IBM z/OS Workload Interaction Navigator V1.1 は、変則的なマルチドメイン・アクティビティーの自動化された認識および相関を可能にするためにシーケンス化されている運用データに対する可視性を提供します
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ハイライト
IBM® z/OS® Workload Interaction Navigator V1.1 は、以下を実現できるように設計されています。
- ワークロード間の相互依存および相互作用に対する可視性を提供する
- 複数のサブシステムによる 1 つまたは 2 つの間隔期間にまたがる変則的な動作を動的に認識する
- 対象分野の専門家が IBM Z® ソフトウェア・スタック全体の原因と被害者の関係を判別できるようにする
- 環境に対する変更が望ましい効果を生むか検証するための方式を提供することでワークロードの可用性を向上させます
概要
IBM Z はクラウドへのジャーニーにおける不可欠な部分に引き続きなっているので、問題の原因の検出はますます複雑になっています。 IBM Z 上で実行されているワークロードおよびその相互依存関係の多くは、引き続き「ブラック・ボックス」になっています。運用上の問題に対応する際に、対象分野の専門家は、複数のシステムやアプリケーションから提供される大量の紛らわしいデータに埋もれている関連情報を探し出すのに苦労する可能性があります。現在、彼らは、手動で問題の原因、場所、範囲を解析および関連付けし、把握しようと試みる必要があります。このプロセスが効果を発揮するまでに長い時間がかかることがあります。
IBM z/OS Workload Interaction Navigator V1.1 は、 IBM z/OS Workload Interaction Correlator インフラストラクチャーからのデータの取り込みおよび解釈を行うことでこの課題に対応します。生成されたデータは短い時間間隔で標準化および同期化され、 IBM z/OS Workload Interaction Navigator はプロセッサー・コア・タイプ、ジョブ・サイズ、およびジョブ優先順位にまたがるワークロードを容易に視覚化できます。このデータ可視化および分析によって、パフォーマンス・ベースの変則的な動作を検出できます。さらに重要なことは、異常の相関分析は、対象分野の専門家が、変則的な動作の根本原因であるアクティビティーと根本問題の症状を示しているにすぎない変則的な動作を示すアクティビティーとを対比して容易に判別するのに役立つということです。
現在の環境では、チームがより俊敏になり、主要なサービスに影響を与えることなく新しい機能を迅速に提供できるようになる必要があります。歴史的に、チームは、自身のワークロードにおける変更を受け入れたがりません。これは、変更による影響が、多くの場合、不明または予測することが困難であったためです。を IBM z/OS Workload Interaction Navigator V1.1 は、チームが、2 つの時間間隔にまたがる同じアクティビティーを比較することで、急速に変化するビジネス・ニーズに適応できるように支援します。この機能により、お客様は、ワークロードまたはソフトウェアに対する変更がシステムの残りの部分に望ましい効果を与えているか検証することができます。
主要要件
IBM z/OS Workload Interaction Navigator には以下が必要です。
- IBM z/OS Workload Interaction Correlator
- IBM Z Distribution for Zowe
推奨 APAR を含む最新の詳しいシステム要件については、 IBM Software Product Compatibility Reports Web サイトを参照してください。
出荷開始予定日
2020 年 3 月 20 日
機能詳細
バリュー・ユニット・ベースの料金設定
適格な IBM Z の IBM プログラムのご使用条件 (IPLA) のバリュー・ユニット料金設定により、より低コストでのシステムの段階的な拡張および全社的集約が可能となります。バリュー・ユニットで料金設定される各 IBM Z IPLA 製品には、バリュー・ユニット当たりの単一の料金と、指定された測定値からバリュー・ユニットへ変換するための Value Unit Exhibit(VUE)と呼ばれる変換マトリックスが設定されています。 IBM は通常、バリュー・ユニットに変換するための測定単位として MSU (Millions of Service Units) を指定しています。その他の測定単位には、エンジンやメッセージがあります。MSU は最も一般的な測定単位なので、これを以降の説明で使用します。
