IBM z/OS バージョン 2 リリース 3 - デジタル・トランスフォーメーションを推進

概要概要プログラム番号プログラム番号
主要前提条件主要前提条件技術情報技術情報
開始予定日開始予定日発注情報発注情報
機能詳細機能詳細契約条件契約条件
製品の位置付け製品の位置付け料金料金

開発意向表明 開発意向表明AP ディストリビューションAP ディストリビューション


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ハイライト
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デジタル・トランスフォーメーションがいたるところで行われるようになり、データとトランザクションの量が増え、企業で行われるアプリケーション変更の頻度が加速化してきました。これにより、柔軟性と拡張性が高いソフトウェア主導のインフラストラクチャーに対するニーズが生じ、コンピューティング、ストレージ、およびネットワークの各リソースの使用率が上昇しています。

それに応じて、オフプレミスとオンプレミスの IT リソースの組み合わせを利用するハイブリッド IT アーキテクチャーに急速に進化しています。この進化により、ビジネス・パフォーマンスの改善、応答時間の目標の達成、機密データとトランザクションの保護、優れたカスタマー・エクスペリエンスのための操作リスクの最小化に必要とされる、キャパシティー、スケール、可用性、およびスループットにおける課題が表面化してきました。データ・センター投資、次世代型クラウド・アプリケーションの開発、アプリケーション・ライフサイクル・マネジメントを始めとする、IT のあらゆる分野が影響を受けます。

IBM® z/OS® V2.3 オペレーティング・システムは、必要とされるハイ・スケーラブルで非常に安全な次世代型インフラストラクチャーを構築するためのイノベーションを提供します。 z/OS V2.3 は、ビジネス・チャンスに即時に対応できるようにするインフラストラクチャーをオンプレミスまたはオフプレミス、もしくは as-a-service プロビジョニングで提供するためのパフォーマンス、可用性、スケール、入出力サポート、およびセキュリティーを実現します。



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概要
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IBM z14 と z/OS V2.3 は、クライアントがアプリケーションとデータの可用性、システム・リソースのセキュリティー、サーバーの高い使用率、プログラミング環境の適応性を維持すると同時に、既存アプリケーションの互換性を維持することを可能にします。

z/OS V2.3 は、幅広いユーザー・データの暗号化を可能にするシンプルで利用しやすい方法を提供し、 z/OS エコシステムの全体的な管理を簡素化し生産性を高め、セルフサービス・プロビジョニングと Software as a Service の迅速な配信と同時に、API エコノミーに対応するシンプルで利用しやすい方法を提供します。

新しい暗号化の方法

z/OS V2.3 および z14 は、基幹のビジネス・データ周囲のセキュリティーを強化してお客様が複雑なコンプライアンス要件に対応できるようにサポートし、企業内で広範囲な暗号化を促進します。

z/OS は、z14 プラットフォームの機能向上を利用する新しいポリシー・ベースの暗号化オプションを提供し、お客様の重要なビジネス・データの保護を支援します。これらの機能は以下のとおりです。

  • 複数の z/OS データ・セット、zFS ファイル・システム、およびカップリング・ファシリティー構造に対するデータ保護の強化により、アプリケーション内に暗号化 API を組み込むためにアプリケーションに変更を加える必要なく、ユーザーがデータを暗号化できるようにします。
  • 新しい z/OS ポリシー制御により、広範囲な暗号化を使用してユーザー・データを保護し、コンプライアンスの対応をシンプルにすることが可能になります。
  • z/OS Communications Server は、 z/OS システムとの間のどの TCP および Enterprise Extender トラフィック・パターンが、承認された暗号化基準を満たしているかを z/OS 管理者が判別できるようにする、暗号化対応テクノロジーを組み込んでいます。

生産性を向上させるためのユーザー・エクスペリエンスの簡素化と最新化

z/OS V2.3 は、ユーザー・エクスペリエンスの簡素化と最新化を実現し、以下を含めて、適切な情報がいつでも、より簡単に入手できるようにします。

  • z/OSMF は z/OS IPL プロセス中に開始されるので、通知サービスなどの z/OSMF サービスが z/OSMF の利用者に提供されます。
  • 共通インストーラーのベースとなる z/OSMF のソフトウェア・パッケージとインストール機能の強化により、インストール機能向上の基盤を引き続き構築します。
  • 新しい z/OSMF プラグインである Sysplex Management は、シスプレックスや z/OS システム、CF や CF ストラクチャー、CF ストラクチャー・コネクター、結合データ・セットとポリシー、カップリング・リンクなどのシスプレックス・インフラストラクチャー・リソースの詳細なビューを提供します。

IT コスト・センターから、価値を生み出すサービス・プロバイダーへの転換

z/OS プラットフォームは、プライベート・クラウド・サービス提供に以下の基本的な機能を提供します。

  • z/OSMF は、 IBM Cloud Provisioning and Management for z/OS のワークフロー拡張機能をサポートします。
  • z/OS V2.3 は Real-Time SMF Analytics インフラストラクチャーをサポートします。これにより、大量の SMF データをより高速に処理することが可能になり、アナリティクスおよびクラウド・アプリケーションにおける SMF データのリアルタイム分析に必要な応答時間を短縮します。
  • これらのクラウド機能を z/OS プラットフォームで使用できるようにすることで、 z/OS オペレーティング・システムの特定のインフラストラクチャー・エレメントやコンポーネントだけでなく、多様な z/OS ソフトウェア・サブシステムの一部のレベル (IBM CICS® Transaction Server for z/OS 、 IBM IMS™ for z/OS 、 IBM DB2® for z/OS 、 IBM MQ for z/OS 、 IBM WebSphere® Application Server for z/OS など) でも技術革新が実現します。

要約

z/OS V2.3 で実現した機能拡張は、お客様の次世代型インフラストラクチャー構築をサポートする先進のプラットフォームを提供します。

ハードウェア発表レター JG17-0065 で発表された z14 プロセッサーは、 z/OS V2.1、V2.2、および V2.3 でサポートされます。詳しくは、 機能詳細 セクションで『Z サーバーに対する z/OS サポート』トピックを参照してください。



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主要前提条件
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z/OS V2.3 は以下の IBM Z ファミリーのサーバーで稼働します。

  • IBM z14
  • IBM z13™
  • IBM z13s
  • IBM zEnterprise® EC12 (zEC12)
  • IBM zEnterprise BC12 (zBC12)

z/OS V2.3 の前提ハードウェアについて詳しくは、 IBM Knowledge Center で「 z/OS インストール計画」(GA88-7202) を参照してください。



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開始予定日
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2017 年 9 月 29 日



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機能詳細
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z/OS V2.3 で提供される以下の機能は、 z/OS V2.2 の一般出荷開始以降に継続的デリバリーにより提供された機能と、 z/OS V2.3 で新たに提供される新機能の両方が含まれます。新機能 APAR が z/OS プラットフォーム全体の IBM サービス・ストリームに導入されると、便利な参照形式で Web 上でまとめて確認できます。 New Function APARs for the z/OS Platform Web サイトにある情報を使用すると、 IBM による最新の機能拡張を検討して、どの最新機能を実装するか判断するのに役立ちます。

可用性、スケーラビリティー、およびパフォーマンス

主なリソースの測定値を収集でき、JES2 リソースの枯渇の低減または回避に役立つ新しいコマンドと報告メカニズムが提供されます。オプションとして、リソースが枯渇しそうになったときに環境をリカバリーするために、予約済みのスペースを確保しておくことができます。 しきい値を設定すると、リソースの枯渇や停止が生じる前にアラートを発行できます。

System SSL は ICSF に照会して、 z/OS System SSL で使用可能な一連のクリア・キー RSA ハードウェア機能を判別します。中断が発生して、System SSL がハードウェアによるサービスを ICSF から使用できない場合、System SSL は、ソフトウェアで実行される RSA 操作にフォールバックします。それ以降の RSA 操作で、System SSL はまず ICSF を試行してから、ソフトウェアにフォールバックします。この新しい機能は、アプリケーションの可用性を維持し、干渉なくハードウェアを活用するのに役立ちます。

アクティベーション・プロファイル接続タイプの z/OS BCPii 照会のパフォーマンスが向上しました。それとともに、BCPii 照会要求が z13™ GA2 以上のサーバーをターゲットにするときに、キャパシティー・レコードとユーザー定義のイメージ・グループ接続タイプの場合もパフォーマンスが向上しました。これは、 z13 GA2 プロセッサーですでに使用可能な大幅な BCPii パフォーマンス向上をさらに補うものです。単一の z/OS BCPii API 呼び出しで複数のハードウェア属性を設定できるようになりました。これによって、ほぼ同時に複数の値を設定する機能とパフォーマンスの両方を向上させて、ハードウェアをより正確に制御できるようにします。さらに、 z/OS BCPii 照会呼び出しで戻される最大サイズのデータに関連した制約が緩和されます。照会呼び出し当たり 28,000 バイトという以前の制限が、照会呼び出し当たり合計 350,000 バイトに引き上げられたので、より長い属性を単一の呼び出しで受信できるようになりました。さらに、HTTP ストリーミング・サポートが、データの送信と受信の両方で z/OS Client Web Enablement Toolkit に提供されます。提供された 1 つのストレージ・バッファーに収まるデータの送信または受信のみという現在の制限に代わって、このツールキットは、複数回駆動できるストリーミング送信出口またはストリーミング受信出口でコーディングできるので、任意の長さのデータの送信または受信が可能になりました。

z/OS V2.3 では、オプションの複数 OAM 構成により、個別の OAM テープ・ライブラリー・アドレス・スペースと最大 2 つの OAM オブジェクト・サポート・アドレス・スペースが可能になります。各 OAM オブジェクト・サポート・アドレス・スペースは、固有の DB2 サブシステムに接続でき、オプションとして、それぞれが別の OAMplex に参加できます。このサポートにより、OAM オブジェクト・ユーザーは、より柔軟で拡張が容易性な OAM 構成が得られます。これには、同一システム上で OAM の実動インスタンスとテスト・インスタンスを導入する機能、テープ・ライブラリー処理をオブジェクト処理から隔離する機能、同一システム上で複数の実動 OAM インスタンスをホストする機能が含まれます。

アプリケーション開発者は、OAM OSREQ アプリケーション要求を特定の OAM オブジェクト・サポート・インスタンスに送信することによってこの機能を活用できます。OAM ストレージ階層の光ディスク・レベルは、複数 OAM 構成ではサポートされないことに注意してください。さらに、 z/OS V2.3 より前、OAM は、2 つの場所、すなわちカタログと DB2 におけるオブジェクト処理の収集項目を保持しました。現在、 z/OS V2.3 で、OAM はこのサポートを簡素化して、カタログ内で OAM 収集項目の作成も参照も行わなくなりました。OAM がカタログ内の OAM 収集項目の作成も参照も行わないように、共存サポートが OAMplex に提供されたので、 z/OS V2.3 より下位のすべてのシステムに適用されなければなりません。

z/OS V2.3 では、DFSMSdss は、論理データ・セット・バックアップで持つことができるデータ・セット数の制限を増やします。現在の制限である 131,070 個のデータ・セットは、最大 2,147,483,392 個のデータ・セットを許可するように増やされました。このサポートの目的は、バックアップ・リストの容量を、処理の制約ではなくなるポイントまで増やすことです。ただし、新しい上限値 2,147,483,392 個のデータ・セットが、論理データ・セット DUMP 中に処理されるのを妨げる、他のシステム制限要因がある可能性があります。論理データ・セットの RESTORE を、131,070 より多くを含むバックアップから実行する機能は、toleration PTF をインストールしてサポートされます。toleration PTF がインストールされていないシステムでこのようなバックアップからのリストアを試みると、処理エラーになります。

XES ロック・データ・スペースは、64 ビット・メモリーに移動され、ラージ (1M) 実メモリー・ページを利用します。このサポートは、アドレス・スペースまたは 1 つのロック活用インスタンスに関連付けることができるデータ・スペース数の制約を回避することによって、IRLM/DB2 、IRLM/IMS 、VSAM RLS、および GRS などの XES ロックを利用する z/OS コンポーネントまたはアプリケーションを使用して、並列シスプレックス構成で実行されるクライアントに対するシスプレックスのスケーラビリティーを向上させるためのものです。この機能拡張は、APAR OA53037 で 2017 年第 4 四半期に利用可能になります。

z/OS では、Workload Management の応答時間目標を短縮できます。WLM は、平均およびパーセンタイルの応答時間目標の目標定義を 1 ミリ秒に下げられるように設計されています。 z/OS RMF™ は、このような短い応答時間を報告するように設計されています。

z/OS V2.3 IBM Tivoli® Directory Server (ITDS、LDAP) は、複数の行を取り出すことによって DB2 から大量のデータをロードする頻繁な LDAP 要求の ODBC 呼び出しの削減に役立ちます。この複数行の取り出しの機能向上は、 DB2 呼び出しを削減して、TDBM および GDBM バックエンドの使用時に LDAP サーバーのパフォーマンスを向上させることを目的としています。

Asynchronous CF Duplexing for Lock Structures は、非常に遠距離であっても、二重化カップリング・ファシリティー (CF) ロック構造の実用性を保つソリューションを継続的に利用可能にするために提供されます。 CF ロック構造を使用するあらゆる製品で使用するための汎用インターフェースを提供し、二重化ロック構造にパフォーマンスの大きな利点を提供します。Asynchronous CF Duplexing は、 IBM z14、 IBM z13 および IBM z13s システム・プロセッサーで利用できます。 この機能には、CFCC レベル 21 (サービス・レベル 02.16 以上適用)、 z/OS V2.2 SPE (APAR OA47796 の PTF 適用)、APAR OA49148 の PTF 適用で提供される RMF V2.2 レポート作成サポート、カップリング・リンクを介した CF 相互間接続、および活用する製品 (例えば、 DB2 12) が必要です。

PKI サービスは、 DB2 が使用できないことを検出し、通知を発信します。クライアントの選択により、PKI サービスは、 DB2 が使用できないときにシャットダウンするか、 DB2 が使用可能になるのをお客様が指定した期間待機します。この機能は、ジョブ・ログに記録されるエラーの量を減らすのに役立ちます。

ランタイム診断機能と診断は、シスプレックス全体でのエンキュー競合と GRS ラッチ競合のブロッカーにしたがって、競合の原因を検出し、ブロッカーに従っている間に収集された情報に基づいてエンキューと GRS ラッチ間のデッドロックを検出するように改善され、機能強化されます。

zFS は、適切な権限を持つシステム・プログラマーが、損傷したファイル・システムがまだマウントされている間にそのファイル・システムを修復するために、zFS アグリゲートのオンライン修復を開始できるようにします。さらに、zFS ユーザー・キャッシュが、2 GB 境界より上に存在するように移動されたので、zFS を再始動しなくても動的に変更できるようになりました。

z/OS V2.3 は、EZBDVIPA カップリング・ファシリティー構造に保管できるシスプレックス全体のセキュリティー・アソシエーション・データの量を増やして、最大 16,384 リストを構成できるようにすることによって、シスプレックス内の同時 IPSec トンネルの容量を増やします。

High Frequency Throughput Statistics (HFTS) に対する新しい z/OS サポートは、悪い結果が発生する前にワークロードの非効率性を強調するように、一定の間隔の長さ (秒数) で新しい SMF 98 レコードをサポートするために提供されます。

より大きい XML 文書をサポートするために、XML システム・サービス・コンポーネントは、64 ビット・アドレッシング機能を活用するように更新されます。

WLM Sysplex Routing は、設定済みであるものの、まだアクティブでないソフト・キャッピングの影響を受けやすくなります。これにより、クライアントは、ワークロード使用料金の 4 時間のローリング平均を最適化できるようになります。

DFSORT の機能強化は、実行時にコードを生成する複数の DFSORT 機能について CPU 時間と経過時間の両方でパフォーマンス向上を提供するように設計されています。この機能強化には、DFSORT エンド・ユーザーからの変更は必要なく、 z/OS V2.1 および V2.2 (APAR PI58848 の PTF 適用) でも利用可能です。

z/OS Allocation および DFSMSdfp の機能強化は、 DB2 ワークロードのスケーラビリティーを改善するためのものです。これには、単一アドレス・スペース内の同時オープン・データ・セット数を増やすことができるようにします。

