IBM zEnterprise System, z/OS および z/VM の機能拡張によりタイム・ツー・バ リュー、セキュリティー、データ・アクセスが改善

製品の概要製品の概要開発意向表明開発意向表明
主要前提条件主要前提条件製品資料製品資料
出荷開始予定日出荷開始予定日料金料金
製品の機能詳細製品の機能詳細AP ディストリビューションAP ディストリビューション
製品の位置付け製品の位置付け 


Top rule
ハイライト
Bottom rule

本日、次の機能拡張を発表します。

  • IBM® zEnterprise® EC12 (zEC12) および IBM zEnterprise BC12 (zBC12) サーバーに接続された IBM zEnterprise BladeCenter® Extension (zBX) モデル 003 用の IBM WebSphere® DataPower® Integration Appliance XI50 for zEnterprise (DataPower XI50z) V6.0 ファームウェアは、次のとおりです。
    • コンフィギュレーション・パターン・オーサリングとデプロイメント・サポートにより、迅速なタイム・ツー・バリューの実現と開発者の生産性向上に貢献します
    • インフラストラクチャーの複雑さを軽減し、セキュリティーと統合ゲートウェイ・ソリューションの総所有コストを低減します
    • モバイル Web トラフィック用 Worklight® に使用容易性、セキュリティーを拡張した統合機能を提供します
  • System z® ハードウェア管理コンソール (HMC) で管理されるサーバーの構成、状況、およびメトリックの情報を表示できるように設計されている IBM Mobile Systems Remote アプリケーション
  • Crypto Express4S または Crypto Express3 PCIe アダプターが CCA コプロセッサーとして構成されるときの zEC12 サーバー、zBC12 サーバー、 IBM zEnterprise 196 (z196) サーバー、および IBM zEnterprise 114 (z114) サーバーにおける Common Cryptographic Architecture (CCA) の機能拡張
  • CPU リソース使用量のバランスを改善するために、ゲスト・グループの CPU 使用率に上限を設定できるようにする、CPU プーリングに対する z/VM® V6.3 サポート
  • マシン、論理区画、CPU プール、仮想マシン構成を始めとする、稼働環境の判別に役立つようにアプリケーションで利用できる CPU リソース情報の収集を可能にする、環境情報用の z/VM V6.3 インターフェース
  • リソース最適化の圧縮高速化用に設計された、zEC12 および zBC12 サーバー上の z/VM V6.3 ゲストによる zEDC Express® フィーチャー (#0420) の利用
  • Remote Direct Memory Access over Converged Ethernet (RoCE) を介して最適なネットワーク環境をゲストが利用できるように設計された、zEC12 および zBC12 サーバー上での z/VM V6.3 ゲストによる 10GbE RoCE Express フィーチャー (#0411) の利用
  • z/OS® V2.1 更新および z/OS プラットフォーム製品の更新
  • 特定キー付きリスト・ストラクチャー・データを Flash Express メモリーにマイグレーションできるようにし、 WebSphere MQ がエンタープライズ・メッセージング・ワークロードのスパイクに対する大幅なバッファリングを提供するのに役立つ、Coupling Facility Control Code (CFCC) レベル 19 で zEC12 および zBC12 サーバー上の Flash Express フィーチャー (#0402) の活用


Back to top

Top rule
製品の概要
Bottom rule

System z プラットフォームを求める機運が世界中で高まっています。市場では、コンピューティングにおけるニュー・ウェーブが出現し、 IBM ではこれを Smarter Computing と呼びます。Smarter Computing にパワーを与える原動力となるものは、ビッグデータと分析、モバイル・コンピューティング、ソーシャル・ネットワーキング、クラウド対応 IT ソリューションの採用です。これらの変換テクノロジーにより、IT 環境では、安定したワークロードから予測不能なワークロードへのシフトや、静的インフラストラクチャーから、プライベート・クラウド対応のサービス・セットへのシフトが起きています。これらの理由により、あらゆる規模の企業が、顧客体験の改善や、新しいビジネス上の優位性を得るために、 System z プラットフォームを求めています。

これらのシフトにより、 zEnterprise が現在提供する統合機能を備えた、安全性、拡張容易性、可用性、および信頼性が高い環境に対する需要が高まっています。 zEnterprise は、お客様のインフラストラクチャー用にトータル・システム・アプローチを提供します。リアルタイムのオペレーショナル・アナリティクスでは、企業に費用が発生しないうちに不正な処理を検出することによって、お客様の事業を保護できます。モバイル・コンピューティングの出現により、大量のデータが動き、それらの数は量と複雑さが増え続けています。 System z は、必要な拡張性に対応するように設計されています。 Linux™ on System z の統合により、大幅な IT 簡素化とコスト節約が行われ、ビジネスの拡大に再投資できるようになります。 zEnterprise System は、業界では他に類を見ない先進の異機種混合システム管理機能を利用可能にします。

現在、 IBM は、Smarter Computing をサポートする取り組みを強化しています。そのため、 IBM zEnterprise EC12 (zEC12)、 IBM zEnterprise BC12 (zBC12)、および IBM zEnterprise BladeCenter Extension (zBX) の機能拡張を発表しました。 IBM WebSphere DataPower Integration Appliance XI50 for zEnterprise ファームウェア V6.0 に対する新たなサポートは、クラウド・アプリケーションやモバイル・アプリケーションの迅速なデータ変換に役立ちます。

モバイル・アプリケーション IBM Mobile Systems Remote が発売されました。このアプリケーションは、 System z ハードウェア管理コンソール (HMC) で管理されるシステムの構成、状況、およびメトリックの情報を表示できるようにします。このアプリケーションは、Web の Apple App Store から iOS デバイスにダウンロードでき、Android デバイスの場合は Google Play Store からダウンロードできます。

Die Deutsche Kreditwirtschaft (DK) AES PIN、AES-CMAC アルゴリズムを使用する新しいメッセージ認証コード (MAC)、および PKA Key Translate 用の User Defined Extension (UDX) 簡略化の支援として、Common Cryptographic Architecture の追加の機能拡張が利用できるようになりました。これらの機能拡張は zEC12、zBC12、z196、および z114 サーバー上で使用可能です。