バリュー・ユニット料金設定には利点があります。バリュー・ユニット料金設定が適用される各 IBM Z IPLA プログラムの場合、該当する IBM 契約条件を満たすのに必要なプログラムの数は、「必須ライセンス・キャパシティー」と呼ばれます。 バリュー・ユニットを算出するための変換マトリックスを定義している VUE は数種類ありますが、いずれの種類でも、より大きいライセンス・キャパシティーが必要な場合、必要となる MSU 当たりのバリュー・ユニット数は小さくなるように定めています。Value Unit Exhibit は 3 桁のコードで一意的に識別され、VUExxx という名称を使用して参照されます (xxx は 3 桁のコード)。
バリュー・ユニットで料金設定されたプログラムを後から取得すると、料金上の利点が大きくなります。お客様が取得した各 IBM Z IPLA プログラムの数は、「適格ライセンス・キャパシティー」と呼ばれます。 IBM Z IPLA プログラムの適格ライセンス・キャパシティーを増やしたい場合、必要な追加バリュー・ユニットを決定するための計算の基準は、取得済みのバリュー・ユニットの数です。
バリュー・ユニット料金設定による個別の IBM Z IPLA プログラムについては、次の作業を行う必要があります。
- 必要なライセンス・キャパシティーを MSU 単位で判別する。
- 企業全体の MSU 数を集計する。
- 該当する Value Unit Exhibit を使用して、MSU の総数をバリュー・ユニット数に変換する。
- バリュー・ユニット別の料金にバリュー・ユニットの合計数を乗じて、総コストを決定する。
指定された測定単位とバリュー・ユニットとの間の相互変換を簡素化するには、Value Unit Converter Tool を使用します。追加情報が必要な場合、または Value Unit Converter Tool のコピーを入手するには、 IBM Z Software Pricing Web サイトにアクセスしてください。
特定のプログラムのバリュー・ユニット数は、他のプログラムのバリュー・ユニット数と取り替えたり、交換したり、集計したりすることはできないということに注意してください。
選択した IBM Z IPLA プログラムに関して必須ライセンス・キャパシティーを決定するには、『 契約条件 』のセクションを参照してください。
参照情報
IBM z/OS Workload Interaction Correlator について詳しくは、ソフトウェア発表レター JP20-0044 を参照してください。
IBM Z Operations Insight Suite またはそのコンポーネントのいずれかについての詳細は、 IBM Marketplace を参照してください。
プログラム番号
Program number | VRM | Program name |
---|---|---|
5698-WKN | 1.1 | IBM z/OS Workload Interaction Navigator |
Program PID number | Subscription and Support PID number |
---|---|
5698-WKN | 5698-WKS |
オファリング情報
製品情報は IBM オファリング情報 Web サイトで入手可能です。
製品資料
製品に付随する資料、およびその他の資料は、2020 年 3 月 20 日に IBM Knowledge Center から入手可能です。
技術情報
所定稼働環境
前提ハードウェア
IBM z/OS Workload Interaction Navigator V1.1 は、IBM z/OS V2.3 以降でサポートされているハードウェア上で稼働します。
前提ソフトウェア
- IBM z/OS V2.3 以降
- IBM z/OS Workload Interaction Correlator (z/OS 有償機能)
- IBM Z Distribution for Zowe V1.0.0 以降
IBM Support
IBM Support は、お客様の時間を節約してサポートを簡素化するように設計された、技術サポートのツールやリソースへのゲートウェイです。 IBM Support は、疑問に対する回答の検索、修正のダウンロード、トラブルシューティング、問題事例の報告と追跡、およびスキルの向上に役立ちます。 IBM Support Insider にアクセスして、新しいツール、新しいプロセス、新機能などの IBM Support の変更について知り、情報を入手してください。
計画情報
パッケージング
今回発表されたプログラムには、以下のものが付属しています。
- 「プログラムのご使用条件」 (Z125-3301)
- 「ライセンス情報 (LI)」資料
- 資料 (『 製品資料 』セクションを参照)