DFSMSdfp VSAM レコード・レベル共用 (RLS) は、既存の代替索引 (AIX®) アップグレード・ロックをレコード・ロックで置き換え、処理を再実行して、更新を強制的に単一スレッドにすることなく、更新要求のためにアップグレード・セットと基本クラスターを同期させます。同時 AIX 更新の許可は、CPU と経過時間の両方のパフォーマンス向上を目的としています。これが最も顕著なのは、非常に多くの大規模レコードを多数の代替キーで更新する場合です。挿入、消去、更新を実行するジョブでは、最大 48% の CPU 時間と最大 30% の経過時間の向上が検出されました。1

DFSMSdfp SAM および VSAM の機能強化は、Peer-to-Peer Remote Copy (PPRC) 2 次ボリュームに置かれているデータ・セットへの読み取り専用アクセス権限を提供します。特定のアプリケーションは冗長ハードウェアを利用して、2 次制御装置キャッシュと入出力容量を活用して、TCO を改善し、業務ワークロードとの干渉を避けることができます。

z/OS V2.3 の DFSMS CVAF 機能拡張は、VTOC の不測の破損を防止し、高度な VTOC 監査と診断を提供します。ボリューム目録 (VTOC) でデータ・セット制御ブロック (DSCB) を更新中に重要なフィールドが変更されないことを確実にするために、新しい妥当性検査メカニズム (CVAFDIR ACCESS=WRITE) が提供されます。既存の VTOC 監査レコード、SMF 42 サブタイプ 27 の追加の機能拡張は、DSCB ロギングの機能拡張を提供します。

z/OS NFS Client は、MOUNT コマンドで指定できる RSIZE/WSIZE パラメーターのサイズを増やしました。これらのパラメーターは、単一の RPC パケットによって NFS サーバーから読み取るか、NFS サーバーに書き込むデータの最大サイズを定義します。 z/OS V2.3 では、RSIZE/WSIZE パラメーターの設定は 1 KB から 64 KB になりました。

zFS ファイル・システムの機能強化は、zEDC 圧縮カード・テクノロジーを使用して個々のファイルを圧縮できるようにします。既存のファイル・システムを使用中に圧縮できます。これは、新しい zFS ファイル・システムに限定されるのではなく、既存の zFS ファイル・システムも圧縮の対象になります。ファイルの圧縮に加えて、 z/OS V2.3 では、zFS ファイル・システム内の未使用のスペースを、新しい zFS 管理 shrink コマンドを使用して再利用できます。

z/OS Global Mirror (XRC) は、進行中の更新により多くのバッファー・ストレージを使用して、他の方法では中断や停止の可能性がある一時的イベントに対する回復力を向上させます。これは、 z/OS V2.1 および V2.2 (APAR OA49548 の PTF 適用) でも利用できます。

SVC ダンプは、 z/OS V2.3 でタスクのディスパッチ不可タイムアウト・サポートを提供するように設計されています。これにより、3 つのアドレス・スペース・カテゴリーに対してインストール・システムで指定された最大タスク・ディスパッチ不可時間値が導入されます。SVC ダンプがダンプ・アドレス・スペース内のデータを引き続き収集している間に、そのアドレス・スペース・カテゴリーの最大ディスパッチ不可時間に達した場合、そのアドレス・スペース内のタスクをディスパッチ可能にリセットすることができます。この新しい機能は、CHNGDUMP コンソール・コマンドの新しいキーワード MAXTNDSP により提供されます。

z/OS V2.3 で、 z/OS システム・ロガーの機能強化により、ログ・ストリームのステージング・データ・セットを 4 GB より大きく割り振ることができます。クライアント・データ量、特に最新の SMF ログ・ストリームやその他の大量トランザクションのロギング率の場合のクライアント・データ量 (例えば、 IMS CQS および CTS (CICS) クライアントの場合) に対する需要の高まりが、稼働を最適化するために十分なスペースを割り振り可能であることが重要であることを実証しています。ログ・ストリームのステージング・データ・セットのサイズを大きくできることにより、この高い可用性/回復性のログ・ストリーム構成でスケーラビリティー向上が可能になります。

1
管理された環境で実施された見積もりと測定に基づきます。実際の結果は、個々のワークロード、構成、ソフトウェア・レベルに基づき、お客様ごとに異なる可能性があります。

セキュリティーとデータ保護の強化

z/OS V2.3 における Crypto Express6S アップデートのための ICSF 機能拡張には、新しいアルゴリズム・サポートの活用、および非対称アルゴリズムに対する既存のサポートの拡張が含まれます。このサポートにも、TKE および z13 プロセッサーの両方に対する Firmware/MCL アップデートが必要です。これらには、考慮すべき相互前提条件があります。この発表に関する最新の MCL バンドル条件については、Driver-27 Exception Letter を参照してください。

  • Digital Signature Generate (CSNDDSG)、Digital Signature Verify (CSNDDSV)、および PKA Key Token Build (CSNDPKB) 呼び出し可能サービスは、RSA-PSS Signatures のサポートを追加し、より高度な確実性と強力なシグニチャー・サポートを提供します。
  • PKA Key Generate (CSNDPKG) および PKA Key Token Build (CSNDPKB) 呼び出し可能サービスは、RSA 公開/秘密鍵ペアの生成において選択可能な公開鍵指数をサポートするよう機能拡張されます。

z/OS V2.3 で使用可能な ICSF の追加の機能拡張は、以下をサポートします。

  • 監査コンプライアンスおよび環境内の鍵の状態の確認を支援するための、Key Lifecycle および Key Usage 監査の改善。
  • FIPS コンプライアンスの監査。
  • ICSF をリスタートする必要を排除し停止を予防するために役立つ、SETICSF コマンドまたは ICSF Multi-Purpose service (CSFMPS) Options Data Set Refresh 機能を使用する、Data Set Refresh の新しいオプション。
  • クリア・キー AES 暗号文スチーリング、特に CS1 をサポートするための、PKCS #11 Secret Key Encrypt (CSFPSKE) および PKCS #11 Secret Key Decrypt (CSFPSKD) 呼び出し可能サービスの機能拡張。
  • 新しい ICSF Health Check で ある ICSF_UNSUPPORTED_CCA_KEYS。すでにサポートされない、アクティブな CKDS および PKDS 内のレコードのリストを表示します。また、Key Data Set List (CSFKDSL) 呼び出し可能サービス内に新しいオプションを実装して、サポートされなくなった鍵のアクティブ鍵データ・セットにあるレコードのリストを生成します。
  • Installation Options Data Set で CKDSN および PKDSN キーワードを提供する必要はなくなったため、機密保護機能のある鍵操作を活用する必要のないお客様や、CCA 対称鍵または非対称鍵トークンを管理する必要のないお客様は、セットアップと構成が容易になりました。
  • Digital Signature Generate (CSNDDSG) および Digital Signature Verify (CSNDDSV) 呼び出し可能サービスに対する拡張により、すでにサポートされている 事前ハッシュされたメッセージと同様に、署名済か検査済のメッセージを入力として受け取るようになります。

また、以下の機能拡張 APAR からのサポートが、 z/OS V2.3 の ICSF レベルに組み込まれています。

  • OA49443 は、新しい呼び出し可能サービス Key Encryption Translate (CSNBKET および CSNEKET) に対するサポートを提供しました。このサービスは、ECB でラップされた鍵トークン (従来の方式) または鍵素材でラップされた CBC である鍵素材の暗号化を変更するために使用されます。
  • OA49064 は、以下を含む暗号サービスの機能拡張を提供します。
    • Key Test2 (CSNBKYT2) で CMAC アルゴリズムを使用する新しい Key Check Value のサポート。
    • Symmetric Algorithm Encipher (CSNBSAE) および Symmetric Algorithm Decipher (CSNBSAD) サービスに対する AES Galois/Counter モード暗号化のサポート。
    • EC Diffie-Hellman (CSNDEDH) サービスに対する新しい鍵導出アルゴリズムのサポート。
    • Format Preserving Encryption を使用して暗号化される PAN をサポートする、新しい Encrypted PIN Translate Enhanced (CSNBPTRE) 呼び出し可能サービス。
  • OA48452 は、特定の ICSF オプションが初期化中に予想された値に設定されることを確認する、新しいヘルス・チェック ICSF_OPTIONS_CHECKS に対するサポートを提供しました。

z/OS V2.3 の ICSF リリースは、本番稼働システム/シスプレックスの Key Data Set (KDS) の更新を、別の本番稼働システム/シスプレックス、もしくはバックアップまたは災害復旧 (DR) システム/シスプレックスに伝搬できるようにして、 Geographically Dispersed Parallel Sysplex™ (GDPS®) 環境をサポートします。このサポートは、障害の発生時に 1 次シスプレックスから引き継ぐことができる DR シスプレックスをクライアントが実装できるようにして、鍵素材の可用性を向上させるのに役立ちます。このサポートは、ワークロードの DR サイト引き継ぎ後に暗号操作が正しく機能できるようにします。

z14 プロセッサーで使用可能な Crypto Express6S コプロセッサーのサポートは、Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1) Web 配布物において、 z/OS V2.3、 z/OS V2.2、および z/OS V2.1 の場合、2017 年 9 月 14 日から利用可能になる予定です。提供開始後、 z/OS downloads Web サイトからダウンロードできます。これらのアップデートは、お客様が次のように標準規格に準拠し、より高度な暗号セキュリティーを実装できるようにすることが目的です。

Crypto Express6S アップデートの ICSF 機能拡張には、PCI HSM (「Payment Card Industry Hardware Security Module」) で構成された CCA コプロセッサーに対するサポートが組み込まれる予定です。

  • 「PCI HSM 準拠モード」の CCA コプロセッサーでは、DES 鍵が PCI HSM で認定された用途に制限されます。
    • 多用途鍵タイプは使用できません (例えば、「DATA」鍵は PCI HSM 要求に適格ではありません)。
    • 単一長 (8 バイト) DES 鍵は使用できません。
    • 鍵は、「拡張ラップ」方式を使用してラップされなければなりません。ECB ラップ鍵は、準拠モードのコプロセッサーでの使用には適格ではありません。
  • 鍵を準拠モード・コプロセッサーでの使用に適格にするには、PCI 準拠のタグを付ける必要があります。
    • 鍵にタグを付けることができるのは、(Key Token Build (CSNBKTB) および Key Generate (CSNBKGN) を使用して) 新たに生成されるときです。Key Token Translate 2 (CSNBKTR2) によって既存の鍵にタグを付けることができるのは、コプロセッサーが「マイグレーション・モード」である場合です。
    • 「タグが付けられた」DES 鍵は、準拠モードのコプロセッサーによってのみ使用可能です。ICSF がタグ付け DES 鍵を検出すると、要求を適格なコプロセッサーに経路指定するか、準拠モード・コプロセッサーが使用可能でない場合、該当するエラー・コードで要求を拒否します。
    • 複数の鍵を使用するサービスの場合、要求が準拠モード・コプロセッサーに適格になるには、すべての鍵に PCI 準拠の「タグが付けられる」必要があります。
  • 準拠モード・コプロセッサーは、タグが付けられていない鍵の「通常モード」作業に使用できます。したがって、既存のすべてのワークロードは、構成に関係なく、引き続き CEX6S コプロセッサーで実行できます。PCI HSM 制限は、準拠使用専用のタグが付けられた DES 鍵にのみ作用します。
  • ICSF は、構成オプション・キーワード COMPLIANCEWARN をサポートします。このキーワードは、既存のワークロードの SMF タイプ 82 監査レコードを生成して、PCI HSM 準拠に対して要求が適格かどうかを示し、PCI HSM 構成のコプロセッサーの利用に必要なアプリケーションと鍵の変更をお客様が判別できるようにします。
  • PCI HSM 準拠 CCA コプロセッサーを管理するには、TKE (「Trusted Key Entry」) ワークステーションが必要です。

PCI HSM サポートに加えて、CEX6S は CCA で X.509 証明書の使用も導入します。

  • TKE は、コプロセッサー内にインストールされたルート証明書と署名証明書の管理に使用されます。
  • 新しい ICSF 呼び出し可能サービス Public Infrastructure Request (CSNDPIC) が、PKCS#10 証明書要求の生成に使用できます。
  • Digital Signature Verify (CSNDDSV) サービスは、証明書の検証時に X.509 証明書の使用をサポートするように更新されます。

これらの追加された ICSF 機能拡張は、以下に対するサポートを提供することを目的としています。

  • SHA-3 ハッシュ、TRNG (True Random Number Generation)、および AES GCM 暗号化のパフォーマンス向上のための新しい z14 CPACF 命令。
  • 2038/2042 日付制限の除去。
  • 暗号の使用状況の追跡をモニターする新しい機能。
    • 以下の使用を示す、新しい SMF タイプ 82 サブタイプ 31 レコード。
      • 特定のハードウェアまたはソフトウェア暗号エンジン
      • 暗号アルゴリズム
      • ICSF 呼び出し可能サービス
    • 暗号の使用をモニターする機能は、キャパシティー・プランニング、問題判別を容易にし、アプリケーションが標準準拠の暗号機能を使用しているかどうかの判別に役立つように設計されています。
  • 追加の検索基準および戻された出力の詳細を提供するための、Key Dataset List (CSNKDSL) サービスの向上。(注: この向上は、APAR OA52145 の PTF を適用した ICSF HCR77C0 で利用可能です。)
  • Crypto Key Dataset (CKDS) 用の ISPF ベースのブラウザー。CKDS ブラウザーは、ICSF 管理者が、CKDS にある暗号鍵素材のライフサイクルを容易に管理するように設計されています。CKDS ブラウザーは、ICSF に慣れていないお客様が、アプリケーション用と z/OS による使用のための暗号鍵をプロビジョンするのに役立ちます。
  • ICSF リソースを利用する CICS アプリケーションの監査の向上。(注: この向上は、 z/OS V2.3 のみで利用可能です。)
  • Field Level Encipher および Field Level Decipher (CSNBFLE、CSNBFLD) サービスにセキュア鍵トークンを使用する機能。(注: この機能は、APAR OA51102 の PTF を適用した ICSF HCR77B1 および HCR77C0 でも利用可能です。)
  • 標準の国際暗号アルゴリズム (DES、AES、RSA、および ECC など) のサポート。これには、 IBM 認定 RCE ベンダー・ハードウェアによって提供されるアルゴリズムの実装で、ICSF の Regional Cryptographic Enablement を使用します。

z/OS V2.3 で、 z/OS PKI サービスは、Simple Certificate Enrollment Protocol (SCEP) を使用して行われる要求の管理に使用される管理用タスクの使いやすさを向上させます。この使いやすさの向上では、要求側の ID が表示されます。これは、管理者が SCEP クライアントに対する未処理の証明書履行要求を迅速に見つけるのに役立ちます。

z/OS V2.3 は、新しい SAF サービスを実装して、外部セキュリティー・マネージャー (ESM) とは無関係に XML 文書を使用してセキュリティー・ルールを指定できるようにします。また、これは、 RACF® を始めとする外部セキュリティー・マネージャーが、他のシステム上でこのような文書を処理できるようにして、必要なコマンドを生成するか、該当するセキュリティー・データベースを更新することによって、プログラムのセキュリティー要件をより迅速に実装するのに役立ちます。新しいサービスと XML セキュリティー宣言文書は、 z/OS で実行される製品に対してセキュリティーを設定する管理上の負担を軽減し、手作業によるエラーを減らし、新製品の導入を迅速化するのに役立つツールの基盤を提供します。

z/OS V2.3 では、ITDS サーバーは、SAF で保護された MVS™ 変更コマンドを追加で提供します。このコマンドは、機密データが ITDS デバッグ・トレースから除外されるか、含まれるかを制御します。デフォルトでこれらのトレース・ポイントは使用不可です。この機能は、診断手順中に機密データが誤って公開されるのを防ぐのに役立ちます。

z/OS ディレクトリー・サーバーは、TDBM および GDBM バックエンド・データベースの DB2 増加対応パーティションに対するサポートを利用します。増加対応パーティション表スペースは、表に適切なパーティション・キーがないものの、シンプルまたはセグメント化された表スペースの 64 GB 制限を超えることが予想される表スペースに非常に便利です。増加対応パーティション (PBG) 表スペースは最大 128 TB まで拡張できます。この新しい機能は、お客様が大きい LDAP ディレクトリーやデータ増大の管理をより簡単にするのに役立ちます。

z/OS V2.3 IBM Tivoli Directory Server は、 IBM Multi-Factor Authentication for z/OS 製品でサポートされる複数の認証要素をサポートします。ITDS LDAP ディレクトリー・サーバーは、SDBM バックエンドへの LDAP バインド要求で旧パスワードと新規パスワード、または旧と新規の RACF パスワード・フレーズの指定をサポートします。また、SDBM バックエンドを使用して MFA 関連データを公開できるようになります。ITDS ディレクトリー・サーバーに対する PTF を適用した z/OS V2.1 および z/OS V2.2 でこれらの拡張機能をサポートします。

z/OS V2.3 で、 RACF は新しい ZMFCLOUD クラスを導入します。このクラスは、 z/OS クラウド関連のリソースを定義するのに使用され、 z/OS クラウド・セキュリティー管理者が z/OS クラウド関連リソースへのアクセスを制御できるようにします。ZMFCLOUD クラスは、PTF UA81660 を適用した z/OS V2.1、および PTF UA81659 を適用した z/OS V2.2 にも使用できます。