開発意向表明に沿って、 z/VM V6.3 は、zEDC Express フィーチャーを使用する圧縮の高速化、および 10GbE RoCE Express フィーチャーを使用する Remote Direct Memory Access over Converged Ethernet (サーバー間のデータ送信と通信の改善に役立つ) のゲスト利用をサポートするようになりました。さらに追加で 2 つの機能拡張 (CPU プーリングと環境情報インターフェース) が、 z/VM V6.3 環境に提供されています。

z/OS V2.1 が、2013 年 9 月 30 日に出荷可能になりました。次段階のメインフレーム・コンピューティングの基礎をさらに強化するために、 z/OS V2.1 環境と z/OS プラットフォーム製品の両方に追加の機能拡張が提供されるようになりました。

費用対効果の高いスタンバイ容量でカップリング・ファシリティーの回復力を改善して、 WebSphere MQ 共有キューのオーバーフローを処理するために、Flash Express フィーチャーを活用するように CFCC レベル 19 の機能拡張が設計されています。

継続した投資により、IT および変化する市場動向の対応に役立つように、 zEnterprise System が構築されています。これは、業界で他に類を見ないレベルの効率と経済性で、お客様に提供する価値を再構築するのに役立ちます。



Back to top

Top rule
Key prerequisites
Bottom rule

Refer to the Description section for specific firmware drivers and software requirements.

Machine Change Levels (MCLs) are required.

Descriptions of the MCLs are available on Resource Link®.

Access Resource Link at

https://www.ibm.com/servers/resourcelink/

Refer to: Mainframe products (select Product), Planning, Machine Information, EC/MCL report.

MCLs are designed to be applied concurrently except for the Crypto MCLs for the zEC12 and zBC12 servers. Contact IBM service personnel for further information.



Back to top

Top rule
Planned availability date
Bottom rule

Available now:

  • IBM Mobile Systems Remote application for System z
  • CCA enhancement for DK AES PIN support when a Crypto Express4S (zEC12, zBC12) or Crypto Express3 (zEC12, zBC12, z196, z114) PCIe adapter is configured as a CCA coprocessor

March 31, 2014:

  • DataPower XI50z V6.0 firmware for zBX Model 003 when attached to zEC12 and zBC12 servers
  • CCA enhancements for Message Authentication Codes and UDX simplification for PKA Key Translate when a Crypto Express4S (zEC12, zBC12) or Crypto Express3 (zEC12, zBC12, z196, z114) PCIe adapter is configured as a CCA coprocessor
  • CFCC Level 19 exploitation of the Flash Express feature (#0402) on the zEC12 and zBC12 servers

June 27, 2014:

  • z/VM V6.3 support for CPU pooling
  • z/VM V6.3 support for environment information interface
  • z/VM V6.3 guest exploitation of the zEDC Express feature (#0420) on the zEC12 and zBC12 servers
  • z/VM V6.3 guest exploitation of the 10GbE RoCE Express feature (#0411) on the zEC12 and zBC12 servers

For availability of z/OS V2.1 updates and z/OS platform product updates, refer to the Description section.



Back to top

Top rule
製品の機能詳細
Bottom rule

IBM BladeCenter Extension (zBX) モデル 003 に対する追加サポート

DataPower XI50 に対するファームウェア V6.0 サポート: IBM WebSphere DataPower Integration Appliance XI50 for zEnterprise (DataPower XI50z) は多機能アプライアンスであり、高度にセキュアな単一の拡張アプライアンスで、Web、モバイル、サービス指向アーキテクチャー (SOA)、およびクラウドといったあらゆる種類のワークロードに対するセキュリティーと統合ゲートウェイの機能を果たします。本日、zEC12 および zBC12 サーバーでサポートされている zBX モデル 003 に対応するための DataPower XI50z ファームウェア V6.0 のサポートを発表します。

ファームウェア・バージョン 6.0 には、以下のものが組み込まれています。

  • Web およびモバイル・ワークロードに対するセキュリティー、制御、統合、および最適化されたアクセスを迅速に実現する機能
  • IBM Worklight のモバイル Web トラフィック・セキュリティー: Worklight プラットフォームの使いやすい認証統合
  • WebSphere Application Server のフロントエンド・プロキシー: WebSphere Application Server Network Deployment 環境に対しエンベッデド・オンデマンド・ルーター機能
  • DataPower XC10 Caching Appliance とのローカル・レスポンス・キャッシングと統合: アプライアンス上のローカル・レスポンス・キャッシングでの最適化されたアプリケーションのデリバリー、および柔軟なキャッシング XC10 アプライアンスとのシームレスな統合
  • System z の価値の拡張: DataPower と IMS™ 間の新たな統合機能。これにより、 IMS トランザクションが外部の Web サービスをより簡単に使用可能。また、リモート・アプリケーションがサービスとして IMS データをより簡単に利用可能。
  • パターン・ベース構成: 共通の DataPower 構成を作成し、展開するための直感的で使いやすいツール。

zBX モデル 003 は、zEC12 サーバーおよび zBC12 サーバーとの接続をサポートされています。このサポートは、オペレーティング・システムからは透過的です。

zBX モデル 003 が zEC12 および zBC12 サーバーに接続されている場合の前提ハードウェア:

ファミリー マシン・タイプ ファームウェア・ドライバー SE バージョン
       
zEC12 2827 15 (MCL 適用) 2.12.1
zBC12 2828 15 (MCL 適用) 2.12.1

IBM WebSphere DataPower Appliance ファームウェア V6.0 について詳しくは、ソフトウェア発表レター JP13-0205 を参照してください。

System z 用の IBM Mobile Systems Remote アプリケーション

実験的なモバイル・アプリケーションである IBM Mobile Systems Remote は、 System z ハードウェア管理コンソール (HMC) で管理されるサーバーの構成、状況、およびメトリックの情報を表示できるように設計されています。このモバイル・アプリケーションは、アンサンブル、中央演算処理装置複合システム (CPC)、ワークロード、仮想サーバー、および IBM ブレード (IBM zEnterprise Unified Resource Manager によって管理されるリソース) の情報を、直感的なドリルダウン・スタイルのインターフェースで提示します。 このアプリケーションは、IT 担当者がより柔軟に作業を行うことができるように設計されています。