このプログラムを Web サイトからダウンロードした場合は、適用される IBM プログラムのご使用条件、および該当する場合はライセンス情報 (LI) が含まれており、これらは、当プログラムのインストール時に同意・不同意を確認するために表示されます。ライセンスおよびライセンス情報 (LI) は、将来の参照のために LICENSE.TXT などのファイル名でディレクトリーに保管されます。
セキュリティー、監査性およびコントロール
IBM z/OS Workload Interaction Navigator V1.1 は、製品が稼働するオペレーティング・システムのセキュリティー機能および監査機能を使用します。
アプリケーション・システムや通信機能でのセキュリティー機能、管理手順、および適切な制御を、評価、選択、実装することは、お客様の責任で行っていただきます。
発注情報
IBM 担当員にお問い合わせください。
Value Unit Exhibit VUE007
MSUs minimum | MSUs maximum | Value Units/MSU | |
---|---|---|---|
Base | 1 | 3 | 1 |
Tier A | 4 | 45 | 0.45 |
Tier B | 46 | 175 | 0.36 |
Tier C | 176 | 315 | 0.27 |
Tier D | 316 | + | 0.20 |
注文例
バリュー・ユニットの合計数は、以下の例に従って計算されます。
選択した IBM Z IPLA 製品の必須ライセンス・キャパシティーが、1,500 MSU の場合、適用されるバリュー・ユニットは次のようになります。
Tier | MSUs | Multiplied by Value Units per MSU | Equal Value Units |
---|---|---|---|
Base | 3 | 1.00 | 3.00 |
Tier A | 42 | .45 | 18.90 |
Tier B | 130 | .36 | 46.80 |
Tier C | 140 | .27 | 37.80 |
Tier D | 1,185 | .20 | 237.00 |
Total | 1,500 | 343.50 |
バリュー・ユニットの合計数を計算する場合、小数点以下の端数は、切り上げになります。
課金単位
このライセンス製品の課金単位は、以下のライセンス情報資料に記載されています。
Program identifier | License Information document title | License Information document number |
---|---|---|
5698-WKN | IBM z/OS Workload Interaction Navigator | L-LESS-BKMNKC |
任意の言語を選択し、「Charge Metrics」セクションまでスクロールダウンしてください。後続のリリースでは、契約条件が更新される可能性があります。詳しくは、 License Information documents Web サイトを参照してください。
基本ライセンス
MSU からバリュー・ユニットへの変換
MSUs | Value Units/MSU | |
---|---|---|
Base | 1-3 | 3.0 |
Tier A | 4-45 | 18.90 |
Tier B | 46-175 | 46.80 |
Tier C | 176-315 | 37.80 |
Tier D | 316 or greater | 237.0 |
発注するには、プログラム ID 番号および該当するライセンスまたは課金オプションを指定してください。メディアが出荷されないようにするには、CFSW でライセンスのみのオプションを選択してください。
プログラム名: IBM z/OS Workload Interaction Navigator V1.1
プログラム ID: 5698-WKN
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S018H2L | IBM z/OS Workload Interaction Navigator | MultiVersion Measurement No Charge Value Units |
On Off Capacity on Demand Temporary Use Charge MSU-DAY(s) | ||
Use-Based License One-Time Charge Value Units |
Orderable supply ID | Language |
---|---|
S018H2M | Multilingual |
IBM は、インターネット・デリバリーをお勧めしています。ただし、引き続き物理メディアが必要な場合は、DVD を選択できます。
サブスクリプション&サポートのプログラム ID: IBM z/OS Workload Interaction Navigator S&S (5698-WKS)
