信頼できるデジタル体験におけるリーダーシップを構築する IBM z14
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ハイライト |
IBM® z14 の発表
本日の発表は、以下により IBM Z® のリーダーシップを拡大します。
- 信頼できるクラウド・インフラストラクチャーによるアジャイルな技術革新
IBM z14 によって、柔軟性、効率、および回復力に優れ、強化されたセキュリティー機能を備えた信頼できるクラウド・インフラストラクチャーに導入される高品質なサービスを、迅速に開発および展開することが可能です。
- ほとんどの拡張フォーマット・データ・セットに広範囲な暗号化を使用することで、ディスクおよび磁気テープ装置上のデータの暗号化に関するコンプライアンス要件に対応できるようになります。
- 新規の高性能プロセッサー、大容量メモリー、およびストレージの同期 I/O は、パフォーマンスを大幅に向上しており、ユーザー応答時間をさらに短くする原動力となります。
- スケール拡張は、コア当たりの処理能力とシステムとしての処理能力を向上しており、より多くのワークロードをより少ないコストで管理できるように設計されています。
- メインフレーム・リソースを持たない開発担当者および管理者が、新たな専門的なスキルと必要とせずに短時間で新規サービスを開発し、リソースの監視やプロビジョニングを行うことができます。
- 先進のコグニティブおよびアナリティクス処理で行うすべてに組み込まれる、信頼できる洞察
コグニティブ・ビジネス時代において IBM z14 では、スマートな運用、インテリジェント処理、およびインタラクションに対して実行するすべてに、直観的に理解できるビジネス・プロセスだけでなく信頼できるインサイトも組み込むことができます。 IBM z14 は、これらのコグニティブ・ワークロードや分析ワークロードを実行するための理想的なハードウェア・プラットフォームを提供します。
- お客様は、Apache Spark などの業界標準ツールを使用して IBM Z 上にあるデータを活用することで、新規のコグニティブ・アプリケーションおよびアナリティックス・アプリケーションを作成できます。
- お客様は、データ科学者の生産性を向上させ、機械学習 (ML) の価値を実現するまでの時間を短縮できます。 IBM Z に ML を導入することで、データ重力、ハイ・セキュリティー、および IBM Z の回復力のメリットを獲得できます。
- IBM Z 上に統合されたデータ・ソースを活用し、お客様は、SoI (Systems of Insight、洞察するためのシステム) 内に蓄積されているトランザクション・データからのインサイトを利用して、新しいビジネスの価値を引き出すことができます。
- 次世代のビジネス・ネットワークの原動力となる IBM Blockchain
IBM z14 を使用すると、 IBM Z 上にブロックチェーンを導入することで、法令遵守を確実にし、ビジネス・ネットワークを保護できます。 IBM Z は、世界中の大規模な組織における SoR (Systems of Record、基幹業務処理システム) であり、最も機密性の高いデータや重要なトランザクションを処理します。ブロックチェーンは、ビジネスを変革させる分散型の台帳技術です。 IBM は、セキュリティー、可用性、およびパフォーマンスが不可欠なビジネス用にブロックチェーンを構築しています。I/O パフォーマンスの向上に加えて、広範囲の暗号化をサポートすることで、z14 は、あらゆる業界におけるこの次世代の台帳向けの優れたプラットフォームを提供します。
概要 |
IBM z14 は、信用経済の基盤となります。
世界は変化の真っただ中にあります。信用経済は、個人、企業、および社会全体にとって大きな影響をもたらします。企業がデジタルへの投資に適応するに従って、信用がこの新しい経済を推進する通貨になります。
信用は、デジタル関係の基盤です。消費者、顧客、および取引相手の期待は高まってきています。彼らは、この新しい通貨の交換時のすべてのインタラクションおよび処理におけるセキュリティー、透明性、より大きい価値を要求します。
データは、企業に価値と差別化をもたらす新規ソースです。実用的なインサイトを迅速に引き出せるようになることで、徐々にスマートな企業の意思決定が可能になり、顧客エクスペリエンスが向上し、新しい収益ストリームに繋がります。データ保護は、エコシステム全体の信用にとって最も重要です。
デジタル体験は、クラウドを介して提供されます。迅速に技術革新を促進するには、企業がオープンにされ、さまざまな企業が繋がっている必要があります。企業は、新しい経済モデルによるセキュアかつスケーラブルなサービスの開発と提供を加速させる必要があります。
信頼できるデジタル体験用に設計された新規の IBM z14 の導入
主要前提条件 |
本発表レターの 『前提ハードウェア』 セクションおよび 『前提ソフトウェア』 セクションを参照してください。
開始予定日 |
- 2017 年 9 月 13 日
- IBM z14 のフィーチャーおよび機能
- IBM z14 モデル M01、M02、M03、M04、および M05
- zEC12 空冷から IBM z14 空冷へのアップグレード
- zEC12 空冷から IBM z14 水冷へのアップグレード
- zEC12 水冷から IBM z14 水冷へのアップグレード
- z13 空冷から IBM z14 空冷へのアップグレード
- z13 空冷から IBM z14 水冷へのアップグレード
- z13 水冷から IBM z14 水冷へのアップグレード
- 機械のライセンス内部コード (LIC) に対する変更のみによって提供される、 IBM z14 の現場取り付けフィーチャーおよびコンバージョン
- z14、 z13 、および z13s の TKE 9.0 LIC (#0879)
- z14、 z13 、および z13s の HMC (#0082)
- z14、 z13 、および z13s の HMC Rack Mount (#0083)
- z14、 z13 、および z13s の TKE Rack Mount w/4768 (#0085)
- z14、 z13 、および z13s の TKE w/4768 (#0086)
- z14、 z13 、および z13s の Coupling Express® LR (#0433)
- 2017 年 12 月 15 日
- z/VM® ゲストによる Instruction Execution Protection Facility の利用のサポート
- z/VM ゲストによる Pause-Less Garbage Collection の利用のサポート
- z/VM による暗号化されたページングのサポート
- 2017 年 12 月 31 日
- モデル M01、M02、M03、M04、および M05 の MES 機能
- Z および LinuxONE の IBM HMC Mobile
機能詳細 |
IBM Z® ファミリーの最新メンバーである IBM z14 (z14) は、信用経済の基盤となるように設計されています。 IBM z14 は、スケーラブルかつ可用性の高いプラットフォームを提供することで、差別化された価値をもたらし、ビジネスの成長を可能にし、コストを削減し、既存の投資を保護します。
本日の発表は、以下を提供する IBM z14 によって IBM Z のリーダーシップを拡大します。
- 単一フットプリントでの並外れたスケールを実現する、 z13 と比較して増加した合計システム容量。
- z13 と比較して高速化されたユニプロセッサー・パフォーマンス。
- 170 コアの構成 (z13 では 141 コア)。
- トランザクション応答時間の改善、CPU コストの削減、キャパシティー・プランニングの簡素化、メモリー内バッファー・プールの拡大、メモリー集約型ワークロードの導入の簡素化を可能にする、サーバーごとに最大 32 テラバイト (TB) の使用可能な Redundant Array of Independent Memory (RAIM) 実メモリー。
- 並行ワークロードのスループットを最大化しながらメモリー待機を最小化する、 z13 と比較してコア当たり 2 倍以上のオンチップ・キャッシュ (データ・サービス提供用に完全に最適化されています)。
- 多くの新規データ・セットを透過的に暗号化することを可能にする広範囲な暗号化を実現するための設計。これにより、 IBM Z 上に配置されているデータ全体を保護します。これには、Crypto Express6S (#0893) と、使用中および使用されていないデータのどちらの保護も可能にする CP Assist for Cryptographic Function 機能を備えた IBM Z プロセッサー・ベースの暗号化による暗号化パフォーマンスの向上が含まれます。
- 以前のサーバーより高速の暗号化および暗号化解除を提供するように設計された CP Assist for Cryptographic Function (CPACF) 機能による、各コア上でのハードウェア・アクセラレーション暗号化。
- Linux および zIIP の適格なワークロード、I/O System Assist Processor (SAP) の新規サポート、 z13 の 2 倍の AES パフォーマンス、True Random Number Generator、SHA3 サポート、および RSA/ECC アクセラレーションを実現するための次世代のマルチスレッド化 (SMT) によるスケールメリット。
- COBOL や新規アプリケーション (アナリティクスなど) を使用する従来のワークロードのパフォーマンスを向上させるように設計された、Single Instruction Multiple Data (SIMD) における新規命令。
- 大量の予測不能な分析ワークロードおよびモバイル・ワークロードによって発生する大規模なアプリケーションおよび処理のスパイクを緩和できるように、I/O 速度の向上と単一ストリーム待ち時間の軽減を考慮して設計された FICON® Express16S+ (#0427、0428)。
- 圧縮率の向上 (ハフマン・コーディングを使用) およびオンチップ圧縮コプロセッサーの順序を保持する圧縮。これにより、データをさらに圧縮できるようにするための CPU サイクルが減少し、メモリー、転送、およびディスクの効率が向上します。
- アダプターごとに 4 倍以上の仮想機能を備え、パフォーマンスが向上した 10 GbE RoCE Express2。
- 長距離のカップリング接続用の Coupling Express LR (#0433)。 これは、既存の InfiniBand 1x HCA3-O LR カップリング・リンクの後継製品です。
- ワークスペースを改善し、システム時刻を管理するための簡素化した更新が含まれる IBM Hardware Management Console (HMC) 2.14。 新規のセキュリティー機能には、多要素認証のほか、モニター・アクションおよびリカバリー・アクションを管理するための新規の HMC Mobile アプリケーションなどが含まれます。
- IBM Secure Service Container (以前は z Appliance Container Infrastructure -- zACI と呼ばれていました)。これを使用して、データおよびアプリケーションを自動的に保護するための分離された区画を作成することで、それらを外部のサイバー犯罪だけではなく、内部の脅威からも保護することができます。
- IBM Dynamic Partition Manager の機能拡張。これにより、簡素化および強化され、利用可能な IBM Z エクスペリエンスが提供され、新規および既存の Linux on z Systems 、KVM、および z/VM のお客様が採用する際の障壁を軽減します。
- Trusted Key Entry (TKE) 9.0 ライセンス内部コード (LIC)。
- Apache Spark 用に最適化された z/OS® プラットフォーム。
- Java パフォーマンス: Java ガベージ・コレクション中のプログラムの一時停止を減らすためのサポート。
- アプリケーションの可用性を向上させ、ページング・ワークロードのスパイクを処理するために最大 6.0 TB (1.5 TB の増分) の仮想フラッシュ・メモリーを提供する、 IBM Virtual Flash Memory (#0604) (Flash Express フィーチャー (#0402、#0403) の後継)。
- 短距離直接接続リンク (zHyperLink) を使用して z14 と FICON ストレージ・システムの間の低遅延接続を提供する、 IBM zHyperLink Express (#0431)。 既存の FICON SAN インフラストラクチャーとの連携により、 zHyperLink Express は、 IBM Z ストレージでの次世代の I/O を提供します。
- データ・センターに柔軟な可能性をもたらすノン・レイズド・フロア・オプション
- チルド・ウォーターによりシステムを冷却する水冷オプション
- IBM Z のお客様が電気料金の節約に役立つオプションの高電圧 DC 電源
- 柔軟性を高めるよう設計されたオプションの上部出口の電源と I/O のケーブル接続
- 頑強性、データ・センターの柔軟性、およびエネルギー節減のための新規の ASHRAE クラス A3
- IBM ソフトウェア製品の IBM Operations Analytics for z Systems V3.1 の一部としてシステム・ヘルスに関するインサイトを迅速に得るための最先端のパターン認識アナリティクスに対応した IBM zAware 機能の組み込み (ソフトウェア発表レター JP16-0480 を参照)
- IBM z13 および IBM zEnterprise® EC12 から IBM z14 へのアップグレード、および IBM z14 ファミリー内でのアップグレードに対応
パフォーマンスの優位性
IBM の Large Systems Performance Reference (LSPR) 方式は、多様なシステム管理プログラムおよびワークロード環境にわたる中央処理装置 (CP) の異なる構成に対して、包括的な z/Architecture® プロセッサーのキャパシティー率を提供するように設計されています。 IBM z14 では、 z/Architecture プロセッサーのキャパシティー・インディケーターは 4XX、5XX、6XX、または 7XX (XX はインストールされた CP の数) 表記で定義されます。
z/OS V2.2 について提供される一般情報に加え、LSPR には z/VM 、KVM、および Linux の稼働環境についてのパフォーマンスの関係情報も含まれています。
IBM z14 (3906) プロセッサーのプロセッサー・エンジンごとの能力は、 z13 (2964) より約 10% 増になることが想定されています (ワークロードや構成によって多少の偏差はあります)。最大構成の IBM z14 (3906-7H0) は、最大構成の z13 (2964-7E1) より最大 35% 増の能力を提供することが想定されています。 IBM z14 の IFL および zIIP プロセッサーは、オプションの IBM z14 マルチスレッド化テクノロジーの機能も提供します。マルチスレッド化機能が有効になっている場合、IFL または zIIP のパフォーマンス能力は、通常、マルチスレッド化機能が有効になっていない場合より最大 25% 高くなることが想定されています。
LSPR には、管理された環境で標準の IBM ベンチマークを使用した測定と予測に基づく、 IBM z14 および旧世代の IBM Z プロセッサー・ファミリーの Internal Throughput Rate Ratios (ITRR) が含まれています。ユーザーが経験する実際のスループットは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングのレベル、I/O 構成、処理されるワークロード、および LPAR 構成などの考慮事項に応じて変化します。 したがって、個々のお客様がここに記載されたパフォーマンスの見積もりと同等のスループットの向上を達成できることを保証するものではありません。
詳細なパフォーマンス情報については、 Resource Link® Web サイトの LSPR (Large Systems Performance Reference) を参照してください。
新世代の可用性
IBM z14 プロセッサーは、 z13 ファミリーの信頼性、可用性、および保守性 (RAS) をベースに構築されており、以下の点で RAS が向上しています。
- 強力なシンボル ECC (現在は、キャッシュ・データを複数の物理キャッシュ・アレイに分散させる) を使用した、 IBM z14 レベル 3 キャッシュの機能強化。 これにより、マルチビット・エラーの検出および修正が可能になり、レベル 3 キャッシュの回復力と耐障害性が向上します。
- さらに迅速に障害を切り分けて復旧するためのプリエンプティブ (優先権) DRAM マーキングがメイン・メモリーに追加されました。
- プロセッサー・コアでの小規模なアレイ・エラーの処理が向上しました。
- 「問題ではあるが致命的ではない」障害シナリオを切り分けるためのエラーしきい値処理がプロセッサー・コアに追加されました。
- ファームウェアの更新や障害の影響を軽減するために、「リソース・グループ」の数が増加 (2 から 4) しました。
Common Criteria Evaluation Assurance Level 5+ (EAL 5+) の認定
IBM z14 は、論理区画のセキュリティーに対して Common Criteria Evaluation Assurance Level 5+ (EAL5+) の認定に対応するように設計されています。 つまり、 IBM z14 は、1 つの LPAR 上の 1 つのオペレーティング・システム・イメージで実行されているアプリケーションが、そのサーバー上の別の LPAR の別のオペレーティング・システム・イメージで実行されているアプリケーション・データにアクセスすることを防止するよう設計されています。
Common Cryptographic Architecture (CCA) の機能拡張
PCI PTS HSM のコンプライアンス
CCA 6.0 を使用する Crypto Express6S コプロセッサーは、Payment Card Industry (PCI) Pin Transaction Security (PTS) Hardware Security Module (HSM) 規格に準拠するように設計されています。PCI セキュリティー規格は、決済カード業界のセキュリティーを確保するために、Payment Card Industry Security Standards Council によって作成されており、金融決済業界のセキュリティー・ニーズを満たすのに役立つガイダンスおよび指示を HSM ベンダーに提供しています。
PCI PTS HSM 規格における条件は、鍵管理、HSM API 機能、デバイスの物理的セキュリティー、製造および配送中の管理、デバイス管理、およびその他の多くの分野の要件を持つ機密データを処理する操作に対するセキュリティーを強化するためのものです。
Crypto Express6S の製造および配送プロセスは、 IBM z14 によって強化されたことで、PCI PTS HSM と互換性を持つようになり、CCA 6.0 を使用することで、PCI PTS HSM 準拠モードと一般使用の両方に使用できる複数の新機能が導入されました。
- PCI PTS HSM 準拠のタグが付いた鍵トークンを中断なしで既存の鍵およびサービスと並行して使用できるようにするための、新規に派生した鍵階層 (既存のマスター鍵を使用)。
- PCI PTS HSM モードへの中断なしでの移行: TKE 9.0 を使用することで、CCA 6.0 を使用する Crypto Express6S コプロセッサーのドメインは、PCI PTS HSM 準拠モードにすることができます。この際に、他のドメインや、PCI PTS HSM 準拠に移行するドメインを使用している通常/従来のサービスが中断されることはありません。
- CCA 6.0 を使用する Crypto Express6S コプロセッサーからホストされるセキュア監査ログ。この監査ログは、PCI PTS HSM 規格に必要であり、すべての管理アクションをカバーし、TKE 9.0 によって管理されます。 新規の監査ログは、この監査ログがアクティブなっているドメインでの通常のアプリケーション処理を中断することはありません。
- セキュア Public Key Infrastructure (PKI): CCA 6.0 を使用する Crypto Express6S コプロセッサーは、ネイティブ X.509 証明書のサポート (コプロセッサーからホストされる新規の PKI によるPKCS #10 認証要求の生成を含む) を追加します。 trust チェーン証明書は、TKE 9.0 を介して管理されます。
- アクティブ・アプリケーション・レポートによる移行計画支援。CCA 6.0 を使用する Crypto Express6S コプロセッサーは、操作や鍵が PCI PTS HSM 準拠のタグが付いた鍵と一緒に使用される予定である場合に、注意が必要な操作および鍵についてリアルタイムで報告できます。 レポートの詳細およびアクティビティーは、ホスト・アクセス・ライブラリー/オペレーティング・システムの構成によって異なります。
- CCA 6.0 の新規オプションを使用して作成された AES 暗号鍵用に、CPACF エクスポート可能 AES 暗号鍵のサポートが追加されました。
Trusted Key Entry (TKE) 9.0 ライセンス内部コード (LIC)
TKE 9.0 レベルの LIC では、以下の機能がサポートされる予定です。
- Crypto Express6S コプロセッサーのサポート: TKE 9.0 は、Crypto Express6S 暗号化コプロセッサーの管理に必要であり、旧世代の暗号モジュールと同じ暗号モジュール・ノートブック機能を使用してそれらを管理します。
- 代替ゾーンへのキー・マテリアルのコピー: TKE 9.0 を使用して、キー・マテリアルを異なる TKE ゾーン内のスマート・カード間でコピーできます。 古い 1024 ビット強度の TKE ゾーンを使用しており、それらのゾーン内のキー・マテリアルをより強度の高い新規の TKE ゾーンに移動/コピーしたい場合があります。 この新機能を使用するには、TKE 9.0 システム上に新規の TKE スマート・カードまたは EP11 スマート・カード (またはその両方) を作成します。 代替ゾーンに、新規の TKE スマート・カードまたは EP11 スマート・カード (またはその両方) を登録します。 これにより、スマート・カード・コンテンツを代替ゾーンに登録されたスマート・カードからコピーすることができます。
- ファイルを使用した TKE データ・ディレクトリー構造の USB への保存: TKE データは、それらが TKE 上で検出されたときと同じディレクトリー構造で、取り外し可能メディアに保存したり、取り外し可能メディアから復元したりすることができます。
- ホストを開かないキー・パーツの作成: TKE アプリケーションでは、管理者がホストを開かずにキー・パーツを作成できるようになりました。 これにより、鍵管理者は、オフラインの状態で、あるいはホストを定義する前にキー・パーツを作成することが可能になります。 この機能は、TKE アプリケーションの「ユーティリティー (Utilities)」>「CCA キー・パーツの作成 (Create CCA key parts)」プルダウン・メニューにあります。
- 新規の TKE Audit Log アプリケーション: 新規の TKE Audit Log アプリケーションが、AUDITOR の特権モード・アクセス ID に使用可能です。 このアプリケーションは、TKE ワークステーションから TKE ワークステーション・セキュリティー監査レコードを表示するための、新規の使いやすいインターフェースを提供します。
- ハートビート監査レコード: TKE ワークステーションは、TKE のブート時、またはお客様が構成した期間中に監査イベントが発生しなかった場合に、監査レコードを切り取ります。 このレコードは、TKE ローカル暗号アダプターのシリアル番号を表示し、ローカル暗号アダプターが最後の検査以降に変更されたかどうかを示します。
- ドメイン・グループのパフォーマンスの向上: CCA 5.3 以降のファームウェア・レベルおよび TKE 9.0 では、大規模なドメイン・グループで実行される操作のパフォーマンスが向上します。 例えば、85 個のドメインからなるドメイン・グループがあり、TKE から「新規マスター鍵レジスターのクリア」操作が実行されたとします。 TKE から Crypto Express コプロセッサーに発行される TKE コマンドの数は、85 から 1 に減るため、操作が完了するまでの時間が短縮されます。
- EP11 でのマスター・キー・パーツの入力: TKE 9.0 を使用して EP11 モードで構成されたコプロセッサーでは、既知のマスター・キー・パーツをスマート・カードに入力して保存できるようになりました。 これにより、鍵の管理者は、CCA モードで構成されたコプロセッサーと同じ方法で EP11 マスター・キー・パーツを管理できるようになります。
- スマート・カード・リーダー: HID/OMNIKEY スマート・カード・リーダーを持っている場合、TKE 9.0 でも引き続き使用できます。 スマート・カード・リーダーの詳細情報については、「TKE ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- ドメインの新規の証明書マネージャー: すべてのドメインで、一連の親 X.509 証明書を管理できるようになります。これにより、ドメインで実行されているアプリケーションが使用する作動中の X.509 証明書を検証します。
CCA 6.0 を使用する Crypto Express6S は、PCI-HSM PIN
Transaction Security v3.0 2016 規格を満たすように設計されています。
以下の機能は、CCA 6.0 を使用する Crypto Express6S のサポートに関連しています。
- ドメイン・モード管理: CCA 6.0 では、個々のドメインは以下のいずれかのモードになります。
- Normal mode
- Imprint mode
- Compliant mode
Imprint mode および Compliant mode モードは、顧客が PCI-HSM 準拠モードに移行できるようにするために追加され、PCI-HSM PIN Transaction Security v3.0 2016 の要件を満たしています。 Imprint mode および Compliant mode の Host Crypto Module ドメインを管理するには、TKE が必要です。
- クロックの設定: TKE 9.0 では、ホスト暗号モジュールのクロックを設定できるようになりました。 ドメインを Imprint mode にするには、事前にクロックを設定する必要があります。
- ドメイン固有のホスト暗号化モジュールの監査ログの管理: Crypto Express6S 上の Imprint mode または Compliant mode のドメインは、ドメイン固有のモジュール監査ログを保持しています。 TKE には、監査レコードをダウンロードする機能が備わっているため、それらの監査レコードを表示することができます。
- ドメイン固有の役割および権限: Crypto Express6S 上の Imprint mode または Compliant mode のドメインは、ドメイン固有の役割および権限を使用して管理する必要があります。 TKE は、ドメイン固有の役割および権限に関する新規の管理機能を提供します。 役割は、強制デュアル管理ポリシーに従います。これにより、役割がコマンドの発行と連署の両方を行えるようになることを防止します。 Imprint mode および Compliant mode のドメインを管理する方法について詳しくは、「TKE ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- PCI 環境のセットアップ・ウィザード: PCI 準拠ドメインの管理を容易にするために、TKE はセットアップ・ウィザードを提供します。このウィザードでは、PCI 準拠ドメインを管理するために必要なデュアル管理役割と権限の最小セットを作成します。 Imprint mode および Compliant mode のドメインを管理する方法について詳しくは、「TKE ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
IBM z14 への FICON Express16S+ の導入により、ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) の拡張の機会が新たにもたらされます。
FICON Express16S+ は、既存のスイッチ、ディレクター、およびストレージ・デバイスとの相乗効果のために 16 ギガビット/秒 (Gbps) のリンク・データ・レートと 4 Gbps または 8 Gbps へのオート・ネゴシエーションをサポートします。 ネイティブ FICON 、High Performance FICON for z Systems (zHPF)、および Fibre Channel Protocol (FCP) のサポートにより、 IBM z14 サーバーは、SAN でさらに高いパフォーマンスを発揮できるようにします。アプリケーションの遅延短縮と帯域幅増加の要求に対応するために、エンド・ツー・エンドの 16 Gbps インフラストラクチャーに向けて準備できるように支援します。
新しい FICON Express16S アダプターは、シングルモードとマルチモードのどちらの光ファイバー・ケーブル環境でも機能します。 エンド・ツー・エンドの 16 Gbps リンク速度で作動する FICON Express16S+ フィーチャーは、 FICON Express8S フィーチャーと比較して大容量読み取り/書き込み処理の遅延を短縮して、帯域幅を高めます。
zHPF プロトコルのスループットの向上: z14 で zHPF プロトコルおよび小容量のデータ転送 I/O 操作と FICON Express16S+ を使用したテスト環境における測定結果では、16 Gbps で作動する FICON Express16S+ は最大 300,000 IOPS を達成しました。 z14 で zHPF プロトコルおよびラージ・シーケンシャル読み取り/書き込みが混在するデータ転送 I/O 操作と FICON Express16S+ を使用したテスト環境における測定結果では、16 Gbps で作動する FICON Express16S で達成された最大 2560 MB/秒 (読み取りと書き込み) と比較して、16 Gbps で作動する FICON Express16S+ は最大 3200 MB/秒 (読み取りと書き込み) のスループットを達成しました。 このパフォーマンス・データは、 z/OS で I/O ドライバー・プログラムを実行する、管理された環境で測定されました。ユーザーが実際に得られるスループットまたはパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、I/O 構成、記憶域構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項によって異なります。