IBM Mobile Systems Remote は、iOS デバイスの場合は Apple App Store から、Android デバイスの場合は Google Play Store から入手できます。開発担当者の Web サイトでは、アプリケーションとその主要フィーチャーの機能の概要が記載されています。以下の Web サイトをご覧ください。

http://ibmremote.com/IBM_Mobile_Systems_Remote/Welcome.html

このモバイル・アプリケーションには、必要な HMC とのネットワーク・アクセスが必要です。ユーザーは、企業の WiFi、または外部ネットワークからの VPN のいずれかを使用するアクセスを手配する必要があります。さらに、アプリケーションがシステムの構成、状況、およびメトリックにアクセスして表示するために、HMC では Web サービス API が使用可能でなければなりません。

Common Cryptographic Architecture (CCA) の機能拡張

Crypto Express4S (zEC12、zBC12) または Crypto Express3 (zEC12、zBC12、z196、z114) PCIe アダプターが CCA コプロセッサーとして構成される場合、以下の暗号機能拡張がサポートされます。

Die Deutsche Kreditwirtschaft (DK) AES PIN サポート: ドイツの銀行業界の組織である DK は、銀行の内部システムやサーバーで使用される、一連の新しい個人識別番号 (PIN) 処理機能を定義しました。CCA は、ドイツの銀行業界のうち、DK 要件によって管理される部分に不可欠なこれらの機能をサポートするように設計されています。この機能には、新しい AES 鍵タイプに対する鍵管理サポート、AES 鍵生成サポート、および複数の DK 固有の PIN ならびに管理機能があります。 このサポートの方式と仕様に関する知的所有権は、German Banking Industry Committee に属しています。DK はドイツ銀行業界の協会です。German Banking Industry Committee は、Die Deutsche Kreditwirtschaft を表す英語の混成語です。2011 年 8 月より前の DK は、ZKA for Zentraler Kreditausschuss、すなわち Central Credit Committee と呼ばれていました。

新しいメッセージ認証コード (MAC) サポート: CCA は、Advanced Encryption Standard Cipher-based MAC (AES-CMAC) アルゴリズムを使用する新しいメッセージ認証コードをサポートするようになりました。

PKA Key Translate の User Defined Extension (UDX) 簡略化: Integrated Cryptographic Service Facility (ICSF) および CCA は、企業が基本 CCA サービスの拡張機能を作成できるように設計されています。 すべての UDX サービスは、契約に基づいて、 IBM Global Business Services® から特定のお客様に提供されます。 この発表では、ICSF および CCA は、基本の CCA サービスに UDX のサポートを追加しました。外部 RSA CRT 鍵を新しいフォーマットに変換するためのサポートが追加されます。これらの新しいフォーマットでは、鍵コンポーネントを特定するためにタグを使用します。PKA Key Translate コール可能サービスで使用される新しい規則配列キーワードによっては、サービス TDES がそれらのコンポーネントを CBC モードか ECB モードのいずれかで暗号化します。

CCA 機能拡張の前提ハードウェア:

ファミリー マシン・タイプ ファームウェア・ドライバー SE バージョン
       
zEC12 2827 15 (MCL 適用) 2.12.1
zBC12 2828 15 (MCL 適用) 2.12.1
z196 2817 93 (MCL 適用) 2.11.1
z114 2818 93 (MCL 適用) 2.11.1

CCA 機能拡張の前提ソフトウェア:

Crypto Express4S (#0865) または Crypto Express3 (#0864、#0871) PCIe アダプターが CCA コプロセッサーとして構成される場合、DK AES PIN サポートと新しいメッセージ認証コード・サポートには、少なくとも以下のものが必要です。

  • z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V1R13-z/OS V2R1 Web Deliverable (FMID HCR77A1) を適用) (PTF 適用)。

  • z/OS V2.1 (FMID HCR77A0) (PTF 適用)

  • z/OS V1.13 (Cryptographic Support for z/OS V1R13-z/OS V2R1 Web Deliverable (FMID HCR77A1) を適用) (PTF 適用)。

  • z/OS V1.12 または z/OS V1.13 (Cryptographic Support for z/OS V1R12-V1R13 Web Deliverable (FMID HCR77A0) を適用) (PTF 適用)。

  • z/VM V5.4 (PTF 適用、ゲスト利用)

Crypto Express4S (#0865) または Crypto Express3 (#0864、#0871) PCIe アダプターが CCA コプロセッサーとして構成される場合、新しい PKA Key Translate サポートには、少なくとも以下のものが必要です。

  • z/OS V2.1 (Cryptographic Support for z/OS V1R13-z/OS V2R1 Web Deliverable (FMID HCR77A1) を適用) (PTF 適用)。
  • z/OS V2.1 (FMID HCR77A0) (PTF 適用)
  • z/OS V1.13 (Cryptographic Support for z/OS V1R13-z/OS V2R1 Web Deliverable (FMID HCR77A1) を適用) (PTF 適用)。
  • z/OS V1.13 (Cryptographic Support for z/OS V1R12-V1R13 Web Deliverable (FMID HCR77A0) を適用) (PTF 適用)。
  • z/OS V1.12 または z/OS V1.13 (Cryptographic Support for z/OS V1R11-V1R13 Web Deliverable (FMID HCR7790) を適用) (PTF 適用)。
  • z/VM V5.4 (PTF 適用、ゲスト利用)

Cryptographic Support for z/OS Web Deliverable は、次の Web サイトから入手できます。

http://www.ibm.com/systems/z/os/zos/downloads/

z/VM V6.3 の機能拡張

CPU プーリングに対する z/VM V6.3 サポート: z/VM V6.3 では、CPU プールと呼ばれる新しいエンティティーを定義できるようになりました。 CPU プーリングは、 z/VM ゲストのグループが総計で消費できる CPU リソースの定義と制限を行うことができるように設計されています (物理プロセッサー単位。すなわち汎用プロセッサー (CP) または Integrated Facility for Linux (IFL) 専用エンジン)。