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S018H2P | IBM z/OS Workload Interaction Navigator S&S | Decline Subscription and Support No Charge Value Units |
MultiVersion Measurement S&S No Charge Value Units | ||
SW Subscription and Support Annual Support Charge Value Units | ||
SW Subscription and Support Monthly Support Charge Value Units | ||
SW Subscription and Support Registration (minus Supply right) No Charge Per MSU |
Orderable supply ID | Language |
---|---|
S018H2R | Multilingual |
サブスクリプション&サポート
電話で技術サポートを受けること、および追加料金なしで将来のリリースおよびバージョンを入手することを希望される場合には、サブスクリプション&サポートを発注していただく必要があります。サブスクリプション&サポートのキャパシティー (バリュー・ユニット) は、製品ライセンスで発注したキャパシティーと同じにする必要があります。
発注する場合は、前述のサブスクリプション&サポートのプログラム ID および該当するライセンスまたは課金オプションを指定してください。
また、 IBM は、 IBM ソフトウェア・メンテナンス取得契約の条件に基づいて、別途購入されたオファリングとともにこれらのプログラムに対するサブスクリプション&サポートを提供しています。この製品は以下を提供します。
- 基本サポートが提供するサポート・サービスを含むほか、拡張サービスとして電話による技術サポートを含んでいます。
- 将来のリリースおよびバージョンに対する使用許諾を追加料金なしで受けることができます。ただし、新規プログラムの使用許諾は受けられません。
サブスクリプションおよびサポートが発注されると、お客様によって解約されない限り、課金は毎年自動的に更新されます。
IPLA ライセンスとソフトウェア・メンテナンス取得契約を組み合わせた場合は、従来の ICA IBM Z ライセンスまたはそれに相当するものと同等の権利とサポート・サービスが提供されます。ICA ビジネス・モデルで提供されていたサポートと同じレベルのサポートを引き続き希望されるお客様は、プログラムのライセンスおよび選択されたプログラムのサポートの両方を、同じ Value Unit 数で注文していただく必要があります。
カスタマイズされた製品
製品成果物は、CBPDO および ServerPac でのみ出荷されます。 これらのカスタマイズされたオファリングは、インターネット・デリバリーに対して提供されます。インターネット・デリバリーについて詳しくは、 Shopz Web サイトの「Help」セクションを参照してください。
IBM は、インターネット・デリバリーをお勧めしています。ただし、引き続き物理メディアが必要な場合は、DVD を選択できます。
多くの製品は、CBPDO での出荷開始日の翌月に ServerPac での発注が可能です。 z/OS は、出荷開始予定日に CBPDO および ServerPac での発注が可能です。また、多くの製品は、 z/OS オペレーティング・システムまたはサブシステムを併せて発注せずに Product ServerPac で発注することも可能です。
Shopz および CFSW は、製品の必要条件のチェックに基づいて、適格性を判別します。Product ServerPac について詳しくは、 Shopz Web サイトの「Help」セクションを参照してください。
ソフトウェア製品発注の実動は、予定された出荷開始日から開始されます。
- CBPDO の出荷は、出荷開始予定日の 1 週間後に開始されます。
- ServerPac の出荷は、出荷開始予定日の 4 週間後に開始されます。
契約条件
この発表レターに記載されている情報は、参考のため、および便宜上の目的のためにのみ提供されています。 IBM とのあらゆる取引を規定する契約条件については、 IBM プログラムのご使用条件、 IBM インターナショナル・パスポート・アドバンテージ契約、および IBM ソフトウェア・メンテナンス取得契約などの該当する契約書に記載されています。
ライセンス交付
ライセンス情報文書およびライセンス証書 (PoE) を含む IBM プログラムのご使用条件は、お客様によるプログラムの使用を規定します。すべての許可使用に、PoE が必要です。