FCP プロトコルのスループットの向上: FICON Express16S+ フィーチャーは、CHPID タイプ FCP として定義された場合、ファイバー・チャネル・プロトコル (FCP) 規格に準拠して SCSI デバイスの接続をサポートし、 FICON および zHPF のチャネルでサポートされていた従来のストレージ接続を補完します。 IBM z14 で小規模のデータ転送 I/O 操作に FCP プロトコルと FICON Express16S+ を使用したテスト環境における測定結果では、16 Gbps で作動する FICON Express16S で達成された最大 110,000 IOPSと比較して、16 Gbps で作動する FICON Express16S+ は最大 380,000 IOPS を達成しました。 IBM z14 で FCP プロトコルと FICON Express16S+ を使用し、 FICON Express16S+ が 16 Gbps で作動しているテスト環境における測定結果では、 FICON Express16S+ は最大 3200 MB/秒 (読み取りと書き込み) のスループットを達成しました。これは、スループットが約 25% 向上していることを表しています。 ユーザーが実際に得られるスループットまたはパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、I/O 構成、記憶域構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項によって異なります。
FCP プロトコルは、 z/VM 、 z/VSE® 、KVM、および Linux on IBM z Systems でサポートされます。 『前提ソフトウェア』 セクションを参照してください。
FICON Express16S 光ファイバー・ケーブルのクリーニング方法: 16 Gbps リンク・データ・レートの導入により、光ファイバー・ケーブル・インフラストラクチャーの期待どおりの動作を確保することがこれまで以上に重要になります。 確実に「データが着信」するようにするには、適切な光ファイバーのクリーニングと保守が必要です。 マルチモード光ファイバー・ケーブルの 16 Gbps リンク・データ・レートにより、リンク・ロスの量と距離が少なくなります。シングルモード光ファイバー・ケーブルの方が、「反射の影響を受けやすく」なります。高いリンク・データ・レートとシングルモード光ファイバー・ケーブルでは、許容範囲も小さくなります。ケーブルは、傷つきにくいものではなくなっており、埃や油などの汚染物質は問題の原因となることがあります。データ・フローを維持するために、ファイバー・トランクとジャンパー・ケーブルの適切な取り扱いのほか、光ファイバー・コネクターの徹底したクリーニングが重要です。データ・センターの担当者または IBM 担当員と協力して、光ファイバーのクリーニング手順が整備されていることを確認してください。
チャネル・サブシステム (CSS) のスケーラビリティー: IBM z14 サーバーは、 IBM z13 サーバーと同様に、 IBM z14 で 85 個の LPAR をサポートするために必要な 6 個の論理チャネル・サブシステム (LCSS) および 4 個のサブチャネル・セットをサポートします。
OSA-Express6S - イーサネット・テクノロジーのリフレッシュ
新世代のイーサネット・フィーチャーは、PCIe I/O ドロワーで使用でき、引き続き 16 GBps PCIe Gen3 ホスト・バスによってサポートされます。 これはフィーチャーの全ファミリーで提供されます。メタル配線用の 1000BASE-T イーサネットと、シングル・モードおよびマルチ・モード光ファイバー環境用の 10 ギガビット・イーサネット (10 GbE) およびギガビット・イーサネット (GbE) があります。 パフォーマンス特性は OSA-Express5S フィーチャーと同等です。また、同じフォーム・ファクターおよび追加ポート単位を継承しています。1000BASE-T イーサネットおよびギガビット・イーサネット・フィーチャーではフィーチャーごとに 2 ポート、10 ギガビット・イーサネット・フィーチャーではフィーチャーごとに 1 ポートです。
OSA-Express6S ファミリーのフィーチャー (#0422、#0423、#0424、#0425、#0426) は z14 専用です。 これらのフィーチャーは、 z/OS 、 z/VM 、 z/VSE 、z/TPF、 Linux on z Systems 、および KVM ハイパーバイザーでサポートされます。 『前提ソフトウェア』 セクションを参照してください。
IBM Virtual Flash Memory
IBM Virtual Flash Memory (VFM) は、 IBM zEC12 および IBM z13 で使用可能であった Flash Express フィーチャー (#0402、#0403) の後継です。 IBM Flash Express から VFM に変更するためにアプリケーションの変更は不要です。
IBM Virtual Flash Memory は、 z/OS V2.3、V2.2、または V2.1、あるいは z/OS V1.13* で稼働している場合に、ワークロード・スパイクのページングの可用性および処理を改善するように設計されています。このサポートにより、 z/OS は、マーケットの開始などの推移するワークロード・イベントや診断データの収集で VFM を使用することによって、システム可用性と即応性を向上させるよう設計されています。 z/OS は、ページング可能なラージ・ページ (1 MB) のミドルウェアによる利用を可能とすることで、プロセッサーのパフォーマンスを向上させるように設計されています。
VFM を使用すると、営業日の開始時やその他の業務時間中に発生する可能性があるページングの遅延を軽減することにより、可用性の向上に役立ちます。 また、障害発生時に診断データを収集しているときに起こる可能性がある遅延をなくすことでも役立つようにも設計されています。 WebSphere® MQ Shared Queues 構造を利用するワークロードに対し拡張能力と可用性を提供するように VFM をカップリング・ファシリティー・イメージで使用することも可能です。
そのため、VFM は、組織が最も厳しいサービス・レベル・アグリーメントに対応して、より効果的に処理を実行できるようにします。 VFM は、簡単に構成し、迅速に価値を提供できるように設計されています。
* z/OS V1.13 には、追加の要件があります。 『前提ソフトウェア』 セクションを参照してください。
IBM zHyperLink Express
IBM zHyperLink Express は、短距離直接接続 IBM Z I/O アダプターであり、 FICON ストレージ・システムへの非常に低遅延の接続を提供します。既存の FICON SAN インフラストラクチャーとの連携により、zHyperLink は、 IBM メインフレームの新規の I/O パラダイムを促進します。zHyperLink は、アプリケーションの応答時間を改善し、I/O の影響を受けるワークロードの応答時間を最大 50% 短縮します。このためにアプリケーションを変更する必要はありません。 zHyperLink Express は、PCIe I/O ドロワー内にある 2 ポート・アダプターであり、最大 150 m の距離にある FICON ストレージ・システムへの直接接続をサポートします。
注: この応答時間の見積もりは、 IBM 社内の測定および予測に基づいています。この測定と予測は、75% 以上のワークロード応答時間が読み取り DASD I/O に関連しており、ストレージ・システムのランダム読み取りキャッシュ・ヒット率が 80% を超えていると仮定します。 お客様が実際に体験するパフォーマンスは、これとは異なる場合があります。
Dynamic Partition Manager (DPM)
Dynamic Partition Manager (DPM) は、ハードウェアと仮想インフラストラクチャーの管理を簡素化します。これには、LPAR、z 上の KVM、および z/VM 6.4 で実行される Linux 向けの区画ライフサイクルおよび統合された動的 I/O 管理が含まれます。DPM を使用して、実行中のワークロードを中断することなく環境を作成、準備、および変更したり、トラブルシューティングのために環境をモニターしたりすることができます。 現在、DPM は FCP ストレージをサポートします。 DPM に対する機能拡張は、 Linux オペレーティング・システムのインストールを簡素化し、追加のハードウェア・アダプターをサポートします。これらの機能拡張には、以下があります。
- Linux オペレーティング・システムのインストールを簡素化するためのデバイスの自動構成のサポート (この場合、 Linux ディストリビューションのインストーラーが機能を利用します)
- FTP 経由でオペレーティング・システムをブートおよびインストールするための HMC によるセキュア FTP
- OSA-Express 6S、 FICON Express 16S+、Crypto Express6S、および RoCE Express2 アダプターのサポート
CPC は、Dynamic Partition Manager モードまたは PR/SM モードで構成できます。モードは、 CPC のパワーオン・リセット (POR) の前に使用可能になります。
Dynamic Partition Manager モードには、プライマリー接続とバックアップ接続用の 2 つの OSA-Express 1000BASE-T Ethernet フィーチャー (OSA-Express6S 1000BASE-T Ethernet (#0426) または OSA-Express5S 1000BASE-T Ethernet (#0417)) のほか、関連したケーブル接続 (HW for DPM (#0016)) が必要です。
IBM Secure Service Container
IBM Secure Service Container は、 IBM Z および LinuxONE 上でソフトウェア・アプライアンスをセキュアに導入するためのフレームワークです。 現在、Secure Service Container を利用する製品には、以下の 3 つがあります。
- IBM Blockchain High Security Business Network
- IBM Operations Analytics for z Systems - zAware
- IBM z/VSE Network Appliance
Secure Service Container は、ファームウェア・フレームワークとソフトウェア・フレームワークの両方から構成されます。
以下は、z14 IBM Secure Service Container ファームウェア・フレームワークに対する機能拡張です。
- 簡素化 - Dynamic Partition Manager は、IML を再実行する必要のない、動的リソース管理と Secure Service Container LPAR の作成をサポートします。
以下は、最近 IBM Secure Service Container ソフトウェア・フレームワークに対して行われた機能拡張です。
- セキュリティー
- システム固有鍵のスマート・カード・アクセスを介したアプライアンスのセキュア・ブートを有効にし、Secure Service Container やシステム管理者が特権資格情報を使用して鍵を参照したりアクセスしたりすることができないようにします。
- ルート・ボリュームおよびデータ・ボリュームでの BTRFS ファイル・システムによるランタイムおよび改ざん保護。
- アプライアンス管理
- アプライアンス UI を使用した各種ディスク・プールへの FCP (および ECKD) ストレージの追加をサポートします。
- アプライアンス UI から IPv4、IPv6、および VLAN 構成によって管理されるネットワーク構成をサポートします。
- アプライアンスの更新 (保存してエクスポートした以前の構成からのインポートを含む) を可能にし、構成データが失われる (「工場出荷時」のような状態に戻る) ことを防ぎます。特に、通常は多くの並行稼働インスタンスを使用するブロックチェーンに有用です。
- ローカル LDAP サーバーおよび UI 管理によって、さまざまなユーザーおよびグループをサポートします。
- HMC とのインターフェースを必要としない、稼働中のアプライアンスからのアプライアンス・インストーラーの開始をサポートします。
- ユーザビリティー
- 信頼できる、一意的に署名されたアプライアンスのインスタンスが複数の LPAR ではなく 1 つの LPAR でのみブートされるようにすることで、アプライアンス・スプーフを防ぎます。
z/Architecture モード
2015 年 1 月 14 日にハードウェア発表レター JG15-0001 で発表したように、 IBM z14 以降は、すべての IBM Z システムで、 z/Architecture モードで稼働するオペレーティング・システムのみがサポートされます。 これは、 PR/SM でネイティブに稼働するオペレーティング・システムのほか、第 2 レベル・ゲストとして稼働しているオペレーティング・システムに適用されます。 ESA/390 モードで稼働している IBM のオペレーティング・システムは、サービス中ではなくなっているか、延長サービス契約により現在使用可能になっているだけであり、 IBM z14 以降のシステムでは使用できなくなります。 ただし、 IBM z14 では ESA/390 互換モードが提供されています。この環境では、ハイブリッド・アーキテクチャー・モードの DAT オフ ESA/390 アプリケーションのサブセットをサポートします。
元々 ESA/390 アーキテクチャーで稼働するように作成された 24 ビットおよび 31 ビットの問題状態アプリケーション・プログラムは、いずれもこの変更の影響を受けません。
IBM z14 に対する z/OS サポート
z/OS の新機能は、信頼できるデジタル経済を実現するためのソリューションを提供するのに役立つ IBM z14 およびその役割をサポートすることで、継続的に IBM Z の役割を拡張します。 高可用性、パフォーマンス、セキュリティー、および運用の柔軟性を最適化するように設計された機能は、組織が成長し、最も重要な処理環境を保護するのに役立ちます。
基本のプロセッサー・サポートに加えて、 z/OS は、2017 年 7 月 17 日付の「IBM z/OS バージョン 2 リリース 3 -- デジタル・トランスフォーメーションを推進」に関する IBM ソフトウェア発表レター JP17-0306 に記載されている以下の IBM z 14 機能およびフィーチャーをサポートします。
- IBM の全方位型データ暗号化ストラテジーを推進する為に、拡張された暗号機能。
- IBM zHyperLink Express フィーチャー (本発表の『 IBM zHyperLink Express 』セクションも参照)。
- Crypto Express6s フィーチャーと伴に使用可能な暗号化の機能拡張。
- System Assist Processor (SAP) を使用する非同期メモリー・クリア。
- OSA-Express 6S、RoCE Express 2、および FICON Express 16S+ フィーチャーなど新たに追加された I/O 接続オプション。
- Coupling Facility Level (CFLEVEL) 22 および新規の Coupling link feature (本発表の『 パラレル・シスプレックス® の機能拡張』セクションも参照)。
- IBM SDK for z/OS 、 Java Technology Edition バージョン 8 (5655-DGG) で利用される Guarded Storage Facility。
- Instruction Execution Protection Facility。
- IBM Virtual Flash Memory。
IBM z14 およびそのフィーチャーを使用するための z/OS の最小要件については、本発表の 『前提ソフトウェア』 セクションを参照してください。
IBM Z 用コンテナー料金設定
IBM は、 IBM z13 および z14 サーバー上で稼働する認定ソリューションに対する IBM Z 用コンテナー料金設定を提供します。コンテナー料金設定は、認定ソリューションに対するソフトウェア料金設定を簡素化し、それらのソリューションに直接関連する柔軟な導入オプションと競争力のある料金を兼ね備えたものにします。
コンテナー料金設定は、既存の LPAR 内で連結されたソリューションから、個別 LPAR のソリューション、さらに複数 LPAR のソリューションまで、さまざまなスケールに対応でき、無関係なワークロードのコストに直接影響を及ぼすことはありません。
さらに、コンテナー料金設定は、多くの既存の料金オファリングを破棄し、請求プロセスを完全に自動化することで、 IBM Z プラットフォームにおける料金設定および請求を簡素化します。
IBM は、コンテナー料金設定で使用できるソリューションとして、まずは以下の 3 つのソリューションを発表します。
- 新規アプリケーション・ソリューションは、新しい z/OS アプリケーション (CICS® TS や WebSphere アプリケーションなど) 向けに、競争力が高く単独で料金設定されたオファリングを提供します。新規アプリケーション・ソリューションは、zCAP および IWP によって料金設定された現行オファリングの戦略的な後継です。
- アプリケーション開発およびテスト・ソリューションは、 z/OS ベースの開発およびテスト・ワークロード向けに、競争力が高い単独での料金設定を提供します。一意的に割引された料金で、先進の DevOps ツールをオプションで追加できます。
- 決済ソリューションは、 IBM Financial Transaction Manager for z/OS の導入に対する「決済ごと」料金設定オプションを提供します。この新規オファリングは、決済の処理に使用される容量ではなく、処理される決済の数に基づいて料金を設定することで、運用コストをビジネスの価値に直接結び付けます。
IBM Z 用コンテナー料金設定は、修正カテゴリー IBM.Function.PricingInfrastructure に関連する APAR に対する PTF が適用された z/OS V2.2 および z/OS V2.3 で、2017 年末までに使用できるようになる予定です。 z/OS は、 z/OS (z/OS WLM) のワークロード・マネージャー機能とサブキャパシティー・レポーティング・ツール (SCRT) の両方を拡張し、コンテナー料金設定をサポートします。 これには以下のことが含まれます。
- ワークロードをコンテナー料金設定に直接マップする機能に加え、それらのワークロードの計測とオプションでのキャッピングを可能にする、 z/OS WLM への新規の Tenant Resource Group 機能の導入。
- 適格なコンテナー料金設定ワークロードを収集するための SCRT に対する機能拡張。これにより、従来のサブキャパシティー料金設定とは別に、それらのソリューションに対する請求が可能になります。
IBM z14 に対する z/VM サポート
APAR VM65942 に対する PTF (2017 年 8 月 25 日に提供予定) を適用することで、 z/VM V6.3 および V6.4 では、 IBM z14 上で z/VM がサポートする機能をゲストが利用できるようになります。この機能には、以下のものが含まれます。
- z/Architecture サポート: z/VM Stand-Alone Program Loader (SAPL) ユーティリティー、Dump Restore (DDR)、Stand-Alone Dump ユーティリティーが拡張され、全て z/Architecture モードで実行できるようになります。これらのユーティリティーに対する z/Architecture サポートは、 z/VM V6.4 のベースに含まれており、APAR VM65856 に対する使用可能な PTF が適用された z/VM V6.3 に対して提供されます。 Stand-Alone Dump ユーティリティーに対する z/Architecture サポートは、 z/VM V6.4 のベースに含まれており、APAR VM65921 および VM65922 に対する使用可能な PTF が適用された z/VM V6.3 に対して提供されます。
- 新規のハードウェア機能: z/VM では、 IBM z14 で使用可能な新規の命令および機能をゲストが使用できるようになります。
- ゲストの ESA/390 互換モード: IBM z14 は、フル ESA/390 アーキテクチャー・モードをサポートしません。ただし、 IBM z14 では ESA/390 互換モードが提供されています。この環境では、ハイブリッド・アーキテクチャー・モードの DAT オフ ESA/390 アプリケーションのサブセットをサポートします。
z/VM は、DAT オフ・ゲストがこの新規の互換モードで稼働するために必要なサポートを提供します。これにより、ゲスト (CMS、GCS、 z/Architecture モードへの切り替えの少し前に ESA/390 モードで開始されたゲストなど) が、引き続き IBM z14 上で稼働できます。
APAR VM65976 に対して使用可能な PTF は、 z/VM V6.2、V6.3、および V6.4 での ESA/390 互換モードのサポートを提供します。この PTF は、クラスターのいずれかの z/VM V6.3 または V6.4 メンバーが IBM z14 サーバー上で実行される前に、SSI クラスターのすべてのメンバーにインストールされる必要があります。
- Crypto Express6S のサポート: z/VM は、共有ゲストおよび専用ゲストのいずれによる新規 Crypto Express6S (CEX6S) アダプターの使用もサポートします。 以前の暗号アダプターのサポートと同様に、CEX6S アダプターは、アクセラレーターとして構成することも、 z/Architecture ゲストが共有あるいは専用で使用するための IBM Common Cryptographic Architecture (CCA) コプロセッサーとして構成することもできます。 CEX6S アダプターが IBM Enterprise Public-Key Cryptography Standards (PKCS) #11 (EP11) コプロセッサーとして構成されている場合、アダプター上のドメインは、 z/Architecture ゲスト専用にすることはできますが、共有することはできません。 Crypto Express6S のサポートと、CPACF の新機能および拡張機能のサポートにより、 z/VM V6.3 および V6.4 は、使用中および休止中のデータの広範囲な暗号化を行うためにゲストが利用できるようにするための前提条件である IBM z14 暗号化サポートを提供します。
- 動的 I/O のサポート: OSA-Express 6S OSD CHPID、 FICON Express 16S+ FC および FCP CHPID、Regional Crypto Enablement (RCE)、zHyperLink Express 、および RoCE Express 2 の機能の構成を管理するために、動的 I/O がサポートされます。APAR VM65865 に対して使用可能な PTF は、 z/VM V6.3 および z/VM V6.4 における Coupling Express LR アダプターでの動的 I/O のサポートを提供し、 z13 、z13s、および z14 に適用可能です。
- RoCE Express2 のサポート: ゲストによる RoCE Express2 の利用をサポートすることで、アダプターをオンラインにして接続し、サポートするゲストが利用できるようにすることが可能になります。
- 向上したメモリー管理のサポート: IBM z14 プロセッサーの設計は、アドレス変換における並行性を向上させます。この向上によって、特に z/VM がマルチスレッド化を利用するように構成されている場合に、 z13 と比較して z/VM ワークロードのパフォーマンスが向上します。
IBM z14 への z/VM のインストール
z/VM V6.3 は、 IBM z14 サーバーに直接インストールすることができません。代わりに、 z/VM V6.3 は、以前の IBM Z サーバーにインストールし、APAR VM65942、VM65921、および VM65922 に対する PTF を適用してからイメージを z14 に移行する必要があります。 必要なすべてのサービスを適用してから、 IBM z14 サーバー上で z/VM V6.3 の IPL を実行するまでの間に、APAR VM65856 に対する PTF が提供する更新された SALIPL MODULE を使用して、更新された SAPL をインストールする必要があります。 そうしないと、 z/VM V6.3 は z14 サーバー上で正常に IPL を実行できません。さらに、APAR VM65921 および VM65922 に対する PTF を適用した後、更新された SDINST ユーティリティーを使用して、独立型ダンプ・プログラムを再インストールする必要があります。
z/VM V6.4 は、2017 年 8 月 25 日以降に IBM から入手したイメージを使用して、z14 サーバーに直接インストールできます。 z/VM V6.4 をインストール後すぐに、APAR VM65942 に対する PTF を適用する必要があります。
ゲストによる Instruction Execution Protection Facility の利用のサポート
APAR VM65986 に対する PTF (2017 年 12 月 15 日に提供予定) を適用することで、 z/VM V6.4 は、ゲストによる IBM z14 Instruction Execution Protection Facility の利用をサポートするようになります。このファシリティーは、仮想メモリー・エレメントにデータのみが含まれていると識別できるようにすることで、 IBM Z 上で実行されるプログラムのセキュリティーを強化することができる機能を提供します。そのようなエレメント内のアドレスから命令をフェッチしようとした場合や、そのようなエレメント内のアドレスが実行タイプ命令のターゲットである場合は、保護例外が発生します。
ゲストによる Pause-Less Garbage Collection の利用のサポート
APAR VM65987 に対する PTF (2017 年 12 月 15 日に提供予定) を適用することで、 z/VM V6.4 は、ゲストによる z14 Guarded Storage Facility の利用をサポートするようになります。このファシリティーは、さまざまな言語 (特に Java) によるガーベッジ・コレクション処理のパフォーマンスを向上させるように設計されています。
暗号化されたページングのサポート
APAR VM65993 に対する PTF (2017 年 12 月 15 日に提供予定) を適用することで、 z/VM V6.4 は、暗号化されたページングをサポートするようになり、使用中および休止中のデータの暗号化における z14 の広範囲な暗号化の理念を支援します。 暗号化は、アクティブ・メモリーと z/VM が所有するページング・ボリュームの間でデータが移動する際に行われます。このサポートには、稼働中の z/VM システムがこのデータを暗号化するかどうかを動的に管理する機能が含まれます。
z/VM および一部の z/VM ベースのプログラムのサブキャパシティー料金設定条件
z/VM V6 オペレーティング環境のサブキャパシティー料金設定は、 z/VM バージョン 6 リリース 3 以降を実行しているお客様が利用できます。フル・マシン・キャパシティーより低いキャパシティーのソフトウェア料金設定により、お客様が新規ワークロードの変動性および増大を管理する為に柔軟性を向上させ、計算コストを削減できます。 z/VM および一部の z/VM ベースのプログラムのサブキャパシティー料金設定条件について詳しくは、ソフトウェア発表レター JP17-0336 を参照してください。
z/VM 継続的提供方針
IBM は、PTF によって新機能を提供することで企業がより迅速に機能を受け取れるようにするために、 z/VM に対して、継続的デリバリー (CD) サポート・モデルと呼ばれる新たな実施方法を導入しました。 IBM は、基礎となる安定度は重要な要素であるという認識を継続する一方で、PTF によって新機能を提供してきます。 お客様は、標準的なソフトウェア・サブスクリプション&サポート (S&S) オファリングの一部としてこれまで受けてきた世界レベルのサポートおよび支援を、引き続き IBM から受けることができます。 z/VM サービス・ページ には、この継続的デリバリー・モデルを使用して提供された、あるいは提供される z/VM の新機能に関する詳細が記載されており、新機能が使用可能になったときにサブスクライブが通知されるようにすることができます。
2017 年中の追加の z/VM V6.4 機能拡張
2017 年中には、以下の z/VM V6.4 に対する機能拡張が予定されています。
- IBM XIV® Storage System の同時 I/O サポート: APAR VM65929 に対して使用可能な PTF を適用することで、 z/VM SCSI コンテナーは、複数の I/O 要求を IBM XIV Storage System ハードウェアによって支えられた EDEVICE に対して同時に発行することを可能にします。これにより、パフォーマンスを向上させることができます。 このサポートは、特に EDEVICE ページング I/O や複数のミニディスクが含まれるボリュームにメリットがあります。
- 分散 IUCV の機能拡張: APAR VM65872 に対して使用可能な PTF を適用することで、単一システム・イメージ (SSI) 環境における分散 IUCV CONNECT のルールが改訂されます。
このサポートによって、IUCV CONNECT は当初は制限されていたケースでも機能するようになります。主な理由は、マルチ構成仮想マシンが組み込まれたことです。
また、このサポートは、管理者による SSI クラスターの分散 IUCV ポリシーの変更も容易にします。 以前は、アクティブ SSI クラスター内の分散 IUCV ポリシーを変更するには、すべてのメンバーを同時にシャットダウンする必要がありました。 この新規サーポートが各システムに適用されると、そのメンバーは、分散 IUCV 構成に関係なく、クラスターに参加できるようになります。
- NICDEF セキュリティー管理の機能拡張: APAR VM65925、VM65926、および VM65931 に対する PTF (2017 年 8 月 4 日に提供予定) を適用することで、NICDEF ディレクトリー・ステートメントが拡張され、Directory Network Authorization (DNA) と呼ばれる一連の新規オペランドが提供されます。 DNA を使用して、システム管理者は、集約ロケーション (z/VM のユーザー・ディレクトリー) から、仮想 NIC デバイスとそのネットワーク・プロパティーを構成および統合できます。 このサポートにより、ポート・ベースの vSwitch とユーザー・ベースの vSwitch の間の運用上の差異はなくなりました。 システム管理者には、ユーザー、ポート番号、あるいはその両方の方法の組み合わせによって vSwitch を管理するオプションがあります。 ユーザー・ベースの vSwitch およびポート・ベースの vSwitch の管理が簡素化された一方で、vSwitch に接続されたゲストの Live Guest Relocation を行うには、引き続き、ソース・システムと一致するポート・ベース宛先またはユーザー・ベース宛先を持つ vSwitch が宛先システムに必要です。