CPU プールには名前があり、容量が関連付けられています。1 つ以上の仮想マシンを 1 つの CPU プールに関連付けることができ、それらのマシンの総計 CPU 消費量はプールの容量に制限されます。単一システム・イメージ (SSI) クラスターで、CPU プールに関連付けられているゲストの Live Guest Relocation (LGR) には、ターゲット・クラスター・メンバーで互換プール定義が必要です。 容量の制限は、各クラスター・メンバーに個別にて定義され、実施されます。

このサポートの目的は、全体的なリソース使用量のバランスを改善するため、例えば、1 組のゲストが使用できるものに基づいて CPU 課金を制限するために、ゲストの集合の CPU 使用率に上限を設定できるようにすることです。 このサポートは、APAR VM65418 の PTF によって提供されます。このサポートは、ハードウェアからは透過的です。

新しい z/VM V6.3 環境情報インターフェース: z/VM V6.3 の新しいインターフェースは、CPU リソース情報を取得できるように設計され、仮想マシンが、稼働している環境の特性を認識できるように設計されています。情報は、マシン、論理区画、CPU プール、仮想マシンなどの複数のレベルで提供されます。

この新しいインターフェースは、 z/VM ゲスト・オペレーティング・システムで使用されるアプリケーションの構成を認識する必要があるアプリケーション・ツールで利用されます。これらのアプリケーションは、デプロイされる内容、およびそれらのアプリケーションで消費できる容量を認識する必要があります。 このサポートは、APAR VM65419 の PTF によって提供されます。このサポートは、ハードウェアからは透過的です。

z/VM V6.3 ゲストによる zEDC Express フィーチャーの利用: z/VM V6.3 上の z/OS ゲストは、zEDC Express フィーチャーを利用できるようになりました。 z/OS V2.1 用の IBM zEnterprise Data Compression (zEDC) および zEDC Express フィーチャーは、大きな CPU オーバーヘッドを生じることなくハイパフォーマンスで遅延の少ない圧縮の提供に役立つ、新しいデータ圧縮機能をサポートするよう設計されています。これにより、ディスク使用量を削減し、様々なプラットフォーム間での最適化されたデータの交換を可能にし、SMF データの書き込み速度を速くすることができます。このサポートは、APAR VM65417 の PTF によって提供されます。

zEC12 および zBC12 サーバー上での zEDC Express フィーチャー (#0420) には、少なくとも以下のものが必要です。

  • z/OS V2.1 (PTF 適用) および zEDC for z/OS フィーチャー
  • z/OS V1.13 (PTF 適用) (ソフトウェア圧縮解除サポートのみ)
  • z/OS V1.12 (PTF 適用) (ソフトウェア圧縮解除サポートのみ)
  • z/VM V6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)

z/VM V6.3 ゲストによる 10GbE RoCE Express フィーチャーの利用: z/VM V6.3 で実行される z/OS ゲストは、10GbE RoCE Express フィーチャーを利用できるようになりました。RoCE という語は、Remote Direct Memory Access over Converged Ethernet を表しています。10 ギガビット・イーサネット (10GbE) RoCE Express フィーチャーは、TCP/IP スタックを利用するアプリケーション (DB2® データベースにアクセスする WebSphere Application Server など) の CPU リソースの消費削減に役立つように設計されています。10GbE RoCE Express フィーチャーの使用は、 z/OS V2.1 で Shared Memory Communications-Remote Direct Memory Access (SMC-R) を利用するメモリー間転送でのネットワーク待ち時間の短縮にも役立つこと目的としています。これはアプリケーションからは透過的で、単一のシステム上での LPAR 間通信、または複数 CPC 環境でのサーバー間通信に使用することができます。このサポートは、APAR VM65417 の PTF によって提供されます。

zEC12 および zBC12 サーバー上での 10GbE RoCE Express フィーチャー (#0411) には、少なくとも以下のものが必要です。

  • z/OS V2.1 (PTF 適用)
  • z/OS V1.13 (PTF 適用) (互換性サポートのみ)
  • z/OS V1.12 (PTF 適用) (互換性サポートのみ)
  • z/VM V6.3 (PTF 適用、ゲスト利用)

z/OS V2.1 更新

z/OS V2.1 が、2013 年 9 月 30 日に出荷可能になりました。バージョン 2 は次段階のメインフレーム・コンピューティングの基礎として、プライベート・クラウド、モバイル・アプリケーションとソーシャル・アプリケーションのサポート改善などを含む、より拡張性が高いワークロードを促進するためのイノベーションに取り組めるようにします。その先進的なインフラストラクチャーは大量のデータの保護に寄与するよう設計されており、高度に最適化された可用性と連動したデータ分析ソリューションの改善は、ビジネスに新しい価値を実現するのを支援します。また、 IBM zEnterprise Systems の操作の簡略化と自動化に役立つように、管理面で継続的に改善が加えられています。

zEC12 サーバーと zBC12 サーバーおよびそれらのフィーチャーを利用することで、 z/OS V2.1 は、非常に高い可用性とスケーラビリティー、セキュリティーを実現するように設計されています。こうして、クラウドやデータ・アナリティックスによって提示される新しい経営課題に対応し、モバイル・アプリケーションやソーシャル・アプリケーションのセキュリティーの必要に応えます。 z/OS は、そのユニークな設計とサービス品質とにより、従来型の基幹業務のアプリケーションに加えて、オペレーショナル・アナリティクスやクラウドなどの要求の高いワークロードをサポートするのに必要な基盤を提供します。

管理と操作面での機能拡張により、 z/OS V2.1 と z/OS Management Facility V2.1 の組み合わせは、構成とソフトウェアのサービス・レベル管理が一層容易になるよう計画されており、コスト削減や、構成と管理のプロセスの向上に寄与します。 z/OS V2.1 の機能拡張の目的は、クラウドに必要な拡張性と可用性の実現、優れたデータ・サービス環境の提供、および基幹業務の資産の保護です。