RACF フィールド・レベル・アクセス検査のサポートは機能拡張され、オプションとして、プロファイルの所有権または group-SPECIAL の有効範囲に基づいてユーザーにすでに管理アクセス権限があるプロファイルのみにフィールド・レベル・アクセスの範囲を指定します。この機能は、ユーザーの機能改善用法 MR0405104141、MR00069358、MR00069088、MR00048950、および MR0421051242 に対応するように設計されています。

z/OS V2.3 は、 z/OS データ・セット、zFS ファイル・システム、およびカップリング・ファシリティー構造にポリシー対応の拡張データ保護を提供して、ミッション・クリティカルなデータの保護を強化するためにデータを暗号化できるようにします。これらの機能は、遵守および監査の要件に対応するように設計されています。これらの機能拡張には、以下があります。

  • DFSMS は、アプリケーション・プログラムを変更することなく、 z/OS データ・セットの暗号化をサポートするように機能拡張されます。このサポートは、SAF または SMS などのポリシーを使用するか、手動で暗号化されるデータ・セットをインストール・システムで指定できるようにします。DFSMS は、Central Processor Assist for Cryptographic Functions (CPACF) を利用して、BSAM および QSAM からアクセスされる順次拡張フォーマット・データ・セット、および基本 VSAM および VSAM RLS からアクセスされるすべてのタイプの VSAM 拡張フォーマット・データ・セットの暗号化と暗号化解除を行います。さらに、バックアップ/リストア、マイグレーション/再呼び出し、複製などの管理機能時にデータを暗号化されたままにすることができるように、データ・セットの暗号化もサポートされています。暗号化されたデータ・セットは、データ・セット圧縮も利用できます。
  • IMS V14 は、一部のデータ・セットに対する z/OS データ・セット暗号化をサポートします。 IMS 15 Quality Partnership Program (QPP) オファリングもこれらの機能をサポートします。QPP は、非公開ベータ・プログラムです。ソフトウェア発表レター JP16-0634 で発表され、2017 年 3 月 3 日に開始しました。 IMS 15 オープン・ベータ・オファリングも使用可能になりました。追加情報、前提条件、および登録については、 IBM Early Programs Web サイトを参照してください。
  • DB2 for z/OS V11 および V12 での z/OS データ暗号化に対するサポートは、2017 年 9 月 13 日に z14 で一般出荷開始されます。 DB2 12 では、2017 年 9 月 13 日以降に継続的デリバリーにより暗号化オプションに対する追加の DBA 制御のサポートが追加されます。
  • zFS は、 z/OS データ・セット暗号化を利用して、個々のファイル (ファイル内容)、アクセス制御リスト、セキュリティー情報、およびシンボリック・リンク・コンテンツの暗号化をサポートします。zFS 暗号化の使用は、暗号化のオーバーヘッドを相殺するために圧縮と一緒に用いることができます。
  • z/OS V2.3 は、Coupling Facility Resource Management (CFRM) ポリシーの制御の下で、リスト構造とキャッシュ構造を含めて、ユーザーがカップリング・ファシリティー・データを暗号化できるようにします。 z/OS V2.3 は、CPACF を使用して、CF データが CF に送信され、CF から戻されるときに CF データの暗号化と暗号化解除を行います。データは、CF リンク上で移動中に暗号化され、CF に常駐する間、暗号化されたままになります。

z/OS V2.3 で、 z/OS Communications Server は、 z/OS システムとの間のどの TCP および Enterprise Extender (EE) トラフィック・パターンが、承認された暗号化基準を満たし、どのトラフィック・パターンが満たしていないかを z/OS 管理者が判別するのに役立つ、 z/OS 暗号化対応テクノロジー (zERT) を組み込んでいます。zERT を使用すると、2 つの新しいタイプの SMF レコードを収集して、すべての TCP 接続と EE 接続の暗号保護のレコードを作成できます。

  • zERT Connection Detail レコードは、保護が適用されるときに TCP と EE 接続ごとに詳細な暗号保護履歴を提供します。
  • zERT Summary レコードは、各クライアントとサーバー間のセキュリティー・セッションの反復使用を定期的に要約します。

ユーザーは、これらのレコードのどちらを z/OS システム管理機能 (SMF) に記録するか、どちらがネットワーク管理アプリケーションの新しいリアルタイム・サービスを使用して提供されるかを決定できます。zERT Summary レコードに対するサポートは、一般出荷開始後の配布物として、2018 年の 第 1 四半期にAPAR PI83362 の PTFとして提供される予定です。

z/OS Communications Server の Application Transparent TLS サポートは、新しい System SSL 機能をサポートするために更新されます。これには、暗号化アルゴリズムの NIST および IETF 標準の更新、鍵と証明書の使用、および Online Certificate Status Protocol の更新が含まれます。

PKI サービス、ITDS サーバー、ネットワーク認証サービス (Kerberos) サーバー、および System SSL は、FIPS 140-2 承認暗号化の使用をサポートし、NIST SP800-131A Revision 1 のガイドラインに従います。

z/OS V2.3 で、System SSL は、以下の RFC に準拠して、標準に準拠したセキュリティーとインターオペラビリティーを維持するように設計されています。

  • RFC 6960 X.509 Internet Public Key Infrastructure Online Certificate Status Protocol (OCSP)。署名アルゴリズム・ペア・リストを OCSP 要求で送信できるようにし、このリストを使用して OCSP 応答に署名し、OCSP 応答の署名検証チェックを更新します。
  • RFC 6961 - Transport Layer Security (TLS) Multiple Certificate Status Request Extension および RFC 6066 - Transport Layer Security (TLS) Extensions: これらの RFC は、サーバーの証明書チェーン内で、中間 CA やエンド・エンティティー証明書を始めとするサーバー証明書の失効状況をクライアントが判別できるようにする拡張定義を導入します。

z/OS V2.3 で、PKI サービスは、PKI サービスの Web ページ・インターフェースをホストする WebSphere Liberty Profile をサポートするように設計されています。このサポートはインストールを容易にし、 WebSphere Liberty Profile のコンパクトさのメリットを利用します。

z/OS V2.3 IBM Tivoli Directory Server (ITDS) は、新しい z/OS Health Check を実装します。これは、起こりうるパフォーマンスの問題を避けるために TDBM 内のディレクトリーに対して DB2 REORG または RUNSTATS ユーティリティーを実行する必要がある時点を推奨するように設計されています。これは、最適なデータベース・アクセスのパフォーマンスを維持するために、REORG ユーティリティーを使用して TDBM 表スペース、索引、および区画を再編成するのが必要な時点を ITDS 管理者が判別するのに役立ちます。

UID(0) をユーザー ID にマップするために RACF が呼び出されるときに、BPXPRMxx の SUPERUSER キーワードで定義されるのと同じ値を戻します。これは、 UNIX™ 'ls -l' コマンドで表示されるように、ファイルまたはディレクトリーなどのオブジェクトを所有するユーザー ID との一貫性のあるマッピングを提供します。

z/OS V2.3 で、 RACF Field Level Access Checking サポート (FLAC) は、 RACF SPECIAL 属性がない管理者に追加の細分性を提供します。この機能は、オプションで FLAC 機能を範囲設定できるようにして、 RACF プロファイルの制御された更新を可能にして、 RACF プロファイル内のセグメントを管理するのに管理者が必要とする全体的な RACF 権限を削減するのに役立ちます。

TSO/E ユーザー ID の長さを 8 文字にするための新しいサポートが追加されます。

z/OS V2.3 で、FACILITY クラス内で新しいリソースのより詳細なチェックを可能にするために z/OS UNIX SMF サービスが機能強化されます。BPX.SMF に加えて、SMF サービスは、BPX.SMF.xxx.yyy も検査します。ここで、xxx は特定のタイプであり、yyy は特定のサブタイプです。このサポートは、 z/OS V2.2 および V2.1 で APAR OA48775 によって導入されました。

簡素化、使いやすさ、およびスキル

z/OS V2.3 z/OSMF には、オペレーター・コンソール と呼ばれる新機能が含まれています。この機能は、シスプレックス内の複数のシステムのサポートを含めて、 z/OS オペレーター・コンソールの可視化を向上させます。

z/OS V2.3 では、JES2 は、インライン変換機能を使用して大部分の JES3 JECL および JCL の相違を処理できます。この機能は、それらの相違を同様の JES2 JECL および JCL に変換します。これらの変更は、お客様の構成に基づいて実装され、JES3 から JES2 への移行作業を軽減します。

z/OS V2.3 z/OSMF Software Management は、ポータブル形式のパッケージを、それらを提供するソフトウェア・ベンダーからダウンロードする一般的なプロセスを使用できるようにします。これにより、共通のツールを使用して、同じユーザー・インターフェースで、提供ベンダーからパッケージをダウンロードできます。また、この機能は、APAR PI80825 の PTF を適用した z/OS V2.2 でも 2017 年第 3 四半期に提供される予定です。

z/OS V2.3 で、z/OSMF 用の RMF プラグインは、システム間のシスプレックス定義の共有をサポートするように更新されました。

z/OS V2.3 で、z/OSMF は、複数のシスプレックス間のワークフロー・インスタンスをサポートするように設計されています。

z/OS V2.3 で、 RACF は、 RACF Data Set Names Table (ICHRDSNT) および Range Table (ICHRRNG) を SYS1.PARMLIB メンバーを使用して指定できるようにします。現在、これらは、クライアントによって書き込み、アセンブル、およびリンク・エディットが行われる、インストール・システムで定義されるロード・モジュールです。 RACF Dataset Names Table と RACF Range Table を PARMLIB メンバーとして定義すると、これらの表のカスタマイズとメンテナンスを簡素化するのに役立ちます。

z/OS V2.3 は、AMASPZAP を機能強化して、ターゲット・データ・セットに更新を行う前に、入力 SYSIN データ内のエラーをすべての NAME/CCHHR セクションから検出することによって部分的な更新を防止します。エラー検出には、構文エラー、VERIFY 失敗、SETSSI 警告、および CHECKSUM 不一致が含まれます。この新しい機能は、EXEC ステートメントの PARM パラメーターで新しいキーワード PRECHECK で有効になります。

z/OSMF WEBISPF プラグインは、シスプレックス内でシングル・サインオンを可能にするように、 z/OS V2.3 で機能強化されました。これにより、システム間をナビゲートするときに連続してログオン/ログオフする必要がなくなります。この機能は、2017 年 9 月 29 日以降、APAR PI82504 の PTF で提供されます。

z/OS V2.3 は、z/OSMF 基本エレメントで使用可能な「ワークフロー」システム管理タスクを利用して、 IBM Knowledge Center for z/OS (KC4z) でインストール後の構成プロセスを自動化します。

z/OS V2.3 は、新しいワークフロー・エディターを z/OSMF に追加して、XML ファイルを直接編集するのではなく、UI でワークフローを編集できるようにします。

プラグイン構成は、プラグインの有効化をガイドして簡素化するためにワークフロー・エンジンをさらに利用します。このサポートは、 z/OS V2.2 および V2.1 (APAR PI42838 の PTF 適用) でも提供されます。

PDS と PDSE のメンバーを添付としてサポートし、PDS または PDSE 全体を添付としてサポートするために、インシデント・ログ・アプリケーションの PDSE 添付が機能強化されます。このサポートは、 z/OS V2.2 および V2.1 (APAR PI55236 の PTF 適用) でも提供されます。

IBM の PMR (問題) をオープンする前に一致する APAR を検索するために、 z/OS インシデント・ログが IBM システム (IBM サービス・システム) と統合するように z/OS が機能強化されました。インシデントから入手した検索ストリングを使用した検索を可能にするように画面ダイアログが機能強化されました。このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR PI66840 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OSMF ユーザー・インターフェースは、現在ログオンしている z/OSMF ユーザー、そのログオン有効期限時刻、およびそのユーザーが使用しているサービスの表示をサポートするようになりました。さらに、ログオンしている z/OSMF ユーザーに通知する機能が組み込まれています。この機能を使用すると、z/OSMF の再始動が必要な場合にユーザーに通知できます。また、このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR PI66824 の PTF 適用) および z/OS V2.1 (APAR PI69100 の PTF 適用) でも提供されます。

ユーザー提供の E メール・アドレスに対するサポートが z/OSMF 通知フレームワークに提供されます。これにより、オプションで z/OSMF 通知をユーザー指定の E メール・アドレスに送信できます。また、このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR PI57136 の PTF 適用) および z/OS V2.1 (APAR PI59489 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OSMF は、お客様が選択したプッシュ通知サービスを、zEvent PoC (概念検証) などの適切なモバイル・アプリケーションと結合して、モバイル・デバイスの登録と、そのモバイル・デバイスへの通知をサポートします。これは、有効な z/OS プラットフォーム・ベースのイベント機能の役目を果たすことができます。

z/OSMF ワークフロー・エンジンのセキュリティーを更新して、だれが実行中にワークフローとワークフロー・ステップを確認できるかをより細かく制御できるようにします。このサポートは、 z/OS V2.1 および z/OS V2.2 (APAR PI56621 と PI56641 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OSMF ワークフロー・エンジンを更新して、即時の REXX およびスクリプト実行とともに、構成可能なジョブ・カード情報をサポートします。また、このサポートは、 z/OS V2.1 (APAR PI69100 の PTF 適用) および z/OS V2.2 (APAR PI66824 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OS V2.3 で、ISPF における PDS メンバー拡張統計のサポートが強化されます。ISPF は、ISPF 構成ユーティリティーで拡張統計が有効になっているとき、および PDS メンバーの行カウント値の少なくとも 1 つが 65535 を超えるときにそのメンバーの拡張統計を自動的に生成します。

SDSF ブラウザー・ベースの UI は、3270 UI と一致する新機能で更新されます。ENQ および SYM SDSF 機能について詳しくは、 Redbooks® Web サイトを参照してください。このサポートは、 z/OS V2.1 および V2.2 (APAR PI60412 と PI60831 の PTF 適用) でも提供されます。

IBM Configuration Assistant for z/OS Communications Server は、必要な VARY OBEY メンバーを生成することによって、アクティブな TCP/IP スタック構成を変更できるようにします。このサポートは、 z/OS V2.2 (Configuration Assistant APAR PI80101 の PTF 適用) でも提供されます。

Configuration Assistant for z/OS Communications Server は、既存の TCP/IP プロファイルから構成情報をインポートして、Configuration Assistant GUI からその情報を編集できるようにする機能を提供します。このサポートは、 z/OS V2.2 (Configuration Assistant APAR PI66143 の PTF および z/OS Communications Server APAR PI63449 の PTF 適用) でも利用可能です。