- RACF® セキュリティー・ポリシーの機能拡張: APAR VM65930 および VM65982 に対して使用可能な PTF を適用することで、 z/VM RACF Security Server フィーチャーは、以下のセキュリティー・ポリシーの機能拡張をサポートします。
- 読み取り専用監査員 (ROAUDIT): この新規のユーザー役割は、多くの一般監査タスクを実行できますが、設定を変更したり監査ログを操作することはできません。
- XAUTOLOG..ON 管理: この機能拡張では、CP XAUTOLOG コマンドの ON オペランドに対する新規のセキュリティー・ポリシー要件を採用しています。 これにより、システム上に ESM がインストールされている場合に、このオペランドのデフォルトの動作が変更されます。
- 現行の VMXEVENT プロファイルのリスト: この機能拡張により、SETEVENT LIST コマンドが更新され、 RACF によってアクティブ化されて使用されている VMXEVENT プロファイルの名前が許可ユーザーに提供されるようになります。
注: APAR VM65923 に対する PTF は、 z/VM V6.2、V6.3、および V6.4におけるインフラストラクチャー・サポートを提供します。この PTF は、いずれかの V6.4 メンバーが APAR VM65930 の PTF を適用した状態で実行される前に、SSI クラスターのすべてのメンバーにインストールされる必要があります。
- z/VM TLS/SSL サーバーおよび LDAP/VM に対する Crypto Express APVIRT サポート: APAR PI72106 に対して使用可能な PTF を適用することで、 z/VM System SSL 暗号ライブラリーが更新され、ご使用の IBM Z または LinuxONE ハードウェアに関連付けられた Crypto Express ハードウェアに対する暗号操作がオフロードされるようになります。これにより、パフォーマンスを向上させることができます。 このサポートは、クリア・キー RSA 操作を対象としています。このサポートを有効にするには、CRYPTO APVIRTUAL ステートメントを z/VM ユーザー・ディレクトリー内の該当のサービス仮想マシン項目に追加します。
- EAV ミニディスク・サポート: APAR VM65943 および VM65945 に対する PTF (2017 年 8 月 25 日に提供予定) を適用することで、28 ビットのシリンダー・アドレスをサポートする 3390-A DASD デバイスに対する拡張 EAV サポートが提供されます。 このサポートにより、フルパックではないミニディスクをボリューム上の任意の場所に設置することが可能になります。例えば、現行の 64K シリンダー境界 (0-65519) や、現在サポートされている最大 1 テラバイトの制限を超えても構いません。
- ダンプ処理の機能拡張: APAR VM65989 に対して使用可能な PTF を適用することで、 z/VM がハード異常終了やスナップ・ダンプを 3390 DASD に書き込むのに要する時間を短縮できます。 この改善は、中央メモリーを 3390 DASD 上にある z/VM スプール・スペースに書き込むために使用される I/O チャネル・プログラムを変更することで実現されました。 この APAR は、スナップ・ダンプから PGMBK を除外することで、ダンプ・サイズの削減もサポートします。
- 代替サブチャネル・セット動的 I/O サポート: APAR VM65942 に対する PTF (2017 年 8 月 25 日に提供予定) を適用することで、 z/VM V6.4 は、 z/VM ハイパーバイザー内での動的 I/O コマンドを提供し、デフォルトあるいは代替のサブチャネル・セット内のデバイスの定義、変更、および削除をサポートします。 HCD サポートは、現在は利用できません。
z/Architecture サポート: z/VSE V5.2 以降では、 z/VSE とその独立型ユーティリティーは、完全に z/Architecture モードで実行されます。
パラレル・シスプレックス 環境へのアクセス
パラレル・シスプレックス は、ハードウェアとソフトウェアの相乗効果であり、複数の z/OS システムの総キャパシティーを共通のワークロードに適用できるように設計されたクラスタリングのための高度な先進テクノロジーです。z14、 z13 、z13s、zEC12、および zBC12 の各サーバー、カップリング・ファシリティー、Server Time Protocol (STP)、 パラレル・シスプレックス InfiniBand (PSIFB) 1x および 12x カップリング・リンク、ICA SR および CE LR カップリング・リンクと z/OS を組み合わせることで、プロセッサー・タイプに応じて、複数のシステムの能力を単一の論理コンピューティング・システムのように活用できます。
カップリング・リンクは、カップリング・ファシリティー (CF) データのほか、Server Time Protocol (STP) の時刻維持メッセージを送受信するためのパスを提供します。CF データを z/OS と CF の間で、または CF 間で交換できます。
STP - パラレル・シスプレックス Server Time Protocol (STP) の時刻同期 は、さまざまなサーバーで発生しているイベントを時刻に沿って適切に順序付けできるように設計されています。 STP は、 パラレル・シスプレックス またはベーシック・シスプレックス (カップリング・ファシリティーなし) で構成されているサーバーのほか、シスプレックス内になくても時刻の同期を必要としているサーバー向けに設計されています。
STP は、ライセンス内部コード (LIC) で実装されるサーバー全体のファシリティーであり、時刻の単一ビューを Processor Resource/Systems Manager (PR/SM) に提示します。STP は、外部で定義されたカップリング・リンクを介してサーバー間で時刻維持情報を渡すメッセージ・ベースのプロトコルを使用します。STP の設計では、Coordinated Timing Network (CTN) という概念を導入しています。これは、Coordinated Server Time という時刻値に同期されたサーバーとカップリング・ファシリティーの集合です。
STP の機能拡張
IBM z14 には、Server Time Protocol (STP) の同期用に追加の stratum レベル 4 が導入されます。 追加の stratum レベルにより、STP は、 Current Time Server (CTS) から最大 3 ステップまでのシステムを同期できます。以前のシステムでは、最大でレベル 3 の同期、あるいは CTS から最大 2 ステップまでの同期しかできませんでした。 この追加の stratum レベルは、長期間の使用を目的としていません。むしろ、大規模なタイミング・ネットワークの構成変更中に短期間だけ使用することを目的としています。これにより、強制的に 3-stratum タイミング構成にされることで生じるコストや複雑性を回避できます。
IBM z14 では、STP ネットワークおよび構成用の新規のグラフィカル・ユーザー・インターフェースも導入されます。 この新規のユーザー・インターフェースは、STP 関係ネットワーク・マップのさまざまな部分 (タイミング・ネットワークのコンポーネントの状況など) を迅速かつ直観的に表示できるように改良されました。 新規の z14 サポートにより、新しいレベルの HMC が、同じ新規インターフェースを使用して古いシステムを管理できます。
パラレル・シスプレックス の機能拡張
多くの優れた新規の機能拡張が、 パラレル・シスプレックス 環境内で IBM z14 を使用するために使用できます。
長距離のカップリング接続を行う場合は、新規の Coupling Express Long Reach (CE LR) リンク (FC #0433) が z14 で使用可能です。この CE LR リンクは、 z13 および z13s システムでも並行して使用できるようになっており、これらのシステムとも互換性があります。これにより、これらのシステムにシスプレックス接続を戻すことができます。 プロセッサー・ドロワーに接続された 1x IFB InfiniBand カップリング・リンクとは異なり、CE LR リンクは PCIe I/O ドロワー・スロット内で接続されるため、さらなる業界標準の I/O テクノロジー (コンバージド・イーサネットなど) を利用できます。 PCIe I/O ドロワー内部のロケーションを使用することで、ユーザーが複数の 2 ポート CE LR カード (z14 および z13 サーバーの場合は最大 32 個のカード (最大 64 リンク) まで、z13s サーバーの場合は最大 16 個のカード (最大 32 リンク) まで、2 リンクずつ増分) にわたってリンクを広げることを可能になります。 4 ポートを持つ HCAO-3 IFB InfiniBand LR (4 ポートずつ増分) と比較して、CE LR リンクは、スケールの拡大や保守の実行をより細かい精度で行うことが可能です。 リンク・パフォーマンスは、InfiniBand 1x カップリング・リンクと同様で、同じ単一モード・ファイバーを使用します。CE LR リンクは、高品質な高密度波長分割多重方式 (DWDM) デバイスを使用した、10 Km (無中継) および 100 Km の距離のポイント・ツー・ポイント・カップリング接続を提供します。
以前の開発意向表明によって、 IBM は、将来のハイエンドおよびミッドレンジの IBM Z システムでの 1x IFB InfiniBand カップリング・リンクの HCA3-O LR Fanout と 12x IFB InfiniBand カップリング・リンクの HCA3-O LR Fanout の両方のサポートを終了します。 z14 サーバーは、HCA3-O LR 1x IFB InfiniBand カップリング・リンクあるいは HCA3-O 12x IFB InfiniBand カップリング・リンクをサポートする最後のハイエンド IBM Z サーバーであり、z13s は、HCA3-O LR 1x IFB InfiniBand カップリング・リンクあるいは HCA3-O 12x IFB InfiniBand カップリング・リンクをサポートする最後のミッドレンジ IBM Z サーバーです。
IBM Z をご使用のお客様は、InfiniBand カップリング・リンクからの移行を計画する必要があります。
- 高速な短距離カップリング接続を使用するお客様の場合は、Integrated Coupling Adapter (ICA-SR) に移行する必要があります。
- 長距離カップリング接続を使用するお客様の場合は、新規の CE LR カップリング・アダプターに移行する必要があります。 DWDM が必要な長距離カップリング接続を使用するお客様の場合は、目的の DWDM ベンダーが CE LR を認定する予定を確認する必要があります。 ハードウェア発表レター JG17-0038 を参照してください。
カップリング・ファシリティー (CF) プロセッサーのスケーラビリティー: IBM z14 は、新規レベルの Coupling Facility Control Code (CFCC) である CFLEVEL 22 を提供します。これにより、以下に示す新機能が提供されます。 IBM z14 CFLEVEL 22 でのカップリング・ファシリティーの作業管理および作業分配の変更により、カップリング・ファシリティー・イメージの効率とスケーラビリティーが向上します。 さらに、これらの変更によって、CF イメージに対するプロセッサーのスケーラビリティーおよびスループットが向上します。
- まず、CF では作業キューの順序付けは行われなくなり、キューを先入れ/先出しにすることで、順序付けされたキューを保持するためのオーバーヘッドを回避します。
- 次に、二重化された構造間でデッドロックが掛かることを防ぐために、システムが管理する二重化のプロトコルが簡素化されました。
- さらに、CF イメージ内のプロセッサー数がしきい値を超えた場合に、CF イメージがそのプロセッサーを特殊な方法で使用し、特定の作業管理機能を使用できるようになりました。
CF リスト通知の機能拡張: z14 CFLEVEL 22 では、CF 通知に対する大幅な機能拡張があります。CF 通知は、カップリング・ファシリティー内の共有オブジェクトの状況についてユーザーに通知します。 これらの通知機能拡張の組み合わせにより、さまざまな CF 利用者の間で通知設定を柔軟に調整し、より整合した通知をタイムリーに行えるようになります。
- まず、構造通知は、ラウンドロビン・スキームを使用して即時通知および据え置き通知を配信することができます。これにより、過度の「ショットガン」通知が回避され、通知のオーバーヘッドが削減されます。
- 次に、「アグレッシブ」通知を配信するためのオプションが提供されるようになりました。これにより、新規エレメントがキューに追加された場合に通知を配信することが可能になり、処理された作業をタイムリーな方法ですぐに知ることができます。
- さらに、キューが満杯であるか満杯ではないかの状況が遷移した場合に通知を配信できるようになりました。これにより、利用者は、前に満杯のキューに書き込むことができなかったメッセージを再配信できるようになります。
カップリング・リンク制約の緩和: IBM z14 は、 z13 と比較して、追加の物理カップリング・リンク接続を提供します。 物理 ICA SR カップリング・リンク (ポート) の最大数は、CEC ごとに最大 40 から CEC ごとに最大 80 まで増加しました。 このように z14 での上限が大きくなったことで、ICA SR を使用したさらに高レベルの接続および物理統合がサポートされるほか、カップリング・リンク・テクノロジーの移行を目的とした InfiniBand カップリング、ICA SR 、および CE LR リンクの並行使用もサポートされます。
CF 暗号化: z/OS V2.3 は、(より広範囲な暗号化ソリューションの一環として) CF 構造内の使用中および休止中の両方の CF データに対するエンドツーエンド暗号化をサポートします。 高パフォーマンスおよび低遅延を実現するために、ホスト・ベースの CPACF 暗号化が使用されます。 IBM z14 CFLEVEL 22 CF イメージは必須ではありませんが、シスプレックスのリカバリーおよび調整に関する一部のシナリオ (暗号化された CF 構造など) を簡素化するために推奨されます。 (CF イメージ自体がデータの暗号化解除や暗号化を行うことはないので注意してください。) IBM z14 z/OS イメージは必須ではありませんが、z14 が提供する AES CBC 暗号化/暗号化解除のパフォーマンスを向上させるために推奨されます。
Hardware Management Console (HMC)
HMC/SE ユーザー・インターフェース: z14 HMC および SE は、ツリー・スタイルのユーザー・インターフェースのみをサポートします。 クラシック・スタイルのユーザー・インターフェースはサポートされなくなりました。
ツリー・スタイルの新規ユーザーを支援するため、および既存のユーザーの課題に対処するために、ツリー・スタイルのユーザー・インターフェースに対して以下の機能拡張が行われました。
- お気に入りおよび検索の管理に対応した新しい題字は、ユーザーが迅速にタスクを見つけて起動するのに役立ちます。
- タスクは、ユーザー・インターフェース内のタブ (別のブラウザー・ウィンドウではなく) で開かれ、実行中のタスクの検索と管理が容易になります。
- タスク・タブを別のウィンドウに「ポップ・アウト」する機能もあるため、ユーザーは、以前のツリー・スタイル管理と同様に並行タスク表示ウィンドウを使用したり、タスク表示を別の物理ディスプレイに表示することも可能です。
システム時刻の管理: システム時刻の管理タスクは、HMC のシステム (シスプレックス) 時刻タスクの後継です。 新規のシステム時刻の管理タスクは、以下のようにシステム時刻管理のワークフローを簡素化します。
- システム管理者のスキルを補完および向上させるヘルプ・ツールの改善:
- 技術用語のインライン定義。
- 構成パネルのビジュアル表示によるユーザー・エクスペリエンスの向上:
- ワークフロー内で提供されるガイダンス。
- システム時刻ネットワークのトポロジー表示。
- セットアップ・エラーの問題解決を容易にするためのエラーの可視化。
- 単一点での複数システムのシステム時刻の管理。
IBM HMC 2.14.0 のセキュリティー機能拡張: IBM z14 で使用可能な HMC 2.14.0 の新規セキュリティー機能には、多要素認証、NIST 標準 800-147B に準拠した拡張コンピューティング、暗号コンプライアンス・レベル、HMC 経由の FTP、SNMP/BCPii API セキュリティー管理、コンソール間セキュア通信の機能拡張、リモート・ブラウザー IP アドレス制限などがあります。
- 多要素認証: HMC は、今日提供されているユーザー ID/パスワード管理に加えて、多要素認証のオプション管理を提供します。 特定のユーザーに対して多要素オプションが選択されて場合、そのユーザーは、RFC 6238 で定義された TOTP (時間ベースのワンタイム・パスワード) を使用した 2 つ目の認証要因を入力する必要があります。 RFC 6238 は、HMC ユーザーごとに提供される秘密鍵を使用して、自由に使用可能なスマートフォンおよび Web アプリケーションによって実装されます。
- Z および LinuxONE 用の HMC モバイル: z14、 z13 、および z13s サーバーをサポートする HMC 2.14.0 用に、新規の iOS および Android モバイル・アプリケーションが提供される予定です。 HMC モバイルにより、HMC ユーザーは、どこからでも安全にシステムをモニターおよび管理できるようになります。 このアプリケーションは、既存の zRSF (z Systems リモート・サポート機能) 接続を使用して、システム・ビューおよび区画ビュー、状況モニター、ハードウェア・メッセージ、オペレーティング・システム・メッセージ、および HMC からのプッシュ通知を受け取る機能を提供します。HMC モバイルは、デフォルトでは無効にされており、有効にすると、堅牢な一連のセキュリティー管理を提供します。 管理者は、特定の HMC ユーザーや IP アドレスによる使用を制限したり、アプリケーション・パスワードの使用を要求したり、多要素認証を有効にしたり、アプリケーションを読み取り専用アクセスに制限したりすることができます。
- ファームウェア改ざんの検知: z14 は、サポート・エレメントに対する機能拡張も提供します。これにより、サーバー (CPC) 上のファームウェアのブートで改ざんが検知された場合に、通知することができます。
この機能拡張は、National Institute of Standards and Technology (NIST) が Special Publication 800-147B で推奨および公開している BIOS 保護ガイドラインを満たすように設計されています。
改ざんが検知されると、サポート・エレメントは、構成に応じて、警告を発行するかサポート・エレメントをロックすることで、お客様にアラートを通知します。
サポート・エレメントを管理している z14 HMC (Hardware Management Console) 上で「コール・ホーム」サポートが有効にされている場合、 IBM Resource Link によってサポート・エレメントの追加分析が実行されて表示されます。
このサポートに加えて、HMC 拡張され、試行された改ざんのモニターおよびレポートを提供します。 この保護を行うには、新規に製品化された HMC が必要です。この HMC は、z14 と一緒に直接発注するか、後で発注します。 試行された改ざんについて検知されたイベントはログに記録され、セットアップ構成に応じて、警告を発行するか HMC をロックすることで、お客様にアラートを通知します。 さらに、HMC で「コール・ホーム」サポートが有効にされている場合、HMC によってログに記録されたイベントの補足分析が IBM Resource Link で使用可能になります。
お客様は、z14 上の HMC を継続使用することはできますが、これらの改ざん保護機能は、新規に製品化された HMC でのみ提供されます。 z14 環境には、継続使用されている HMC と新規に製品化された HMC の両方を含めることができます。
-
IBM 拡張リモート・サポート機能: IBM 拡張リモート・サポート機能は、最初に zEC12/zBC12 システムに導入されており、それらのシステムおよび z13/z13s では、拡張リモート・サポート機能と従来のリモート・サポート機能の両方のサポートを使用できます。 提供される拡張サポートにより、問題データのアップロードおよび修正データのダウンロードが向上しました。 z14 プロセッサーは、従来の IBM サポート機能には接続されなくなります。
- 古い z10EC/z10BC - z13 システムをサポートする z14 HMC では、引き続き従来の IBM サポート機能への接続が必要です。
- z14 システムのみをサポートする z14 HMC では、 IBM 拡張サポート機能の接続のみが必要です。
- サポートする CPC に関係なく、z14 HMC をサポートするには IBM 拡張サポート機能への接続が必要です。
- グローバル OSA/SF: HMC グローバル OSA/SF は、すべての OSA PCHID のグローバル・ビューと、以前はホスト照会コマンドで使用できたモニター情報および診断情報を提供します。
- Load パラメーターでサポートされる新規文字: z14 以降では、Load タスク、Activation Load および Image Profiles の Load パラメーターに、新たに @#$ の 3 つの文字が使用できます。 z13/z13s 以前のシステムは、文字セット A-Z、0-9、「.」(ピリオド)、および「 」(ブランク) をサポートします。 z14 システムは、文字セット A-Z、0-9、「.」(ピリオド)、「 」(ブランク)、「@」、「#」、および「$」をサポートします。
- HMC 経由の FTP: セキュリティー機能を最大化するために、 IBM は、お客様が IBM Z を専用ネットワーク上に保持することを推奨しています。専用ネットワークは、そのネットワークに使用される 1 つの HMC ネットワークと、外部との通信 (IBM サポート機能、リモート参照、自動化) に使用される 2 つ目の HMC ネットワークで構成します。
ただし、z14 より前のシステムでこれを行うと、SE によって行われた FTP 操作でセキュリティーの課題が生じました。
お客様は、FTP サーバーを IBM Z 専用ネットワーク上に配置するか、 IBM Z をイントラネット・ネットワーク上に配置する必要があります。
z14 以降では、SE によって行われたすべての FTP 操作が、管理 HMC 経由でプロキシー処理されます。 これにより、FTP SE によって行われた操作が、 IBM のセキュリティー推奨に従うことが可能になります。さらに、FTP をサポートするすべての HMC/SE タスクが、FTP の 3 つのオプション FTP、FTPS、および SFTP を提供します。
- FTPS は、SSL をベースとしており、証明書を使用してサーバーを認証します。
- SFTP は、SSH をベースとしており、SSH 鍵を使用してサーバーを認証します。
- 3 つのプロトコルすべてで、クライアント認証にはユーザー名とパスワードが必要です。
- コンソール間通信: HMC コンソールでは、一部のコンソール間通信に匿名暗号スイートが使用されてきました。 これらの暗号スイートは、暗号化と整合性検査を提供しますが、暗号認証を提供しません。 ネットワーク・セキュリティー・スキャナーはこれを検知することができ、一部のお客様のセキュリティー・ポリシーでは匿名暗号スイートを許容できない場合があります。 IBM z14 HMC/SE 以降では、セキュリティーが有効にされている場合、コンソール間通信ソリューションは、匿名暗号スイートを使用しなくなり、業界標準ベースであるパスワード主導の暗号化システムの使用を開始します。 このシステムは、暗号化、整合性検査、および認証を提供します。
- SNMP/BCPii API の機能拡張: z14 より前の機種では、HMC/SE の管理を介して SNMP BCPii を有効にした場合、これはすべての LPAR に対して有効にされ、すべての LPAR で送受信コマンド機能が同等になっていました。 z14 以降では、新規の「BCPii 許可」管理があり、精細な LPAR/システム BCPii コマンドの管理が可能になります。 HMC/SE を構成することで、送信機能を有効/無効にしたり、受信機能を有効/無効にしたり、すべての送信側に対して有効にしたり、発信元の区画のリストに対して有効にしたりすることができます。 これらの管理は、システム詳細タスク (HMC または SE) を介して CPC に対して指定することも、イメージ・プロファイルおよび LPAR セキュリティーの変更タスク (HMC または SE) を介してイメージに対して指定することもできます。 z/OS BCPii のパフォーマンス、およびプロファイル、LPAR 管理/セキュリティー・データ、EC/MCL データの照会操作のパフォーマンスを向上させるために、いくつかの追加の変更が行われました。
- Common Infrastructure Module (CIM) 管理インターフェースの廃止: HMC 2.14.0 では、ハードウェア・コンソールの Common Infrastructure Module (CIM) 管理インターフェースがサポートされなくなりました。 HMC の Simple Network Management Protocol (SNMP) および Web サービス・アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) のサポートは継続されます。
Technology Transition Offering に対するソフトウェア料金設定の拡張
IBM が発表しました z14 サーバーの発表の追加情報:
- Technology Update Pricing for the IBM z14 と呼ばれる、Technology Transition Offering (TTO)
- アクティブに結合された (常時稼働) パラレル・シスプレックス (z/OS)、疎結合コンプレックス (z/TPF)、およびマルチプレックス (z/OS および z/TPF) 向けの、新規および改定のシスプレックスまたはマルチプレックスの移行料金 TTO。
Technology Update Pricing for the IBM z14 は、AWLC および CMLC によって z14 サーバー向けに提供されているソフトウェアの料金対性能比を拡大します。 新規および改定されたシスプレックス・オファリングまたはマルチプレックス・オファリングの移行料金プログラムは、z14 サーバーにまだ完全に移行していないお客様向けに、transition to Technology Update Pricing for the IBM z14 への移行を提供します。 これにより、集約のメリットが維持され、お客様が移行する際に IBM z14 の料金で Technology Update Pricing のメリットを段階的に利用できるようになります。
z14 サーバーがアクティブに結合された パラレル・シスプレックス または疎結合コンプレックス内にある場合、適用されるすべての契約条件を満たしている限り、集約されたアドバンスド・ワークロード使用料金 (AWLC) の料金設定または集約された パラレル・シスプレックス ・ライセンス料金 (PSLC) の料金設定のいずれかを選択できます。
z14 サーバーが、Country Multiplex Pricing (CMP) 条件に基づいてマルチプレックスに含まれている場合、適用されるすべての契約条件を満たしている限り、Country Multiplex License Charges (CMLC)、Multiplex zNALC (MzNALC)、および Flat Workload License Charges (FWLC) のみが、使用可能な料金設定メトリックです。
z14 サーバーが z/VSE を実行している場合、適用されるすべての契約条件を満たしている限り、Mid-Range Workload License Charges (MWLC) を選択できます。
AWLC、CMLC、MzNALC、PSLC、MWLC、または Technology Update Pricing、および Transition Charges for Sysplexes または Multiplexes TTO offerings について詳しくは、 ソフトウェア料金設定 Web サイトを参照してください。
Country Multiplex Pricing を適用可能な機械
z14 は、Country Multiplex Pricing (CMP) の導入以降で最初の、新世代 IBM Z ハードウェアです。
お客様が初めてマルチプレックスを実装する際には、その時点で最新の使用可能なサーバーの 2 世代前より古い機械は、新しいマルチプレックスに含めることができません。 任意の時点の最新サーバーは世代 N と見なされ、これより前の 2 つの世代はそれぞれ N-1 および N-2 と見なされます。
z14 の一般出荷開始日時点での IBM Z ハードウェア・ファミリーの世代:
フルネーム | 短縮名 | マシン・タイプ | 2017 年 9 月 13 日時点の CMP マシンの世代 |
---|---|---|---|
IBM z14 | z14 | 3906 | N |
IBM z13 | z13 | 2964 | N-1 |
IBM z13s | z13s | 2965 | N-1 |
IBM zEnterprise EC12 | zEC12 | 2827 | N-2 |
IBM zEnterprise BC12 | zBC12 | 2828 | N-2 |
IBM zEnterprise 196 | z196 | 2817 | N-3 |
IBM zEnterprise 114 | z114 | 2818 | N-3 |
z14 の一般出荷開始日時点では、z196 および z114 機械は、以前に適格であった CMP 機械として指定されます。
N-2 世代より古い z/OS あるいは z/TPF を稼働している機械 (関連の CBU 機械も含む) がアップグレードされるか、そのワークロードが適格機械に移転されるか、古い非適格機械が z/OS および z/TPF のいずれのソフトウェアも実行しなくなるまで、お客様はマルチプレックスを作成できません。 お客様がマルチプレックスを確立すると、マルチプレックスに元々含まれていた機械 (以前に適格であったと後で指定された機械を含む) を無期限に保持できるようになります。 将来、既存のマルチプレックスに追加される機械は、機械が追加される時点で N、N-1 世代、および N-2 の基準を満たすマシン・タイプに準拠する必要があります。
z14 (世代 N) の一般出荷開始日時点で、まだ N-3 世代の機械 (z196 または z114) を使用しているお客様は、その N-3 世代の機械が含まれた状態で CMP に移行するための 3 カ月の猶予期間があります。 これは、お客様の最初の CMP 請求は、z14 の一般出荷開始日 (2017 年 9 月 13 日) から 90 日経過後の月に行われることを意味します。つまり、 z/OS または z/TPF が稼働している z196 または z114 機械を使用するお客様は、2018 年 1 月 1 日までに CMP に移行する必要があります。
