Container Pricing for IBM Z は、Application Development and Test Solution を提供して、月次ライセンス料を増やすことなく、提供する容量を最大 3 倍にすることができます

概要概要機能詳細機能詳細
主要前提条件主要前提条件AP ディストリビューションAP ディストリビューション
有効日有効日


ハイライト

Top rule

Container Pricing for IBM® Z は、適格なソリューションのソフトウェア料金設定を簡素化して、柔軟な導入オプションをそれらのソリューションにまさに適切な、競争力のある料金で提供します。

Application Development and Test Solution を使用すると、お客様は、現行の z/OS® ベースの開発およびテスト環境の容量に対するライセンスを、既存のサイズの最大 3 倍に増やすことができます。そのワークロードに対する IBM 月次ライセンス料 (MLC) ソフトウェア料金が容量ベースで増えることはありません。



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概要

Top rule

DevOps は、すべてのプラットフォームとチーム全体で、要求から実行中のシステムまでにわたるアプリケーションのライフサイクルを管理するための組織戦略です。組織全体にアジャイルとスマートな IT 手法を持ち込んで、ビジネスの要求に対する迅速な対応を可能にします。

本来、DevOps は、効率的な DevOps パイプラインを作成する最新ツールの支援を受けた人とプロセスに関するものです。ベスト・プラクティスには、以下のものがあります。

  • ビルド自動化
  • 継続した統合
  • テスト自動化
  • 継続した導入

これらのベスト・プラクティスはチームの生産性と製品の品質の両方を大幅に向上させる一方、場合によって限定的な z/OS ベースの開発とテスト容量にさらに負担を課す場合もあります。

これらの要求への対応として、 IBM は Application Development and Test Solution を提供しています。このソリューションは新しい Container Pricing for IBM Z インフラストラクチャーを使用して、 z/OS ベースの開発とテストのワークロードに対する成長コストを大幅に削減します。

Application Development and Test Solution を使用すると、お客様は、現行の z/OS ベースの開発およびテスト環境の容量に対するライセンスを、既存のサイズの最大 3 倍に増やすことができます。そのワークロードに対する MLC ソフトウェア料金が容量ベースで増えることはありません。

Application Development and Test Solution オファリングは、既存の契約上のロイヤルティー契約 (Enterprise License Agreement (ELA) や Open Infrastructure Offering (OIO) など) に追加することも、独立した処理として提供することもできます。



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主要前提条件

Top rule

Application Development and Test Solution には、以下が必要です。

  • IBM サブキャパシティー料金設定が実施されている IBM z13® 、 IBM z13s™ 、 IBM z14、またはそれ以降のモデル。
  • 別の LPAR ソリューションの場合は、 z/OS V2.1 以降のオペレーティング・システム。
  • コロケーション・ソリューションの場合は、以下の APAR に対する PTF が適用された、 z/OS V2.2 または V2.3、あるいはそれ以降のオペレーティング・システム。
    • ワークロード・マネージャー (WLM) 用の OA52312
    • リソース管理機能 (RMF™) 用の OA52694
    • システム管理機能 (SMF) 用の OA53033
    • システム表示/検索機能 (SDSF) 用の PI82528

    これらの PTF およびその他の関連 PTF は、修正カテゴリー IBM.Function.Pricing.Infrastructure に関連付けられます。

  • SCRT Users Guide の要件およびガイドラインに従って、サブキャパシティー・レポーティング・ツール (SCRT) V25.2 以降。1
  • 各サブキャパシティー報告期間ごとに SCRT を実行し、毎月、結果のサブキャパシティー・レポートを IBM に送信。
  • Container Pricing ソリューションを識別するために、お客様ごとに固有のソリューション ID を使用。ソリューション ID は、お客様に対する New Application Solution の承認時に、 IBM License Management Support (LMS) Web サイトからそのお客様に提供されます。
1 SCRT V25.2 は、2017 年 12 月 15 日に、 IBM z Systems® Software Pricing Web サイトから、あるいは z/OS V2.3 の APAR OA53047 用の PTF と一緒に入手可能になります。



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有効日

Top rule

2017 年 12 月 15 日



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機能詳細

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Container Pricing for IBM Z は、柔軟な導入オプションを適格なソリューションにまさに適切な、競争力のある料金で提供することで、そのソリューションのソフトウェア料金設定を簡素化します。Container Pricing は、既存の LPAR 内でのコロケーション・ソリューションから、個々の LPAR でのソリューション、複数の LPAR でのソリューションまで、無関係なワークロードに直接影響を及ぼすことなくスケールを変更できます。

Application Development and Test Solution を使用すると、お客様は、現行の z/OS ベースの開発およびテスト環境の容量に対するライセンスを、既存のサイズの最大 3 倍に増やすことができます。そのワークロードに対する MLC ソフトウェア料金が容量ベースで増えることはありません。

この専用容量は、新規および既存の両方の z/OS ベース・アプリケーション開発とテストのワークロードに使用して、ビジネスの予測可能な低コストを実現できます。これは、開発チームが、実稼働環境のワークロードのコストに直接影響を及ぼすことなく、最新の効率的な DevOps パイプラインの実装に必要な容量を確保するのに役立ちます。