以下の z/OS V2.1 の機能拡張が利用できるようになりました。

  • 旧レベルの PDSE バージョン 2 メンバーのリカバリーに対するサポート。 この新しいサポートは、JCL、ISPF、および動的割り振りを使用してメンバー・バージョンを作成するときに、PDSE に保持されるメンバー・バージョン数を指定できるようにします。IGDSMSxx parmlib メンバーで新しい MAXGENS_LIMIT キーワードを使用してシステム全体の最大値を指定するためのサポートが提供されます。 この新機能をサポートするために、さまざまなプログラミング・サービスが更新されました。さらに、ISPF は、PDSE メンバー・バージョンの編集、ブラウズ、およびリカバリーをサポートします。このサポートは、APAR OA42358 の PTF によって提供されます。

  • CCSID 1377 および 1375 の Hong Kong Supplementary Character Set (HKSCS-2008) に対する z/OS Unicode サポート。このサポートは、APAR OA43021 の PTF によって提供されます。

  • MCL を適用した zEC12、zBC12、z196、および z114 サーバーに対する Common Cryptographic Architecture (CCA) 機能拡張サポート (Crypto Express4S (zEC12、zBC12) または Crypto Express3 (zEC12、zBC12、z196、z114) PCIe アダプターが CCA コプロセッサーとして構成される場合)。ドイツの銀行業界の組織である DK は、一連の新しい個人識別番号 (PIN) 処理機能を定義しました。CCA は、新しい AES 鍵タイプに対する鍵管理サポート、AES 鍵導出サポート、および複数の DK 固有の PIN ならびに管理機能などの新機能をサポートします。 これらの機能に対する ICSF サポートは、APAR OA42246 の PTF によって提供されます。

新しい z/OS V2.1 機能:

  • MCL を適用した zEC12、zBC12、z196、および z114 サーバーに対する追加の CCA 機能拡張 (Crypto Express4S (zEC12、zBC12) または Crypto Express3 PCIe アダプターが CCA コプロセッサーとして構成される場合)。これらは、複数の新機能 (Deterministic PIN Generate、Personal Account Number Translate、PIN Reference Value Card Number Update、 PIN Reference MAC Generation、および変更されたアカウント番号の新規 PIN 参照値を再生成するための機能) を組み込むために、ドイツ銀行業界の組織 (DK) の個人識別番号 (PIN) 処理機能に対するサポートをさらに強化するように設計されています。 このサポートは、2014 年の第一四半期に APAR OA43906 の PTF によって提供されます。
  • MCL を適用した zEC12、zBC12、z196、および z114 サーバーに対するメッセージ認証コードと新規 PKA Key Translate の CCA 機能拡張 (Crypto Express4S (zEC12、zBC12) または Crypto Express3 PCIe アダプターが CCA コプロセッサーとして構成される場合)。以下の新機能は、2014 年の第一四半期に利用可能になります。
    • APAR OA43906 の PTF における対応する ICSF サポートとともに AES-CMAC アルゴリズムを使用した、新規メッセージ認証コード (MAC) に対する CCA サポート。
    • User Defined Extension (UDX) の必要性を減らすための ICSF および CCA サポート。CCA は、 RSA CRT 鍵の変換に使用される追加アルゴリズムをサポートするように設計されています。その結果、ICSF レベルまたは CCA レベルごとに新しい UDX を作成する必要はありません。このサポートの ICSF コンポーネントは、APAR OA43816 の PTF によって提供されます。
  • z/OSMF 環境で稼働するように設計された新しい、ブラウザー・ベースの SDSF アプリケーション。この新しい SDSF タスクは、ISPF ベースと TSO/E ベースの SDSF アプリケーションによって提供される同じ機能を多数サポートするように設計されていますが、グラフィカル・ユーザー・インターフェースのもっと豊富な表示機能を利用できます。この機能には z/OSMF V2.1 (5610-A01) が必要です。このサポートは、2014 年の第一四半期に APAR PM86303 の PTF によって提供されます。

さらに、以前に発表された以下の z/OS V2.1 機能の詳細情報が利用できます。

  • 拡張フォーマット BSAM および QSAM データ・セット圧縮のサポート。 このサポートは、zEC12 および zBC12 サーバー上の zEDC Express フィーチャー、および zEnterprise Data Compression (zEDC) for z/OS V2.1 フィーチャーを使用し、圧縮形式のデータ・セット用に新しいオプションを提供します。SMS DATACLAS 定義における新しい COMPACTION オプション、および IGDSMSxx メンバーの parmlib における新しい COMPRESS オプションは、最小サイズより大きなデータ・セットに zEDC 圧縮の使用を指定できるようにします。 この機能は、既存の汎用および調整済みの圧縮機能と比較して、圧縮に必要なディスク・スペースの節約と CPU 使用量の削減に役立つように設計されています。このサポートは、2014 年の第一四半期に APAR OA42195 の PTF によって提供されます。

以下の z/OS プラットフォーム製品も更新されました。

  • IBM 31-bit and 64-bit SDK for z/OS Java™ Technology Edition、バージョン 7 リリース 1 (5655-W43 および 5655-W44) (IBM SDK 7 for z/OS Java) では、zEDC Express フィーチャーを利用し、10GbE RoCE Express フィーチャーで使用される Shared Memory Communications-Remote Direct Memory Access (SMC-R) を利用できるようになりました。さらに、この更新は、ワークロード・マネージャー (WLM) 照会競合サービス (SYSEVENT QRYCONT) を使用できるようにする新しい Java API を使用して、 Java とコア z/OS ワークロード管理機能との統合の強化を行うように設計されています。これらのプログラミング・インターフェースは、 WebSphere Compute Grid などの Java ベースの処理環境で、適応型で同時のオンラインとバッチのワークロードをサポートするように設計されています。