アクセシビリティー情報
アクセシビリティーの準拠に関する詳細が記述されている米国リハビリテーション法第 508 条の Voluntary Product Accessibility Template (VPAT) は、 IBM アクセシビリティー Web サイトで確認できます。
製品の位置付け |
今日の IT は、デジタル変換によって促進されるデータおよび処理ボリュームの指数関数的な増大の時期を体験しています。企業は、情報を管理、保管、および保護する必要があり、最も重要なこととして、その情報を競争上の優位性を得るために使用する必要があります。そのためには、インテリジェンスおよびインサイトをデータに適用して、カスタマイズされたユーザー・エクスペリエンスに対応するためにアレンジされた新規サービスを構築する必要があります。お客様の観点から、IT は、データが保護されており、場所やデバイスを問わずに使用できることをお客様が確信できる環境を作成する必要があります。インサイトとセキュリティーを備えた新規サービスを迅速かつ柔軟に提供できるようにすることで、ビジネスを差別化できます。z14 は、そのような差別化に役立つ固有の機能を提供します。
すべての企業の中心には中核となるビジネス・データがあります。このデータは資産であり、失われたり漏えいしたりすると、多くの場合、取り返しのつかない損害を引き起こす可能性があります。また、多くの場合、中核となるビジネス・データは、データとプライバシーを保護するために策定された規制要件によって管理されており、失われたり不注意によって開示されたりした場合には重い罰則があります。顧客データの保護に対する社内および社外のプレッシャーは、中核となるビジネス・データをどのように処理および保護するかに関する考え方を変化させてきました。暗号化を使用して中核データを取り囲む「境界線」を設定することは、データを保護し、データ損失を防止するために最も効果のある方法の 1 つです。達成目標は、中核となるビジネス・データが物理的にどこに存在する場合でも、その周囲に防備を固めた境界線を作成することです。 IBM z14 プラットフォームは、アプリケーションを変更する必要なくデータを効率的に保護できるように設計された、広範囲な暗号化機能を提供します。
IBM z14 プラットフォームは、バランスの取れたシステム設計で、暗号化機能を備えたハードウェア・インフラストラクチャーを提供します。この暗号化機能により、重要なビジネス・データの周囲に防備を固めた境界線を作成できるようになりました。 Central Processor Assist for Cryptographic Function (CPACF) は、すべての z14 コアの標準であり、フィーチャー・コード #3863 によって使用可能になります。CPACF には、 暗号スイートとパフォーマンス特性の両方があり、重要なビジネス・データのバルク暗号化を可能にします。これによって、暗号化テクノロジーを使用して本質的にビジネス・データを保護し、防備を固めることが可能になります。 新規の Crypto Express6S フィーチャー (#0893) と連携することで、 IBM Z® 固有の保護された鍵 CPACF を使用して、この防備が固められたデータ境界線の作成に使用するキー・マテリアルが保護されます。CPACF では、暗号化プロセスに使用される鍵は、アプリケーションやオペレーティング・システムには平文形式で表示されません。
IBM Z の稼働環境 (z/OS® など) は、稼働環境内での z14 暗号化エンジンの使用が組み込まれた z14 プラットフォームを活用できるように設計されています。これにより、組み込みのデータ保護を管理するポリシーを実施できる環境を作成し、お客様がビジネス・データの周囲に境界線を構築するのを支援することができます。 IBM Z 稼働環境での z14 のハードウェア機能の使用について詳しくは、「IBM z/OS バージョン 2 リリース 3 -- デジタル・トランスフォーメーションを推進」に関する 2017 年 7 月 17 日付のソフトウェア発表レター JP17-0306 を参照してください。
z14 は、デジタル・ビジネスの要求を満たすインフラストラクチャーを提供します。最大 170 個の構成可能なコアにより、z14 は、以前の世代よりパフォーマンスおよびスケーリングの点で優れており、 z13 141-way を超える能力があります。新規の FICON® Express 16S+ フィーチャー (#0427 および 0428) は、I/O 速度およびリンク帯域幅を向上させ、単一ストリームの待ち時間を短縮します。これにより、システムは、予測不能なモバイルおよび IoT デバイスによって促進されるアプリケーションおよび処理の大量のスパイクを受け入れることが可能になります。z14 での次世代の SMT は、向上した仮想化パフォーマンスを提供することで、 Linux にメリットをもたらします。優れたレベルの処理スループットを実現するためには、データへの高速接続が重要です。新規の IBM zHyperLink Express アダプター (#0431) は、短距離直接接続 IBM Z I/O アダプターであり、 FICON ストレージ・システムへの非常に低遅延の接続を提供します。
最大 32 TB の実メモリーにより、z14 は、メモリー内のデータマート、データ・アクセス用の大容量のバッファー・プール、メモリー内アナリティクスなどの機会を拡大すると同時に、最適なパフォーマンスを得るためのアプリケーションの調整に必要な余裕を提供します。 メモリーではなくレジスター内でのパック 10 進操作の実行を可能にする Vector Packed Decimal Facility を利用することで、 新しい高速な数学的計算、コンパイラー (Enterprise COBOL for z/OS V6.2、Enterprise PL/I for z/OS V5.2、 z/OS V2.3 XL C/C++、COBOL 最適化プログラム、Automatic Binary Optimizer for z/OS V1.3、および Java など) の使用が z14 上で最適化されます。これらのコンパイラーおよび最適化プログラムは、アプリケーションのパフォーマンスを向上させ、CPU 使用量を軽減し、運用コストを削減できるように設計されています。 Java の改善および暗号アクセラレーションの使用により、コアあたりのスループットも向上します。これにより、 z/OS Connect EE、 WebSphere® Liberty in CICS® 、Spark for z/OS 、および IBM Java for Linux on z Systems の処理能力が自然に高まります。
新規の非構造化データのメリット享受するために、 IBM Z でのビジネスは、革新的な新規サービスの作成と提供に役立つアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) の使用を活用できます。 Linux on z Systems は、 Linux を z/OS 、 z/VSE® 、あるいは z/TPF と並べて稼働させることで、場所の共有によるパフォーマンスと運用効率の向上という形で、プラットフォームにさらなる価値をもたらします。また、高可用性、セキュリティー、あるいはスケーラビリティーを必要とする Linux ソリューション向けの固有の Linux プラットフォームも提供します。 Linux on z Systems は、豊富な新規の IBM 製品、ISV 製品、およびオープン・ソース製品をサポートします。Go、Python、Scala、Node.js、Docker、Spark、MongoDB、PostgreSQL、および MariaDB など、その多くはアプリケーション開発者にとって親しみのあるものです。以前はできなかった、抽出/変換/ロード (ETL) を必要としないデータへのアクセスにより、インテリジェント処理および直観的に理解できるビジネス・プロセスの開発が可能になります。
開発意向表明 |
Stabilization of z/VM V6.3 サポートの固定化: IBM z14 および z13s は、それぞれ z/VM V6.3 でサポートされる最後の IBM Z® ハイエンド・サーバーおよび IBM Z ミッドレンジ・サーバーとなる予定で、 z/VM V6.3 がゲスト (第 2 レベル) として稼働している場合にサポートされる最後の IBM Z サーバーです。 z/VM V6.3 のサポートは、営業活動終了の発表レター JP15-0054 で発表されたように、2017 年 12 月 31 日まで継続されます。
将来の z/VM リリースのゲスト・サポート: z/VM V6.4 は、 z/VM V6.2 以前のリリースのゲストとしてサポートされる最後の z/VM リリースになります。
z/VM ダンプでのディスクのみのサポート: z/VM V6.4 は、スタンドアロン・ダンプ、ハード異常終了ダンプ、およびスナップ・ダンプのメディア・オプションとしてテープをサポートする最後の z/VM リリースになります。 それ以降のリリースでは、 ECKD DASD または FCP SCSI ディスクへのダンプのみがサポートされます。
IBM z14 は、 FICON Express8S をサポートする最後の IBM Z ハイエンド・サーバーになります。z14 は、 FICON Express8S (#0409 および #0410) チャネルをサポートする最後の IBM Z ハイエンド・サーバーです。企業は、 FICON Express8S チャネルから FICON Express16S+ チャネル (#0427 および #0428) への移行を開始する必要があります。 FICON Express8S は、将来のハイエンド IBM Z サーバーでは、アップグレードでの引き継ぎとしてサポートされません。
IBM z14 は、HCA3-O および HCA3-O LR アダプターをサポートする最後の IBM Z サーバーになります。z14 は、12x IFB 用の HCA3-O Fanout (#0171) および 1x IFB 用の HCA3-O LR Fanout (#0170) をサポートする最後の IBM Z サーバーになります。 以前に発表されたように、z13s は、これらのアダプターをサポートする最後の IBM Z ミッドレンジ・サーバーです。 企業は、z14、 z13 、および z13s 上で、HCA3-O および HCA3-O LR アダプターから ICA SR および/または Coupling Express Long Reach (CE LR) アダプターへの移行を開始する必要があります。 高速な短距離カップリング接続を使用するお客様の場合は、Integrated Coupling Adapter (ICA-SR) に移行する必要があります。長距離カップリング接続を使用するお客様の場合は、新規の Coupling Express LR カップリング・アダプターに移行する必要があります。DWDM を必要とする長距離カップリング接続の場合、エンタープライズは、置き換えが計画されている長距離カップリング・リンクに適した、望ましい DWDM ベンダーの計画を検討する必要があります。
OSA-Express6S 1000BASE-T アダプター: OSA-Express 6S 1000BASE-T アダプター (#0426) は、100 Mb/秒のリンク速度で動作する接続をサポートする最後の世代の OSA 1000BASE-T アダプターになります。 将来の OSA-Express 1000BASE-T アダプター世代では、1000 Mb/秒 (1Gb/秒) のリンク速度での動作のみをサポートします。ECKD の Dynamic Partition Manager サポート: IBM は、LPAR、z 上の KVM、および z/VM 6.4 で稼働する Linux で、Dynamic Partition Manager (DPM) モードで作成された区画への ECKD FICON ディスクの追加および構成をサポートする予定です。
IBM Z インフラストラクチャーでの新規の DB2® Analytics Accelerator デプロイメント・オプション: DB2 Analytics Accelerator for z/OS は、 IBM Z および DB2 for z/OS を拡張して、トランザクションおよびアナリティクスのどちらの SQL 照会ワークロードの実行にも対応できるハイブリッド環境を形成します。 この拡張機能は、現在は 2 つのデプロイメント・オプション (IBM PureData® System for Analytics に基づくアプライアンスとして、あるいはホストされるクラウド環境として) を介して提供されています。 これらの 2 つのフォーム・ファクターに加えて、 IBM は、 IBM Z インフラストラクチャーでの新規の DB2 Analytics Accelerator デプロイメント・オプションを提供する予定です。 これによって、 DB2 Analytics Accelerator のお客様が使用可能なデプロイメント・オプションがさらに広がります。この新規のデプロイメント・オプションにより、 IBM Z インフラストラクチャーとの統合を深めることができます。お客様は、自身の要件に最も適したフォーム・ファクターを柔軟にデプロイできることの利点によって、統一された同質のサービス、サポート、および運用が可能になり、災害復旧などのプロセスとの統合を深めることができます。IBM の計画、方向性および指針に関する記述は、 IBM の裁量に基づき予告なく変更または撤回される場合があります。 今後の製品に関する情報は、IBM の製品の一般的な方向性を示すことを目的としたものであり、発注の意思決定のための判断基準の利用を意図したものではありません。今後の製品に関する情報は、いかなる資料、コード、または機能性を提供というコミットメント、約束、または法律上の義務について言及するものでもありません。 今後の製品に関する情報は、いかなる契約にも含めることはできません。IBM 製品について記載される今後のいかなるフィーチャーまたは機能の開発、発表、および時期は、IBM の判断で決定されます。
参照情報 |
IBM z13 について詳しくは、ハードウェア発表レター JG15-0001 を参照してください。
IBM z Systems プラットフォームの一部の製品のソフトウェアの営業活動終了およびサポートの終了について詳しくは、営業活動終了の発表レター JP15-0054 を参照してください。
z/OS V2.2 について詳しくは、ソフトウェア発表レター JP15-0366 を参照してください。
IBM z13s および IBM LinuxONE について詳しくは、ハードウェア発表レター JG16-0002 を参照してください。
IBM z13 および z13s サーバーの出荷に関する拡張サポートについて詳しくは、 JG16-0075 を参照してください。
z/VM 6.4 の発表について詳しくは、ソフトウェア発表レター JP16-0109 を参照してください。
z/OS 2.3 のプレビューについて詳しくは、ソフトウェア発表レター JP17-0104 を参照してください。
zSystems の長距離カップリングについて詳しくは、ハードウェア発表レター JG17-0038 を参照してください。
「IBM z/OS バージョン 2 リリース 3 - デジタル・トランスフォーメーションを推進」について詳しくは、ソフトウェア発表レター JP17-0306 を参照してください。
z/VM および一部の z/VM ベースのプログラムのサブキャパシティー料金設定条件について詳しくは、ソフトウェア発表レター JP17-0336 を参照してください。
製品番号 |
機能詳細 | マシン・タイプ | モデル | フィーチャー |
---|---|---|---|
IBM z14 | 3906 | M01 | |
M02 | |||
M03 | |||
M04 | |||
M05 | |||
MTU 1 --D | 0001 | ||
MTU 100 --D | 0002 | ||
MTU 1 --V | 0003 | ||
MTU 100 --V | 0004 | ||
GTU 1 - D | 0005 | ||
GTU 100 - D | 0006 | ||
GTU 1 - V | 0007 | ||
GTU 100 - V | 0008 | ||
GTU 1000 - D | 0009 | ||
GTU 1000 - V | 0010 | ||
Exchange Pgm Machine | 0012 | ||
Exchange Pgm Machine + Covers | 0013 | ||
Migration Offering Machine | 0014 | ||
Blue Letter Internal | 0015 | ||
HW for DPM | 0016 | ||
Customized MRReport | 0017 | ||
Cost Analysis Sizing | 0018 |
TKE Rack Mount w/4768 | 0080 |
TKE w/4768 | 0081 |
HMC | 0082 |
HMC Rack Mount | 0083 |
TKE Rack Mount w/4768 | 0085 |
TKE w/4768 | 0086 |
WWPN Persistence | 0099 |
マウス | 0152 |
HMC Tower Keyboard | 0153 |
HMC Rack Keybd/Monitor/Mouse | 0154 |
TKE Tower Keyboard | 0155 |
TKE Rack Keybd/Monitor/Mouse | 0156 |
Client Must Provide Mouse | 0186 |
Client Must Provide HMC Keybd | 0187 |
Client Must Provide HMC KMM | 0188 |
Client Must Provide TKE Keybd | 0189 |
Client Must Provide TKE KMM | 0190 |
Client Must Provide Display | 0191 |
1 CPE Capacity Unit | 0116 |
100 CPE Capacity Unit | 0117 |
10000 CPE Capacity Unit | 0118 |
1 CPE Capacity Unit-IFL | 0119 |
100 CPE Capacity Unit-IFL | 0120 |
1 CPE Capacity Unit-ICF | 0121 |
100 CPE Capacity Unit-ICF | 0122 |
1 CPE Capacity Unit-zIIP | 0125 |
100 CPE Capacity Unit-zIIP | 0126 |
1 CPE Capacity Unit-SAP | 0127 |
100 CPE Capacity Unit-SAP | 0128 |
A Fr Radiator | 4029 |
A Fr Water | 4030 |
Air w/o TEIO & w/o HtrR | 0072 |
Air w/o TEIO & w/HtR | 0073 |
Air w/ TEIO & w/o HtR | 0074 |
Air w/TEIO & w/HtR | 0075 |
Wat w/o TEIO & w/o HtrR | 0076 |
Wat w/o TEIO & w/ HtR | 0077 |
Wat w/TEIO & w/o HtR | 0078 |
Wat w/TEIO & w/HtR | 0079 |
Air w/o TEIO & w/o HtrR | 0105 |
Air w/o TEIO & w/HtR | 0106 |
Air w/TEIO & w/o HtR | 0107 |
Air w/TEIO & w/HtR | 0108 |
Wat w/o TEIO & w/o HtrR | 0109 |
Wat w/o TEIO & w/HtR | 0110 |
Wat w/TEIO & w/o HtR | 0111 |
Wat w/TEIO & w/HtR | 0112 |
Standard Cover Set | 0160 |
Thin Cover Set | 0161 |
Fanout Airflow GX++ | 0165 |
HCA3-O LR Fanout | 0170 |
HCA3-O Fanout | 0171 |
ICA SR Fanout | 0172 |
PCIe Fanout | 0173 |
Fanout Airflow PCIe | 0174 |
Manage FW Suite | 0019 |
Automate FW Suite | 0020 |
Ensemble membership | 0025 |
PCIe Interconnect | 0401 |
10 GbE RoCE Express2 | 0412 |
OSA-ICC 3215 Enablement | 0034 |
OSA-Express6S GbE LX | 0422 |
OSA-Express6S GbE SX | 0423 |
OSA-Express6S 10 GbE LR | 0424 |
OSA-Express6S 10 GbE SR | 0425 |
OSA-Express6S 1000BASE-T | 0426 |
FICON Express16S+ LX | 0427 |
FICON Express16S+ SX | 0428 |
zEDC Express | 0420 |
zHyperLink Express | 0431 |
Coupling Express LR | 0433 |
IBM Virtual Flash Memory | 0604 |
Read Only Media Option | 0845 |
TKE workstation w/4768 | 0849 |
4768 TKE Crypto Adapter | 0844 |
TKE Addl Smart Cards | 0892 |
32GB USB Backup Media | 0848 |
TKE 9.0 LIC | 0879 |
TKE Smart Card Reader | 0891 |
Crypto Express6S | 0893 |
RFID Tag | 0035 |
RFID Tag | 0036 |
RFID Tag | 0037 |
UID Label for DoD | 0998 |
---|---|
STP Enablement | 1021 |
EMEA Special Operations | 1022 |
32 GB Mem DIMM(5/feat) | 1627 |
64 GB Mem DIMM(5/feat) | 1628 |
128 GB Mem DIMM(5/feat) | 1629 |
256 GB Mem DIMM(5/feat) | 1630 |
512 GB Mem DIMM(5/feat) | 1631 |
LICCC Ship Via Net Ind | 1750 |
64GB Memory Capacity Incr | 1893 |
256GB Memory Capacity Incr | 1894 |
16GB FTR Converted Mem z12 | 1895 |
32GB FTR Converted Mem z12 | 1896 |
32GB FTR Converted Mem z13 | 1897 |
32GB Memory Capacity Incr | 1898 |
16GB FTR Converted Mem z13 | 1900 |
32GB Memory Capacity Incr >1TB | 1938 |
64GB Memory Capacity Incr >1TB | 1939 |
256GB Memory Capacity Incr >1TB | 1940 |
32GB Preplanned memory | 1990 |
64GB Preplanned Memory | 1991 |
64GB VFM Preplanned Memory | 1999 |
Line Cord Plan Ahead | 2000 |
256 GB Memory | 1660 |
320 GB Memory | 1661 |
384 GB Memory | 1662 |
448 GB Memory | 1663 |
512 GB Memory | 1664 |
576 GB Memory | 1665 |
704 GB Memory | 1666 |
832 GB Memory | 1667 |
960 GB Memory | 1668 |
1088 GB Memory | 1669 |
1216 GB Memory | 1670 |
1344 GB Memory | 1671 |
1472 GB Memory | 1672 |
1600 GB Memory | 1673 |
1856 GB Memory | 1674 |
2112 GB Memory | 1675 |
2368 GB Memory | 1676 |
2624 GB Memory | 1677 |
2880 GB Memory | 1678 |
3136 GB Memory | 1679 |
3392 GB Memory | 1680 |
3648 GB Memory | 1681 |
3904 GB Memory | 1682 |
4416 GB Memory | 1683 |
4928 GB Memory | 1684 |
5440 GB Memory | 1685 |
5952 GB Memory | 1686 |
6464 GB Memory | 1687 |
6976 GB Memory | 1688 |
7488 GB Memory | 1689 |
8000 GB Memory | 1690 |
米国英語 | 0235 |
フランス | 0236 |
ドイツ語/オーストリア語 | 0237 |
LA スペイン語 | 0238 |
スペイン | 0239 |
イタリア語 | 0240 |
カナダ・フランス語 | 0241 |
ポルトガル語 | 0242 |
英国英語 | 0243 |
ノルウェー語 | 0244 |
スウェーデン/フィンランド | 0245 |
オランダ | 0246 |
ベルギー・フランス語 | 0247 |
デンマーク | 0248 |
スイス・フランス語/ドイツ語 | 0249 |
Flat Panel Display | 6096 |
Balanced Power Plan Ahead | 3003 |
BPD Pair | 3014 |
BPR Pair | 3015 |
Internal Battery IBF | 3216 |
Universal Lift Tool Upg Kit | 3103 |
Universal Lift Tool/Ladder | 3105 |
FDT Adapter Kit | 3379 |
Fill and Drain Kit | 3380 |
Serv Docs Optional Print | 0033 |
CPACF Enablement | 3863 |
PCIe I/O Drawer | 4013 |
14ft Water Hose | 7801 |
FQC Bracket & Mounting Hdw | 7923 |
LC Duplex 6.6 ft Harness | 7924 |
LC Duplex 8.5ft Harness | 7925 |
LC Duplex 12 ft Harness | 7926 |
Top Exit I/O Cabling | 7942 |
Side Covers | 7949 |
Non Raised Floor Support | 7998 |
4-in-1 Bolt Down Kit | 8003 |
3-in-1 Bolt Down Kit-W | 8004 |
Bolt Down Kit, NRF | 8005 |
380-520V DC TE Cord BPE-1 | 8947 |
200V 3PH TE Cord BPE-11 | 8952 |
380-520V DC TE Cord BPE-2 | 8953 |
200V 3PH TE Cord BPE-2 | 8955 |
14 ft 380-520V DC line cord | 8963 |
14ft 200V 3PH cord | 8993 |
14 ft 380-520V DC Cut TE Cord | 8948 |
14 ft LoV 3PH Cut TE Cord | 8949 |
14 ft. HiV 3PH Cut TE Cord | 8951 |
14 ft 380-520V DC Cut Cord | 8965 |
14 ft LoV 3PH Cut Line Cord | 8982 |
14 ft. HiV 3PH Cut Line Cord | 8988 |
14 ft 200-240V 3PH Cut-LSZH | 8996 |
14 ft HiV 3PH Cut Line-LSZH | 8998 |
Non RSF On/Off CoD | 0032 | ||
Multi Order Ship Flag | 9000 | ||
Multi Order Rec Only Flag-NB | 9001 | ||
Multi Order Rec Only Flag-MES | 9002 | ||
RPO Action Flag | 9003 | ||
Downgraded PUs Per Request | 9004 | ||
On/Off CoD 100 IFL Days | 9874 | ||
On/Off CoD 100 ICF Days | 9875 | ||
On/Off CoD 100 CP Days | 9876 | ||
On/Off CoD 100 zIIP Days | 9877 | ||
On/Off CoD 100 SAP Days | 9878 | ||
On/Off CoD Act IFL Day | 9888 | ||
On/Off CoD Act ICF Day | 9889 | ||
On/Off CoD authorization | 9896 | ||
On/Off CoD Act Cap CP Day | 9897 | ||
Perm upgr authorization | 9898 | ||
CIU Activation (Flag) | 9899 | ||
On-Line CoD Buying (Flag) | 9900 | ||
On/Off CoD Act zIIP Day | 9908 | ||
On/Off CoD Act SAP Day | 9909 | ||
CBU authorization | 9910 | ||
CPE authorization | 9912 | ||
OPO Sales authorization | 9913 | ||
1 MSU day | 9917 | ||
100 MSU days | 9918 | ||
10000 MSU days | 9919 | ||
1 IFL day | 9920 | ||
100 IFL days | 9921 | ||
1 ICF day | 9922 | ||
100 ICF days | 9923 | ||
1 zIIP day | 9924 | ||
100 zIIP days | 9925 | ||
1 SAP day | 9928 | ||
100 SAP days | 9929 | ||
Weight Distribution Kit | 9970 | ||
Height Reduce Ship | 9975 | ||
Height reduce for return | 9976 | ||
CP4 | 1929 | ||
CP5 | 1930 | ||
CP6 | 1931 | ||
CP7 | 1932 | ||
IFL | 1933 | ||
ICF | 1934 | ||
SAP (オプション) | 1935 | ||
zIIP | 1936 | ||
Unassigned IFL | 1937 | ||