新しい z/OSMF プラグインである Sysplex Management は、並列シスプレックスや z/OS システム、CF や CF ストラクチャー、CF ストラクチャー・コネクター、結合データ・セットとポリシー、カップリング・リンクなどのシスプレックス・インフラストラクチャー・リソースの詳細なビューを提供します。

z/OS V2.3 は、Tenant Resource Group (TRG) を独自に測定し、上限を設定する機能を使用して、作業をグループ化する方法としてこのようなグループをサポートするように、ワークロード・マネージャー (WLM) を機能強化します。例えば、お客様は、アドレス・スペースのグループを分類し、そのグループに関連した CPU 使用量を、WLM サービス定義でも指定された限度に制限 (「上限を設定」)するように WLM に指示することができます。同様に、この上限を取り除いて、そのワークロードの CPU 使用量を制限なく続行できるようにすることもできます。また、WLM は、Tenant Resource Group ごとの CPU 使用量を記録するように設計されています。これにより、指定されたワークロードに対する リソース測定機能™ (RMF) のレポート作成が強化されます。これは、2017 年末に予定され、 z/OS V2.2 および V2.3 (フィックス・カテゴリー IBM.Function.PricingInfrastructure に関連した APAR の PTF 適用) で使用可能になります。

z/OS V2.3 は、2017 年末までに Container Pricing for IBM Z をサポートします。Container Pricing は、認定されたソリューションのソフトウェア料金設定を簡素化し、柔軟な導入オプションとそれらのソリューションに直接関係する関連する競争力のある経済性を組み合わせます。Container Pricing for IBM Z について詳しくは、ソフトウェア発表レター JG17-0065 を参照してください。

z/OS V2.3 では、 IBM Knowledge Center for z/OS エレメント (KC4z) が、高度なナビゲーションを組み込むように機能強化されました。ナビゲーションに目次を使用する代わりとして、より自然に読み取れるように各 HTML ページに下方ボタンと上方ボタンを備えるようになりました。LookAt では、KC4z に、メッセージの検索を強化する新しい API およびユーザー・インターフェースが組み込まれるようになりました。また、同じ API が、コマンド構文の検索にも役立ちます。

z/OSMF は、 z/OS の必須コンポーネントになり、すべてのシスプレックス内で少なくとも 1 つのシステムにインストールされ、構成されることが期待されるようになりました。z/OSMF の構成と始動の機能が以下のように拡張されました。

  • z/OSMF PARMLIB メンバー (IZUPRMxx) は、IEASYSxx で指定できます。
  • z/OSMF はオプションとして IPL 時に開始されます。
  • z/OSMF の初回ユーザーには、新しいログオン・ダイアログが表示されます。

SDSF は、新しいユーザーズ・ガイドを提供するようになりました。このガイドは、SDSF の開始方法や、SDSF の一部として提供される各種機能の使用方法に関する詳細情報をユーザーに提供します。この新しいユーザーズ・ガイドは、他の z/OS 製品資料と同様に入手できます。これにより、ユーザーのための情報の検索とブックマークが簡単になり、SDSF のユーザー・エクスペリエンスが向上します。また、製品資料は日本語でも提供され、日本語のオンライン・ヘルプを置き換える、より総合的で使いやすい製品資料となります。

z/OS V2.3 の製品資料は、検索可能性と情報の現行性の両方が向上しました。

  • z/OS V2.3 Adobe™ Indexed PDF Collection (SC27-8430) には、リリース内のすべての PDF にリンクした、判読可能なスタイルのマスター・インデックスが記載されています。また、機械可読の Adobe スタイルのインデックスも含まれ、PDF 全体でパワフルな検索を提供します。
  • z/OS V2.3 PDF および IBM Knowledge Center のコンテンツが更新される頻度が向上します。自動化機能の向上を実装して、テクニカル・コンテンツ更新の配信が四半期ごとのスケジュールに制限されなくなりました。 IBM Publications Center ではなく、 IBM Resource Link® が z/OS V2.3 PDF を提供するようになりました。サブスクライブ・サービスと「最終発行」日により、コンテンツの更新時期が簡単に分かるようになります。

z/OS V2.3 から、Library Server ALS の索引付き z/OS Elements and Features PDF Collection、SK4T-4949 は推奨されません。代わりに、 z/OS V2.3 Acrobat Indexed PDF Collection (SC27-8430)、および z/OS Base and Features KC4z plug-in collection (SK4T-9263) が組み込まれています。

2017 年 9 月 29 日の z/OS V2.3 出荷開始時から、 IBM Knowledge Center には、サービスを終了した z/OS V1.13 資料のプラグインが含まれなくなります。このコンテンツは、 z/OS Internet Library で引き続き入手可能です。

z/OS プラットフォーム・ソフトウェア・インストールの改善

ソフトウェア発表レター JP16-0498 、およびソフトウェア発表レター JP17-0104 で発表されたとおり、 IBM および業界をリードするその他のソフトウェア・ベンダーは、インストール関連の様々な改善でコラボレーションしてきました。 IBM は、インストールおよびデプロイメントにおける z/OS プラットフォームの全般的な改善を、他のソフトウェア・ベンダーも使用できる予定の機能とともに、推進することを支援する計画です。これらの要件に合致するように設計された機能の多くが、 z/OS V2.2 の z/OSMF コンポーネントのための PTF で提供され、さらに多くの機能が計画されています。詳細については、上記の発表レターを参照してください。

z/OS V2.3 では、複数の追加 z/OSMF Software Management 機能のサポートが、この戦略を推進するための ServerPac オファリングの変更と一緒に追加されました。また、これらの機能は、ソフトウェア発表レター JP17-0104 で行われた以前の開発意向表明も実現します。

  • 最初の新機能は、SMP/E を使用してパッケージされていない製品について製品と機能の情報をソフトウェア・インスタンスに追加するものです。この機能は、SMP/E でパッケージされた内容、SMP/E 以外でパッケージされた内容、または両方を組み合わせた内容でソフトウェア・インスタンスを定義できるように設計された以前の機能に基づいて構築されています。これは、ソフトウェア・インスタンスに SMP/E でパッケージされていない 1 つ以上の製品が含まれている場合、そのソフトウェア・インスタンスの製品および機能の内容を表示できるようにすることを目的としています。また、サービス終了情報を含む製品情報ファイルが、製品を提供するソフトウェア・ベンダーから入手可能な場合、その製品のサービス終了を表示する機能を提供するように、対応する機能も設計されています。これらの機能は、 z/OS V2.2 および z/OS V2.1 (APAR PI79666 の PTF を適用) にも提供されています。
  • もう 1 つの新機能は、以前に定義されたソフトウェア・インスタンスをエクスポートすることによって、ポータブル・ソフトウェア・インスタンスを作成できるようにする RESTful プログラミング・インターフェースを提供します。この機能を使用すると、プログラムを使用するソフトウェア・インスタンスの作成を自動化できます。バッチ・ジョブで使用できるサンプル REXX exec は、samplib データ・セットの IZUDXEXP メンバーでも提供されます。これは、ソフトウェア・インスタンスを作成してから、それをエクスポートしてポータブル・ソフトウェア・インスタンスを作成するためのものです。 この機能は、APAR PI72283 の PTF を適用した z/OS V2.2 でも提供されます。
  • ポータブル・ソフトウェア・インスタンスを、それを提供するソフトウェア・ベンダーから、またはユーザーがサポートするダウンロード・サイトからダウンロードできるようにする機能が設計されています。この機能は、 z/OS V2.3 と z/OS V2.2 (APAR PI80825 の PTF 適用) の両方で提供される予定です。
  • ServerPac オファリングは、2017 年 10 月に、SMP/E でパッケージされていない製品の発注とデリバリーをサポートする予定です。SMP/E 以外でパッケージされている製品を含めて、Shopz の z/OS スタンドアロン発注手順で現在入手可能な製品は、2018 年 4 月までに ServerPac で提供される予定です。これらの製品は ServerPac で提供されるので、Shopz の z/OS スタンドアロン発注手順から除去される予定です。
  • さらに、 z/OS V2.3 の発注から、ServerPac は IPL 時における z/OSMF の自動開始をサポートします。また、ServerPac インストールに使用される CustomPac Installation Dialog は、最大 8 文字の長さの TSO/E ユーザー ID の使用もサポートします。
  • z14 ハードウェアの提供と同時に、Customized Offerings Driver (5751-COD) が更新され、z14 プロセッサーへの z/OS のインストールをサポートするとともに、ServerPac または CBPDO を使用した z/OS V2.3 のインストールもサポートします。Customized Offerings Driver は DVD で提供されます。

システム管理

「インシデントの手動作成」は、対応する SVC ダンプなしにインシデントを作成するお客様の要件に対処する、z/OSMF インシデント・ログの新機能です。すべてのインシデントと同様に、手動で作成されるこれらのインシデントには、資料が添付されるため、サービス・プロバイダーに送信できます。

z/OS V2.2 では、DFSMSrmm は、カタログによる保存を EXPDT 保存方式に導入しました。これにより、カタログ式データ・セットは、WHILECATALOG(ON) が指定された場合、テープ・ボリュームがその満了日に期限切れにならないようにすることができました。ただし、すべてのコマンドでこの新しいパラメーターがサポートされるものではありませんでした。 z/OS V2.3 の新しい機能拡張は、DFSMSrmm レポートを含めて、該当するすべての DFSMSrmm 機能に WHILECATALOG および Expiration Time パラメーターを追加して、一貫性のあるインターフェースをユーザーに提供し、使いやすさと柔軟性を向上させます。

z/OS V2.3 で、DFSMSrmm は、SMS 管理クラス (MC) の用途を広げて保存管理を強化します。これにより、ディスクとテープ・データ・セットの両方を同じポリシー・セットを使用して管理できます。新しい SMS MC 属性である Retention Method は、保存方式 (EXPDT または VRSEL) を新しいテープ・ボリュームに割り当てることができます。複数の他の SMS MC 属性が、VRSEL インベントリー管理からテープ・データ・セットを除外する機能とともに、ボリューム・セット管理に提供されます。既存の WHILECATALOG サポートも、SMS MC を使用して指定できるようになりました。これらの機能拡張は、DFSMSrmm 保存ポリシーをシンプルにし、VRS ポリシーではなく、SMS ポリシーと統合し、DFSMSrmm インベントリー管理のオーバーヘッドを減らすのに役立ちます。

z/OS V2.3 より前、DFSMSrmm では、ユーザーが保存パラメーターを、新たに作成されたテープ・データ・セットやボリュームに動的に割り当てたい場合、UXTABLE のみが、SMS ACS ルーチンと管理クラスを変更するのに代わる方法でした。ただし、既存の UXTABLE は、理解と管理が難しく、手動によるコンパイルと RMM 出口の理解が必要です。更新にはソース・コードが必要であり、現在ロードされている UXTABLE の内容をチェックする方法がありません。 z/OS V2.3 で、DFSMSrmm は、EDGDEFxx PARMLIB メンバーで定義される Default Table を導入します。これは、UXTABLE と同じ機能を提供しますが、保守と管理がはるかに簡単です。Defaults Table を使用するには、DEFTABLE(xx) オプションを EDGRMMxx parmlib メンバーに追加する必要があり、新しいサンプル・スクリプト EDGRDEF を使用して、既存の UXTABLE を Default Table 形式に変換できます。

SDSF V2.3 は、 z/OS V2.2 で確立された新機能を引き続き迅速に提供します。新機能には、以下を表示するコマンドが含まれています。

  • マウントされた z/OS UNIX ファイル・システム
  • DFSMS ストレージ・グループとボリューム
  • カップリング・ファシリティー接続と構造
  • TCIP アクティビティー
  • DASD アクティビティー
  • 定義されたサブシステム
  • Generic Tracker イベント
  • オーファン共通ストレージ
  • 仮想ストレージ・マップ
  • アドレス・スペースのタスク構造
  • アドレス・スペース用にロードされたモジュール

z/OS V2.3 の SDSF は、特に回復力の分野で、JES2 の新しい機能拡張をサポートして、予約済みのスペースとともに、スプールおよび制御ブロック使用量の測定値を可視化します。

Capacity Provisioning Manager は、定義されたキャパシティーとグループ・キャパシティーの管理のために新しい SETBASE コマンドをサポートします。SETBASE コマンドは、プロビジョニング・マネージャーの管理ベースを変更し、同じコマンドでソフト・キャップの増加または削減を行う効率的な機能を提供するので、ソフト・キャップの管理をシンプルにすることができます。ソフト・キャップの増加または削減では、アクティブになったキャパシティーをアクティブのままにする期間の指定が可能です。

zFS と呼ばれる新しいキーワードが、 z/OS V2.3 で IDCAMS DEFINE に導入されます。これは、新しい zFS ファイル・システムの作成時に使用できます。お客様は、この新しいキーワードを使用して、既存の Automatic Class Selection (ACS) ルーチンを変更して、一連の特定のターゲット・ストレージ・ボリュームで zFS ファイル・システムの作成を指図することができます。

z/OS V2.3 は、 オペレーティング・システムの機能の可用性と、それらの機能によって定義される能力の両方を示すために、製品または機能に新しい機能 z/OS Function Registry を提供するように設計されています。

z/OS V2.3 は、以下の機能の追加により、CPM で管理されるドメインの正常性の状態を提供するように設計されています。

  • 管理対象ドメイン全体が現在の問題から受ける影響、およびどの問題がどの管理オブジェクトに関連しているについて概要を受信する。
  • 引き続き有効な過去のすべての CPO エラー・メッセージ (WTO) の要約を取得する。
  • 現行エラー・メッセージと、CPM 構成オブジェクトの管理の結果との間の直接相関を取得する。

z/OS V2.3 RMF は、65,280 個を超える DASD デバイスがあるシステム環境のモニターと報告をサポートするように設計されています。この新しいサポートは、 RMF データ収集および報告オプションで 5 桁のデバイス番号を指定できるようにします。それによって、5 桁のデバイス番号の最初の桁が、そのデバイスが物理的に構成されているサブチャネル・セット ID の ID を表します。さらに、 RMF デバイスとストレージ・サブシステムの報告も、5 桁のデバイス番号を報告するように設計されています。

ファイル・システムのユーザー・マウント機能が強化され、一部のユーザーが、(NOSETUID なく) 特権によりファイル・システムをマウントできるようにします。

PORT および PORTRANGE ステートメントでジョブ名に対する拡張ワイルドカード・サポート: TCP/IP ポート予約指定でジョブ名を指定する際にワイルドカード文字を使用可能にする機能が強化され、単一文字のワイルドカードの指定を可能にし、ジョブ名内の任意の位置でワイルドカード文字を使用します。

z/OS Communications Server による拡張システム・シンボルのサポート: TCP/IP プロファイル、システム・リゾルバー、OMPROUTE、CSSMTP、VTAMLST、および z/OS システム・シンボルをサポートするその他のネットワーキング構成ファイルは、下線を含む z/OS システム・シンボルを使用できます。

シスプレックス内でターゲット・システムを指定するために、Common Event Adapter (CEA) TSO ランチャーに新機能が追加されます。システム名が指定されると、TSO アドレス・スペースがターゲット・システムで起動され、データが要求側システムに戻されます。

新しい SDSF 機能は、JES2 JCL PROCLIB および z/OS Dynamic Exits に関する情報を表示します。このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR PI64206、PI64210、および PI68831 の PTF 適用) でも提供されます。

サポートのライセンス交付を受けた ISV が ISV 固有の SCRT レポートを生成できるようにするために、SCRT における新規サポートが追加されます。SCRT は、 z/OS のコンポーネントとして組み込まれます。

IBM Health Checker for z/OS に付属の XCF System Status Detection (SSD) 区画化プロトコル機能および関連の SSD 区画化プロトコル・ヘルス・チェックが機能強化されました。これらの機能強化には、以下のものがあります。