Application Development and Test Solution の概要

Application Development and Test Solution を使用すると、お客様は、 z/OS ベースの開発とテスト環境のコストを、 z/OS ベースの実稼働環境のコストから分離することができます。開発やテスト活動のための容量を制限することなく、実動ワークロードを最適化できるようになります。

Container Pricing for IBM Z インフラストラクチャーを使用すると、このソリューションにより、お客様は、現行の z/OS ベースの開発およびテスト環境の容量に対するライセンスを、既存のサイズの最大 3 倍に増やすことができます。そのワークロードに対する MLC ソフトウェア料金が容量ベースで増えることはありません。MLC ソフトウェア・ライセンス料はコンテナーの容量で固定され、組織内の他の場所で実行されるワークロードのコストに直接影響を及ぼしません。

Application Development and Test Solution コンテナー内で実行される非 MLC ソフトウェア (IBM IPLA ソフトウェアなど) は、コンテナーのサイズに応じてライセンス交付を受ける必要があります。追加の容量が必要な場合、割引料金で購入できます。

一例として、100 MSU (Millions of Service Units) の z/OS ベース・アプリケーション開発およびテスト環境があるお客様が、開発およびテスト容量のライセンスを 300 MSU (元の容量の 3 倍) に増やし、そのワークロードに同じ MLC ソフトウェア料金を維持することができます。 IBM IPLA ソフトウェア用のこの Container Pricing ソリューションの新しい基準容量は 300 MSU になります。

さらに、Application Development and Test Solution では、お客様は元の最大容量を超えて IBM MLC 容量を増やすことができ、この増分容量に対する増分 MLC 料金を 80% 削減できます。国別マルチプレックス使用料金 (CMLC) の料金ポイントは、Application Development and Test Solution における MLC プログラム・コストの参照として使用されます。

例えば、時間の経過につれて上記のお客様が 300 MSU のテストおよび開発ワークロードを 500 MSU に増やしたくなった場合、増分の 200 MSU は、CMLC 基準から 80% 削減して料金設定されます。このソリューションには、国別マルチプレックス料金オファリングへの加入は不要です。

Application Development and Test Solution 用の Container Pricing の実装

通常、実動 LPAR から隔離された z/OS LPAR で開発とテストのワークロードを実行することをお勧めします。Application Development and Test Solution は、Container Pricing インフラストラクチャーを使用して、1 つ以上の LPAR を標準のサブキャパシティー料金設定契約条件から切り離します。これを実現するために、お客様は、SCRT Container 制御ステートメントと IBM 提供のソリューション ID を使用して、Application Development and Test Solution を構成する LPAR を SCRT に指示する必要があります。

z/OS ベースの開発およびテスト容量が実動 LPAR と同じ場所に配置される場合、特定のコロケーション・ワークロードは、料金設定のために Application Development and Test コンテナーに引き続き追加できます。このシナリオでは、新規の z/OS Workload Manager (WLM) Tenant Resource Group (TRG) インフラストラクチャーに依存します。これによって、Application Development and Test Solution として定義されたアドレス・スペースを測定 (およびオプションで上限を設定) します。例えば、1 つ以上の CICS® 領域を開発およびテストのみに使用する場合などです。 IBM が提供する同じソリューション ID が z/OS WLM に追加され、これらのアドレス・スペースにコンテナーの一部であることを示すフラグを立てます。

Container Pricing 用に z/OS および SCRT を構成すると、SCRT は、該当するワークロードを標準のサブキャパシティー環境のレポートから除去します。これにより、効率的にそのようなワークロードが IBM ソフトウェア製品の標準のサブキャパシティー課金にカウントされないようにすることができます。SCRT は、 IBM が提供するソリューション ID に基づく Application Development and Test Solution 用に特定の Container Pricing セクションを作成します。

Application Development and Test Solution の参照ベースラインの計算

開発とテストのワークロードが、実動 LPAR から隔離された 1 つ以上の z/OS LPAR に分離される場合、以下の計算が適用されます。

Application Development and Test Solution の初期のアプリケーション開発およびテスト MSU 基本容量は、SCRT レポートの過去 3 カ月間の専用 LPAR の平均、ピーク、4 時間のローリング平均から計算されます。平均により、初期の MSU 基本容量が決まります。

この初期 MSU 基本容量の MLC コストは、4 時間のローリング平均全体に対する、これらのアプリケーション開発およびテスト LPAR の関与の増分に基づいて計算されます。このオファリングの MLC 料金を判別するには、以下の SCRT レポートが必要です。

ケース A: 実動 LPAR とアプリケーション開発およびテスト LPAR が同じマシンで実行される:

  • アプリケーション開発およびテスト LPAR に EXCLUDE ステートメントを使用して、過去 3 カ月間の SCRT レポートを実行します。
  • それらのレポートの MSU を使用して、月ごとに製品別の MLC 料金を計算します。
  • 製品ごとに上記の月額料金から 3 カ月平均の料金を計算します。
  • この金額を、このマシンの 3 カ月平均の BAU (Business As Usual) (請求) MLC から減算して、Application Development and Test の MLC 料金を決定します。