Additional CBU Test | 6805 | ||
Total CBU Years Ordered | 6817 | ||
CBU Records Ordered | 6818 | ||
Single CBU CP-Year | 6820 | ||
25 CBU CP-Year | 6821 | ||
Single CBU IFL Year | 6822 | ||
25 CBU IFL Year | 6823 | ||
Single CBU ICF Year | 6824 | ||
25 CBU ICF Year | 6825 | ||
Single CBU zIIP Year | 6828 | ||
25 CBU zIIP Year | 6829 | ||
Single CBU SAP Year | 6830 | ||
25 CBU SAP Year | 6831 | ||
CBU Replenishment | 6832 | ||
Capacity for Planned Event | 6833 | ||
OPO Sales Flag | 6835 | ||
OPO Sales Flag Alteration | 6836 | ||
0-Way Processor CP4 | 2001 | ||
1-Way Processor CP4 | 2002 | ||
2-Way Processor CP4 | 2003 | ||
3-Way Processor CP4 | 2004 | ||
4-Way Processor CP4 | 2005 | ||
5-Way Processor CP4 | 2006 | ||
6-Way Processor CP4 | 2007 | ||
7-Way Processor CP4 | 2008 | ||
8-Way Processor CP4 | 2009 | ||
9-Way Processor CP4 | 2010 | ||
10-Way Processor CP4 | 2011 | ||
11-Way Processor CP4 | 2012 | ||
12-Way Processor CP4 | 2013 | ||
13-Way Processor CP4 | 2014 | ||
14-Way Processor CP4 | 2015 | ||
15-Way Processor CP4 | 2016 年 | ||
16-Way Processor CP4 | 2017 | ||
17-Way Processor CP4 | 2018 | ||
18-Way Processor CP4 | 2019 | ||
19-Way Processor CP4 | 2020 | ||
20-Way Processor CP4 | 2021 | ||
21-Way Processor CP4 | 2022 | ||
22-Way Processor CP4 | 2023 | ||
23-Way Processor CP4 | 2024 | ||
24-Way Processor CP4 | 2025 | ||
25-Way Processor CP4 | 2026 | ||
26-Way Processor CP4 | 2027 | ||
27-Way Processor CP4 | 2028 | ||
28-Way Processor CP4 | 2029 | ||
29-Way Processor CP4 | 2030 | ||
30-Way Processor CP4 | 2031 | ||
31-Way Processor CP4 | 2032 | ||
32-Way Processor CP4 | 2033 | ||
33-Way Processor CP4 | 2034 | ||
1-Way Processor CP5 | 2035 | ||
2-Way Processor CP5 | 2036 | ||
3-Way Processor CP5 | 2037 | ||
4-Way Processor CP5 | 2038 | ||
5-Way Processor CP5 | 2039 | ||
6-Way Processor CP5 | 2040 | ||
7-Way Processor CP5 | 2041 | ||
8-Way Processor CP5 | 2042 | ||
9-Way Processor CP5 | 2043 | ||
10-Way Processor CP5 | 2044 | ||
11-Way Processor CP5 | 2045 | ||
12-Way Processor CP5 | 2046 | ||
13-Way Processor CP5 | 2047 | ||
14-Way Processor CP5 | 2048 | ||
15-Way Processor CP5 | 2049 | ||
16-Way Processor CP5 | 2050 | ||
17-Way Processor CP5 | 2051 | ||
18-Way Processor CP5 | 2052 | ||
19-Way Processor CP5 | 2053 | ||
20-Way Processor CP5 | 2054 | ||
21-Way Processor CP5 | 2055 | ||
22-Way Processor CP5 | 2056 | ||
23-Way Processor CP5 | 2057 | ||
24-Way Processor CP5 | 2058 | ||
25-Way Processor CP5 | 2059 | ||
26-Way Processor CP5 | 2060 | ||
27-Way Processor CP5 | 2061 | ||
28-Way Processor CP5 | 2062 | ||
29-Way Processor CP5 | 2063 | ||
30-Way Processor CP5 | 2064 | ||
31-Way Processor CP5 | 2065 | ||
32-Way Processor CP5 | 2066 | ||
33-Way Processor CP5 | 2067 | ||
1-Way Processor CP6 | 2068 | ||
2-Way Processor CP6 | 2069 | ||
3-Way Processor CP6 | 2070 | ||
4-Way Processor CP6 | 2071 | ||
5-Way Processor CP6 | 2072 | ||
6-Way Processor CP6 | 2073 | ||
7-Way Processor CP6 | 2074 | ||
8-Way Processor CP6 | 2075 | ||
9-Way Processor CP6 | 2076 | ||
10-Way Processor CP6 | 2077 | ||
11-Way Processor CP6 | 2078 | ||
12-Way Processor CP6 | 2079 | ||
13-Way Processor CP6 | 2080 | ||
14-Way Processor CP6 | 2081 | ||
15-Way Processor CP6 | 2082 | ||
16-Way Processor CP6 | 2083 | ||
17-Way Processor CP6 | 2084 | ||
18-Way Processor CP6 | 2085 | ||
19-Way Processor CP6 | 2086 | ||
20-Way Processor CP6 | 2087 | ||
21-Way Processor CP6 | 2088 | ||
22-Way Processor CP6 | 2089 | ||
23-Way Processor CP6 | 2090 | ||
24-Way Processor CP6 | 2091 | ||
25-Way Processor CP6 | 2092 | ||
26-Way Processor CP6 | 2093 | ||
27-Way Processor CP6 | 2094 | ||
28-Way Processor CP6 | 2095 | ||
29-Way Processor CP6 | 2096 | ||
30-Way Processor CP6 | 2097 | ||
31-Way Processor CP6 | 2098 | ||
32-Way Processor CP6 | 2099 | ||
33-Way Processor CP6 | 2100 | ||
1-Way Processor CP7 | 2101 | ||
2-Way Processor CP7 | 2102 | ||
3-Way Processor CP7 | 2103 | ||
4-Way Processor CP7 | 2104 | ||
5-Way Processor CP7 | 2105 | ||
6-Way Processor CP7 | 2106 | ||
7-Way Processor CP7 | 2107 | ||
8-Way Processor CP7 | 2108 | ||
9-Way Processor CP7 | 2109 | ||
10-Way Processor CP7 | 2110 | ||
11-Way Processor CP7 | 2111 | ||
12-Way Processor CP7 | 2112 | ||
13-Way Processor CP7 | 2113 | ||
14-Way Processor CP7 | 2114 | ||
15-Way Processor CP7 | 2115 | ||
16-Way Processor CP7 | 2116 | ||
17-Way Processor CP7 | 2117 | ||
18-Way Processor CP7 | 2118 | ||
19-Way Processor CP7 | 2119 | ||
20-Way Processor CP7 | 2120 | ||
21-Way Processor CP7 | 2121 | ||
22-Way Processor CP7 | 2122 | ||
23-Way Processor CP7 | 2123 | ||
24-Way Processor CP7 | 2124 | ||
25-Way Processor CP7 | 2125 | ||
26-Way Processor CP7 | 2126 | ||
27-Way Processor CP7 | 2127 | ||
28-Way Processor CP7 | 2128 | ||
29-Way Processor CP7 | 2129 | ||
30-Way Processor CP7 | 2130 | ||
31-Way Processor CP7 | 2131 | ||
32-Way Processor CP7 | 2132 | ||
33-Way Processor CP7 | 2133 | ||
400 Capacity Marker | 2519 | ||
401 Capacity Marker | 2520 | ||
402 Capacity Marker | 2521 | ||
403 Capacity Marker | 2522 | ||
404 Capacity Marker | 2523 | ||
405 Capacity Marker | 2524 | ||
406 Capacity Marker | 2525 | ||
407 Capacity Marker | 2526 | ||
408 Capacity Marker | 2527 | ||
409 Capacity Marker | 2528 | ||
410 Capacity Marker | 2529 | ||
411 Capacity Marker | 2530 | ||
412 Capacity Marker | 2531 | ||
413 Capacity Marker | 2532 | ||
414 Capacity Marker | 2533 | ||
415 Capacity Marker | 2534 | ||
416 Capacity Marker | 2535 | ||
417 Capacity Marker | 2536 | ||
418 Capacity Marker | 2537 | ||
419 Capacity Marker | 2538 | ||
420 Capacity Marker | 2539 | ||
421 Capacity Marker | 2540 | ||
422 Capacity Marker | 2541 | ||
423 Capacity Marker | 2542 | ||
424 Capacity Marker | 2543 | ||
425 Capacity Marker | 2544 | ||
426 Capacity Marker | 2545 | ||
427 Capacity Marker | 2546 | ||
428 Capacity Marker | 2547 | ||
429 Capacity Marker | 2548 | ||
430 Capacity Marker | 2549 | ||
431 Capacity Marker | 2550 | ||
432 Capacity Marker | 2551 | ||
433 Capacity Marker | 2552 | ||
501 Capacity Marker | 2553 | ||
502 Capacity Marker | 2554 | ||
503 Capacity Marker | 2555 | ||
504 Capacity Marker | 2556 | ||
505 Capacity Marker | 2557 | ||
506 Capacity Marker | 2558 | ||
507 Capacity Marker | 2559 | ||
508 Capacity Marker | 2560 | ||
509 Capacity Marker | 2561 | ||
510 Capacity Marker | 2562 | ||
511 Capacity Marker | 2563 | ||
512 Capacity Marker | 2564 | ||
513 Capacity Marker | 2565 | ||
514 Capacity Marker | 2566 | ||
515 Capacity Marker | 2567 | ||
516 Capacity Marker | 2568 | ||
517 Capacity Marker | 2569 | ||
518 Capacity Marker | 2570 | ||
519 Capacity Marker | 2571 | ||
520 Capacity Marker | 2572 | ||
521 Capacity Marker | 2573 | ||
522 Capacity Marker | 2574 | ||
523 Capacity Marker | 2575 | ||
524 Capacity Marker | 2576 | ||
525 Capacity Marker | 2577 | ||
526 Capacity Marker | 2578 | ||
527 Capacity Marker | 2579 | ||
528 Capacity Marker | 2580 | ||
529 Capacity Marker | 2581 | ||
530 Capacity Marker | 2582 | ||
531 Capacity Marker | 2583 | ||
532 Capacity Marker | 2584 | ||
533 Capacity Marker | 2585 | ||
601 Capacity Marker | 2586 | ||
602 Capacity Marker | 2587 | ||
603 Capacity Marker | 2588 | ||
604 Capacity Marker | 2589 | ||
605 Capacity Marker | 2590 | ||
606 Capacity Marker | 2591 | ||
607 Capacity Marker | 2592 | ||
608 Capacity Marker | 2593 | ||
609 Capacity Marker | 2594 | ||
610 Capacity Marker | 2595 | ||
611 Capacity Marker | 2596 | ||
612 Capacity Marker | 2597 | ||
613 Capacity Marker | 2598 | ||
614 Capacity Marker | 2599 | ||
615 Capacity Marker | 2600 | ||
616 Capacity Marker | 2601 | ||
617 Capacity Marker | 2602 | ||
618 Capacity Marker | 2603 | ||
619 Capacity Marker | 2604 | ||
620 Capacity Marker | 2605 | ||
621 Capacity Marker | 2606 | ||
622 Capacity Marker | 2607 | ||
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624 Capacity Marker | 2609 | ||
625 Capacity Marker | 2610 | ||
626 Capacity Marker | 2611 | ||
627 Capacity Marker | 2612 | ||
628 Capacity Marker | 2613 | ||
629 Capacity Marker | 2614 | ||
630 Capacity Marker | 2615 | ||
631 Capacity Marker | 2616 | ||
632 Capacity Marker | 2617 | ||
633 Capacity Marker | 2618 | ||
701 Capacity Marker | 2619 | ||
702 Capacity Marker | 2620 | ||
703 Capacity Marker | 2621 | ||
704 Capacity Marker | 2622 | ||
705 Capacity Marker | 2623 | ||
706 Capacity Marker | 2624 | ||
707 Capacity Marker | 2625 | ||
708 Capacity Marker | 2626 | ||
709 Capacity Marker | 2627 | ||
710 Capacity Marker | 2628 | ||
711 Capacity Marker | 2629 | ||
712 Capacity Marker | 2630 | ||
713 Capacity Marker | 2631 | ||
714 Capacity Marker | 2632 | ||
715 Capacity Marker | 2633 | ||
716 Capacity Marker | 2634 | ||
717 Capacity Marker | 2635 | ||
718 Capacity Marker | 2636 | ||
719 Capacity Marker | 2637 | ||
720 Capacity Marker | 2638 | ||
721 Capacity Marker | 2639 | ||
722 Capacity Marker | 2640 | ||
723 Capacity Marker | 2641 | ||
724 Capacity Marker | 2642 | ||
725 Capacity Marker | 2643 | ||
726 Capacity Marker | 2644 | ||
727Capacity Marker | 2645 | ||
728 Capacity Marker | 2646 | ||
729 Capacity Marker | 2647 | ||
730 Capacity Marker | 2648 | ||
731 Capacity Marker | 2649 | ||
732 Capacity Marker | 2650 | ||
733 Capacity Marker | 2651 | ||
IBM z14 | 3906 | M01 | |
Model M01 Air Cooled | 1023 | ||
Model M01 Water Cooled | 1028 | ||
IBM z14 | 3906 | M02 | |
Model M02 Air Cooled | 1024 | ||
Model M02 Water Cooled | 1029 | ||
IBM z14 | 3906 | M03 | |
Model M03 Air Cooled | 1025 | ||
Model M03 Water Cooled | 1030 | ||
IBM z14 | 3906 | M04 | |
Model M04 Air Cooled | 1026 | ||
Model M04 Water Cooled | 1031 | ||
IBM z14 | 3906 | M05 | |
Model M05 Air Cooled | 1027 | ||
Model M05 Water Cooled | 1032 | ||
IBM z14 | 3906 | M02 | |
M03 | |||
M04 | |||
M05 | |||
8512 GB Memory | 1691 | ||
9024 GB Memory | 1692 | ||
9536 GB Memory | 1693 | ||
10048 GB Memory | 1694 | ||
10560 GB Memory | 1695 | ||
11072 GB Memory | 1696 | ||
11584 GB Memory | 1697 | ||
12096 GB Memory | 1698 | ||
12608 GB Memory | 1699 | ||
13120 GB Memory | 1700 | ||
13632 GB Memory | 1701 | ||
14144 GB Memory | 1702 | ||
14656 GB Memory | 1703 | ||
15168 GB Memory | 1704 | ||
15680 GB Memory | 1705 | ||
16192 GB Memory | 1706 | ||
34-Way Processor CP7 | 2134 | ||
35-Way Processor CP7 | 2135 | ||
36-Way Processor CP7 | 2136 | ||
37-Way Processor CP7 | 2137 | ||
38-Way Processor CP7 | 2138 | ||
39-Way Processor CP7 | 2139 | ||
40-Way Processor CP7 | 2140 | ||
41-Way Processor CP7 | 2141 | ||
42-Way Processor CP7 | 2142 | ||
43-Way Processor CP7 | 2143 | ||
44-Way Processor CP7 | 2144 | ||
45-Way Processor CP7 | 2145 | ||
46-Way Processor CP7 | 2146 | ||
47-Way Processor CP7 | 2147 | ||
48-Way Processor CP7 | 2148 | ||
49-Way Processor CP7 | 2149 | ||
50-Way Processor CP7 | 2150 | ||
51-Way Processor CP7 | 2151 | ||
52-Way Processor CP7 | 2152 | ||
53-Way Processor CP7 | 2153 | ||
54-Way Processor CP7 | 2154 | ||
55-Way Processor CP7 | 2155 | ||
56-Way Processor CP7 | 2156 | ||
57-Way Processor CP7 | 2157 | ||
58-Way Processor CP7 | 2158 | ||
59-Way Processor CP7 | 2159 | ||
60-Way Processor CP7 | 2160 | ||
61-Way Processor CP7 | 2161 | ||
62-Way Processor CP7 | 2162 | ||
63-Way Processor CP7 | 2163 | ||
64-Way Processor CP7 | 2164 | ||
65-Way Processor CP7 | 2165 | ||
66-Way Processor CP7 | 2166 | ||
67-Way Processor CP7 | 2167 | ||
68-Way Processor CP7 | 2168 | ||
69-Way Processor CP7 | 2169 |
734 Capacity Marker | 2652 | ||
735 Capacity Marker | 2653 | ||
736 Capacity Marker | 2654 | ||
737 Capacity Marker | 2655 | ||
738 Capacity Marker | 2656 | ||
739 Capacity Marker | 2657 | ||
740 Capacity Marker | 2658 | ||
741 Capacity Marker | 2659 | ||
742 Capacity Marker | 2660 | ||
743 Capacity Marker | 2661 | ||
744 Capacity Marker | 2662 | ||
745 Capacity Marker | 2663 | ||
746 Capacity Marker | 2664 | ||
747 Capacity Marker | 2665 | ||
748 Capacity Marker | 2666 | ||
749 Capacity Marker | 2667 | ||
750 Capacity Marker | 2668 | ||
751 Capacity Marker | 2669 | ||
752 Capacity Marker | 2670 | ||
753 Capacity Marker | 2671 | ||
754 Capacity Marker | 2672 | ||
755 Capacity Marker | 2673 | ||
756 Capacity Marker | 2674 | ||
757 Capacity Marker | 2675 | ||
758 Capacity Marker | 2676 | ||
759 Capacity Marker | 2677 | ||
760 Capacity Marker | 2678 | ||
761 Capacity Marker | 2679 | ||
762 Capacity Marker | 2680 | ||
763 Capacity Marker | 2681 | ||
764 Capacity Marker | 2682 | ||
765 Capacity Marker | 2683 | ||
766 Capacity Marker | 2684 | ||
767 Capacity Marker | 2685 | ||
768 Capacity Marker | 2686 | ||
769 Capacity Marker | 2687 | ||
IBM z14 | 3906 | M03 | |
M04 | |||
M05 | |||
16704 GB Memory | 1707 | ||
17216 GB Memory | 1708 | ||
17728 GB Memory | 1709 | ||
18240 GB Memory | 1710 | ||
18732 GB Memory | 1711 | ||
19264 GB Memory | 1712 | ||
19776 GB Memory | 1713 | ||
20288 GB Memory | 1714 | ||
20800 GB Memory | 1715 | ||
21312 GB Memory | 1716 | ||
21824 GB Memory | 1717 | ||
22336 GB Memory | 1718 | ||
22848 GB Memory | 1719 | ||
23360 GB Memory | 1720 | ||
23872 GB Memory | 1721 | ||
24384 GB Memory | 1722 | ||
70-Way Processor CP7 | 2170 | ||
71-Way Processor CP7 | 2171 | ||
72-Way Processor CP7 | 2172 | ||
73-Way Processor CP7 | 2173 | ||
74-Way Processor CP7 | 2174 | ||
75-Way Processor CP7 | 2175 | ||
76-Way Processor CP7 | 2176 | ||
77-Way Processor CP7 | 2177 | ||
78-Way Processor CP7 | 2178 | ||
79-Way Processor CP7 | 2179 | ||
80-Way Processor CP7 | 2180 | ||
81-Way Processor CP7 | 2181 | ||
82-Way Processor CP7 | 2182 | ||
83-Way Processor CP7 | 2183 | ||
84-Way Processor CP7 | 2184 | ||
85-Way Processor CP7 | 2185 | ||
86-Way Processor CP7 | 2186 | ||
87-Way Processor CP7 | 2187 | ||
88-Way Processor CP7 | 2188 | ||
89-Way Processor CP7 | 2189 | ||
90-Way Processor CP7 | 2190 | ||
91-Way Processor CP7 | 2191 | ||
92-Way Processor CP7 | 2192 | ||
93-Way Processor CP7 | 2193 | ||
94-Way Processor CP7 | 2194 | ||
95-Way Processor CP7 | 2195 | ||
96-Way Processor CP7 | 2196 | ||
97-Way Processor CP7 | 2197 | ||
98-Way Processor CP7 | 2198 | ||
99-Way Processor CP7 | 2199 | ||
100-Way Processor CP7 | 2200 | ||
101-Way Processor CP7 | 2201 | ||
102-Way Processor CP7 | 2202 | ||
103-Way Processor CP7 | 2203 | ||
104-Way Processor CP7 | 2204 | ||
105-Way Processor CP7 | 2205 | ||
770 Capacity Marker | 2688 | ||
771 Capacity Marker | 2689 | ||
772 Capacity Marker | 2690 | ||
773 Capacity Marker | 2691 | ||
774 Capacity Marker | 2692 | ||