ソフトウェア・メンテナンス
以下の契約がソフトウェア・サブスクリプション&サポート (ソフトウェア・メンテナンス) として適用されます。
- IBM ソフトウェア・メンテナンス取得契約 (JNTC-6011)
- IBM ソフトウェア・メンテナンス取得契約 (IAAS305 またはその他)
- IBM ソフトウェア・メンテナンス取得契約 (IAAS400) の別紙
これらのプログラムは、 IBM プログラムのご使用条件 (IPLA)、および関連するソフトウェア・メンテナンス取得契約の下でライセンス交付を受け、これにより、プログラムのリリースおよびバージョンへの継続的なアクセスがサポートされます。これらのプログラムには、プログラム使用のための一括払いのライセンス使用料と、電話によるサポート (通常の営業時間中の電話による障害サポート) ならびにサポートの有効期間中のプログラムの更新、リリース、およびバージョンへのアクセスを含む拡張サポートに対する毎年の使用料が課せられます。
ライセンス情報 (LI) の資料番号
本発表レター内のオファリングには、以下のライセンス情報資料が適用されます。
Program identifier | License Information document title | License Information document number |
---|---|---|
5698-WKN | IBM Z Workload Interaction Navigator | L-LESS-BKMNKC |
後続のリリースでは、契約条件が更新される可能性があります。詳しくは、 License Information documents Web サイトを参照してください。
限定保証の適用
あり。
限定保証
IBM は、「プログラム」について、お客様が「プログラム」を IBM 所定の稼動環境で使用する限り、IBM 所定の仕様に合致することを保証します。かかる保証は、「プログラム」の変更の加えられていない部分についてのみ適用されるものとします。 IBM は、「プログラム」の実行が中断しないこともしくはその実行に誤りがないこと、または、すべての誤りが修正されることを保証しません。「プログラム」の使用結果については、お客様の責任とします。
IBM は、お客様に対して、既知の「プログラム」の誤り、誤りの修正、制限事項および回避措置に関する情報を含んだ IBM データベースへのアクセスを追加料金無しで提供します。詳細については、 IBM サポート・ガイド を参照してください。
IBM は、「プログラム」の当初の使用権の取得者が「プログラム」を取得してから最低 1 年間(以下「保証期間」といいます。)、この情報を提供します。
プログラム技術サポート
プログラム製品のバージョンまたはリリースの技術サポートは、一般出荷可能日から最低 3 年間、お客様のソフトウェア・サブスクリプション&サポート (「ソフトウェア・メンテナンス」とも呼ばれる) が有効である限り利用することができます。
この技術サポートでは、プログラム製品のインストールおよび操作に関する製品固有の作業本位の質問について、 IBM からの (電話または電子的手段による) 支援を受けることができます。ソフトウェア・サブスクリプション&サポート (ソフトウェア・メンテナンス) は、プログラムの更新 (モディフィケーションまたはフィックス)、リリース、およびバージョンへのアクセスも提供します。サポートの終了は、発表レターによって終了の 12 カ月前までにお客様に通知されます。
終了日以降へのサポートの延長も含め、 IBM から追加の技術サポートが必要な場合は、 IBM 担当員または IBM ビジネス・パートナーにお問い合わせください。この延長は有料でご利用いただけます。
IBM ソフトウェア・サポート・ライフサイクル・ポリシーの追加情報については、 IBM Software Support Lifecycle Policy Web サイトを参照してください。
返金保証
なんらかの理由で本プログラムに満足いただけなかった場合は、オリジナル・ライセンス所有者である場合に限り、送り状の日付から 30 日以内に本プログラムとその PoE を販売元にお返しいただければ、お支払い額を返金いたします。本プログラムをダウンロードした場合の返金のお受け取り方法につきましては、本プログラムをお買い求めの販売元にお問い合わせください。
明確にするために、以下のことにご留意ください。 IBM のいずれかの On/Off Capacity on Demand (On/Off CoD) ソフトウェア契約のもとで取得されたプログラムの場合、これらの契約はすでに取得されて使用中のプログラムに適用されるので、この条件は適用されません。
ボリューム発注 (IVO)
なし
パスポート・アドバンテージの適用
なし
ソフトウェア・サブスクリプション&サポートの適用