注: 実動マシンとアプリケーション開発/テスト・マシンの両方が 1 つのシスプレックス内にある場合、すべての料金設定と計算はシスプレックス・レベルで実行されなければなりません。

ケース B: シスプレックス内にある専用のアプリケーション開発/テスト・マシン:

  • 開発/テスト・マシンを除くすべてのマシンについて、過去 3 カ月間の SCRT レポートを実行します。
  • それらのレポートの MSU を使用して、月ごとに製品別の MLC 料金を計算します。
  • 製品ごとに上記の月額料金から 3 カ月平均の料金を計算します。
  • この金額を、製品ごとにシスプレックス全体の 3 カ月平均 BAU (請求) MLC から減算して、Application Development and Test の MLC 料金を決定します。

ケース C: 独立したアプリケーション開発/テスト・マシン

  • 製品別にこのマシンの 3 カ月平均 BAU (請求) MLC を計算して、Application Development and Test の MLC 料金を決定します。

開発およびテストのワークロードが実動 LPAR と同じ場所に配置される場合、これには、ベースラインを作成するために 3 カ月間専用の開発およびテスト・アドレス・スペースを収集し、計測するように、新しい z/OS Workload Manager (WLM) Tenant Resource Groups (TRG) インフラストラクチャーを構成する必要があります。詳細については、 IBM 担当員にお問い合わせください。

契約条件

CMLC の料金ポイントは、Application Development and Test Solution における MLC プログラム・コストの参照用にのみ使用されます。以前に発表された国別マルチプレックス料金オファリングの契約条件は、Application Development and Test Solution 内の MLC ソフトウェアの要件ではありません。

Application Development and Test Solution 用に獲得された容量は、任意のアプリケーション (社内で作成したかサード・パーティーから獲得したかに関係なく) の実動前の z/OS ベース・アプリケーション開発およびテストに使用できます。このワークロードは、Container Pricing for IBM Z インフラストラクチャーを使用して識別する必要があります。

これらの Container Pricing のメリットを享受するには、お客様が Application Development and Test Solution の契約条件に同意する必要があります。お客様は、 IBM サブキャパシティー料金設定が実装された z13® 、 z13s™ 、z14、あるいは将来の後続のサーバー上にインストールされた z/OS ソフトウェアに有効なライセンスを持っている必要があります。Application Development and Test Solution に関連するすべての契約条件、および IBM Client Relationship Agreement (Z126-6548) または同等の条件が適用されます。

IBM Addendum for Container Pricing Application Development and Test Solution (Z126-7887) の条件に同意する必要があります。

Advanced Workload License Charges (AWLC)、Advanced Entry Workload License Charges (AEWLC)、または z Systems® New Application License Charge (zNALC) 課金単位を使用して製品のライセンス交付を受けたお客様、あるいは国別マルチプレックス料金 (CMP) に従っているお客様の場合、以下の対応する資料に記載されている契約条件も適用されます。

  • IBM System z® アドバンスド・ワークロード使用料金に関する特則 (Z125-8538)
  • IBM System z アドバンスド・ワークロード使用料金の別表 (JNTC-8539) (英語版: IBM System z Advanced Workload License Charges Exhibit (Z125-8539))
  • IBM System z アドバンスド・エントリー・ワークロード使用料金に関する特則 (Z125-8755)
  • IBM Attachment for zNALC License Charges on IBM System z (Z125-7454)
  • IBM Exhibit for zNALC License Charges on IBM System z (Z125-7455)
  • IBM Attachment for County Multiplex Pricing (Z126-6965)


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参照情報

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IBM Container Pricing for New Application Solution については、ソフトウェア発表レター JP17-0617 を参照してください。

IBM Container Pricing for Payments Solution については、ソフトウェア発表レター JP17-0616 を参照してください。

IBM Payments Pricing Solution for z/OS V1.1 については、ソフトウェア発表レター JP17-0032 を参照してください。



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AP ディストリビューション

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Country/Region Announced
AP IOT
ASEAN * Yes
India/South Asia ** Yes
Australia Yes
Hong Kong Yes
Macao SAR of the PRC Yes
Mongolia Yes
New Zealand Yes
People's Republic of China No
South Korea Yes
Taiwan Yes
Japan IOT
Japan Yes

*ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、およびベトナム

**バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、およびスリランカ

商標

IBM z13s、RMF、および z13s は、世界の多くの国における International Business Machines Corporation の商標です。

IBM、z/OS、IBM z13、IBM z Systems、CICS、z13、z Systems および System z は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。

ご利用条件

お客様の国で発表されて入手可能な IBM の製品およびサービスは、その時点で有効な適用可能な標準契約書、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、この発表をいつでも予告なしに変更または撤回する権利を保有します。この発表はお客様の参照用としてのみ提供されています。追加のご利用条件については、次の Web サイトでご確認ください。

ご利用条件

この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。

IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、 IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。

日本 IBM