775 Capacity Marker | 2693 | ||
776 Capacity Marker | 2694 | ||
777 Capacity Marker | 2695 | ||
778 Capacity Marker | 2696 | ||
779 Capacity Marker | 2697 | ||
780 Capacity Marker | 2698 | ||
781 Capacity Marker | 2699 | ||
782 Capacity Marker | 2700 | ||
783 Capacity Marker | 2701 | ||
784 Capacity Marker | 2702 | ||
785 Capacity Marker | 2703 | ||
786 Capacity Marker | 2704 | ||
787 Capacity Marker | 2705 | ||
788 Capacity Marker | 2706 | ||
789 Capacity Marker | 2707 | ||
790 Capacity Marker | 2708 | ||
791 Capacity Marker | 2709 | ||
792 Capacity Marker | 2710 | ||
793 Capacity Marker | 2711 | ||
794 Capacity Marker | 2712 | ||
795 Capacity Marker | 2713 | ||
796 Capacity Marker | 2714 | ||
797 Capacity Marker | 2715 | ||
798 Capacity Marker | 2716 | ||
799 Capacity Marker | 2717 | ||
7A0 Capacity Marker | 2718 | ||
7A1 Capacity Marker | 2719 | ||
7A2 Capacity Marker | 2720 | ||
7A3 Capacity Marker | 2721 | ||
7A4 Capacity Marker | 2722 | ||
7A5 Capacity Marker | 2723 | ||
IBM z14 | 3906 | M04 | |
M05 | |||
24896 GB Memory | 1723 | ||
25408 GB Memory | 1724 | ||
25920 GB Memory | 1725 | ||
26432 GB Memory | 1726 | ||
26944 GB Memory | 1727 | ||
27456 GB Memory | 1728 | ||
27968 GB Memory | 1729 | ||
28480 GB Memory | 1730 | ||
28992 GB Memory | 1731 | ||
29504 GB Memory | 1732 | ||
30016 GB Memory | 1733 | ||
30528 GB Memory | 1734 | ||
31040 GB Memory | 1735 | ||
31552 GB Memory | 1736 | ||
32064 GB Memory | 1737 | ||
32576 GB Memory | 1738 | ||
106-Way Processor CP7 | 2206 | ||
107-Way Processor CP7 | 2207 | ||
108-Way Processor CP7 | 2208 | ||
109-Way Processor CP7 | 2209 | ||
110-Way Processor CP7 | 2210 | ||
111-Way Processor CP7 | 2211 | ||
112-Way Processor CP7 | 2212 | ||
113-Way Processor CP7 | 2213 | ||
114-Way Processor CP7 | 2214 | ||
115-Way Processor CP7 | 2215 | ||
116-Way Processor CP7 | 2216 | ||
117-Way Processor CP7 | 2217 | ||
118-Way Processor CP7 | 2218 | ||
119-Way Processor CP7 | 2219 | ||
120-Way Processor CP7 | 2220 | ||
121-Way Processor CP7 | 2221 | ||
122-Way Processor CP7 | 2222 | ||
123-Way Processor CP7 | 2223 | ||
124-Way Processor CP7 | 2224 | ||
125-Way Processor CP7 | 2225 | ||
126-Way Processor CP7 | 2226 | ||
127-Way Processor CP7 | 2227 | ||
128-Way Processor CP7 | 2228 | ||
129-Way Processor CP7 | 2229 | ||
130-Way Processor CP7 | 2230 | ||
131-Way Processor CP7 | 2231 | ||
132-Way Processor CP7 | 2232 | ||
133-Way Processor CP7 | 2233 | ||
134-Way Processor CP7 | 2234 | ||
135-Way Processor CP7 | 2235 | ||
136-Way Processor CP7 | 2236 | ||
137-Way Processor CP7 | 2237 | ||
138-Way Processor CP7 | 2238 | ||
139-Way Processor CP7 | 2239 | ||
140-Way Processor CP7 | 2240 | ||
141-Way Processor CP7 | 2241 | ||
7A6 Capacity Marker | 2724 | ||
7A7 Capacity Marker | 2725 | ||
7A8 Capacity Marker | 2726 | ||
7A9 Capacity Marker | 2727 | ||
7B0 Capacity Marker | 2728 | ||
7B1 Capacity Marker | 2729 | ||
7B2 Capacity Marker | 2730 | ||
7B3 Capacity Marker | 2731 | ||
7B4 Capacity Marker | 2732 | ||
7B5 Capacity Marker | 2733 | ||
7B6 Capacity Marker | 2734 | ||
7B7 Capacity Marker | 2735 | ||
7B8 Capacity Marker | 2736 | ||
7B9 Capacity Marker | 2737 | ||
7C0 Capacity Marker | 2738 | ||
7C1 Capacity Marker | 2739 | ||
7C2 Capacity Marker | 2740 | ||
7C3 Capacity Marker | 2741 | ||
7C4 Capacity Marker | 2742 | ||
7C5 Capacity Marker | 2743 | ||
7C6 Capacity Marker | 2744 | ||
7C7 Capacity Marker | 2745 | ||
7C8 Capacity Marker | 2746 | ||
7C9 Capacity Marker | 2747 | ||
7D0 Capacity Marker | 2748 | ||
7D1 Capacity Marker | 2749 | ||
7D2 Capacity Marker | 2750 | ||
7D3 Capacity Marker | 2751 | ||
7D4 Capacity Marker | 2752 | ||
7D5 Capacity Marker | 2753 | ||
7D6 Capacity Marker | 2754 | ||
7D7 Capacity Marker | 2755 | ||
7D8 Capacity Marker | 2756 | ||
7D9 Capacity Marker | 2757 | ||
7E0 Capacity Marker | 2758 | ||
7E1 Capacity Marker | 2759 | ||
IBM z14 | 3906 | M05 | |
142-Way Processor CP7 | 2242 | ||
143-Way Processor CP7 | 2243 | ||
144-Way Processor CP7 | 2244 | ||
145-Way Processor CP7 | 2245 | ||
146-Way Processor CP7 | 2246 | ||
147-Way Processor CP7 | 2247 | ||
148-Way Processor CP7 | 2248 | ||
149-Way Processor CP7 | 2249 | ||
150-Way Processor CP7 | 2250 | ||
151-Way Processor CP7 | 2251 | ||
152-Way Processor CP7 | 2252 | ||
153-Way Processor CP7 | 2253 | ||
154-Way Processor CP7 | 2254 | ||
155-Way Processor CP7 | 2255 | ||
156-Way Processor CP7 | 2256 | ||
157-Way Processor CP7 | 2257 | ||
158-Way Processor CP7 | 2258 | ||
159-Way Processor CP7 | 2259 | ||
160-Way Processor CP7 | 2260 | ||
161-Way Processor CP7 | 2261 | ||
162-Way Processor CP7 | 2262 | ||
163-Way Processor CP7 | 2263 | ||
164-Way Processor CP7 | 2264 | ||
165-Way Processor CP7 | 2265 | ||
166-Way Processor CP7 | 2266 | ||
167-Way Processor CP7 | 2267 | ||
168-Way Processor CP7 | 2268 | ||
169-Way Processor CP7 | 2269 | ||
170-Way Processor CP7 | 2270 | ||
7E2 Capacity Marker | 2760 | ||
7E3 Capacity Marker | 2761 | ||
7E4 Capacity Marker | 2762 | ||
7E5 Capacity Marker | 2763 | ||
7E6 Capacity Marker | 2764 | ||
7E7 Capacity Marker | 2765 | ||
7E8 Capacity Marker | 2766 | ||
7E9 Capacity Marker | 2767 | ||
7F0 Capacity Marker | 2768 | ||
7F1 Capacity Marker | 2769 | ||
7F2 Capacity Marker | 2770 | ||
7F3 Capacity Marker | 2771 | ||
7F4 Capacity Marker | 2772 | ||
7F5 Capacity Marker | 2773 | ||
7F6 Capacity Marker | 2774 | ||
7F7 Capacity Marker | 2775 | ||
7F8 Capacity Marker | 2776 | ||
7F9 Capacity Marker | 2777 | ||
7G0 Capacity Marker | 2778 | ||
7G1 Capacity Marker | 2779 | ||
7G2 Capacity Marker | 2780 | ||
7G3 Capacity Marker | 2781 | ||
7G4 Capacity Marker | 2782 | ||
7G5 Capacity Marker | 2783 | ||
7G6 Capacity Marker | 2784 | ||
7G7 Capacity Marker | 2785 | ||
7G8 Capacity Marker | 2786 | ||
7G9 Capacity Marker | 2787 | ||
7H0 Capacity Marker | 2788 |
機能詳細 | マシン・タイプ | モデル | フィーチャー |
---|---|---|---|
z13 | 2964 | N30 | |
N63 | |||
N96 | |||
NC9 | |||
NE1 | |||
L30 | |||
L63 | |||
L96 | |||
LC9 | |||
LE1 |
中国を除くすべての国 | |
TKE Rack Mount w/4768 | 0080 |
TKE w/4768 | 0081 |
4768 TKE Crypto Adapter | 0844 |
TKE workstation w/4768 | 0849 |
中国を除くすべての国 |
HMC | 0082 |
HMC Rack Mount | 0083 |
TKE Rack Mount w/4768 | 0085 |
TKE w/4768 | 0086 |
TKE 9.0 LIC | 0879 |
Coupling Express LR | 0433 |
機能詳細 | マシン・タイプ | モデル | フィーチャー |
---|---|---|---|
z13s | 2965 | N10 | |
N20 | |||
L10 | |||
L20 |
中国を除くすべての国 | |
TKE Rack Mount w/4768 | 0080 |
TKE w/4768 | 0081 |
4768 TKE Crypto Adapter | 0844 |
TKE workstation w/4768 | 0849 |
中国を除くすべての国 |
HMC | 0082 |
HMC Rack Mount | 0083 |
TKE Rack Mount w/4768 | 0085 |
TKE w/4768 | 0086 |
TKE 9.0 LIC | 0879 |
Coupling Express LR | 0433 |
アップグレードでキャリー・フォワードできる予定のフィーチャー:
以下の機能は、 IBM z14 へのアップグレード時にインストールされている場合には保持されます。
機能詳細 | マシン・タイプ | モデル | フィーチャー |
---|---|---|---|
IBM z14 | 3906 | M01 | |
M02 | |||
M03 | |||
M04 | |||
M05 | |||
HMC | 0092 | ||
HMC Rack Mount | 0094 | ||
HMC | 0095 | ||
HMC Rack Mount | 0096 | ||
TKE Rack Mount w/4767 | 0097 | ||
TKE w/4767 | 0098 | ||
OSA-Express4S 1000BASE-T | 0408 | ||
OSA-Express5S GbE LX | 0413 | ||
OSA-Express5S GbE SX | 0414 | ||
OSA-Express5S 10 GbE LR | 0415 | ||
OSA-Express5S 10 GbE SX | 0416 | ||
OSA-Express5S 1000BASE-T | 0417 | ||
FICON Express8S 10KM LX | 0409 | ||
FICON Express8S SX | 0410 | ||
FICON Express16S LX | 0418 | ||
FICON Express16S SX | 0419 | ||
10GbE RoCE Express | 0411 | ||
TKE workstation | 0842 | ||
TKE workstation w/4767 | 0847 | ||
Addl smart cards | 0884 | ||
TKE Smart Card Reader | 0885 | ||
Crypto Express5S | 0890 | ||
Fill and Drain Kit | 3378 | ||
Universal Lift Tool/Ladder | 3759 |
モデル変更
変更元 | 変更元 | 変更先 | 変更先 | ||
---|---|---|---|---|---|
マシン・タイプ | モデル | マシン・タイプ | モデル | 機能詳細 | |
2827 | H20 | 3906 | M01 | (*) | H20 r から M01 a |
2827 | H20 | 3906 | M02 | (*) | H20 r から M02 a |
2827 | H20 | 3906 | M03 | (*) | H20 r から M03 a |
2827 | H20 | 3906 | M04 | (*) | H20 r から M04 a |
2827 | H20 | 3906 | M05 | (*) | H20 r から M05 a |
2827 | H20 | 3906 | M01 | (*) | H20 r から M01 w |
2827 | H20 | 3906 | M02 | (*) | H20 r から M02 w |
2827 | H20 | 3906 | M03 | (*) | H20 r から M03 w |
2827 | H20 | 3906 | M04 | (*) | H20 r から M04 w |
2827 | H20 | 3906 | M05 | (*) | H20 r から M05 w |
2827 | H43 | 3906 | M01 | (*) | H43 r から M01 a |
2827 | H43 | 3906 | M02 | (*) | H43 r から M02 a |
2827 | H43 | 3906 | M03 | (*) | H43 r から M03 a |
2827 | H43 | 3906 | M04 | (*) | H43 r から M04 a |
2827 | H43 | 3906 | M05 | (*) | H43 r から M05 a |
2827 | H43 | 3906 | M01 | (*) | H43 r から M01 w |
2827 | H43 | 3906 | M02 | (*) | H43 r から M02 w |
2827 | H43 | 3906 | M03 | (*) | H43 r から M03 w |
2827 | H43 | 3906 | M04 | (*) | H43 r から M04 w |
2827 | H43 | 3906 | M05 | (*) | H43 r から M05 w |
2827 | H66 | 3906 | M01 | (*) | H66 r から M01 a |
2827 | H66 | 3906 | M02 | (*) | H66 r から M02 a |
2827 | H66 | 3906 | M03 | (*) | H66 r から M03 a |
2827 | H66 | 3906 | M04 | (*) | H66 r から M04 a |
2827 | H66 | 3906 | M05 | (*) | H66 r から M05 a |
2827 | H66 | 3906 | M01 | (*) | H66 r から M01 w |
2827 | H66 | 3906 | M02 | (*) | H66 r から M02 w |
2827 | H66 | 3906 | M03 | (*) | H66 r から M03 w |
2827 | H66 | 3906 | M04 | (*) | H66 r から M04 w |
2827 | H66 | 3906 | M05 | (*) | H66 r から M05 w |
2827 | H89 | 3906 | M01 | (*) | H89 r から M01 a |
2827 | H89 | 3906 | M02 | (*) | H89 r から M02 a |
2827 | H89 | 3906 | M03 | (*) | H89 r から M03 a |
2827 | H89 | 3906 | M04 | (*) | H89 r から M04 a |
2827 | H89 | 3906 | M05 | (*) | H89 r から M05 a |
2827 | H89 | 3906 | M01 | (*) | H89 r から M01 w |
2827 | H89 | 3906 | M02 | (*) | H89 r から M02 w |
2827 | H89 | 3906 | M03 | (*) | H89 r から M03 w |
2827 | H89 | 3906 | M04 | (*) | H89 r から M04 w |
2827 | H89 | 3906 | M05 | (*) | H89 r から M05 w |
2827 | HA1 | 3906 | M01 | (*) | HA1 r から M01 a |
2827 | HA1 | 3906 | M02 | (*) | HA1 r から M02 a |
2827 | HA1 | 3906 | M03 | (*) | HA1 r から M03 a |
2827 | HA1 | 3906 | M04 | (*) | HA1 r から M04 a |
2827 | HA1 | 3906 | M05 | (*) | HA1 r から M05 a |
2827 | HA1 | 3906 | M01 | (*) | HA1 r から M01 w |
2827 | HA1 | 3906 | M02 | (*) | HA1 r から M02 w |
2827 | HA1 | 3906 | M03 | (*) | HA1 r から M03 w |
2827 | HA1 | 3906 | M04 | (*) | HA1 r から M04 w |
2827 | HA1 | 3906 | M05 | (*) | HA1 r から M05 w |
2827 | H20 | 3906 | M01 | (*) | H20 w から M01 w |
2827 | H20 | 3906 | M02 | (*) | H20 w から M02 w |
2827 | H20 | 3906 | M03 | (*) | H20 w から M03 w |
2827 | H20 | 3906 | M04 | (*) | H20 w から M04 w |
2827 | H20 | 3906 | M05 | (*) | H20 w から M05 w |
2827 | H43 | 3906 | M01 | (*) | H43 w から M01 w |
2827 | H43 | 3906 | M02 | (*) | H43 w から M02 w |
2827 | H43 | 3906 | M03 | (*) | H43 w から M03 w |
2827 | H43 | 3906 | M04 | (*) | H43 w から M04 w |
2827 | H43 | 3906 | M05 | (*) | H43 w から M05 w |
2827 | H66 | 3906 | M01 | (*) | H66 w から M01 w |
2827 | H66 | 3906 | M02 | (*) | H66 w から M02 w |
2827 | H66 | 3906 | M03 | (*) | H66 w から M03 w |
2827 | H66 | 3906 | M04 | (*) | H66 w から M04 w |
2827 | H66 | 3906 | M05 | (*) | H66 w から M05 w |
2827 | H89 | 3906 | M01 | (*) | H89 w から M01 w |
2827 | H89 | 3906 | M02 | (*) | H89 w から M02 w |
2827 | H89 | 3906 | M03 | (*) | H89 w から M03 w |
2827 | H89 | 3906 | M04 | (*) | H89 w から M04 w |
2827 | H89 | 3906 | M05 | (*) | H89 w から M05 w |
2827 | HA1 | 3906 | M01 | (*) | HA1 w から M01 w |
2827 | HA1 | 3906 | M02 | (*) | HA1 w から M02 w |
2827 | HA1 | 3906 | M03 | (*) | HA1 w から M03 w |
2827 | HA1 | 3906 | M04 | (*) | HA1 w から M04 w |
2827 | HA1 | 3906 | M05 | (*) | HA1 w から M05 w |
2964 | N30 | 3906 | M01 | (*) | N30 a から M01 a |
2964 | N30 | 3906 | M02 | (*) | N30 a から M02 a |
2964 | N30 | 3906 | M03 | (*) | N30 a から M03 a |
2964 | N30 | 3906 | M04 | (*) | N30 a から M04 a |
2964 | N30 | 3906 | M05 | (*) | N30 a から M05 a |
2964 | N30 | 3906 | M01 | (*) | N30 a から M01 w |
2964 | N30 | 3906 | M02 | (*) | N30 a から M02 w |
2964 | N30 | 3906 | M03 | (*) | N30 a から M03 w |
2964 | N30 | 3906 | M04 | (*) | N30 a から M04 w |
2964 | N30 | 3906 | M05 | (*) | N30 a から M05 w |
2964 | N63 | 3906 | M01 | (*) | N63 a から M01 a |
2964 | N63 | 3906 | M02 | (*) | N63 a から M02 a |
2964 | N63 | 3906 | M03 | (*) | N63 a から M03 a |
2964 | N63 | 3906 | M04 | (*) | N63 a から M04 a |
2964 | N63 | 3906 | M05 | (*) | N63 a から M05 a |
2964 | N63 | 3906 | M01 | (*) | N63 a から M01 w |
2964 | N63 | 3906 | M02 | (*) | N63 a から M02 w |
2964 | N63 | 3906 | M03 | (*) | N63 a から M03 w |
2964 | N63 | 3906 | M04 | (*) | N63 a から M04 w |
2964 | N63 | 3906 | M05 | (*) | N63 a から M05 w |
2964 | N96 | 3906 | M01 | (*) | N96 a から M01 a |
2964 | N96 | 3906 | M02 | (*) | N96 a から M02 a |
2964 | N96 | 3906 | M03 | (*) | N96 a から M03 a |
2964 | N96 | 3906 | M04 | (*) | N96 a から M04 a |
2964 | N96 | 3906 | M05 | (*) | N96 a から M05 a |
2964 | N96 | 3906 | M01 | (*) | N96 a から M01 w |
2964 | N96 | 3906 | M02 | (*) | N96 a から M02 w |
2964 | N96 | 3906 | M03 | (*) | N96 a から M03 w |
2964 | N96 | 3906 | M04 | (*) | N96 a から M04 w |
2964 | N96 | 3906 | M05 | (*) | N96 a から M05 w |
2964 | NC9 | 3906 | M01 | (*) | NC9 a から M01 a |
2964 | NC9 | 3906 | M02 | (*) | NC9 a から M02 a |
2964 | NC9 | 3906 | M03 | (*) | NC9 a から M03 a |
2964 | NC9 | 3906 | M04 | (*) | NC9 a から M04 a |
2964 | NC9 | 3906 | M05 | (*) | NC9 a から M05 a |
2964 | NC9 | 3906 | M01 | (*) | NC9 a から M01 w |
2964 | NC9 | 3906 | M02 | (*) | NC9 a から M02 w |
2964 | NC9 | 3906 | M03 | (*) | NC9 a から M03 w |
2964 | NC9 | 3906 | M04 | (*) | NC9 a から M04 w |
2964 | NC9 | 3906 | M05 | (*) | NC9 a から M05 w |
2964 | NE1 | 3906 | M01 | (*) | NE1 a から M01 a |
2964 | NE1 | 3906 | M02 | (*) | NE1 a から M02 a |
2964 | NE1 | 3906 | M03 | (*) | NE1 a から M03 a |
2964 | NE1 | 3906 | M04 | (*) | NE1 a から M04 a |
2964 | NE1 | 3906 | M05 | (*) | NE1 a から M05 a |
2964 | NE1 | 3906 | M01 | (*) | NE1 a から M01 w |
2964 | NE1 | 3906 | M02 | (*) | NE1 a から M02 w |
2964 | NE1 | 3906 | M03 | (*) | NE1 a から M03 w |
2964 | NE1 | 3906 | M04 | (*) | NE1 a から M04 w |
2964 | NE1 | 3906 | M05 | (*) | NE1 a から M05 w |
2964 | N30 | 3906 | M01 | (*) | N30 w から M01 w |
2964 | N30 | 3906 | M02 | (*) | N30 w から M02 w |
2964 | N30 | 3906 | M03 | (*) | N30 w から M03 w |
2964 | N30 | 3906 | M04 | (*) | N30 w から M04 w |
2964 | N30 | 3906 | M05 | (*) | N30 w から M05 w |
2964 | N63 | 3906 | M01 | (*) | N63 w から M01 w |
2964 | N63 | 3906 | M02 | (*) | N63 w から M02 w |
2964 | N63 | 3906 | M03 | (*) | N63 w から M03 w |
2964 | N63 | 3906 | M04 | (*) | N63 w から M04 w |
2964 | N63 | 3906 | M05 | (*) | N63 w から M05 w |
2964 | N96 | 3906 | M01 | (*) | N96 w から M01 w |