あり。 ソフトウェア・サブスクリプション&サポート期間中、「プログラム」の変更の加えられていない部分について、所定稼働環境で問題を再作成できる限り、 IBM は以下を提供します。
- 問題修正情報、制限、またはバイパス。
- プログラムの更新: コード修正、フィックス、機能拡張のコレクションの定期リリース、ならびに「プログラム」や資料の新規バージョンおよび新規リリース。
- 技術支援: 電話や電子的手段を通じて、疑わしい「プログラム」の問題に対処する、妥当な量のリモート・アシスタンス。 技術支援は、お客様の地域の IBM サポートから提供されます。
IBM 連絡先情報を含む技術支援に関する詳細情報は、 IBM サポート・ガイド に記載されています。
ソフトウェア・サブスクリプション&サポートには以下の支援は含まれません。
- アプリケーションの設計と開発。
- 所定稼働環境以外での「プログラム」の使用。
- IBM ソフトウェア・メンテナンス取得契約の下で IBM に保証責任のない製品により引き起こされた故障。
ソフトウェア・サブスクリプション&サポートは、プログラムがプログラムのソフトウェア・サポート・ライフサイクル・ポリシーに指定されたサポート期間内にある場合にのみ提供されます。
可変課金の適用
なし
教育機関向け割引の利用
適用外
Multi-Version Measurement
Multi-Version Measurement (MVM) は、以前に発表された Migration Grace Period の 6 カ月の時間制限に置き換わるものであり、お客様は複数の適格なバージョンのソフトウェア・プログラムを時間無制限で実行できます。お客様は、プログラム・バージョンのアップグレード中に、無期限に複数のバージョンのプログラムを同時に実行できます。お客様は、実動環境で無期限に複数のバージョンのプログラムを同時に実行することもできます。MVM では、営業活動を終了したプログラムのサポート日は延長されません。
資格の条件を含む、MVM の詳細については、 MVM Web ページを参照してください。適格なプログラムのリストについては、 IPLA Execution-Based Web ページを参照してください。
サブキャパシティーの契約条件
バリュー・ユニット料金設定が適用される各 IBM Z IPLA プログラムの場合、該当する IBM 契約条件を満たすのに必要なプログラムの数は、「必須ライセンス・キャパシティー」と呼ばれます。お客様の必要なライセンス・キャパシティーは、以下の要素に基づいて算定されます。
- 選択された IBM Z IPLA プログラム。
- 該当する Value Unit Exhibit。
- 該当する条件。
- 現在のメインフレームがフルキャパシティーであるかサブキャパシティーであるか。
お客様が選択された IBM Z IPLA プログラム用の Value Unit Exhibit の詳細については、『 発注情報 』セクションを参照してください。
Program number | Program name | Terms |
---|---|---|
5698-WKN | IBM z/OS Workload Interaction Navigator | z/OS-based |
フルキャパシティーのメインフレーム
フルキャパシティーが適用される場合は、以下の契約条件が適用されます
実行ベース、 z/OS ベース、フルマシン・ベース: これらの条件が適用される IBM Z IPLA プログラムの必要キャパシティーは、 IBM Z IPLA プログラムが実行されるマシンの MSU 換算キャパシティーに等しくなります。
メインフレーム MSU 換算キャパシティーについて詳しくは、 IBM Z software pricing resources Web ページを参照してください。
参照ベース: これらの条件が適用される IBM Z IPLA プログラムの必須ライセンス・キャパシティーは、適用される月額ライセンス料金 (MLC) プログラムのライセンス・キャパシティーに等しくなります。この MLC プログラムは、「親」プログラムと呼ばれます。
サブキャパシティーのメインフレーム
サブキャパシティーが適用される場合、以下の条件が適用されます。
実行ベース: これらの条件が適用される IBM Z IPLA サブキャパシティー・プログラムの必須キャパシティーは、 IBM Z IPLA プログラムが実行される LPAR のキャパシティーと等しくなります。
z/OS ベース: これらの条件が適用される IBM Z IPLA プログラムの必要ライセンス・キャパシティーは、 IBM Z IPLA プログラムが実行されるマシンの z/OS のライセンス・キャパシティーに等しくなります。
参照ベース: これらの条件が適用される IBM Z IPLA プログラムの必須ライセンス・キャパシティーは、適用される月額ライセンス料金 (MLC) プログラムのライセンス・キャパシティーに等しくなります。この MLC プログラムは、「親」プログラムと呼ばれます。