  • 上記の Java 更新と APAR OA43869 の PTF を使用して、 IBM Encryption Facility for z/OS (5655-P97) は、zEC12 および zBC12 サーバー上の zEDC Express フィーチャー、ならびに zEnterprise Data Compression (zEDC) for z/OS V2.1 フィーチャーを利用できるようになりました。これは、Encryption Facility OpenPGP サポートで使用可能なソフトウェア圧縮サポートを補完し、ソフトウェア圧縮よりも、zEDC Express フィーチャーを使用して、暗号化時間の短縮に役立つように設計されています。
  • バージョン 5.2 の Sterling Connect:Direct® for z/OS (5655-X01 および 5655-X09) は、新しいパフォーマンス関連機能、すなわち z/OS Distributed Data Backup (zDDB) フィーチャーを使用する IBM System Storage® DS8000® シリーズとの拡張カウント・キー・データ (ECKD™) および固定ブロック方式 (zFBA) インターフェースの組み合わせを使用した高速ファイル転送機能をサポートするようになりました。 さらに、大容量データ・セットと拡張アドレス・ボリューム (EAV) に対する z/OS サポートもあります。また、Sterling Connect:Direct は、zEC12 および zBC12 サーバーに使用可能な zEDC Express フィーチャー、ならびに zEnterprise Data Compression (zEDC) for z/OS V2.1 フィーチャーを使用したファイル圧縮もサポートします。

Sterling Connect:Direct for z/OS のバージョン 5.2 に関する詳細については、ソフトウェア発表レター JP14-0026 を参照してください。

z/OSMF V2.1 (5610-A01) は、更新により以下のものを提供します。

  • 外部アプリケーションをサポートして、z/OSMF ナビゲーション・ツリーに表示されるようにそれらのアプリケーションを z/OSMF にインポートできるようにする新規 API。z/OSMF にインポートされたものの、z/OSMF 自体の一部ではない外部アプリケーションは、次のように設計されています。
    • z/OSMF ユーザー・インターフェースに提示されます
    • 特定の z/OSMF サービスを使用できます
    • 他の z/OSMF アプリケーションにリンクできます
  • z/OSMF V2.1 で導入されたワークフロー機能の改善。ワークフローのデフォルトの指定サポートなど、ワークフロー作成者の柔軟性を向上させ、エンド・ユーザーが、該当する場合に一部のワークフロー・ステップが自動的に実行されることを指定できるようにします。 これは、ワークフローのユーザビリティーの向上を目的としています。
  • リソース監視アプリケーションで最新の履歴パフォーマンス情報を取得し表示する機能。さらに、一般的なスプレッドシート・プログラムでインポートできるファイルに、アプリケーションに表示される情報をエクスポートできるようにする新機能が設計されています。
  • WLM サービス定義アクションにコメントを追加する機能。 例えば、これを使用すると、後で検討するために、WLM ポリシーに変更を加える理由を文書化することができます。
  • ソフトウェア管理アプリケーションの新機能:
    • 非 SMP/E 管理データ・セットをソフトウェア・インスタンスに追加するのを容易にします。これは、SMP/E ゾーンで管理されない多数のデータ・セットを 1 つのソフトウェア・インスタンスに関連付けるのを容易にします。
    • z/OS UNIX™ システム・サービス・ファイル・システムのマウント・ポイントをもっと簡単に編集する方法を提供します。この機能は、デプロイメント操作時に z/OS UNIX ファイル・システム・データ・セットの複数のマウント・ポイントの管理を容易にします。
  • ISPF タスクにおいて、大部分の PC キーボード上の Ctrl キーを Enter キーとして使用するためのサポート。これにより、標準 3270 エミュレーター・キーボード・レイアウトとの整合性を強化することによって、ISPF タスクの使用が容易になります。
  • REST Jobs API において、ジョブの保持と解放、および 2 次 JES2 サブシステムを使用したジョブの処理を行うためのサポート。これらの新機能により、柔軟性が向上します。
  • データ・セットのリストを表示し、 z/OS UNIX ファイルおよびディレクトリーのリストを表示できるようにする、2 つの新規 z/OSMF REST サービス。これらの新規インターフェースは、 z/OS に保管されているデータを使用して Web ベース・アプリケーションを作成する機能をさらに向上させます。
  • z/OSMF プラグインを迅速かつ容易に構成するのに役立つ新規ワークフロー。これは、z/OSMF 機能をより迅速に利用するのに必要なステップの実行に役立ちます。

上記の z/OSMF V2.1 機能に対するサポートは、2014 年の第一四半期に APAR PM98630 の PTF で提供されます。

カップリング・ファシリティーの回復力の向上

Coupling Facility Control Code (CFCC) レベル 19 での Flash Express フィーチャーの利用は、費用対効果の高いスタンバイ容量を提供すると同時に回復力を改善して、 WebSphere MQ 共有キューのオーバーフローを処理します。Flash Express フィーチャーで提供される Storage Class Memory (SCM) で特定のカップリング・ファシリティー・リスト・ストラクチャーのオーバーフロー域を指定できるようになりました。これは、必要に応じてストラクチャー・データを Flash Express メモリーにマイグレーションし、処理のために実メモリーに戻すことができるようにします。 WebSphere MQ for z/OS Version 7 (5655-R36) を使用する場合、この新しい機能は、エンタープライズ・メッセージング・ワークロード・スパイクに対して有効なバッファリングを行うこと、さらに、共有キュー構造での大量データの保管をサポートすることが期待されており、数時間分のデータを処理の中断なしに保管できるようにする可能性があります。

zEC12 および zBC12 カップリング・ファシリティーで CFCC レベル 19 の Flash Express フィーチャー (#0402) を利用するには、以下のものが必要です。

前提ハードウェア:

ファミリー マシン・タイプ ファームウェア・ドライバー SE バージョン
zEC12 2827 15 (MCL 適用) 2.12.1
zBC12 2828 15 (MCL 適用) 2.12.1

2014 年の上半期に出荷可能になる前提ソフトウェア:

  • z/OS V2.1 (APAR OA40747 の PTF 適用)。
  • z/OS V1.13 (APAR OA40747 の PTF 適用)。

CFCC レベル 19 での Flash Express フィーチャーの利用に対するサポートで、CFSizer が更新されました。 次のものが利用できるようになりました。