2964 | N96 | 3906 | M02 | (*) | N96 w から M02 w |
2964 | N96 | 3906 | M03 | (*) | N96 w から M03 w |
2964 | N96 | 3906 | M04 | (*) | N96 w から M04 w |
2964 | N96 | 3906 | M05 | (*) | N96 w から M05 w |
2964 | NC9 | 3906 | M01 | (*) | NC9 w から M01 w |
2964 | NC9 | 3906 | M02 | (*) | NC9 w から M02 w |
2964 | NC9 | 3906 | M03 | (*) | NC9 w から M03 w |
2964 | NC9 | 3906 | M04 | (*) | NC9 w から M04 w |
2964 | NC9 | 3906 | M05 | (*) | NC9 w から M05 w |
2964 | NE1 | 3906 | M01 | (*) | NE1 w から M01 w |
2964 | NE1 | 3906 | M02 | (*) | NE1 w から M02 w |
2964 | NE1 | 3906 | M03 | (*) | NE1 w から M03 w |
2964 | NE1 | 3906 | M04 | (*) | NE1 w から M04 w |
2964 | NE1 | 3906 | M05 | (*) | NE1 w から M05 w |
3906 | M01 | 3906 | M02 | (*) | M01 a から M02 a |
3906 | M01 | 3906 | M03 | (*) | M01 a から M03 a |
3906 | M01 | 3906 | M04 | (*) | M01 a から M04 a |
3906 | M02 | 3906 | M03 | (*) | M02 a から M03 a |
3906 | M02 | 3906 | M04 | (*) | M02 a から M04 a |
3906 | M03 | 3906 | M04 | (*) | M03 a から M04 a |
3906 | M01 | 3906 | M02 | (*) | M01 w から M02 w |
3906 | M01 | 3906 | M03 | (*) | M01 w から M03 w |
3906 | M01 | 3906 | M04 | (*) | M01 w から M04 w |
3906 | M02 | 3906 | M03 | (*) | M02 w から M03 w |
3906 | M02 | 3906 | M04 | (*) | M02 w から M04 w |
3906 | M03 | 3906 | M04 | (*) | M03 w から M04 w |
(*) 取り外された部品または交換された部品は IBM の所有物となり、返却の必要があります。
フィーチャー・コンバージョン
IBM z14 のフィーチャー・コンバージョン・リストは、 Resource Link® の「Library」セクションで入手可能です。このリストは、 Resource Link で入手できます。
「 Resource Link 」パネルの説明に従ってユーザー ID とパスワードを取得します。「 Resource Link 」はアクセスおよびナビゲーションしやすく設計されています。
製品資料 |
現在、以下の資料が Resource Link の「Library」セクションから入手可能です。
Title | 資料番号 |
---|---|
IBM 3906 Installation Manual for Physical Planning (IMPP) | GC28-6965 |
PR/SM Planning Guide | SB10-7169 |
IOCP User's Guide for ICP | SB10-7172 |
Planning for Fiber Optic Links | GA23-1408 |
以下の資料は製品に同梱されており、出荷開始予定日以降に Resource Link の「Library」セクションから入手することができます。
Title | 資料番号 |
---|---|
IBM 3906 Installation Manual | GC28-6964 |
IBM 3906 Service Guide | GC28-6966 |
Service Guide for TKE Workstations (Version 7.0) | GC28-6980 |
Systems Safety Notices | G229-9054 |
IBM Important Notices | G229-9056 |
IBM 3906 Safety Inspection | GC28-6963 |
Systems Environmental Notices and User Guide | Z125-5823 |
保証の内容と制限 | GC28-6979 |
機械コードのご使用条件 | SC28-6872 |
License Agreement for Machine Code Addendum for Elliptic Curve Cryptography | GC27-2635 |
以下の資料は、出荷開始予定日以降に Resource Link の「Library」セクションから入手することができます。
Title | 資料番号 |
---|---|
IBM 3906 Parts Catalog | GC28-6967 |
Service Guide for 2461 HMC | GC28-6981 |
Service Guide for 2461 Support Element | GC28-6982 |
Service Guide for HMCs and SEs | GC28-6983 |
Hardware Management Console Security | SC28-6987 |
SNMP Application Programming Interfaces | SB10-7171 |
Capacity on Demand User's Guide | SC28-6985 |
CHPID Mapping Tool User's Guide | GC28-6984 |
Hardware Management Console Web Services API (V2.14.0) | SC27-2636 |
IBM Dynamic Partition Manager (DPM) Guide | SB10-7170 |
Secure Service Container User's Guide | SC28-6978 |
Integrating the HMC's Broadband RSF into your Enterprise | SC28-6986 |
SCSI IPL - Machine Loader Messages | SC28-6948 |
Stand-Alone IOCP User's Guide | SB10-7173 |
Ensemble Workload Resource Group Management Guide | GC27-2633 |
Ensemble Planning Guide | GC27-2631 |
OSA-Express Customer Guide and Reference | SA88-8817 |
OSA Integrated Console Controller User's Guide | SC27-9003 |
OSA/SF on the Hardware Management Console | SC14-7580 |
FICON CTC Reference | SB10-7174 |
Maintenance Information for Fiber Optic Links | SY27-7696 |
Resource Link: IBM Z® の資料は、 Resource Link Web サイトから入手することができます。
「 Resource Link 」パネルの説明に従ってユーザー ID とパスワードを取得します。「 Resource Link 」はアクセスおよびナビゲーションしやすく設計されています。
HMC および SE コンソールの資料
出荷開始予定日以降、HMC および Support Element (SE) コンソールの資料 (バージョン 2.14.0) を IBM Knowledge Center から入手することができます。
IBM Knowledge Center は、 IBM システムのハードウェア、オペレーティング・システム、およびサーバー・ソフトウェアの製品資料にアクセスできるインフォメーション・センターです。一貫したフレームワークにより、情報を効率的に探したり、アクセスをパーソナライズしたりすることができます。
現在、以下の Redbooks® 資料が入手可能です。発注するには、 IBM 担当員にお問い合わせください。
Title | 資料番号 |
---|---|
IBM z14 Technical Introduction | SG24-8450-00 |
IBM z14 Technical Guide | SG24-8451-00 |
IBM z14 Configuration Setup | SG24-8460-00 |
IBM z Systems Connectivity Handbook | SG24-5444-17 |
IBM z Systems Functional Matrix | REDP-5157-02 |
これらの Redbooks 資料をダウンロードするには、 IBM zEnterprise® System Redbooks Web サイトにアクセスしてください。
その他の IBM Redbooks 資料については、 IBM Redbooks のメイン Web サイトにアクセスしてください。
IBM Knowledge Center は、 IBM システムのハードウェア、オペレーティング・システム、およびサーバー・ソフトウェアの製品資料にアクセスできるインフォメーション・センターです。一貫性のあるフレームワークを通して、効率的に情報を見つけ、アクセスをパーソナライズすることができます。 IBM Knowledge Center Web サイトを参照してください。
IBM Publications Center ポータルにアクセスするには、 IBM Publications Center Web サイトに進みます。
Publications Center は、70,000 品目のカタログと、 IBM 製品出版物およびマーケティング資料のための全世界に対する中央リポジトリーです。広範な検索機能が提供されています。さまざまなファイル形式の多数の出版物をオンラインで利用することができます。いずれも現在、ダウンロードできます。
各国語のサポート
適用外
サービス |
Global Technology Services
IBM サービスには、ビジネス・コンサルティング、アウトソーシング、ホスティング・サービス、アプリケーション、およびその他のテクノロジー管理などが含まれています。
企業はこうしたサービスを利用することで、オンデマンド・ビジネスを実現するための、自社の IT インフラストラクチャーについて、学習、計画、導入、管理、または最適化を進めることが可能です。また、お客様の高速ネットワーク、ストレージ・システム、アプリケーション・サーバー、ワイヤレス・プロトコル、および IBM や IBM 以外の製品の数々のプラットフォーム、ミドルウェア、および通信ソフトウェアの統合を支援することができます。 IBM はお客様のあらゆる IT サポート・ニーズにワンストップで対応することができます。
利用可能なサービスについて 詳しくは、 IBM 担当員にお問い合わせいただくか 、 IBM Global Technology Services® Web サイトをご覧ください。
ご利用いただける IBM 事業継続およびリカバリー・サービスについての詳細は、 IBM 担当員にお問い合わせいただくか、 Resiliency Services Web サイトをご覧ください。
特定の製品に関する教育サービスについての詳細は、 IBM authorized training Web サイトに記載されています。
技術情報 |
所定稼働環境
物理仕様
物理仕様 - IBM z14 Air Cooled Machine
寸法 (直近の 0.1 インチまたは 0.1 cm に丸められます):
すべてのカバーを取り付けた状態のシステム
奥行き ** | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 73.5 | 63.6 | 79.3 |
センチメートル | 186.7 | 156.5 | 201.3 |
インチ (O/H I/O ケーブル出口) | 73.5 | 72.7 | 84.8 * |
センチメートル (O/H I/O ケーブル出口) | 186.7 | 184.7 | 215.3 |
注:
* オプションの光ケーブル・オーガナイザー・フィーチャーを取り付けた場合のみ、オーバーヘッド I/O ケーブル出口付きの高さが、標準の高さと異なります。
** Thin Cover を取り付けた空冷機械のシステムの奥行きは、14.7 インチ (37.33 cm) 短くなります。
すべてのカバーと高さ縮小フィーチャーを取り付けた状態のシステム
奥行き ** | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 73.5 | 61.6 | 70.3 |
センチメートル | 186.7 | 156.5 | 178.5 |
** 注: Thin Cover を取り付けた空冷機械のシステムの奥行きは、14.7 インチ (37.33 cm) 短くなります。
各フレーム (1 つの Side Cover 付き、梱包なし)
奥行き ** | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 50.0 | 30.7 | 79.3 |
センチメートル | 127.0 | 78.0 | 201.3 |
** 注: Thin Cover を取り付けた空冷機械のシステムの奥行きは、14.7 インチ (37.33 cm) 短くなります。
キャスター上の各フレーム (1 つの Side Cover と梱包 (国内) 付き)
奥行き ** | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 57.4 | 32.4 | 79.8 |
センチメートル | 145.8 | 82.2 | 202.6 |
** 注: Thin Cover を取り付けた空冷機械のシステムの奥行きは、14.7 インチ (37.33 cm) 短くなります。
各フレーム (1 つの Side Cover 付き、梱包あり (ARBO 枠箱))
奥行き ** | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 63.4 | 36.5 | 87.6 |
センチメートル | 161.0 | 92.7 | 222.5 |
** 注: Thin Cover を取り付けた空冷機械のシステムの奥行きは、14.7 インチ (37.33 cm) 短くなります。
概算重量:
IBF フィーチャーを装着したシステム
新規最小システム・モデル M01 (I/O ドロワーなし) | 新規最大システム・モデル M05 (最大数の I/O ドロワー) | |
---|---|---|
kg | 1461 | 2705 |
lb | 3219 | 5961 |
kg (O/H I/O ケーブル出口) | 1531 | 2775 |
lb (O/H I/O ケーブル出口) | 3375 | 6117 |
システム (IBF フィーチャーなし)
新規最小システム・モデル M01 (I/O ドロワーなし) | 新規最大システム・モデル M05 (最大数の I/O ドロワー) | |
---|---|---|
kg | 1258 | 2400 |
lb | 2772 | 5290 |
kg (O/H I/O ケーブル出口) | 1328 | 2471 |
lb (O/H I/O ケーブル出口) | 2928 | 5446 |
IBM 以外の業界標準ラックでのインストール容易性および保守容易性を確保するには、設置計画情報を調べて、製品固有の取り付け要件を確認してください。
DC 電源機構は、機械の寸法および重量には影響しません。
物理仕様 - IBM z14 Water Cooled Machine
寸法 (直近の 0.1 インチまたは 0.1 cm に丸められます):
すべてのカバーを取り付けた状態のシステム
奥行 | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 77.5 | 61.6 | 79.3 |
センチメートル | 196.9 | 156.5 | 201.3 |
インチ (O/H I/O ケーブル出口) | 77.5 | 72.7 | 84.8* |
センチメートル (O/H I/O ケーブル出口) | 196.9 | 184.7 | 215.3 |
*注: オプションの光ケーブル・オーガナイザー・フィーチャーを取り付けた場合のみ、オーバーヘッド I/O ケーブル出口付きの高さが、標準の高さと異なります。
すべてのカバーと高さ縮小フィーチャーを取り付けた状態のシステム
奥行 | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 77.5 | 61.6 | 70.3 |
センチメートル | 196.9 | 156.5 | 178.5 |
各フレーム (1 つの Side Cover 付き、梱包なし)
奥行 | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 54.0 | 30.7 | 79.3 |
センチメートル | 137.2 | 78.0 | 201.3 |
キャスター上の各フレーム (1 つの Side Cover と梱包 (国内) 付き)
奥行 | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 61.4 | 32.4 | 79.8 |
センチメートル | 156.0 | 82.2 | 202.6 |
各フレーム (1 つの Side Cover 付き、梱包あり (ARBO 枠箱))
奥行 | 幅 | 高さ | |
---|---|---|---|
インチ | 68.0 | 36.5 | 87.6 |
センチメートル | 171.7 | 92.7 | 222.5 |
概算重量:
IBF フィーチャーを装着したシステム
新規最小システム・モデル M01 (I/O ドロワーなし) | 新規最大システム・モデル M05 (最大数の I/O ドロワー) | |
---|---|---|
kg | 1518 | 2752 |
lb | 3346 | 6065 |
kg (O/H I/O ケーブル出口) | 1589 | 2823 |
lb (O/H I/O ケーブル出口) | 3502 | 6221 |
システム (IBF フィーチャーなし)
新規最小システム・モデル M01 (I/O ドロワーなし) | 新規最大システム・モデル M05 (最大数の I/O ドロワー) | |
---|---|---|
kg | 1343 | 2447 |
lb | 2961 | 5394 |
kg (O/H I/O ケーブル出口) | 1589 | 2518 |
lb (O/H I/O ケーブル出口) | 3081 | 5550 |
IBM 以外の業界標準ラックでのインストール容易性および保守容易性を確保するには、設置計画情報を調べて、製品固有の取り付け要件を確認してください。
DC 電源機構は、機械の寸法および重量には影響しません。
稼働環境
稼働環境 - IBM z14 Air Cooled Machine
環境クラス - ASHRAE 3
温度: 5° から 40°C (41° から 104°F) (すべてのモデルで海抜最大 900 メートル)、900 メートルより上では 300 メートルごとに最高周辺温度が 1°C 低下。
相対湿度: 8% から 85%
湿球 (カロリー値): 25°C (77°F)
稼働モードの最大露点: 24°C (75.2°F) - 稼働モード
電力 (最大)
電源 | M01 | M02 | M03 | M04 | M05 | 力率 |
---|---|---|---|---|---|---|
200-240 V ac | 10.4 kVA | 19.0 kVA | 23.3 kVA | 28.3 kVA | 29.9 kVA | 0.996 |
380-415 V ac | 10.6 kVA | 19.3 kVA | 23.8 kVA | 28.9 kVA | 30.6 kVA | 0.978 |
480 V ac | 10.9 kVA | 20.0 kVA | 24.7 kVA | 29.9 kVA | 31.6 kVA | 0.961 |
400 V dc | 10.1 kW | 18.3 kW | 22.6 kW | 27.4 kW | 29.0 kW | - |
排気能力: 6370 立方メートル/時 (3800 CFM)
騒音レベル:
- 標準構成 (モデル M02):
- 公称周波数補正特性 A 音響 パワー ・レベル、LWAd(B) = 7.8
- Declared A-Weighted Sound Pressure Level、LpAm(dB) = 59
- 最大構成 (モデル M05):
- 公称周波数補正特性 A 音響 パワー ・レベル、LWAd(B) = 8.1
- Declared A-Weighted Sound Pressure Level、LpAm(dB) = 62
漏洩および起動 電流 : 70 mA / 170 A (約 100 マイクロ秒)
システム
- 製品カテゴリー (2011 年基準): B
- コンピューター・エネルギー消費効率 - 2011 年基準 (ワット/GTOPS): 807
- 日本 VCCI、クラス A
IBM 以外の業界標準ラックでのインストール容易性および保守容易性を確保するには、設置計画情報を調べて、製品固有の取り付け要件を確認してください。
稼働環境 - IBM z14 Water Cooled Machine
環境クラス - ASHRAE 3
温度: 5° から 40°C (41° から 104°F) (すべてのモデルで海抜最大 900 メートル)、900 メートルより上では 300 メートルごとに最高周辺温度が 1°C 低下。
相対湿度: 8% から 85%
湿球 (カロリー値): 25°C (77°F)
稼働モードの最大露点: 24°C (75.2°F) - 稼働モード
電力 (最大)
電源 | M01 | M02 | M03 | M04 | M05 | 力率 |
---|---|---|---|---|---|---|
200-240 V ac | 10.0 kVA | 18.1 kVA | 22.3 kVA | 26.4 kVA | 27.9 kVA | 0.996 |
380-415 V ac | 10.2 kVA | 18.6 kVA | 22.9 kVA | 27.1 kVA | 28.6 kVA | 0.978 |
480 V ac | 10.5 kVA | 19.3 kVA | 23.7 kVA | 28.1 kVA | 29.6 kVA | 0.958 |
400 V dc | 9.7 kW | 17.7 kW | 21.6 kW | 25.6 kW | 27.6 kW | - |
排気能力: 5950 立方メートル/時 (3500 CFM)
騒音レベル:
- 標準構成 (モデル M02)
- 公称周波数補正特性 A 音響 パワー ・レベル、LWAd(B) = 7.9
- 公称騒音レベル、LpAm(dB) = 60
- 最大構成 (モデル M05)
- 公称周波数補正特性 A 音響パワー・レベル、LWAd(B) = 8.0
- Declared A-Weighted Sound Pressure Level、LpAm(dB) = 61
漏洩および起動 電流 : 70 mA / 170 A (約 100 マイクロ秒)
システム
- 製品カテゴリー (2011 年基準): B
- コンピューター・エネルギー消費効率 - 2011 年基準 (ワット/GTOPS): 807
- 日本 VCCI、クラス
IBM 以外の業界標準ラックでのインストール容易性および保守容易性を確保するには、設置計画情報を調べて、製品固有の取り付け要件を確認してください。
前提ハードウェア
IBM Z® サーバー、フィーチャー、および機能の前提ハードウェアが以下に示されています。新しいドライバー・レベルが必要です。HMC (V2.14.0) と MCL およびサポート・エレメント (V2.14.0) は、2017 年 9 月 13 日に入手可能になる予定です。
オペレーティング・システムの IPL を開始する前に、最低 Machine Change Levels (MCL) の PSP バケットおよびソフトウェア PTF レベルを確認してください。
HMC システム・サポート
HMC バージョン 2.14.0 で使用可能な新しい機能は、説明のとおり、 IBM z14 にのみ適用されます。ただし、HMC バージョン 2.14.0 は、以下の表にリストされているシステムもサポートします。
ファミリー | マシン・タイプ | ファームウェア・ドライバー | SE バージョン | アンサンブル・ノードの可能性 |
---|---|---|---|---|
z14 | 3906 | 32 | 2.14.0 | あり |
z13 | 2964 | 27 | 2.13.1 | あり |
z13s | 2965 | 27 | 2.13.1 | あり |
zBX ノード | 2458 Mod 004 | 22 | 2.13.0 | 必須 |
zBC12 | 2828 | 15 | 2.12.1 | あり |
zEC12 | 2827 | 15 | 2.12.1 | あり |
z114 | 2818 | 93 | 2.11.1 | あり |
z196 | 2817 | 93 | 2.11.1 | あり |
z10 BC | 2098 | 79 | 2.10.2 | なし |
z10 EC | 2097 | 79 | 2.10.2 | なし |
周辺ハードウェアおよびデバイスの接続
以前に IBM z114、z196、zBC12、zEC12、z13s、および z13 サーバーに接続されていた IBM デバイスは、特に記載されていない限り、 IBM z14チャネルへの接続がサポートされます。 対象の I/O 装置がサポートされるためには、 FICON およびファイバー・チャネル・プロトコル (FCP) アーキテクチャーに適合していなければなりません。OEMI アーキテクチャーの要件を満たす I/O 装置は、外部コンバーターを使用する場合のみサポートされます。前提条件の Engineering Change Level が必要になることがあります。詳細については、 IBM サービス担当員にお問い合わせください。
IBM z14 が上記のデバイスをサポートする一方で、 IBM は、 IBM が発表した「サービス終了」発効日に達した IBM デバイスのサポートまたはサービスを提供する責任を持ちません。
注: IBM は、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
IBM Z FICON および FCP チャネルに適格なスイッチおよびディレクターについての情報は、 Resource Link の「Library」セクションに記載されています。
前提ソフトウェア
IBM z14 の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3 (PTF 適用)。*
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用) (Crypto Express6S および OSA-Express6S サポート、 z/Architecture® IPL を含む互換性)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用) (Crypto Express6S および OSA-Express6S サポート、 z/Architecture IPL を含む互換性)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用) (Crypto Express6S および OSA-Express6S サポートを含む互換性)。
- Linux on z
Systems - IBM は、 IBM z14 上での以下の Linux on z Systems ディストリビューションの稼働をサポートする予定です。
- SUSE SLES 12 SP2 (サービス付き) および SUSE SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- Red Hat RHEL 7.3 (サービス付き) および Red Hat RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
* IBM z14 で IBM z/OS V2.3 を使用するには、最小 8 GB のメモリーが必要です。 z/VM ゲストとして、あるいは IBM System z® Personal Development Tool 上で稼働する場合、 z/OS V2.3 には最小 2 GB が必要です。最小要件を満たしていない場合、IPL で警告 WTOR が発行されます。 最小要件より少ないメモリーで続行した場合、可用性に影響する可能性があります。 z14 システム上で 8 GB 未満で LPAR を構成した場合に警告されるように、PTF を提供した z/OS V2.2 および z/OS V2.1 に対して移行のヘルス・チェックが計画されています。
以下のソフトウェア要件は、 IBM z14 上でサポートされるフィーチャーおよび機能をリストしています。
FICON Express16S+ (CHPID タイプ FC) (FICON またはチャネル間 (CTC) を使用する場合) の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4。
- z/VM V6.3。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
FICON Express16S+ (CHPID タイプ FC) (zHPF 単一トラック操作のサポート) の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
FICON Express16S+ (CHPID タイプ FC) (zHPF マルチトラック操作のサポート) の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
FICON Express16S+ (CHPID タイプ FCP) (SCSI デバイスのサポート) の最小要件は以下のとおりです。
- z/VM V6.4。
- z/VM V6.3。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
FICON Express16S+ (CHPID タイプ FCP) (ハードウェア・データ・ルーターのサポート) の最小要件は以下のとおりです。
- z/VM V6.4 (ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
CHPID タイプ FCP として定義されている場合の FICON Express16S+ フィーチャーによる T10-DIF サポートの最小要件は以下のとおりです。
- z/VM V6.4 (ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) (DIF および DIX) および SLES 11 SP4 (サービス付き) (DIF および DIX).