フルマシン・ベース: フルマシン・ベースの条件が適用される IBM Z IPLA プログラムの必須ライセンス・キャパシティーは、 IBM Z IPLA プログラムが実行されるマシンの MSU 換算キャパシティーに等しくなります。
メインフレーム MSU 換算キャパシティーについて詳しくは、「 IBM z Systems® Machines Exhibit」(JNTC-3901) または IBM Z software pricing resources Web ページの『Exhibits』セクションを参照してください。
参照ベースの条件が適用される IBM Z IPLA サブキャパシティー・プログラムでは、 IBM Z IPLA プログラムがどの環境で実行されるかに関係なく、環境全体にわたって親プログラムに値が追加されます。
環境は、単一マシンまたはスタンドアロン・マシン、または適格である 並列シスプレックス® のいずれかとして定義されます。 お客様の企業で 1 つ以上の異なる環境が用意されている場合があります。 参照ベースの条件が適用される IBM Z IPLA プログラムごとの必須ライセンス・キャパシティーを算出するには、それぞれの環境を個別に評価する必要があります。
参照ベースの条件が適用される IBM Z IPLA サブキャパシティー・プログラムが、適格な Parallel Sysplex 環境で使用される場合、 IBM Z IPLA プログラムの必須ライセンス・キャパシティーは、 Parallel Sysplex 全体の親プログラムのライセンス・キャパシティーと等しくなければなりません。適格である 並列シスプレックス とは、MLC 料金設定がシスプレックス全体で集計されるシスプレックスです。
サブキャパシティーの適用対象
選択した IBM Z IPLA プログラムでサブキャパシティー料金の適用を受けるためには、まずお客様が以下のいずれかのすべての条件を実施して、これに準拠する必要があります。
- サブキャパシティー・ワークロード使用料金 (WLC)
- サブキャパシティー・エントリー・ワークロード使用料金 (EWLC)
- サブキャパシティー・アドバンスド・ワークロード使用料金 (AWLC)
- サブキャパシティー・アドバンスド・エントリー・ワークロード使用料金 (AEWLC)
サブキャパシティー WLC、EWLC、AWLC、または AEWLC を実施するには、マシンが IBM Z (または同等製品) でなければなりません。そのマシンで、以下のようにします。
- OS/390® オペレーティング・システムのすべてのインスタンスを z/OS オペレーティング・システムにマイグレーションしておく必要があります。
- OS/390 オペレーティング・システムのライセンスはいずれも解約する必要があります。
- z/OS オペレーティング・システムのインスタンスはすべて、 z/Architecture® (64-ビット) モードで実行する必要があります。
該当のマシンについて、お客様は毎月サブキャパシティー・レポートを作成し、 IBM にお送りいただく必要があります。サブキャパシティー・レポートは、サブキャパシティー・レポート作成ツール (SCRT) を使用して生成する必要があります。追加情報が必要な場合、または SCRT のコピーを入手するには、 IBM Z software pricing tools Web ページにアクセスしてください。
お客様は、該当する WLC または EWLC オファリングのすべての条件に準拠する必要があります。
- サブキャパシティー WLC のすべての契約条件は、「 IBM Customer Agreement - Attachment for z Systems® Workload License Charges (JNTC-6516 および JNTC-6324)」に定義されています。
- サブキャパシティー EWLC のすべての契約条件は、「EWLC、TWLC、zELCおよび z/OS.e ソフトウェア使用料金に関する特則 (JNTC-6587 および JNTC-6588)」で規定されています。
お客様は、該当する AWLC または AEWLC オファリングのすべての条件に準拠する必要があります。
- AWLC の全契約条件は、「 IBM Customer Agreement - Attachment for IBM System z® Advanced Workload License Charges」(Z125-8538) で規定されています。
- AEWLC の全契約条件は、「 IBM Customer Agreement - Attachment for IBM System z Advanced Entry Workload License Charges」(Z125-8755) で規定されています。
