーザー・ガイド、カスタマイズ、その他一般的な内容) の詳細を表示、管理するためのインターフェースです。この機能には Rational® Asset Manager 製品が使われており、Developer Cloud のためのサポート・フォーラムのコア機能を実現しています。
  • 「Account (アカウント)」ページは、ユーザーのアクセス・キー、予約済み IP アドレス、アカウントおよびインスタンス/イメージの通知、グローバル統計、基本ユーザー情報などを保持します。
  • 「Support (サポート)」ページには、サポート・フォーラムへのリンクや、クラウドのための多種多様なリポジトリー、リソース、アセットなどへのリンクがあります。

Developer Cloud にアクセスする方法として、Web サイト以外にも、RESTful API、Java™ API、コマンドライン管理インターフェースなどを利用することができます。

開発者にとっての IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud のメリット

アプリケーションの開発環境やテスト環境を計画、実装、保守する上では、以下のような明白な課題があります。

  1. 事前にインフラを購入するために、大きな初期投資と、はるか以前から計画を立てるプロセスが必要です。
  2. インフラが異機種混成であり、そうした違いにユーザー側で対応する必要があるため、インフラを効率的に使うことができません。
  3. 構成が一定せず、手動でサーバーを構成する必要があるため、テストの正確さや複雑さが制限されてしまいます。

環境のプロビジョニングは非常に手間がかかり、手動による長時間の作業が必要です。

IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud 環境では、こうした問題がすべて解消されます。(私達は開発者なので、この記事では上記の 1 番目の問題については触れません。)

もっと迅速にテストを行えるとしたらどうでしょう

IBM Development and Test on the IBM Cloud 環境を利用する利点の 1 つとして、テスト・リソースを必要とする場合にのみテスト・リソースに対して支払えばよく、インフラ全体に対して事前に支払う必要がありません。(先ほど、コストの問題には触れないと言いましたが、使用した分だけ支払えばよいということは、テスト用の予算が実質的に増えるということです。)

そして私の夢は、Development and Test on the IBM Cloud を利用すると、数回マウスをクリックするだけで、標準化された構成をベースとした新しいテスト環境と完全なトポロジーをセットアップできるようになることです。サーバーを購入し、それらのサーバーに手動でソフトウェアをインストールする手動プロセスと、このプロセスとを比べてみてください。

IBM のクラウドはセルフサービスのポータルを提供しており、このポータルから仮想マシンに迅速にアクセスすることができます。ストレージの選択肢には下記の 2 つがあります。

  • 一時ストレージ (つまり VM に依存するストレージ)、または
  • 永続ストレージ (存続期間は特定の VM に依存しません)

またこのポータルから、さまざまなオペレーティング・システム、ミドルウェア製品、ソフトウェア製品にアクセスすることができます。IBM が提供するカタログ (IBM ソフトウェアやオペレーティング・システムなどのイメージ) から選択することで、テストベッドを素早く再構成することができます。ユーザーは公開イメージのメニューから選択することも、ユーザー独自のソフトウェア・ライセンスやアプリケーションから選択することもできます。

最近の大半の開発環境では、いったん作業を中断すると、その中断した時点に戻って作業を再開するためには長い時間がかかります。IBM のクラウドではイメージのスナップショットを取り、そのスナップショットを使って前回の終了時点から即座に作業を再開することができます。また、カスタマイズしたイメージを独自のプライベート・カタログに保存することができます。後でそのプライベート・カタログにアクセスすることで、成功したものをベースに作業を続行することができ、同じ誤りを何度も繰り返すことがなくなります。

より正確なテストを実行できるとしたらどうでしょう

上で触れたように、ユーザーは一覧からソフトウェアを選択することができ、しかもそれらのソフトウェアでは、開発用ツールおよびテスト用ツール (Rational や WebSphere® など)、さらにはランタイム (Java J2EE など) 用にテスト構成が事前に定義されています。テスト・ソフトウェアの大部分は実証済みの構成になっているため、作業が非常に楽になります。また Rational Application Developer や Rational Software Architect などのイメージには Developer Cloud アダプターがプリインストールされて付属しているため、これらの IDE からタスクを自動化することができ、またクラウド・リソースに直接アクセスすることができます。

他の開発者との共同作業が楽になるとしたらどうでしょう

Development and Test on the IBM Cloud サイトとのやり取りは、ブラウザーから、またはいくつもの IBM Rational ツールから行うことができます。そのため、このサイトは非常にユニークなインターネット・ベースのユーザー・エクスペリエンスを提供し、コンポーネントの再利用や共同作業を容易に行える効率的なアプリケーション開発環境を実現します。

また提供されるツールやランタイム、構成は、共同作業に使用されることを前提に設計されています。そのため、アプリケーションやアプリケーションのテストを共有できるだけではなく、テストのためのツールも共有することができます。例えば、Rational イメージのインスタンスを数分でプロビジョニングすることができます。ユーザーを追加し、アクセス権を構成するだけで、いつでも作業を開始することができます。

IBM のクラウドを支える深い経験

IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud は、IBM の開発者や設計者が何年にもわたって顧客と共同作業を行い、高セキュリティー、高信頼性のエンタープライズ・データセンターを運用する中で得られた、スキル、経験、ベスト・プラクティスによって構築されています。IBM 自身が社内にインストールした数件を含め、何百件ものクラウドをインストールした知識と経験が、IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud とそのインターフェース、アプリケーション構築ツールやテスト・ツールに反映されています。


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ArticleTitle=IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud の簡単な紹介
publish-date=03162010