- RHEL 7.3 (サービス付き) (DIF および DIX) および RHEL 6.9 (サービス付き) (DIF のみ)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) (DIF および DIX).
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
OSA-Express6S GbE LX (#0422) および GbE SX (#0423) の最小要件は以下のとおりです。
CHPID タイプの OSD:
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
最大ポートを利用しない CHPID タイプの OSD (PCIe アダプター上の 1 個のポートを使用可能):
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
OSA-Express6S 10 GbE LR (#0424) および 10 GbE SR (#0425) の最小要件は以下のとおりです。
CHPID タイプの OSD:
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
IBM z14 から Unified Resource Manager 機能への IEDN (Intraensemble Data Network) にアクセス管理を行う CHPID タイプの OSX:
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM が動的 I/O 用の管理 LPAR である場合、OSX CHPID タイプを定義、変更、および削除するための z/VM V6.4。
- z/VM が動的 I/O 用の管理 LPAR である場合、OSX CHPID タイプを定義、変更、および削除するための z/VM V6.3。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
OSA-Express6S 1000BASE-T Ethernet (#0426) の最小要件は以下のとおりです。
TN3270E および非 SNA DFT をサポートする CHPID タイプ OSC:
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4。
- z/VM V6.3。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (ポート 0 のみのサポート)。
CHPID Type OSD で CHPID ごとに 2 個のポートを利用する場合:
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
最大ポートを利用しない CHPID タイプの OSD (PCIe アダプター上の 1 個のポートを使用可能):
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
IPv6 パケットのチェックサム・オフロード (CHPID タイプ OSD):
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
IPv4 パケットおよび IPv6 パケットの LPAR 間トラフィックに対するチェックサム・オフロード (CHPID タイプ OSD):
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
IPv6 パケットの大容量送信 (CHPID タイプ OSD):
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
フィーチャーごとに 4 個または 2 個のポートをサポートする CHPID タイプ OSE:
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4。
- z/VM V6.3。
- z/VSE V6.2。
- z/VSE V6.1。
- z/VSE V5.2。
Intranode Management Network (INMN) 用の CHPID タイプの OSM:
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM が動的 I/O 用の管理 LPAR である場合、CHPID タイプ OSM を定義、変更、および削除するための z/VM V6.4。
- z/VM が動的 I/O 用の管理 LPAR である場合、CHPID タイプ OSM を定義、変更、および削除するための z/VM V6.3。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
Crypto Express6S (#0893) の耐障害性 (Crypto Express6S 暗号化コプロセッサーおよびアクセラレーターを Crypto Express5 コプロセッサーおよびアクセラレーターとして扱う) の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3 (PTF 適用)。
- z/OS V2.2 (PTF 適用) または:
- z/OS V2.2 (Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R2 (HCR77B1) と PTF を適用) または
- z/OS V2.2 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R2 (HCR77CO) と PTF を適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用) または:
- z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 (HCR77A1) と PTF を適用) または
- z/OS V2.1 (Enhanced Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 (HCR77B0) と PTF を適用) または
- z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R2 (HCR77B1) と PTF を適用) または
- z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R2 (HCR77CO) と PTF を適用)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用、ゲスト利用、 z/VM TLS/SSL サーバー内で利用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z
Systems: IBM は、 Linux ディストリビューション・パートナーと協力して、メンテナンスまたは将来のディストリビューション・リリースを通してサポートを提供する予定です。
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
VISA® Format Preserving Encryption に対する Crypto Express6S (#0893) のサポートの最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1 (Enhanced Cryptographic Support for z/OS V1R13-z/OS V2R1 (HCR77B0) Web 製品がインストール済み)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)。
16 個を超えるドメインに対する Crypto Express6S (#0893) のサポートの最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1 (Enhanced Cryptographic Support for z/OS V1R13-z/OS V2R1 (HCR77B0) Web 製品がインストール済み)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用、ゲスト利用、 z/VM TLS/SSL サーバー内で利用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- z/VSE V6.2 (PTF 適用)。
- z/VSE V6.1 (PTF 適用)。
- z/VSE V5.2 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
Crypto Express6S (#0893) の利用の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1) を適用)。
- z/OS V2.2 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1) を適用)。
- z/OS V2.3 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1) を適用)。
- z/VM 6.4 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- z/VM 6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- z/TPF V1.1 (Crypto Express6S (APAR PJ44689) のサポートあり)。
- Linux on z Systems: IBM は、 Linux ディストリビューション・パートナーと協力して、将来のディストリビューション・リリースでサポートを提供する予定です。
PCI-HSM コンプライアンスに対する Crypto Express6S (#0893) サポートの最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1) を適用)。
- z/OS V2.2 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1) を適用)。
- z/OS V2.3 (Cryptographic Support for z/OS V2R1 - z/OS V2R3 (HCR77C1) を適用)。
- z/VM 6.4 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- z/VM 6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)。
Shared Memory Communications - Remote Direct Memory Access (SMC-R) 用の 10GbE RoCE Express2 (#0412) の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- Linux on z Systems: IBM は、 Linux ディストリビューション・パートナーと協力して、将来のディストリビューション・リリースにサポートを含める予定です。
イーサネット通信 (ピア OSA は不要、シングル・ルート I/O 仮想化 (SR-IOV) を含む) 用の 10GbE RoCE Express2 (#0412) の最小要件は以下のとおりです。
- z/VM V6.4 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)。
- Linux on z
Systems: IBM は、 Linux ディストリビューション・パートナーと協力して、メンテナンスまたは将来のディストリビューション・リリースを通してサポートを提供する予定です。
- SLES 12 SP2。
- RHEL 7。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM が動的 I/O 用の管理 LPAR である場合、CHPID タイプ CS5 を定義、変更、および削除するための z/VM V6.4。
- z/VM が動的 I/O 用の管理 LPAR である場合、CHPID タイプ CS5 を定義、変更、および削除するための z/VM V6.3。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
Coupling Express LR (#0433) の最小要件は次のとおりです。
- z/OS V2.3 (PTF 適用)。
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM が動的 I/O 用の管理 LPAR である場合、CL5 CHPID タイプを定義、変更、および削除するための z/VM V6.4 (PTF 適用)。
- z/VM が動的 I/O 用の管理 LPAR である場合、CL5 CHPID タイプを定義、変更、および削除するための z/VM V6.3 (PTF 適用)。
CF Scalability Enhancements の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM 6.4 (ゲスト・カップリング利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト・カップリング利用)。
CF List Notification Enhancements の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM 6.4 (ゲスト・カップリング利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト・カップリング利用)。
zHyperLink Express (#0431) の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3 (PTF 適用)。
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/OS V2.1 (PTF 適用)。
zEDC Express (#0420) の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS の zEnterprise Data Compression (zEDC) フィーチャーを備えた z/OS V2.3。
- z/OS の zEnterprise Data Compression (zEDC) フィーチャーを備えた z/OS V2.2。
- z/OS の zEnterprise Data Compression (zEDC) フィーチャーを備えた z/OS V2.1。
- z/VM V6.4 (ゲスト利用)。
- z/VM V6.3 (ゲスト利用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
- IBM は、SLES 12 SP2 (サービス付き) および Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き) の Linux ディストリビューションで提供される KVM ハイパーバイザーをサポートを提供する予定です。
注: 必須および推奨の最小ディストリビューション・レベルについては、 IBM Z Web サイトを参照してください。
- 最新の Fixpack を適用した KVM for IBM z 1.1.2 (共用モード、2018 年 3 月のサービスの終了まで)。
IBM Virtual Flash Memory (VFM) (#0604) の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- PTF を適用し、 z/OS V1.13 RSM Enablement Offering Web 製品がインストールされ、 IBM ソフトウェア・サポート・サービスの拡張サポート契約が適用された z/OS V1.13。 Web 製品は、 z/OS ダウンロード Web サイトから入手できます。
ARCH(12) および TUNE(12) パラメーターに対する XL C/C++ のサポートの最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3 (PTF 適用)。
トランザクション・メモリーには、最低限以下が必要になります。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (互換モードのみ。PTF に加えて、 z/OS での IBM ソフトウェア・サポート・サービスに関する拡張サポート契約が必要)。
- z/VM V6.4 (ゲスト利用)。
- Linux on z Systems:
- SLES 12 SP2 (サービス付き) および SLES 11 SP4 (サービス付き)。
- RHEL 7.3 (サービス付き) および RHEL 6.9 (サービス付き)。
- Ubuntu 16.04 LTS 以上 (サービス付き)。
2 GB ラージ・ページには、最低限以下が必要になります。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- PTF を適用し、 z/OS V1.13 RSM Enablement Offering Web 製品がインストールされ、 IBM ソフトウェア・サポート・サービスの拡張サポート契約が適用された z/OS V1.13。 Web 製品は、 z/OS ダウンロード Web サイトから入手できます。
- z/TPF V1.1 (PTF 適用)。
- Linux on z Systems: IBM は、 Linux ディストリビューション・パートナーと協力して、将来のディストリビューション・リリースを通してサポートを提供する予定です。
FICON CTC に対する z/OS グローバル・リソース・シリアライゼーション (GRS) のサポートには、最低限以下が必要になります。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2
- z/OS V2.1。
- z/OS V1.13 (IBM ソフトウェア・サポート・サービスの拡張サポート契約と PTF を適用)。
Guarded Storage の最小要件は以下のとおりです。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用、ゲスト利用) (2017 年 12 月 15 日に出荷開始)。
- Linux on z Systems: IBM は、 Linux ディストリビューション・パートナーと協力して、将来のディストリビューション・リリースを通してサポートを提供する予定です。
- z/OS V2.3.
- z/OS V2.2 (PTF 適用)。
- z/VM V6.4 (PTF 適用、ゲスト利用) (2017 年 12 月 15 日に出荷開始)。
- Linux on z Systems: IBM は、 Linux ディストリビューション・パートナーと協力して、将来のディストリビューション・リリースを通してサポートを提供する予定です。
計画情報
お客様の責任
設置場所の準備についてのお客様の責任について詳しくは、 Resource Link の「 Library 」セクションを参照してください。
ケーブルの発注
適用外
インストール容易度
IBM z14 の平均設置時間は、約 22 時間です。これには計画の時間は含まれません。これは、全システム・アシュアランス製品レビュー、およびケーブル・サービスの実装が実施されていることを前提とした時間です。これらのサービスの詳細については、 IBM 担当員にお問い合わせください。
セキュリティー、監査性およびコントロール
IBM z14 は、ホスト・ハードウェア、ホスト・ソフトウェア、およびアプリケーション・ソフトウェアのセキュリティー機能および監査機能を使用します。
アプリケーション・システムや通信機構のセキュリティー機能、管理手順、および適切な管理を、評価、選択、実装することは、お客様の責任で行っていただきます。
契約条件 |
製品 - 契約条件
保証期間
1 年間
IBM 保証の内容と制限のコピーを入手するには、販売店または IBM にお問い合わせください。 IBM 機械の初期の取り付けで取り付けられた IBM 部品またはフィーチャーは、 IBM が指定した期間の完全保証の対象となります。 以前に取り付けられていた部品またはフィーチャーを新しい IBM 部品またはフィーチャーと交換する場合、新しく交換された部品またはフィーチャーは残りの保証期間を引き継ぎます。以前に取り付けられた部品またはフィーチャーを交換しないで IBM 部品またはフィーチャーを機械に追加した場合、完全保証の対象となります。 特に明記されていない限り、保証期間、保証サービスのタイプ、および部品またはフィーチャーのサービス・レベルは、それが取り付けられている機械と同じです。
保証サービス
指定されたレベルの保守サービスが、世界共通では受けられない場合があります。 IBM の通常のサービス地域以外では追加料金がかかる場合があります。お住まいの地域の IBM 担当者またはご利用になった販売店に、その国および地域固有の情報をお問い合わせください。 IBM は、故障した機械を現地で修理し、その動作を確認します。 IBM 機械の分解および再組み立てができる適切な作業場所を提供いただく必要があります。作業場所は、清潔で明るく、分解および再組み立てに適した場所でなければなりません。以下のサービスを、ご使用のマシン・タイプの保証としてご利用いただけます。
- 1 日 24 時間、週 7 日、当日対応
保証サービスのアップグレード
もし必要であれば、 IBM は、必要に応じ、機械に指定された保守サービスのタイプに応じて、修理サービスを提供します。お近くの担当員にお問い合わせください。
以下のサービスが提供されています。
- 1 日 24 時間、週 7 日、当日対応。
使用量対応機械
なし
IBM の時間制サービス料率の分類
3
サービスのタイプに機械部品の交換が含まれる場合、交換品は新品でない場合がありますが、正常に動作します。
一般的な取引条件
現場で取り付け可能なフィーチャー
あり
モデル変更
あり
機械の取り付け
取り付けは IBM が行います。 IBM は、機械の IBM 取り付け手順にしたがって機械を取り付けます。
お近くの IBM 営業所にお問い合わせください。
段階的プログラム・ライセンス料金の適用
なし
ライセンス交付を受けた内部コード
IBM ライセンス内部コード (LIC) は、お客様が IBM License Agreement for Machine Code の条件下で、シリアル番号で指定された特定の機械で使用するようにライセンスが付与されています。これにより、 IBM が権限を付与し、お客様が購入した機能のみが、特定の機械において仕様に基づき実行可能になります。契約書を入手するには、 IBM 担当員にお問い合わせいただくか、 License Agreement for Machine Code and Licensed Internal Code Web サイトにアクセスしてください。
特定のマシン・タイプ・モデル:
- 3906-M01
- 3906-M02
- 3906-M03
- 3906-M04
- 3906-M05
ライセンス・マシン・コード
適用外
機械コードのライセンス同意要件
A.) 機械使用の同意: 機械コード・ライセンス条項への同意は、ユーザーが最初に機械を使用したときから有効と見なされます。
その他のインストールされるライセンス・コード
なし
教育割引
適用外
料金 |
各地域の料金設定については、 IBM 担当員にお問い合わせください。
IBM グローバル・ファイナンシング
IBM グローバル・ファイナンシングは、お客様が IT インフラストラクチャーに対して維持、再投資、イノベーションの必要がある競争上の優位性と財政的安定を生み出す購買力を提供します。 IBM グローバル・ファイナンシングは、信用資格のあるお客様に対して一連のカスタマイズ可能なリース・オプションと決済計画を提供し、特定のプロジェクトのニーズを満たすように調整できるようにします。 IBM グローバル・ファイナンシングが提供するファイナンシング・ソリューションは、お客様が予算を拡大し、新しいテクノロジー・ソリューションを無理なく取得するのに役立ちます。 IBM グローバル・ファイナンシングのオファリングには、 IBM とその他のメーカーまたはベンダーの両方からの、ハードウェア、ソフトウェア、オンプレミス・サービスおよびオフプレミス・サービスを含む、IT 獲得のための資金調達が含まれます。初期の取得の他にも、IT 管理への IBM のエンドツーエンド・アプローチにより、テクノロジーを最新の状態に維持し、コストを削減し、リスクを最小化し、テクノロジーのライフサイクル全体でお客様が IT インフラストラクチャーに関する意思決定を柔軟に行うことが可能になります。 詳しくは、お客様の地域の IBM グローバル・ファイナンシング 組織にお問い合わせください。
IBM グローバル・ファイナンシングのオファリングは、全世界の IBM 子会社および部門を通して、有資格の企業および官公庁のお客様に提供されます。レートと可用性は、お客様の信用格付け、資金調達条件、オファリングのタイプ、装置と製品のタイプとオプションに基づき、国により異なる場合があります。 ハードウェア以外の品目については、一時払料金(かつ一回払い料金)であり、ファイナンシングによる資金提供となります。 その他の制限がある場合もあります。レートおよびオファリングは、予告なしに変更、拡張、または撤回される場合があり、国によっては利用できない場合があります。 IBM および IBM グローバル・ファイナンシングは、お客様に対して会計、税務、法律に関する提案、またはアドバイスを提供することはなく、またそのような意図もありません。 お客様は、お客様ご自身の会計、税務、または法律のアドバイザーにご相談いただけますようお願いします。 お客様またはお客様に代わり行われた税務または会計処理に関する決定は、お客様側の責任となります。
AP ディストリビューション |
Country/Region | Announced |
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AP IOT | |
ASEAN * | あり |
India/South Asia ** | あり |
Australia | あり |
香港 | あり |
Macao SAR of the PRC | あり |
Mongolia | あり |
New Zealand | あり |
People's Republic of China | あり |
South Korea | あり |
Taiwan | あり |
Japan IOT | |
Japan | あり |
*ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、およびベトナム
**バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、およびスリランカ
商標
z13、IBM z13、z Systems、IBM z Systems、PR/SM、ECKD、IBM z、Processor Resource/Systems Manager、および z10 は、世界の多くの国における International Business Machines Corporation の商標です。
IBM、Express、z/VM、System z、FICON、Resource Link、PartnerWorld、Global Technology Services、z/OS、zEnterprise、z/Architecture、z/VSE、WebSphere、Parallel Sysplex、CICS、XIV、RACF、DB2、IBM PureData、Redbooks、および System/390 は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。
Oracle および Java は、Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標です。
その他の会社名、製品名、およびサービス名は、それぞれの会社の商標またはサービス・マークです。
ご利用条件
お客様の国で発表されて入手可能な IBM 製品およびサービスは、その時点で有効で適用可能な標準契約、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、この発表をいつでも予告なしに変更または撤回する権利を保留します。この発表は情報提供のみを目的としています。追加のご利用条件については、次の Web サイトでご確認ください。
この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。
IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、 IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。