さらに、お客様は IPLA 契約の合意書である「 IBM Amendment for IBM System z Programs Sub-Capacity Pricing」(JNTC-6929) に指定された契約条件に署名し、これに準拠する必要があります。この合意書に署名することにより、以前の IBM Z IPLA サブキャパシティー条件のすべてに代わって合意書の条件が有効になります。
適切なセキュリティー実施について
IT システム・セキュリティーには、企業内外からの不正アクセスの侵入防止、検知、および対応によって、システムや情報を保護することが求められます。不適切なアクセスにより、情報の改ざん、破壊、または悪用を招くおそれがあるほか、システムが誤用された場合は他者へのシステムを攻撃してしまうおそれがあります。セキュリティーに対して包括的なアプローチをとらない IT システムや IT 製品は、完全にセキュアであるとみなすべきではなく、また単一の製品や単一のセキュリティー対策で極めて効果的に不正アクセスを防止できるものはありません。 IBM システムおよび製品は、規制に準拠したセキュリティーに関する包括的な取り組みの一環として設計されています。これには必然的に追加の運用手順が含まれ、これを最も効果的なものとするには、他のシステム、製品、またはサービスが必要となる場合もあります。
重要: IBM では、いずれのシステム、製品、あるいはサービスも第三者の悪質な行為、および不正な行為による影響を受けていないこと、または将来受けないことを保証するものではありません。
料金
各地域の料金設定については、 IBM 担当員にお問い合わせください。
IBM グローバル・ファイナンシング
IBM グローバル・ファイナンシングは、信用資格のあるお客様が IT ソリューションを取得するのを支援するために、競争力のある資金調達を用意しています。このオファリングには、 IBM とその他のメーカーまたはベンダーの双方からの、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを含む、IT 獲得のための資金調達が含まれます。オファリング (すべてのお客様セグメント、すなわち小企業、中企業、および大企業用)、レート、条件、およびアベイラビリティーは、国によって異なる場合があります。詳しくは、お客様の地域の IBM グローバル・ファイナンシング組織にお問い合わせいただくか、 IBM グローバル・ファイナンシング の Web サイトを参照してください。
IBM グローバル・ファイナンシングのオファリングは、米国では IBM Credit LLC を通して 、また、全世界のその他の IBM 子会社および部門を通して、有資格の企業および官公庁のお客様に提供されます。レートは、お客様の信用格付け、資金調達条件、オファリングのタイプ、装置のタイプ、およびオプションに基づき、 国により異なる場合があります。その他の制限がある場合もあります。レートおよびオファリングは、予告なしに変更、拡張、または撤回される場合があります。
IBM グローバル・ファイナンシングによる資金調達は、お客様が現金および信用取引限度を保持するのに役立ち、現在の予算限度内でより多くのテクノロジー獲得を可能にし、経済的に有望な新テクノロジーの実装を促進し、決済および条件の柔軟性を提供し、プロジェクト・コストを予想利益に一致させる助けとなります。資金調達は、信用資格のある全世界のお客様にご利用いただけます。
商標
IBM、z/OS、IBM Z、PartnerWorld、Passport Advantage、z Systems、IBM z Systems、Parallel Sysplex、OS/390、z/Architecture および System z は、IBM Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
Zowe は、The Linux Foundation の商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
ご利用条件
お客様の国で発表されて入手可能な IBM の製品およびサービスは、その時点で有効な適用可能な標準契約書、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、この発表をいつでも予告なしに変更または撤回する権利を保有します。この発表はお客様の参照用としてのみ提供されています。追加のご利用条件については、次の Web サイトでご確認ください。
この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。
IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、 IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。