  • システム上での SSD プロトコル環境要件の状況に関するヘルス・チェック・レポート作成の改善
  • シスプレックス内のすべてのアクティブ CPC システム・イメージとのローカル・システムの接続状況を組み込むために拡張されたヘルス・チェック・レポート作成機能
  • シスプレックス内の動的な中央演算処理装置複合システム (CPC) 名の変更を認識し、 z/OS イメージの IPL を必要とすることなく SSD 区画化プロトコル定義を更新するためのサポート

z/OSMF ファイルとデータ・セット REST API は、 UNIX (zFS) ファイル、ファイル・システム、および z/OS データ・セットの操作を可能にします。 z/OS V2.3 は、z/OSMF ファイルおよびデータ・セット REST API の機能を向上させて、ラージ・ファイルとデータ・セット、エンキューとデキューを使用したシリアライゼーション、マイグレーションされたデータ・セットの耐障害性、およびその他の追加機能を処理します。DFSMShsm マイグレーション済みデータ・セットを処理して、大規模データ・セットを効率よく編集し、ペシミスティック・ロックに対するサポート (データ・セット・エンキューおよび ISPF メンバー・エンキュー) を追加するために新機能が追加されます。このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR PI52426 の PTF 適用) でも提供されます。

Infoprint Server の InfoPrint Central コンポーネントは、限定された接頭部とワイルドカードを使用して複数のフォームの検索機能を追加します。これにより、ユーザーは、複数のフォーム名を持つ文書を検索できるようになります。

1 次プリンターがオフラインである場合、指定された代替プリンターに自動的にフェイルオーバーする InfoPrint Server IP Printway Automatic Printer Failover が追加されました。

ファイル・システムに保持できるリポジトリー・バックアップ数とともに、旧リポジトリー・バックアップを自動的に削除するメカニズムを構成するために、新しい CIM サーバー構成 maxRepositoryBackups が追加されました。JMPI サポートは除去され、CIM サーバーは Open Pegasus 2.14 に更新されたことに注意してください。

Health Checker for z/OS は、SYSTEM 名と SYSPLEX 名を使用する PARMLIB フィルタリングをサポートするように機能強化されます。このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR OA49807 適用) でも利用可能です。

z/OS Workload Management (WLM) は、4 時間のローリング平均消費量に関係なく、ソフト・キャップ制限として指定される MSU 値にシステムの上限を設定するオプションで機能強化します。 IBM zEC12 (GA2) 以上のサーバーが必要です。絶対的な MSU 容量キャッピングは、 z/OS V2.2 および z/OS V2.1 (APAR OA49201 の PTF 適用) でも利用可能です。

z/OS UNIX System Services は、呼び出し可能サービスの動的なインストール・システム出口をサポートします。 z/OS UNIX 呼び出し可能サービスは、場合によっては syscalls と呼ばれ、個々に使用可能にすると、呼び出し可能サービスに入る前と出た後の両方でインストール・システム出口を呼び出すことができます。インストール・システム出口ルーチンは、 z/OS Dynamic Exits Facility を使用して動的に追加、削除、変更することができます。 z/OS UNIX プロセス出口とは異なり、呼び出し可能サービス出口ルーチンは、他の z/OS UNIX 呼び出し可能サービスを出口ルーチン内から呼び出すことができます。この機能拡張により、お客様は、呼び出し可能サービス・レベルの使用ポリシー、リソース監査、およびリカバリー・ルーチンを他の多数の可能性とともに実装できます。

z/OS V2.3 は、zFS のアグリゲート属性の動的変更を可能にします。このため、ファイル・システムのアンマウントおよび再マウントのオーバーヘッドなく、共通の MOUNT オプションを動的に変更できます。また、シスプレックス共有状況 (RWSHARE/NORWSHARE) の動的変更も可能にします。

z/OS Workload Management は、専用プロセッサー対象の作業が汎用プロセッサーで実行されないように、サービス・クラスを定義できるようにする制御を行います。さらに、WLM リソース・グループの機能を強化して、関連したサービス・クラスで使用できる実ストレージ量を制限します。特に、この機能を活用するワークロード (Apache Spark ワークロードなど) の場合、この能力により、特定の Spark クラスターにサブミットされたすべてのアプリケーションまたはジョブが指定の実メモリー限度を超えないこと、および zIIP キャパシティーを超えるときに標準プロセッサーから支援を受けないことを指定できます。 z/OS V2.2 の場合、このサポートは、APAR OA51171 (RSM)、OA50953 (Supervisor)、OA50845 (WLM/SRM)、OA50760 (RMF)、および PI71118 (zOSMF) の各 PTF で提供されます。 z/OS V2.1 の場合、このサポートは、APAR OA51171 (RSM)、OA50953 (Supervisor)、OA50845 (WLM/SRM)、OA50760 (RMF) の各 PTF、および APAR PI71084 (zOSMF) 適用済みの z/OSMF V2.1 で提供されます。

zFS は、システム管理機能 (SMF) で重要なイベントのモニターを可能にします。このようなイベントの例は、アグリゲートの動的増大やアグリゲートの無効化などです。zFS は、 z/OS UNIX System Services でも使用されるレコード・タイプ 92 を使用します。さらに、一般的なパフォーマンス指標、すなわち、さまざまな MODIFY ZFS、QUERY オペレーター・コマンドで現在表示されている情報も、保管できます。これにより、システム上の zFS のパフォーマンスを過去にさかのぼって確認できるようになります。

DFS/SMB サーバーは、DFS サーバー・アドレス・スペース内のすべてのデーモン、または独自のアドレス・スペース内の DFSKERN デーモンから開始するように構成できます。 z/OS V2.3 は、独自のアドレス・スペースで DFSKERN デーモンを実行する場合に企業の命名規則に対応するように、DFSKERN 開始タスク名を構成可能にする方法を提供します。このサポートは、 z/OS V2.1 および z/OS V2.2 (APAR OA50424 の PTF 適用) でも提供されます。

HFS ファイル・システムから zFS ファイル・システムへのデータのマイグレーションを支援するために、ソース・ファイル・システム (HFS) をアンマウントする必要がない新しい機能が提供されます。これは、アプリケーションの停止が受け入れられない環境で有用です。TSO または z/OS UNIX シェル環境からこの機能を呼び出す新しいコマンドが、利用可能です。マイグレーション・プロセス時に使用中であるファイルは、自動的かつ透過的にターゲット・ファイル・システムに移動されます。この新しい機能は、2017 年第 4 四半期に APAR OA53128 で使用可能になります。

シスプレックス・ルートで /global と呼ばれる新しいディレクトリーが、 z/OS V2.3 で導入されます。この新しいディレクトリーは、シスプレックスの複数のシステム全体でコンテンツの一貫性が必要なファイルを含むファイル・システムのマウント・ポイントとして、またはプログラム製品 (z/OS の一部として出荷されていない) の複数のレベルのビューを提供する便利な場所として (製品がシスプレックスの 1 つのメンバーにしかインストールされてない場合であっても)、クライアントが使用できます。これにより、プログラム製品がインストールされる場所は変わりません。

ファイル・システム共有 (シスプレックス・サポート) を使用する z/OS V2.3 では、シスプレックス内のシステムで使用されない場合、バージョン・ルートはアンマウントされます。

z/OS には、 IBM WebSphere Liberty for z/OS アプリケーション・サーバーのコピーが z/OS のエレメントとして組み込まれるようになりました。これは、保守が必要な WebSphere Liberty のインスタンス数を減らすために、認定製品およびその他の z/OS エレメントで使用するライセンスが付与されています。 IBM は、この新しい WebSphere Liberty エレメントを、それを使用する z/OS の他のエレメントと一緒にサポートします。ただし、この WebSphere Liberty for z/OS のコピーは、お客様にも使用できます。このような使用は、 z/OS Licensed Program Specificationsで概要が示されているようなサポート対象外であり、 z/OS での生産的目的以外の用途に限定されます。

ネットワーキング

z/OS V2.3 Communications Server は、 HiperSockets™ Converged Interface (HSCI) サポートを、APAR OA53198 および PI83372 の PTF を適用して一般出荷開始後の配布物として 2018 年第 1 四半期に組み込む予定です。HSCI サポートには以下の利点があります。

  • Linux™ on z Systems™ Layer 2 および z/VM® VSwitch Bridge の互換性: z System layer 2 構成を使用して単一の IP インターフェースで Linux ゲストを構成する場合、管理と運用の利点が期待されています。使いやすさの利点は、 z/VM VSwitch Bridge サポートで強化され、 Linux ゲストが HiperSockets (HS) の単一の IP インターフェースを構成して、内部 CPC と外部 LAN の両方の通信を提供できます。現行の z/OS HS サポートは、Layer 3 接続のみを提供します。これは、この Linux および z/VM 環境との互換性がありません。新しい z/OS V2.3 HSCI サポートは、 z/VM VSwitch Bridge で HS を使用して、HS Layer 2 と Linux ゲストの両方に互換性を提供してこの問題を解決します。
  • z/OS 環境に対する (「ハンズフリー」) HS の使いやすさの向上: HSCI は、HS インターフェースをご使用の OSA インターフェースで透過的に「コンバージ」して、HS の透過的かつ動的な使用を提供します。HSCI 機能拡張では、以下が実現されます。
    • z/OS ネットワーク管理者が HS インターフェースを構成、プロビジョン、運用する必要なく、HS へのアクセスが実現します。
    • HS 定義を変更したり、新しい CPC で HS にアクセスするためのオペレーター・アクションを実行したりすることなく、 z/OS インスタンスを別の CPC に再配置できます。外部 LAN は各 CPC 内で再作成され、データセンター内で単一のシームレスな LAN トポロジーを提供します。OSA インターフェースが新しい z/OS ロケーションで再始動されると、HSCI が動的に再確立されます。

z/OS V2.3 は、ファームウェアで提供される Internal Shared Memory (ISM) デバイス上での Shared Memory Communications - Direct Memory Access (SMC-D) ソフトウェア・プロトコルを使用して、CPC 内の LPAR 間で高速の低遅延 TCP/IP トラフィックに対する新たなサポートを提供します。SMC-D は、HS を介した標準の TCP/IP 通信と比較して、パフォーマンス、スループット、応答時間、および CPU 消費における大幅なメリットを提供するものと期待されます。このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR OA48411 および PI45028 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OS V2.3 で、Communications Server は、新しい VTAM® 開始オプションを提供します。このオプションは、デフォルトの VTAM 内部トレース (VIT) オプションのユーザー制御の向上を可能にします。以前は、1 組の VIT オプション (API、PIU、SSCP、NRM、MSG、および CIO) が常にアクティブであり、無効にすることができませんでした。VITCTRL 開始オプションは、ユーザーがどの VIT オプションでも単独で有効化および無効化できるようにする新しい「VIT 制御」モードを有効にすることができます。この機能が提供されますが、 IBM では、問題診断の first-failure data capture 機能を提供するために標準 VIT オプションを有効にしたままにするように引き続きお勧めします。この VIT 制御機能は、 z/OS V2.1 および z/OS V2.2 (APAR OA50271 の PTF 適用) でも提供されます。

アプリケーション開発

IBM SDK for Java™ 8 SR5 は、以下の機能拡張を提供します。

  • z14 の Guarded Storage Facility の活用による GC stop-the-world 休止時間を減らすことによって、応答時間の影響を受けやすい、大きいヒープのアプリケーションに一貫した応答時間を実現する Pauseless Garbage Collection (GC)。この新しいモードは、既存の GenCon GC ポリシーの拡張版であり、-Xgc:concurrentScavenge により使用可能になります。この機能には、z14 プロセッサー、および z/OS V2.2 (APAR OA51643 の PTF 適用) または z/OS V2.3 のいずれかが必要です。
  • IBM Java for z/OS は、RMODE64 を利用して、2 GB 境界より上に JIT コード・キャッシュを置きます。これは、 IBM SDK for z/OS 、 Java Technology Edition Version 8.0.5 (IBM Java for z/OS V8 SR5) でデフォルトで有効になります。
  • パフォーマンスと機能:
    • Liberty およびアナリティクス・ワークロードに対する、一般的なスループット、フットプリント、および CPU 使用量/ランプアップの向上

z/OS V2.3 では、DFSORT は、出力用にソートまたはマージされた Unicode データ・レコードを作成する機能を提供します。このサポートにより、ユーザーは、UTF-8、UTF-16、および UTF-32 フォーマットのデータに 1 文字から 450 文字の長さの Unicode 文字で Unicode データをソート/マージすることができます。これらの機能拡張により、DFSORT ユーザーは、現在の EBCDIC および ASCII データと同じように特定の照合ルールにしたがってより柔軟に Unicode データをソートおよびマージすることができます。

z/OS V2.3 では、世代別データ・グループ (GDG) バイアス usermod の必要がなくなります。デバイス割り振りは、JCL ジョブ再開処理の使いやすさを向上させるためのジョブ単位に加えて、ジョブ・ステップ単位で GDG の相対的な世代と絶対的な世代間の関係をオプションとして維持するように設計されています。

z/OS Client Web Enablement Toolkit に対する REXX サポートが、 z/OS V2.3 で提供されます。REXX アプリケーションは、REXX を直感的に使用できる方法で、このツールキットの最初のリリースで提供された機能 (JSON パーサーと HTTP/HTTPS 機能の両方) に容易にアクセスできるようになります。これにより、このツールキットの範囲が、使いやすい REXX プログラミング言語を利用する、 z/OS プラットフォーム上の多数のユーザーに広がります。

製品 5771-ABA、5771-ABB、5771-ADA、5771-ADB、5771-ADW、5771-ADX、5771-AFL、および 5771-AFN で現在提供されている Sonoran、Data1、および APL2® フォントが、 z/OS V2.3 フォント集合エレメントに含まれます。これらのフォントは機能が固定化されており、今後の機能拡張は計画されていません。これらのフォントを z/OS に組み込むと、別途発注してインストールする必要がなくなります。

Web Toolkit: Toolkit Data Streaming / Large Data Send and Receive。Web Enablement Toolkit は、安全な JSON REST クライアント呼び出しをサポートする z/OS のネイティブ・コンポーネントです。 z/OS V2.3 でのサポートは、大量のデータを効率よくストリームすることを目的としています。これは、クラウド・ベースのデータにアクセスする方法になり得ます。

z/OS V2.3 は Real-Time SMF Analytics インフラストラクチャー・サポートを提供します。これは、SMF データ用に定常的でスケーラブルなメモリー内のインフラストラクチャーを提供することにより、生データから運用上の洞察を得るために要する時間を短縮します。 これにより、大量の SMF データをより高速に処理することが可能になり、アナリティクスおよびクラウド・アプリケーションにおける SMF データのリアルタイム分析で求められる応答時間を実現します。 このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR OA49263 の PTF 適用) でも提供されます。

分割レコードを削減するために COBOL をサポートして XML System Services が機能強化されます。このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR OA49622 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OSMF は、 IBM Cloud Provisioning and Management for z/OS のワークフロー拡張機能をサポートします。これには、ジョブ名の作成、ジョブ・カード属性、REST ワークフロー・ステップ、およびワークフロー・エディターの機能向上が含まれます。

E メールに対する新しい機能強化には、以下のものがあります。

  • 通知 と呼ばれる、z/OSMF の REST API を介した E メール・クライアントとの新しいインターフェース。
  • 以前発表されたように、sendmail デーモンが z/OS から除去されますが、CSSMTP ブリッジへの新しい sendmail が、互換性のある sendmail 機能のサブセットを提供するようになります。その結果、 z/OS UNIX ユーザーは、引き続き sendmail コマンドを使用して、CSSMTP アプリケーションでメール・メッセージを送信できます。CSSMTP ブリッジへの sendmail は、バージョン 2.1 およびバージョン 2.2 (APAR PI71175 の PTF 適用) で利用可能です。
  • ユーザー ID を E メール・アドレスに変換し、E メール・アドレスをユーザー ID に変換するために、SAF/RACF に新しいサポートが追加されます。JES2 ジョブ通知は、ローカル送信による既存の NOTIFY サポートに加えて、E メールの指定を可能にするように機能強化されます。

