Notesアプリケーションを作ったときにWebブラウザ用はXPagesで開発し、Notesクライアントは従来どおりのビューとフォームで開発することがあります。
せっかくXPagesでキレイに作ったのでNotesクライアントでもXPagesを使いたいと。。。という時にはXPiNCという機能を使ってNotesクライアント上でXPagesを動かすことが可能です。
設定は簡単でアプリケーションのプロパティから「起動」タブ(ロケットマーク)にある[IBM Notesクライアントで開いたとき]を「指定されたXPagesを開く」に設定し、開くXPagesを選択します。
これでワークスペースのアイコンをダブルクリックすると指定されたXPagesが開くようになります。
注意しておく必要があるのが、LotusScriptや@式でこのDBを開くときです。
例えば、 @Command([FileOpenDatabase];"server":"xpinc.nsf") というような式でDBを開いたときにはXPagesが開きません。
このようにXPagesではなく、最後に表示されたビューがNotesで表示されます。
ではXPiNCで開きたいときにはどのようにすればよいでしょうか?
FileOpenDatabaseではなく、@URLOpenを使って、@URLOpen("notes://server/xpinc.nsf/") と記述します。
アプリケーションがLocalに配置されているときは@URLOpen("notes:///xpinc.nsf/")となります。
ランチャー的なNotesアプリを作成されている場合は開きたいアプリケーションがXPagesなのかどうかで記述方法を変更する必要があります。
#もしくはすべてを@URLOpenに書き換えるか