  • MQSeries® 入力ページで、オーバーフロー容量の必要時間の分数を記述する入力を受け入れるようになりました。その入力に 0 以外の値を指定すると、Flash Express 計算が起動します。 以下の Web サイトをご覧ください。
http://www-947.ibm.com/systems/support/z/cfsizer/mqseries/
  • 「Alternate Sizing Techniques」ページで、2 つのバージョンの Sizer ユーティリティーがダウンロードできるようになりました。新規バージョン 1.01 は、他の重要な変更とともに Flash Express をサポートします。最も顕著な変更は、コンソールではなく、ユーザー指定のデータ・セットまたは SYSOUT への書き込みです。前のバージョン 0.12 は、フォールバックまたは互換性のために提供され、最終的に非推奨になります。以下の Web サイトをご覧ください。
http://www-947.ibm.com/systems/support/z/cfsizer/altsize.html


Back to top

Top rule
製品の位置付け
Bottom rule

IBM zEnterprise は、あらゆる規模の組織がビジネス上の優位性を確保するためにより良い顧客体験を構築できるように設計されています。先進のビジネス機能、優れたコンピューティング効率、ソフトウェアとファームウェアの機能拡張を実現する先頭に立ち続けてきた (開発意向表明の実現) zEnterprise は、競争力の向上を可能にする主要なマーケット・シフトや変革テクノロジーを利用し、サポートし続けています。

新テクノロジーを採用するお客様にとって、ビジネス機会を活かすには、企業が追加のセキュリティー機能とアクセス制御に対応し、アプリケーション・トラフィックの急激な増加を管理する必要があります。 IBM WebSphere DataPower Integrated Appliance XI50 for zEnterprise (DataPower XI50z) は、ブレードおよび IBM System z 環境に便利なフォーム・ファクターでセキュリティーと統合ゲートウェイ機能を提供します。ファームウェア V6.0 での機能拡張は、追加機能 (モバイル Web トラフィック・セキュリティー、オンデマンド・ルーター機能、 IMS の新規統合機能など) を提供して、 IBM データ・アズ・ア・サービスをより簡単に使用できるようにします。

モバイル・デバイスで主なシステム構成、状況、およびメトリックを取得する必要があるお客様は、新しいモバイル・アプリケーションに関心を示します。 IBM Mobile Systems Remote は、アンサンブル、CPC、ワークロード、仮想サーバー、および IBM ブレード (IBM zEnterprise Unified Resource Manager で管理されるリソース) の構成、状況、およびメトリックの情報を表示できるようにします。 このアプリケーションは、iOS および Android デバイスに使用可能です。

お客様の企業に、Crypto Express4S または Crypto Express3 フィーチャーがインストールされた zEC12 または zBC12 サーバーがある場合、もしくは Crypto Express3 フィーチャーがインストールされた z196 または z114 サーバーがある場合、Die Deutsche Kreditwirtschaft (DK) AES PIN、AES-CMAC アルゴリズムを使用する新しいメッセージ認証コード (MAC)、および PKA Key Translate 用の User Defined Extension (UDX) 簡略化の支援として利用できるようになった Common Cryptographic Architecture 機能拡張によるメリットを活用できます。

z/VM V6.3 は、zEDC Express フィーチャーと 10GbE RoCE Express フィーチャーの両方のゲスト・サポートを提供するために機能拡張されました。 zEnterprise 圧縮機能 (zEDC Express) は、プラットフォーム間でのデータ配布をサポートする業界標準の圧縮機能を提供し、必要なディスク・スペースを減らし、チャネルとネットワーク帯域幅を改善します。10GbE RoCE Express フィーチャーによって提供される Remote Direct Memory Access over Converged Ethernet は、従来の TCP/IP 通信と比較すると、アプリケーション変更の必要なく、待ち時間と CPU リソース使用量の削減に役立ちます。

また、 z/VM V6.3 は、CPU プーリングおよび環境情報のインターフェースをサポートするためにも機能拡張されました。 CPU プーリングは、リソース使用量のバランスを取るために、ゲスト・グループの CPU 使用率に上限を設定できるようにします。環境情報のインターフェースは、マシン、論理区画、CPU プール、仮想マシン構成を始めとする、稼働環境の判別に役立つようにアプリケーションで利用できる CPU リソース情報の収集を可能にします。

z/OS V2.1 が、2013 年 9 月 30 日に出荷可能になりました。プライベート・クラウドを含めて、高度に拡張が容易なワークロードを配置するために、 z/OS V2.1 環境と z/OS プラットフォーム製品の両方に追加の機能拡張が提供されるようになりました。これらの機能拡張は、お客様の価値を向上させると同時に、大量のデータの保護に役立つインフラストラクチャーを引き続き維持できるように設計されています。

Flash Express フィーチャーは、重要な処理時間に主なワークロードの可用性とパフォーマンスを向上させるように設計されています。フラッシュ・メモリーは、ワークロードのトランザクション移行またはスパイク時 (業務開始時処理またはバッチ・オンライン移行など) の可用性改善に役立つように設計されています。 本日発表された機能拡張により、CFCC レベル 19 では、費用対効果の高い方法で WebSphere MQ 共有キュー・オーバーフローを処理可能とすることにより、 Flash Express フィーチャーを利用して WebSphere MQ 回復力を改善することができます。



Back to top

Top rule
開発意向表明
Bottom rule

拡張 RACF® パスワード暗号化アルゴリズム: 将来、拡張 RACF パスワード暗号化アルゴリズムが計画されています。 このサポートは、 RACF パスワード・アルゴリズム処理における暗号の強度を改善するためのものです。これは、 RACF データベースのコピーが不注意でアクセス可能になった場合に、 RACF パスワード・データの保護に役立ちます。

z/OSMF の新機能: Microsoft™ Internet Explorer 10 ブラウザーのサポート、インシデント・ログに対する OpenSSH SFTP サポート、ソフトウェア管理アプリケーションにおける生成されたジョブの統合管理、ワークフローの改善、ファイルとデータ・セットの編集とブラウズのための z/OSMF REST サービス・サポートを組み込むための、z/OSMF V2.1 の新機能が計画されています。