JES2 の新しいサポートが、ユーザーのログオン時の現行の即時通知に加えて、ユーザーへの E メール通知を可能にします。これを可能にしないと、通知は、ユーザーがログオンするまで据え置かれます。このサポートにより、通知を複数の E メール・アドレスに発行し、ジョブの戻りコードに基づいてフィルターに掛けることができます。

SAF に保管されている E メール・アドレスを使用するユーザーの指定を許可するためのサポートが JES2 に追加されます。

RACF は、ユーザー・プロファイルにおける E メール・アドレスの指定を可能にします。例えば、z/OSMF は、 RACF ユーザー ID に関連付けられている E メール・アドレスに基づいて、ユーザーに E メール通知を送信できます。

DFSORT E15 および E35 ユーザー出口は、ソートのために DFSORT への入力としてレコードのブロックを転送し、ソートされたレコードのブロックを出力として受け取ることを可能にします。これにより、レコード・ブロックの構文解析や各レコードの個別処理がなくなります。このサポートは、E15 および E35 ユーザー出口への呼び出し数を減らし、ユーザー・ストレージと DFSORT ストレージ間の過剰なレコード転送を減らして、レコードの高速スループットによるパフォーマンス向上を可能にします。この新しい機能は、 z/OS V2.1 および z/OS V2.2 (APAR PI47000 の PTF 適用) でも提供されます。

ジョブ・グループ・レベルの通知、ジョブ・グループ出力記述子、ジョブ・グループのより柔軟なスケジューリングを指定するために、JES2 ジョブ・グループの機能強化が追加されます。

z/OS V2.3 の JES2 に対して、JCL の簡素化と強化が行われます。細分性を強化するために、SYSIN の DLM キーワードが 2 文字から 18 文字に拡張されます。現行のジョブ名と現行のジョブ番号に対して 2 つの新しい JCL シンボルが追加されました。

z/OS Communications Server の getaddrinfo (BPX1GAI/BPX4GAI) API が z/OS V2.3 で更新されます。この更新は、RFC 3493 および Single UNIX Specification バージョン 3 に準拠するためのものです。

z/OSMF REST JOBS API は、アクティブ・ステップ情報をサポートし、JES2 JOBGROUP もサポートします。このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR PI57523 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OS V2.3 XL C/C++ は、以下の分野の機能強化を提供します。

  • 使いやすさ:
    • Metal C は、環境に作用する新しい関数ポインターを作成するとともに、同じようなコーディング・パターンと環境ベースの自動呼び出しを可能にする関数を呼び出します。
    • 構造リストのために 16 進オフセットが提供されます。これにより、レイアウト情報の比較と分析を改善できます。
    • DSECT ユーティリティーは、元の DSECT と同じサイズおよびメンバー・オフセットにするために、元のアセンブラー DSECT に近い C 構造/共用体を作成します。
    • 新しい z14 命令の活用。例えば、新しい ARCH(12) および TUNE(12) サポートは、vector float 型のサポートを含めて、z14 プロセッサー上の新しい命令を活用します。
  • パフォーマンス: z/OS V2.3 がサポートする前提ハードウェア・レベルと一致するように、アーキテクチャーのデフォルトを ARCH(10) (zEC12) に変更します。
  • セキュリティー: オーバーフローの影響を受けやすいバッファーを保護し、上書きを検出する機能からの戻りを停止するためのスタック保護。
  • デバッグ:
    • Metal C デバッグ・データ・ブロックは、アセンブリーまたはオブジェクトをデバッグ・データとリンクさせる情報を提供して、これらのファイルを同期させます。
    • Saved Option String Information (SOSINFO) ユーティリティーは、問題の診断に役立つ、PPA ブロックでエンコードされたオプションを発行します。
    • 同一ファイル内のデバッグ・データと実行可能コードの両方にアクセスできるようにするために、実行時にロードされない領域内の実行可能ファイルに、オブジェクト・ファイル内の DWARF デバッグ情報を追加します。dbx ユーティリティーはこの機能をサポートします。

IBM Z ハードウェアに対する z/OS サポート

Java 8 SR5 は、 z9® 以降のプロセッサーをサポートします。

IBM z14 上で稼働する z/OS V2.3 には、最小 8 GB のメモリーが必要です。 z/VM ゲストとして実行されるか、または IBM System z® Personal Development Tool で実行される場合、z/OS V 2.3 には最小 2 GB が必要です。この最小量が満たされない場合、警告 WTOR が IPL 時に発行されます。最小メモリー未満で処理を続行すると、可用性が影響を受ける可能性があります。システムが 8 GB 未満で構成されている場合に警告を出すように、マイグレーション・ヘルス・チェックが z/OS V2.1 と V2.2 で導入されます。

z14 とともに提供開始された新しい近距離用の入出力アダプター IBM zHyperLink Express® は、 FICON® ストレージ・システムとの非常に低遅延な接続をサポートします。 zHyperLink は、アプリケーションの応答時間を短縮し、アプリケーションの変更なく、入出力の影響を受けやすいワークロード応答時間を最大 50% 短縮できます。 z/OS は、ストレージ・システムとの zHyperLink Express または FICON パスを選択的に使用して、入出力パフォーマンスを最適化します。 IBM DB2 V12 for z/OS (APAR PI82575 適用) は、zHyperLinks を使用して、ページが DASD キャッシュにあるときに、トランザクションがランダム・データベース読み取り入出力を待機する経過時間を短縮します。これらのシナリオにおいて DB2 で zHyperLinks を使用することにより、トランザクション応答時間の短縮だけでなく、スループットと並行性の向上も期待できます。 DB2 for z/OS zHyperLink サポートは、最新のワークロードの価値を向上させ、従来のワークロードと比較すると、より多くのランダム・データ・アクセス・パターンを駆使するようになります。

z/OS V2.3 リアル・ストレージ・マネージャー (RSM) は、新しい非同期メモリー・クリア操作をサポートして、z14 プロセッサーの入出力プロセッサー (SAP) を使用して 1M ページ・フレームからデータをクリアします。これは、この操作の CPU コストをなくし、RSM の最初の参照ページ不在処理のパフォーマンス、および IARV64 や STORAGE OBTAIN などのシステム・サービスのパフォーマンスを向上させることを目的としています。

z/OS V2.3 Communications Server は、OSA-Express6S および RoCE Express2 をサポートします。 z/OS V2.1 および V2.2 サポートは、PTF を適用したこれらのアダプターにも提供されます。

z/OS V2.3 は、z14 プロセッサー上の新しい Instruction Execution Facility をサポートします。

z/OS V2.3 は、Flash Express に置き換わる、 IBM Virtual Flash Memory に対する RMF サポートを提供します。これは、 z/OS V2.1 および z/OS V2.2 (APAR OA50761 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OS Supervisor は、z14 Guarded Storage Facility (GSF) を使用するためのサービスを提供します。 Java GSF の活用により、ガーベッジ・コレクション時のパフォーマンスが向上します。

z14 HiperDispatch の最適化には、入出力の反応性を向上させるために、 z/OS Supervisor と PR/SM™ ハイパーバイザーの入出力相乗効果が含まれます。

z/OS WLM は、メモリー集約型アプリケーションの機能を拡張して、ワークロード・バランシング間隔全体で同じ共通キャッシュを優先的に使用します。 z/OS WLM は、計算主体のアプリケーションの機能を拡張して、共通キャッシュを共有するプロセッサー間で優先的に再分割されます。

以下の z14 機能に対する z/OS ソフトウェア要件については、2017 年 7 月 17 日付けの z14 DEVICE3906 PSP バケットを参照してください。

  • FICON Express16S+ (CHPID タイプ FC) (FICON またはチャネル間 (CTC) を利用する場合) には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
    • z/OS V1.13 (compatibility supportのみ。 z/OS の延長サポート契約が必要)
  • FICON Express16S+ (CHPID タイプ FC) (zHPF 単一トラック操作のサポート) には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
    • z/OS V1.13 (compatibility support のみ。PTF を適用するため z/OS の延長サポート契約が必要)
  • FICON Express16S+ (CHPID タイプ FC) (zHPF マルチトラック操作のサポート) には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
    • z/OS V1.13 (compatibility support のみ。PTF を適用するため z/OS の延長サポート契約が必要)
  • OSA-Express6S GbE LX および GbE SX には、最低限以下が必要になります。
    • CHPID タイプの OSD:
      • z/OS V2.3
      • z/OS V2.2
      • z/OS V2.1
      • z/OS V1.13 (compatibility supportのみ。 z/OS の延長サポート契約が必要)
    • 最大ポートを利用しない CHPID タイプの OSD (PCIe アダプター上の 1 個のポートを使用可能):
      • z/OS V2.3
      • z/OS V2.2
      • z/OS V2.1
      • z/OS V1.13 (compatibility supportのみ。 z/OS の延長サポート契約が必要)
  • OSA-Express6S 10 GbE LR および 10 GbE SR には、最低限以下が必要になります。
    • CHPID タイプの OSD:
      • z/OS V2.3
      • z/OS V2.2
      • z/OS V2.1
      • z/OS V1.13 (compatibility supportのみ。 z/OS の延長サポート契約が必要)
    • IBM z14 から Unified Resource Manager 機能への IEDN (Intra-ensemble Data Network) にアクセス制御を行う CHPID タイプの OSX:
      • z/OS V2.3
      • z/OS V2.2
      • z/OS V2.1
      • z/OS V1.13 (compatibility supportのみ。 z/OS の延長サポート契約が必要)
  • OSA-Express6S 1000BASE-T Ethernet には、最低限以下が必要になります。
    • TN3270E および非 SNA DFT をサポートする CHPID タイプの OSC:
      • z/OS V2.3
      • z/OS V2.2
      • z/OS V2.1
      • z/OS V1.13 (compatibility supportのみ。 z/OS の延長サポート契約が必要)
    • CHPID Type OSD で CHPID ごとに 2 個のポートを利用する場合:
      • z/OS V2.3
      • z/OS V2.2
      • z/OS V2.1
      • z/OS V1.13 (compatibility supportのみ。 z/OS の延長サポート契約が必要)
  • Crypto Express6S の耐障害性 (Crypto Express6S 暗号化コプロセッサーおよびアクセラレーターを Crypto Express5 コプロセッサーおよびアクセラレーターとして扱う) には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3 (PTF 適用)
    • z/OS V2.2 (PTF 適用) または
      • z/OS V2.2 (Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R2 (HCR77B1)) (PTF 適用)、または
      • z/OS V2.2 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R2 (HCR77CO)) (PTF 適用)
      • z/OS V2.1 (PTF 適用)、または
      • z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 (HCR77A1)) (PTF 適用)、または
      • z/OS V2.1 (Enhanced Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 (HCR77B0)) (PTF 適用)、または
      • z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R2 (HCR77B1)) (PTF 適用))、または
      • z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R2 (HCR77CO)) (PTF 適用)
  • Visa Format Preserving Encryption に対する Crypto Express6S のサポートには、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2
    • z/OS V2.1 (Enhanced Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 (HCR77B0) Web 配布物がインストール済み)
  • 16 個を超えるドメインに対する Crypto Express6S のサポートには、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2
    • z/OS V2.1 (Enhanced Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 (HCR77B0) Web 配布物がインストール済み)
  • Crypto Express6S Exploitation には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1))
    • z/OS V2.2 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1))
    • z/OS V2.3 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1))
  • PCI-HSM コンプライアンスに対する Crypto Express6S のサポートには、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1))
    • z/OS V2.2 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1))
    • z/OS V2.3 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1))
  • Shared Memory Communications- Remote DirectMemory Access (SMC-R) 用の 10 GbE RoCE Express2 には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
  • IBM Integrated Coupling Adapter Fanout (ICA SR) には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
    • z/OS V1.13 (compatibility support のみ。PTF を適用するため z/OS の延長サポート契約が必要)
  • 256 個のカップリング CHPID のサポートには、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
    • z/OS V1.13 (compatibility support のみ。PTF を適用するため z/OS の延長サポート契約が必要)
  • Coupling Express LR には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
    • z/OS V1.13 (compatibility support のみ。PTF を適用するため z/OS の延長サポート契約が必要)
  • CF Scalability Enhancements には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
    • z/OS V1.13 (compatibility support のみ。PTF を適用するため z/OS の延長サポート契約が必要)
  • CF List Notification Enhancements には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
  • zHyperLink Express (#0431) には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3 (PTF 適用)
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
    • z/OS V2.1 (PTF 適用)
  • IBM Virtual Flash Memory (VFM) には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2
    • z/OS V2.1
    • z/OS V1.13 (PTF 適用)、 z/OS V1.13 RSM Enablement Offering Web 配布物がインストール済み、および z/OS 延長サポート契約が必要。この Web 配布物は z/OS ダウンロード Web サイトで入手できます。
  • ARCH(12) および TUNE(12) パラメーターに対する XL C/C++ のサポートには、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3 (PTF 適用)
  • Guarded Storage には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)
  • Instruction Execution Protection Facility には、最低限以下が必要になります。
    • z/OS V2.3
    • z/OS V2.2 (PTF 適用)

z/OS V2.3 は、ハードウェア発表レター JG16-0062 で発表された z/OS 環境用の IBM DS8000® インターフェースを利用します。これは、空のスペースのみが入っているシン・プロビジョニング・エクステント・スペース節約 (ESE) ボリュームのエクステントをリリースします。 z/OS 環境における ESE ボリュームのシン・プロビジョニングは、スペースを無駄にすることなくデバイス・サイズを標準化してストレージの構成と管理を簡素化し、未割り当てエクステントの移動を避けることによって複製と階層化のオーバーヘッドを減らすことを目的としています。さらに、シスプレックス全体またはストレージ・グループ間のスペア・ストレージ容量の共有が可能です。新しい DFSMSdss スペース解放コマンド SPACEREL は、 DS8000 インターフェースを利用し、新しい RACF FACILITY クラス・プロファイルは、新しい SPACEREL コマンドを保護するためにサポートされます。この機能は、 z/OS V2.1 および V2.2 (OA50675 の PTF 適用) でも利用できます。

SMF 73 Channel Path Activity および SMF 74 サブタイプ 9 PCIE Activity レコードで SMC-D 関連パフォーマンス測定を収集し、これらの測定を RMF Postprocessor PCIE Activity、Monitor III PCIE Activity、および Channel Activity の各レポートで提供するために、 RMF サポートが提供されます。このサポートは、 z/OS V2.2 (APAR OA49113 の PTF UA80445 適用) でも利用可能です。

z14 における並列シスプレックスに対する z/OS V2.3 のサポートには、以下のものがあります。

  • CF プロセッサーのスケーラビリティーの向上
  • CF List Notification Enhancements
  • Coupling Express LR カップリング・リンク
  • z14 で提供される新しいレベルの Coupling Facility Control Code (CFCC)、CFLEVEL 22
  • スケーラビリティーと制約の緩和のために、CEC 当たりの ICA SR カップリング・リンク数の増加

アクセシビリティー情報

アクセシビリティーの準拠に関する詳細が記述されている米国リハビリテーション法第 508 条の Voluntary Product Accessibility Template (VPAT) は、 Product accessibility information Web サイトから入手できます。



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製品の位置付け
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製品の位置付け - グローバリゼーション

標準

z/OS バージョン 2 は、引き続き多くの重要な標準を満たします。多くの業界標準 (RFC や PCI-DSS など) について z/OS バージョン 1 で以前に発表されたサポートの継続に加えて、 z/OS V2.1 におけるいくつかの追加標準に対する下記のようなサポートを追加しています。

