第36号
配信日:2019年3月15日
【1】IBMシステム製品の新元号への対応
2019年5月1日に、新天皇即位に伴う元号の変更 (改元) が予定され、新元号については4月1日に公表される予定です。
IBMシステム製品ごとの新元号対応に関する情報をまとめておりますので、ご参照ください。
■2019年 新元号対応に関するガイド 〜IBMシステム製品〜
AIX OSの管理している時刻情報は UNIX時刻(1970年1月1日からの経過秒)であり、元号そのものは扱っておりません。このため元号が変更になってもOSの動作には影響はありません。
AIXが提供する date コマンド, 等で元号を表示する機能をご使用の場合は、新元号対応 AIX の暫定修正の適用をご計画ください。
【2】クラウド時代のオペレーティング・システムもAIX - IBM Power Systems Enterprise Cloud Edition -
IBM Power Systems Enterprise Cloud Editionsは、プライベート・クラウド環境を意識した魅力的なソフトウェア製品を含む費用対効果の高いバンドルを提供します。
Power Systemsソフトウェアのオファリング・マネージャーであるPetra Buehrerが、Power Systems Virtual User GroupのウェビナーでIBM Power Systems Enterprise Cloud Editionを解説した際の録画がYouTubeに公開されています。最新のAIX情報をお見逃しなく!
ウェビナー概要:
・AIXハイライト
・Power Systemsソフトウェア・ハイライト(PowerVM,PowerVC,PowerSC,PowerHA,VMR)
・IBM Power Systems Enterprise Cloud Editionバンドル一覧
・各製品説明
・AIXストラテジー & ロードマップ
・AIX & Red Hat
■IBMマーケットプレイス IBM Power Systems Enterprise Cloud Editions
■YouTube Cloud capabilities on IBM Power Systems by Petra Buhrer (英語)
【3】【技術情報】Power Systems の災害対策は万全ですか?
多くの基幹システムが稼働する Power Systems において、連続稼働を実現するための障害対策やメンテナンスに加えて、「災害対策」の検討をされているケースも多いと思います。
一方、実際の構成や運用を検討される技術者の皆様の中には、「概要はわかるけれど具体的な設定や運用がイメージできない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな技術者の皆様向けに Power Systems の災害対策構成を実現する 「VM Recovery Manager DR for Power Systems」を使った、具体的な構成や導入・設定手順をコマンドや画面イメージを交えながら解説した情報を発信しております。是非この機会にご一読ください。
■IBM VM Recovery Manager DR for Power Systems v1.3 構成ガイド
■[IBM Developer] Configuring automated disaster recovery for IBM Geographically Dispersed Resiliency for Power Systems (GDR) (英語)
注 : 「IBM Geographically Resiliency for Power Systems」 は2018年12月に製品名称を変更し 「IBM VM Recovery Manager DR for Power Systems」となっております。以下の発表レターもご参照ください
【4】Watson Machine Learning で加速する Power Systems の AI
AIによってビジネス価値を生み出したいと考えている企業にとっては、AIに最適化されたハードウェアとソフトウェアで構成され、パフォーマンスの限界を突破する、またAIの洞察力を欲しいときに、欲しい場所で提供できるインフラストラクチャーが必要です。そこで、企業におけるAI採用への障壁を軽減するために、IBM WatsonのAI機能とIBM SystemsのAIインフラストラクチャーを統合した「Watson Machine Learning Accelerator(WML Accelerator)」を発表しました。
■ IBM Systems Japan Blog : Watson Machine Learning で加速する Power Systems の AI
【5】Think 2019 盛況にて終了 リプレイ公開中
2月12日-15日開催の IBMの最大イベント「Think 2019」は、盛況にて終了しました。 Ginni Romettyと世界各国からの豪華ゲストの登壇によるAI、クラウド、データ、セキュリティー等に関する最新の市場動向や新ソリューション、サービスの発表を行う「Featured Session」、お客様事例講演やワークショップを開催する「InnerCircle」、業種別ソリューションやテクノロジーにフォーカスしたセッションを擁した「Core Curriculum」、ハンズオンや技術認定サービスを提供する「Labs Program」の4つのプログラムで、1,200を超えるセッションが開催されました。
リソース
OracleデータベースならIBM Power Systems
[YouTube] IBM Power Systems チャンネル
[IBM Systems Japan Blog] Power Systems
[IBM Support] テクニカル・フラッシュ一覧<AIX>
[IBM Community] IBM Power Systems Technical Webinars (Power VUG)
[IBM Community] AIX Virtual User Group - USA
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[IBM Community] Objrepos – AIXユーザー・コミュニティ