複数の TCP/IP デバイス・ドライバーに対するソフトウェア・サポートを提供する最後の z/OS リリース: z/OS V2.1 は、複数の TCP/IP デバイス・ドライバーに対するソフトウェア・サポートを提供する最後の z/OS リリースになる計画です。 IBM では、これらのデバイス・ドライバーをご利用のお客様は、最新のデバイス・タイプ (OSA-Express QDIO や HiperSockets™ など) に移行するようにお勧めします。 サポートが終了する予定の TCP/IP デバイス・ドライバーは、非同期伝送モード (ATM)、対ワークステーション共通リンク・アクセス (CLAW)、HYPERChannel、Channel Data Link Control (CDLC)、SNALINK (LU0 と LU6.2 の両方)、および X.25 です。 注: SNA デバイス・ドライバーに対するサポートは影響しません。

z/OS Communications Server からの SMTPD NJE Mail Gateway および Sendmail メール・トランスポートのサポートの終了: IBM は、将来、Simple Mail Transport Protocol Network Job Entry (SMTPD NJE) Mail Gateway および Sendmail メール・トランスポートを z/OS Communications Server のサポートを終了する意向です。メールの送信に SMTPD NJE Gateway を使用する場合、 IBM では、代わりに既存の CSSMTP SMTP NJE Mail Gateway の使用をお勧めします。CSSMTP は、機能とパフォーマンスを大幅に改善します。また、Sendmail クライアント・プログラムを使用して、メール・メッセージを送信することもできます。SMTP トランスポートとして CSSMTP を使用する代替機能が計画されています。この機能は、アプリケーション・プログラミングの変更が不要になるように設計されます。ローカル TSO/E または z/OS UNIX システム・サービス・ユーザー・メールボックスへの配信のためのメールの受信、または他の宛先へのメールの転送のために、SMTPD または Sendmail を (SMTP) サーバーとして使用することをサポートする代替機能は、 z/OS Communications Server で計画されていません。

ESA/390 インタプリタ実行機能のサポートの終了: The IBM zEnterprise EC12 および IBM zEnterprise BC12 は、ESA/390 インタプリタ実行機能をサポートする最後の System z サーバーになる予定です。今後すべての System z サーバーは z/Architecture® インタプリタ実行機能のみをサポートします。 これによって、z/Architecture 以外のバージョンの z/VM オペレーティング・システム (現在は使用されていない V4.4 以前のバージョン)、および ESA/390 インタプリタ実行機能を直接利用する他のオペレーティング・システムおよびプログラムは、今後の System z サーバーで実行することはできません。 ただし、ESA/390 オペレーティング・システムは z/VM V6 のサポートされているリリースのゲストとして実行でき、これは z/Architecture インタプリタ実行機能を利用できます。



Back to top

Top rule
参照情報
Bottom rule

参照先:



Back to top

Top rule
製品資料
Bottom rule

以下の更新済み資料は、「 Resource Link 」の「Library」セクションで参照することができます。

Title 資料番号
   
zEC12 System Overview SA22-1088
zBC12 System Overview SA22-1089
z196 System Overview SA22-1086
z114 System Overview SA22-1087
zEnterprise System PR/SM™ Planning Guide SB10-7156

以下の更新済み資料は製品に同梱されており、出荷開始予定日以降に「 Resource Link 」の「Library」セクションで参照することができます。

Title 資料番号
   
zBX Service Guide GC28-6884
zEC12 Service Guide GC28-6915
zBC12 Service Guide GC28-6924

以下の更新済み資料は、出荷開始予定日以降に「 Resource Link 」の「Library」セクションで参照することができます。

Title 資料番号
   
zEnterprise System Introduction to Ensembles GC27-2609
zEnterprise System Ensemble Planning and Configuring Guide GC27-2608
System z HMC Web Services API (Version 2.12.1) SC27-2626
System z IOCP User's Guide for ICP SB10-7037

「 Resource Link 」パネルの説明に従ってユーザー ID とパスワードを取得します。「 Resource Link 」はアクセスおよびナビゲーションしやすく設計されています。次の Web サイトを参照してください。

https://www.ibm.com/servers/resourcelink/


Back to top

Top rule
料金
Bottom rule
パスポート・アドバンテージ

パスポート・アドバンテージ® の情報および料金については、 IBM 担当員、 IBM 認定のビジネス・パートナー、または Software ValueNet について認定された IBM ビジネス・パートナー (該当する場合) にお問い合わせください。追加情報は以下のサイトでも参照できます。

http://www.ibm.com/software/passportadvantage


Back to top

Top rule
AP ディストリビューション
Bottom rule
Country/Region Announced
AP IOT
ASEAN * あり
India/South Asia ** あり
Australia あり
People's Republic of China あり
Hong Kong S.A.R of the PRC あり
Macao S.A.R of the PRC あり
Taiwan あり
South Korea あり
New Zealand あり
JAPAN IOT
Japan あり

*ブルネイ・ダルサラーム、インドネシア、カンボジア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、およびベトナム

**バングラデシュ、ブータン、インド、スリランカ、モルジブ、およびネパール

商標

IMS、ECKD、HiperSockets および PR/SM は、IBM Corporation の米国およびその他の国における商標です。

IBM、WebSphere、DataPower、zEnterprise、BladeCenter、System z、z/VM、Express、z/OS、Resource Link、Global Business Services、DB2、System Storage、DS8000、MQSeries、RACF、z/Architecture および Passport Advantage は、IBM Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

Microsoft は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

その他の会社名、製品名、およびサービス名は、それぞれの会社の商標またはサービス・マークです。

ご利用条件

お客様の国で発表されて入手可能な IBM 製品およびサービスは、その時点で有効で適用可能な標準契約、条項、条件、および料金に基づいてオーダーできます。IBM は、この発表をいつでも予告なしに変更または撤回する権利を有するものとします。この発表は情報提供のみを目的としています。 Additional terms of use are located at:

ご利用条件

この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。

IBM 製品に関する最新情報については、IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。

http://www.ibm.com/planetwide/jp/