先月リリースされた Lotus Notes 8.0.1 の新機能として Notes Live Text や My Widgets といったものが
大きく取り上げられていましたが、My Widgets で管理される Notes Widgets は Composite Application の
コンポー
ネントして再利用可能なことがあまり知られていなかったようなので簡単にご紹介します。
Notes Widgets とは Notes 上に簡単に Web や Notes アプリケーションなどの情報を表現することが
できる小さなビューのパーツであり、コーディングすることなくウィザード形式で簡単に作ることができます。
そして、その作られた Notes Widget には起動時にパラメータを渡すことができるようになります。
例えば、天気予報を表示する Notes Widget であれば、起動時に都道府県名を入力させて、
起動された Notes Widget には入力された都道府県の天気予報を表示させるといった動作になります。
そして、入力するパラメータは Notes Widget を作成する際のウィザードでユーザーによって定義することができます。
実は、その入力可能なパラメータは Property Broker 経由で値を受け取ることができるように定義されます。
また Notes Widget 自身も Composite Application のコンポーネントとして再利用することができるよう、
自動的に Composite Application Editor に追加されるようになっています。

つまり、Composite Application Editor にて Notes Widget を画面上に配置して、他のコンポーネントと
Wiring することで Composite Application を実現することができます。
簡単に Composite Application を実現する 1 つのアプローチになるのでぜひお試しください。
佐藤 淳 (acchan)
WPLC Business Partner Technical Enablement Japan Team、ソフトウェア開発研究所
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