  • z/OS バージョン 1 は、IPv6 Phase 2 Ready Logo および USGv6 Profile Version 1.0 (NIST SP500-267) 認定を取得しました。 z/OS V2.3 Communications Server はこれらの標準を満たすように設計されています。
  • z/OS V2.3 Unicode Services で提供されるプログラミング・インターフェースは、Unicode 9.0 標準を満たすように設計されています。
  • IBM z™/OS V2.1 は、German Common Criteria Certification Body (BSI) Operating System Protection Profile (OSPP) (EAL 4+) の要件を満たしている製品として認定されています。
  • IBM は、 z/OS の Cryptographic Services エレメントの System SSL コンポーネントについて、米国連邦情報・技術局 (NIST) の Cryptographic Module Validation Program (CMVP) を使用して連邦情報処理標準 (FIPS) 140-2 に準拠した評価を進める予定です。これは、 z/OS Communications Server 機能 (AT-TLS など) や、AT-TLS を使用して保護されたプロトコル (TN3270 や FTP など) を使用するときに、FIPS 140-2 で検証された暗号機能のニーズを満たすのに役立てるためです。
  • また IBM は、 z/OS の Cryptographic Services エレメントの ICSF コンポーネントについて、米国連邦情報・技術局 (NIST) の Cryptographic Module Validation Program (CMVP) を使用して連邦情報処理標準 (FIPS) 140-2 に準拠した評価を進める予定です。これは、 z/OS で実行される各種 IBM ソフトウェア製品およびお客様のアプリケーションによって、FIPS 140-2 で検証された暗号機能のニーズを満たすのに役立てるためです。



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開発意向表明
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z/OS V2.3 は、日本語以外の言語で各国語翻訳を提供するオペレーティング・システムの最後のリリースになる予定です。そのため、中国語 (簡体字と繁体字)、デンマーク語、オランダ語 (オランダ)、フランス語 (カナダ・フランス語を含む)、ドイツ語 (スイス・ドイツ語を含む)、イタリア語、韓国語、ノルウェー語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、スウェーデン語へのメッセージとパネルの翻訳を現在提供しているいくつかの z/OS エレメントは、 z/OS V2.3 以降のリリースでこれらの言語での提供を行わなくなります。

ネットワーク・ファイル・システム (NFS) は、 z/OS の戦略的ファイル共有プロトコルです。DFS/SMB (Distributed File System / Server Message Block) は機能拡張されなくなりました。DFS/SMB は、オペレーティング・システムの一部として引き続き出荷され、お客様の該当するサポート契約の条件にしたがってサポートされます。 IBM は、将来の z/OS リリースで、RAS やパフォーマンス機能を含めて、NFS 機能を引き続き強化する意向です。 z/OS とのファイル共有の要件はすべて、NFS のみのコンテキストで対応されるようになる予定です。

z/OS V2.3 は、 z/OS BookManager® READ と Library Server 基本エレメントを組み込む最後のリリースになる予定です。Library Server 基本エレメントには、BookRead API が含まれます。時間の経過につれて、お客様に製品資料を提供するための IBM のプラットフォームが、 IBM Knowledge Center テクノロジーに進化しました。 BookManager Read および Library Server でサポートされる文書形式の提供は大幅に減少しました。 IBM は、 IBM Knowledge Center for z/OS (KC4z) の使用をお勧めしています。これは、製品資料のローカル・リポジトリーを維持し、コンテンツを提供するために、z/OS V2.2 で z/OS の基本エレメントとして提供開始されました。

DIAGxx parmlib メンバーのVSM ALLOWUSERKEYCSAパラメーターに対する YES 指定の廃止: z/OS V2.3 は、DIAGxx parmlib メンバーのALLOWUSERKEYCSAパラメーターに対する YES 指定をサポートする最終の z/OS リリースになります。このパラメーターを YES 指定する必要があるソフトウェアを使用する場合、このパラメーターを YES に指定する必要がなくなるようにそのソフトウェアを変更する必要があります。 IBM によって現在提供されるソフトウェアには、このパラメーター設定は必要としないと考えられます。 IBM 以外の会社が提供する他のソフトウェアでこの設定が必要である場合、この使用に関してソフトウェアの提供会社にお問い合わせください。

ユーザー・キーによる CSA/ECSA ストレージ確保の廃止: z/OS V2.3 は、GETMAIN、CPOOL、および STORAGE OBTAIN インターフェースを利用した、ユーザー・キー (8-15)による CSA/ECSA ストレージの確保をサポートする最終の z/OS リリースになります。ユーザー・キーによって CSA/ECSA ストレージを確保するソフトウェアを使用する場合、この機能を必要としないようにそのソフトウェアを変更する必要があります。

ESQA ストレージに対するユーザー・キーへの変更の廃止: z/OS V2.3 は、CHANGKEY インターフェースを使用した、ESQA ストレージに対するユーザー・キー (8-15) への変更をサポートする最終の z/OS のリリースになります。ESQA ストレージをユーザー・キーに変更するソフトウェアを使用するる場合、この機能を必要としないるようにそのソフトウェアを変更する必要があります。

ユーザー・キーによる SCOPE=COMMON データ空間作成の廃止: z/OS V2.3 は、DSPSERV CREATE インターフェースを利用した、ユーザー・キー (8-15) による SCOPE=COMMON データ空間の作成をサポートする最終の z/OS リリースになります。ユーザー・キーによって SCOPE=COMMON データ空間を作成するソフトウェアを使用する場合、この機能を必要としないようにそのソフトウェアを変更する必要があります。

IBM は、VSAM での z14 および DS8880 zHyperLink Express® の活用をサポートする予定です。zHyperLink Express は、高性能 FICON® より最大 10 倍遅延が少なくなるように設計された近距離用のメインフレーム接続リンクです。

数十年にわたって、 z/OS は 2 つのスプーリング・サブシステム、JES2 (旧称 HASP) と JES3 (旧称 ASP) を提供してきました。JES2 は、大部分の z/OS のお客様で使用されており、ほぼ、JES3 を超える機能のスーパーセットに進化してきました。 IBM は、JES2 が z/OS 用の戦略的なジョブ入力サブシステムであると考えています。スプーリング・サブシステムの新機能は、主に JES2 用にのみ開発されます。JES2 は、スプール・マイグレーション、スプール・ボリュームのオンライン・マージなどの可用性の分野で、ジョブの完了時の E メール通知のサポートなどの機能の分野で、まもなくスプール・データの暗号化によるセキュリティーの分野で、特有の機能をサポートします。

JES3 は引き続きサポートを継続し、現行の機能が維持されます。

IBM の計画、方向性および指針に関する記述は、 IBM の裁量に基づき予告なく変更または撤回される場合があります。 今後の製品に関する情報は、IBM の製品の一般的な方向性を示すことを目的としたものであり、発注の意思決定のための判断基準の利用を意図したものではありません。今後の製品に関する情報は、いかなる資料、 コード、または機能性の提供というコミットメント、約束、または法律上の義務について 言及するものでもありません。今後の製品に関する情報は、いかなる契約にも含めることはできません。IBM 製品について記載される今後のいかなるフィーチャーまたは機能の開発、発表、および時期は、IBM の判断で決定されます。



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ハードウェアおよびソフトウェア・サポート・サービス
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SmoothStart/インストール・サービス

IBM SmoothStart サービスおよびインストール・サービスは提供されません。



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参照情報
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ハードウェア発表レター JG17-0065 (IBM z14)

ハードウェア発表レター JG15-0001 (IBM z13)

ハードウェア発表レター JG15-0001 (IBM z13s)

ハードウェア発表レター JG12-0145 (IBM zEnterprise EC12)

ハードウェア発表レター JG13-0205 (IBM zEnterprise BC12)

ソフトウェア発表レター JP17-0398 (IBM Enterprise COBOL for z/OS V6.2)

ソフトウェア発表レター JP17-0431 (IBM Enterprise PL/I for z/OS V5.2)

ソフトウェア発表レター JP17-0430 (IBM Enterprise PL/I Value Unit Edition for z/OS)

ソフトウェア発表レター JP15-0010 (IBM Ported Tools for z/OS V1.3.0)

ソフトウェア発表レター JP16-0486 (IBM DB2 12 for z/OS)



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各国語の出荷予定
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z/OS 各国語サポート・フィーチャーは、z/OS のコードが提供開始になると一般出荷開始になります。

翻訳版に関する情報は、入手可能な場合は、 Translation Reports Web サイトにあります。



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プログラム番号
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プログラム番号 VRM プログラム名
5650-ZOS 2.3 z/OS


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教育サポート
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以下に示すのは、 z/OS 教育用に計画された現在ご利用可能なコースです。

コース・コード コース・タイトル コース・タイプ
ESC8G z/OS 2.3 Review and Migration クラスルーム
ESCS8G z/OS 2.3 Review デジタル
ESE0G BlockChain on z Systems™ 2 クラスルーム
ES05 Introduction to z/OS Environment クラスルーム
ES10 Fundamental System Skills for z/OS クラスルーム
ES15 z/OS Facilities クラスルーム
ES27 z/OS System Operators クラスルーム
ES41 z/OS Installation Using ServerPac クラスルーム
ES54 Basic z/OS Tuning Using the Workload Manager (WLM) クラスルーム
ES19 Basics of z/OS RACF® Administration クラスルーム
OP05 Introducing z/OS UNIX™ System Services クラスルーム
ES90 Advanced Parallel Sysplex® Operations and Recovery クラスルーム
ES42 Parallel Sysplex Implementation Workshop クラスルーム
ESB1 z/OS Management Facility Implementation and Use クラスルーム
ES52 z/OS REXX Programming Workshop クラスルーム

IBM 研修は、多くの IBM オファリングをサポートするための教育を提供します。IT のプロフェッショナルと管理者を対象とするコースの説明は、 IBM スキルゲートウェイ Web サイトに掲載されています。

コースの詳細については、 IBM 担当員にお問い合わせください。 

2
このコースは、2017 年 8 月に受講可能になる予定です。


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技術情報
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所定稼働環境

前提ハードウェア

z/OS V2.3 は以下の IBM Z サーバーで稼働します。

  • IBM z14
  • IBM z13
  • IBM z13s
  • IBM zEnterprise EC12 (zEC12)
  • IBM zEnterprise BC12 (zBC12)

z/OS V2.3 のハードウェア前提条件の詳細については、「 z/OS V2R3 インストール計画」(GA88-7202) を参照してください。

前提ソフトウェア

z/OS ベースは、IPL 可能なシステムです。IPL を実行するためのソフトウェア前提条件はありません。特定の機能には、 z/OS ベースまたは z/OS のオプション・フィーチャーに含まれていない追加製品が必要な場合があります。特定のソフトウェア要件のリストについては、「 z/OS V2R3 インストール計画」(GA88-7202) を参照してください。

互換性

共存、リリース・マイグレーション、およびフォールバック

z/OS では、複数リリースの z/OS が共存できるようにすることにより、複数システム構成でシステムを移行するときの互換性と柔軟性がもたらされます。これには、非 並列シスプレックス および 並列シスプレックス の複数システム構成が含まれます。そうした共存により、複数システム構成内のシステムを、一度に 1 システムずつ新たなリリース・レベルの z/OS システムにアップグレードできるようになります。これは、新たなリリースにマイグレーションするときに、そのリリースが現在の複数システム構成で稼働している下位リリースと共存可能であることが条件となります。


これらの記述は、 IBM の現在の意向を示したものです。 IBM は、本文書の記述内容にかかわらず、共存-マイグレーション-フォールバックのポリシーを将来変更し、特定のリリースを除外する権利を有するものとします。 IBM の開発計画は、予告なしに変更または中止されることがあります。開発方針に関する記述の信頼性についてはお客様ご自身の自己責任でご判断いただき、 IBM には一切の責任も義務も発生しないものとさせていただきます。

IBM は、 z/OS V2.3 で、次に示す共存、マイグレーション、およびフォールバックを実現します。

IBM は、n-2 アプローチをサポートする予定です。ここでは、共存、フォールバック、およびマイグレーションについて 3 つの連続したリリースがサポートされます。例えば、「n」が z/OS V2.3 である場合、 IBM は、投資の価値を最大限に活かすために完全な共存、マイグレーション、およびフォールバックのサポートで z/OS V2.1 から直接 z/OS V2.3 へのアップグレードを可能にし、完全な共存、マイグレーション、およびフォールバックのサポートで z/OS V2.2 から z/OS V2.3 へのアップグレードを可能にする意向です。

上位リリースへのマイグレーションとフォールバックは、共存ポリシーでサポートされているのと同じ z/OS リリース内で行われなければなりません。

表: z/OS V2.3 の共存-マイグレーション-フォールバック

リリース 列 1 のリリースによってサポートされる共存-マイグレーション-フォールバック
z/OS V2.1 z/OS V1.12、 3 z/OS V1.13、 4 z/OS V2.1
z/OS V2.2 z/OS V1.13、 4 z/OS V2.1、 z/OS V2.2
z/OS V2.3 z/OS V2.1、 z/OS V2.2、 z/OS V2.3
3
z/OS V1.12 (2014 年 9 月 30 日にサービス終了)。
4
z/OS V1.13 (2016 年 9 月 30 日にサービス終了)。

この、一貫性のある共存、マイグレーション、およびフォールバックのポリシーは、次のような場合でも、あらゆる構成でのリリース・マイグレーションに適用されます。

  • 単一システム構成
  • 複数システム構成内の個々のシステム
  • 複数システム構成内のすべてのシステムを一度にマイグレーションするために、同時 IPL が使用されている場合

ライセンス・メトリックの変更

  • z/OS V2 は、ミドルウェア・プログラムに PSLC を使用されている、 z/OS V1 で NALC 料金方式をご使用のお客様に対してのみ、NALC に基づいて提供されます。ミドルウェア・プログラムに AWLC または WLC もしくは AEWLC または EWLC のいずれかの料金方式を使用されている z/OS V2 のお客様には、料金方式を NALC から zNALC に移行していただく必要があります。
  • NALC 料金方式をご使用の z/OS のお客様はすべて、さまざまなメリットのある zNALC に料金方式を移行していただくことをお勧めします (SCRT レポートの提出によりサポートされる、zNALC による z/OS のサブキャパシティー料金方式、45 MSU を超える場合の割引料金、適格パラレル・シスプレックス全体での合算料金など)。

計画情報

ダイレクト・カスタマー・サポート

お客様の適格性および登録手順に関する情報を入手するには、該当するサポート・センターにお問い合わせください。

セキュリティー、監査性およびコントロール

z/OS 環境におけるデータ・セキュリティーと監査性は、オプションの Security Server for z/OS フィーチャーで使用可能な機能によって強化されました。

アプリケーション・システムや通信機能でのセキュリティー機能、管理手順、および適切な制御を、評価、選択、実装することは、お客様の責任で行っていただきます。



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発注情報
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すべての形式の z/OS 製品資料やその他のコンテンツにアクセスするには、 z/OS Internet Library を参照してください。

新規ライセンス所有者

新規ライセンスの発注は、現在受付中です。

登録済みのお客様は、発注情報と料金についてIBMLinkにアクセスすることができます。 2017 年 9 月 29 日の出荷開始日より前に出荷が行われることはありません。

IBM z/OS V2.3 の新規ユーザーは、Type: 5650 Model: ZOS を指定する必要があります。

並列シスプレックス・ライセンス使用料 (PSLC)

並列シスプレックス ・ライセンス使用料金 (PSLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する PSLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の Service Units in Millions (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、System Usage Registration No-Charge (SYSUSGREG NC) ID を指定します。

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、PSLC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、PSLC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、PSLC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、PSLC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、PSLC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、PSLC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、PSLC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、PSLC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、PSLC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、PSLC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、PSLC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、PSLC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、PSLC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、PSLC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、PSLC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、PSLC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、PSLC
S01729C z/OS V2 RMF™ 基本 MLC、PSLC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、PSLC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、PSLC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、PSLC
アドバンスド・ワークロード使用料金 (AWLC)

アドバンスド・ワークロード使用料金 (AWLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。 並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する AWLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の Service Units in Millions (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、System Usage Registration No-Charge (SYSUSGREG NC) ID を指定します。

プログラム名: z/OS V2.3

プログラム PID: 5650-ZOS

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、AWLC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、AWLC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、AWLC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、AWLC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、AWLC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、AWLC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、AWLC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、AWLC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、AWLC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、AWLC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、AWLC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、AWLC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、AWLC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、AWLC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、AWLC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、AWLC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、AWLC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、AWLC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、AWLC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、AWLC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、AWLC
アドバンスド・エントリー・ワークロード使用料金 (AEWLC)

アドバンスド・エントリー・ワークロード使用料金 (AEWLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

プログラム名: z/OS V2.3

プログラム PID: 5650-ZOS

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、AEWLC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、AEWLC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、AEWLC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、AEWLC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、AEWLC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、AEWLC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、AEWLC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、AEWLC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、AEWLC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、AEWLC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、AEWLC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、AEWLC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、AEWLC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、AEWLC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、AEWLC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、AEWLC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、AEWLC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、AEWLC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、AEWLC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、AEWLC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、AEWLC
国別マルチプレックス使用料金 (CMLC)

国別マルチプレックス使用料金 (CMLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

国別マルチプレックスに複数のプログラム・コピーが含まれる場合、すべてのコピーがマルチプレックス内の 1 つのカスタマー番号に対してライセンス交付を受けていると、すべてのコピーが 1 つのライセンスに関連付けられます。 複数のカスタマー番号がある場合は、すべてのコピーの料金が、マルチプレックス内のカスタマー番号ごとに 1 つのライセンスに配分されます。

課金対象のライセンスごとに、該当する CMLC ライセンス・オプションと、マルチプレックス内のカスタマー番号ごとに配分される 100 万サービス単位 (MSU) の数量を指定します。 それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、ライセンスのワークロード登録無料 (WLREG NC) ID を指定します。

プログラム名: z/OS V2.3

プログラム PID: 5650-ZOS

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、CMLC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、CMLC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、CMLC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、CMLC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、CMLC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、CMLC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、CMLC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、CMLC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、CMLC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、CMLC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、CMLC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、CMLC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、CMLC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、CMLC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、CMLC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、CMLC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、CMLC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、CMLC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、CMLC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、CMLC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、CMLC

マルチプレックス System z® 新規アプリケーション・ライセンス使用料金 (MzNALC) の基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

プログラム名: z/OS V2.3

プログラム PID: 5650-ZOS

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、MzNALC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、MzNALC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、MzNALC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、MzNALC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、MzNALC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、MzNALC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、MzNALC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、MzNALC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、MzNALC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、MzNALC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、MzNALC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、MzNALC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、MzNALC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、MzNALC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、MzNALC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、MzNALC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、MzNALC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、MzNALC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、MzNALC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、MzNALC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、MzNALC
変動式ワークロード使用料金 (VWLC)

ワークロード使用料金 (WLC) 基本ライセンス

並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する WLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の Service Units in Millions (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、ライセンスの Workload Registration Variable WLC ID を指定します。

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、VWLC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、VWLC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、VWLC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、VWLC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、VWLC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、VWLC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、VWLC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、VWLC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、VWLC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、VWLC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、VWLC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、VWLC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、VWLC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、VWLC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、VWLC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、VWLC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、VWLC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、VWLC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、VWLC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、VWLC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、VWLC
エントリー・ワークロード使用料金 (EWLC)

エントリー・ワークロード使用料金 (EWLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、EWLC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、EWLC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、EWLC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、EWLC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、EWLC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、EWLC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、EWLC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、EWLC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、EWLC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、EWLC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、EWLC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、EWLC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、EWLC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、EWLC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、EWLC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、EWLC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、EWLC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、EWLC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、EWLC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、EWLC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、EWLC
新規アプリケーション・ライセンス使用料金 (NALC)

新規アプリケーション・ライセンス使用料金 (NALC) の発注情報

NALC 料金は、ソフトウェアのライセンス交付を受けたプロセッサーの MSU 当たりの料金です。プロセッサーの MSU 格付けに相当する数量のフィーチャーを発注してください。

新規アプリケーション・ライセンス使用料金

基本ライセンス一括払い料金

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、NALC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、NALC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、NALC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、NALC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、NALC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、NALC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、NALC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、NALC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、NALC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、NALC
z Systems エントリー・ライセンス使用料 (zELC)

zELC ソフトウェアを発注するには、プログラム番号および z800 モデルを指定してください。

zELC 月額ライセンス・オプションを指定します。

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、zELC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、zELC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、zELC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、zELC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、zELC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、zELC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、zELC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、zELC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、zELC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、zELC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、zELC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、zELC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、zELC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、zELC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、zELC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、zELC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、zELC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、zELC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、zELC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、zELC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、zELC
z Systems 新規アプリケーション・ライセンス使用料金 (zNALC)

z/OS (および z/OS の有償フィーチャー) のみが、zNALC 料金に適格なプログラムです。 IBM エンタープライズ・ソフトウェア請求およびフルフィルメント・システムで、 IBM は「基本ライセンス」という用語を使用して、請求可能なライセンスを示します。スタンドアロン・サーバーに対してソフトウェアのライセンスが交付される場合、 IBM はそのスタンドアロン・サーバーに基本 (請求可能) ライセンスを設定します。適格な パラレル・シスプレックス 内の複数のマシンにソフトウェアのライセンスが交付される場合、 IBM は、シスプレックスを表すエンティティーで基本 (請求可能) ライセンスを設定し、 パラレル・シスプレックス に属する各ライセンス・マシンで登録 (無料) ライセンスを設定します。

zNALC 料金を使用する z/OS は、完全に適格な パラレル・シスプレックス に参加している複数のサーバー全体で合算できます。 パラレル・シスプレックス について詳しくは、 IBM z Systems™ Software Pricing Web サイトをご覧ください。

zNALC 料金を使用する z/OS を使用し、適格な パラレル・シスプレックス に参加している複数のサーバーがあるときに、合算料金設定を要求する場合、 IBM は、zNALC 基本ライセンス・ストラクチャーをシスプレックスに適用し、zNALC 無料登録ライセンスを、シスプレックスを構成する個別の各サーバーに適用します。

基本ライセンス・ストラクチャー

使用許諾 ID 機能詳細 ライセンス・オプション/課金単位
S01728S z/OS V2 Alternate Base 基本 MLC、zNALC
S01728T z/OS V2 基本 基本 MLC、zNALC
S01728V z/OS V2 BDT FTF 基本 MLC、zNALC
S01728W z/OS V2 BDT SNA NJE 基本 MLC、zNALC
S01728X z/OS V2 BookManager Build 基本 MLC、zNALC
S01728Z z/OS V2 XL C/C++ 基本 MLC、zNALC
S017290 z/OS V2 DFSMS dss 基本 MLC、zNALC
S017291 z/OS V2 DFSMS dsshsm 基本 MLC、zNALC
S017292 z/OS V2 DFSMS rmm 基本 MLC、zNALC
S017293 z/OS V2 DFSMStvs 基本 MLC、zNALC
S017294 z/OS V2 DFSORT 基本 MLC、zNALC
S017295 z/OS V2 GDDM-PGF 基本 MLC、zNALC
S017296 z/OS V2 GDDM-REXX 基本 MLC、zNALC
S017297 z/OS V2 HCM 基本 MLC、zNALC
S017298 z/OS V2 HLASM Toolkit 基本 MLC、zNALC
S017299 z/OS V2 Infoprint Server 基本 MLC、zNALC
S01729B z/OS V2 JES3 基本 MLC、zNALC
S01729C z/OS V2 RMF 基本 MLC、zNALC
S01729D z/OS V2 SDSF 基本 MLC、zNALC
S01729F z/OS V2 Security Server 基本 MLC、zNALC
S01780D z/OS V2 zEDC 基本 MLC、zNALC

System z 新規アプリケーション・ライセンス使用料金 (zNALC) の基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

機械可読基本資料

本製品では、カスタマイズされた製品 (ServerPac および CBPDO) を通じて実行可能コードが提供されます。メディア・タイプは、Customized Offering の発注手順時に選択されます。提供されるメディア・タイプについては、 カスタマイズされた製品 セクションを参照してください。

カスタマイズ・オプション

IBM Software Delivery and Fulfillment (SDF) に発注が到着した時点から 72 時間で配送を受け取るように、迅速な出荷が行われます。その後、SDF は夜間空輸を使用して発注品を出荷します。

オプションの機械可読基本資料

ご希望の配布メディアのフィーチャー番号を指定して、発注してください。

オプションの無償フィーチャー - z/OS V2.3

追加料金なしで提供される以下のオプション・フィーチャーは、2017 年 9 月 15 日付けで発注できます。

z/OS V2.3 フィーチャーの説明 z/OS V2.3 の Orderable Supply ID
Communications Server Security Level 3 S0183BF
z/OS Security Level 3 S0183BG

オプションの有償フィーチャー

以下の無料のオプション・フィーチャーは、2017 年 9 月 15 日付けで発注できます。これらの無料のメディア・フィーチャー (オプション) には、料金設定/請求フィーチャーが関連付けられています。料金がリストされるのは、関連付けられている料金設定/請求フィーチャーであり、以下にリストされているメディア・フィーチャーではありません。

z/OS V2.3 フィーチャーの説明 z/OS V2.3 の Orderable Supply ID
BDT FTF S01839T
BDT SNA NJE S01839V
XL C/C++ S01839W
DFSMS dss S01839Z
DFSMS dss,hsm S0183B0
DFSMS rmm S0183B1
DFSMStvs S0183B2
DFSORT S0183B3
GDDM-PGF S0183B4
GDDM-REXX S0183B5
HCM S01839N
HLASM Toolkit S0183B6
Infoprint Server S0183B7
JES3 S01839P
RMF S01839R
SDSF S0183B9
Security Server S0183BC
zEDC S0183BH

オプションの無償言語フィーチャー

z/OS V2.3 の言語フィーチャーは、このリリースが入手可能になるのと同日に一般出荷可能になります。

z/OS V2.3 は、以下にリストされている言語でサポートされます。ただし、 z/OS V2.3 内のすべてのエレメントが各言語に翻訳されるわけではありません。 z/OS エレメントとフィーチャーで使用可能な言語については、 z/OS Internet Library で「 z/OS インストール計画」(GA88-7202) を参照してください。

追加料金なしで提供される以下のオプション・フィーチャーは、 z/OS V2.3 に追加され、2017 年 9 月 15 日付けで発注できます。

z/OS V2.3 の言語フィーチャーは次のとおりです。

z/OS V2.3 フィーチャーの説明 z/OS V2.3 の Orderable Supply ID
マルチリンガル・ベース S01869C
JPN ベース S01869B
JPN XL C/C++ S01839X
JPN Infoprint Server S0183B8
JPN RMF S01839S
JPN Security Server S0183BD
マルチリンガル ALT ベース S01869D
JPN ALT ベース S018698

ライセンス交付されていない文書

プログラム・ディレクトリーは、機械可読基本資料に自動的に添付されて提供されます。

ライセンス交付されていない z/OS 製品資料にアクセスするには、 z/OS Internet Library から開始します。これには、以下のリポジトリーとコンテンツへの直接リンクがあります。

  • z/OS V2.3 およびその他のサポートされているリリースの IBM Knowledge Center セクション
  • 個々の PDF をダウンロードするために、 Resource Link® でホストされている z/OS V2R3 Library
  • z/OS 製品資料でオフライン検索を容易に実行するための Adobe™ Indexed PDF Collection (SC27-8430)
  • IBM Knowledge Center for z/OS (KC4z) の独自のインスタンスをホストするお客様向けに、 IBM Knowledge Center プラグインの集合 (z/OS Base and Features KC4z plug-in collection (SK4T-9263) を含む)

PDF コレクションは、最新の zip ユーティリティーが処理できる「zip」形式で提供されます。

ライセンス文書

製品と共に出荷される資料に対する後続の更新 (テクニカル・ニュースレターまたはリリース間の改訂) は、このソフトウェアのライセンスが有効である間、登録ユーザーに配布されます。別途、資料およびサブスクリプションをご注文いただく必要はありません。

カスタマイズされた製品

製品成果物は、CBPDO および ServerPac でのみ出荷されます。 これらのカスタマイズされたオファリングは、Shopz からのインターネット・デリバリー用に提供されます。インターネット・デリバリーでは、ソフトウェア・デリバリーにかかる時間が短縮されるほか、テープ処理を必要とせずにソフトウェアを導入することができます。インターネット・デリバリーについて詳しくは、 Shopz Web サイトの「Help」セクションを参照してください。

お客様は、ソフトウェア発注時にデリバリー方法を選択します。 IBM は、インターネット・デリバリーをお勧めしています。インターネットおよび DVD に加えて、サポートされているテープ・デリバリー・オプションは以下のとおりです。

  • 3590
  • 3592

大部分の製品は、CBPDO が出荷開始になった月に ServerPac での発注が可能です。 z/OS は、一般出荷開始日に CBPDO および ServerPac での発注が可能です。また、多くの製品は、 z/OS オペレーティング・システムまたはサブシステムを併せて発注せずに Product ServerPac で発注することも可能です。

Shopz および CFSW は、製品の必要条件のチェックに基づいて、適格性を判別します。Product ServerPac について詳しくは、 Shopz Web サイトの「Help」セクションを参照してください。

Product ServerPac オプションについて詳しくは、ソフトウェア発表レター JP12-0258 を参照してください。

ソフトウェア製品発注の生産は、予定された一般出荷開始日から開始されます。

  • CBPDO の出荷は、一般出荷開始日の 1 週間後に開始されます。
  • ServerPac の出荷は、一般出荷開始日の 2 週間後に開始されます。



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Top rule
契約条件
Bottom rule

IBM Customer Agreement (ALP/IAP Software - Japan) の下でライセンス交付を受けた z/OS バージョン 2 (5650-ZOS) の契約条件は、ソフトウェア発表レター JP13-0360 で以前に発表されたとおりであり、この発表レターの影響を受けません。



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Top rule
適切なセキュリティー実施について
Bottom rule

IT システム・セキュリティーには、企業内外からの不正アクセスの防止、検出、および対応によって、システムや情報を保護することが求められます。不適切なアクセスにより、情報の改ざん、破壊、または悪用を招くおそれがあるほか、システムが誤用された場合は他者へのシステムを攻撃してしまうおそれがあります。セキュリティーに対して包括的なアプローチをとらない IT システムや IT 製品は、完全にセキュアであるとみなすべきではなく、また単一の製品や単一のセキュリティー対策で極めて効果的に不正アクセスを防止できるものはありません。 IBM システムおよび製品は、法的に認められたセキュリティーに関する包括的な取り組みの一環として設計されています。これには必然的に追加の運用手順が含まれ、これを最も効果的なものとするには、他のシステム、製品、またはサービスが必要となる場合もあります。

重要: IBM では、いずれのシステム、製品、あるいはサービスも第三者の悪質な行為、および不正な行為による影響を受けていないこと、または将来受けないことを保証するものではありません。



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Top rule
料金
Bottom rule

地域の料金全般については、 IBM 担当員にお問い合わせください。



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Top rule
AP ディストリビューション
Bottom rule
Country/Region Announced
AP IOT
ASEAN * あり
India/South Asia ** あり
Australia あり
香港 あり
Macao SAR of the PRC あり
Mongolia あり
New Zealand あり
People's Republic of China あり
South Korea あり
Taiwan あり
Japan IOT
Japan あり

*ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、およびベトナム

**バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、およびスリランカ

商標

IBM z、IMS、IBM z13、z Systems、Print Services Facility、zSecure、IBM z Systems、z13、RMF、Geographically Dispersed Parallel Sysplex、MVS、Resource Measurement Facility、HiperSockets および PR/SM は、IBM Corporation の米国およびその他の国における商標です。

IBM、z/OS、CICS、DB2、WebSphere、zEnterprise、Tivoli、System z、NetView、PartnerWorld、AIX、z/VM、Express、FICON、GDPS、RACF、Redbooks、Resource Link、VTAM、APL2、z9、DS8000、BookManager、Parallel Sysplex、z/VSE および z/Architecture は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。

Oracle および Java は、Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標です。

PostScript および Adobe は、Adobe Systems Incorporated の米国およびその他の国における商標です。

UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。

その他の会社名、製品名、およびサービス名は、それぞれの会社の商標またはサービス・マークです。

ご利用条件

お客様の国で発表されて入手可能な IBM 製品およびサービスは、その時点で有効で適用可能な標準契約、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、この発表をいつでも予告なしに変更または撤回する権利を保留します。この発表は情報提供のみを目的としています。追加ご利用条件については、以下の参照先に記載されています。

ご利用条件

この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。

IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、 IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。

日本 IBM