IBM Z NetView 6.4 は、テクノロジーの統合、ユーザーの生産性の加速、ネットワーク管理の強化、およびセキュリティー機能の強化により、モダナイズされたユーザー・エクスペリエンスを提供します
日本 IBM のソフトウェア発表 JP22-00292022 年 6 月 14 日目次 | ||||||||||||||||||||
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ハイライト
IBM Z® NetView 6.4:
- 管理者とオペレーターが IBM® z/OS® 以外のプラットフォームから IBM Z NetView と連携するために使用するコマンド・ライン インターフェースである Zowe CLI 用プラグインを提供します。
- NetView タスクでキューに入れられたメッセージを表示して、ユーザーがタスクを処理する前に十分な情報に基づいて決定するための機能を提供します。
- より長い z/OS シンボル名と値のサポートを提供し、お客様に柔軟性を提供します。
- z/OS 暗号化準備テクノロジー (zERT) ポリシーの適用、パケット・トレースおよびディスカバリー・マネージャーのインターフェース表示に関する SNMP 要件の除去、NVSNMP の SNMPV3 サポート、AON 動的表示機能 (DDF) 通信の RMTCMD への変換など、ネットワーク管理を改善します。
- DFSMS および ICSF を使用して暗号化された NetView データ・セットを使用してセキュリティーを強化する機能、および NetView コマンドの一部として発行された機密ユーザー情報を非表示にする機能をユーザーに提供します。
概要
IBM Z NetView は、 IBM Z 上でビジネス・アジリティーの要件に対応するため、ネットワークとシステム管理と共に自動化を提供します。主な機能と高度な機能には、ネットワーキングと自動化、強化された企業統合、クライアントのタイム・ツー・バリューが含まれます。システムとネットワークの自動化は、 IBM Z NetView によって提供され、IT 可用性向上の継続した取り組みに対処します。主に携帯電話のために、ネットワーク要件はますます増加しているため、堅牢なネットワーク管理ソリューションの必要性がますます重要になっています。
IBM Z NetView 6.4は、生産性を向上させる技術の統合を通じて、モダナイズされたユーザー・エクスペリエンスを提供し続けています。これは、 IBM Z NetView plug-ins for Zowe CLI を導入することによって実現します。
- 基本プラグインを使用すると、クライアントはコア NetView 情報にアクセスし、ほとんどの NetView コマンドを発行することができます。データの特定カテゴリーには、以下が含まれています。
- Canzlog メッセージ
- タスク使用率情報
- コマンドの送信先の NetView ドメインのリスト
- NetView REST サーバーを介した NetView 認証
注: ネットワーク・プラグインおよび自動化プラグインを使用する場合は、このプラグインをダウンロードする必要があります。
- 自動化プラグインを使用すると、自動化テーブルのメンバーまたはステートメントを管理できます。
- 自動化テーブル・メンバーをアクティブ化します。
- 自動化テーブル・メンバーをダウンロードします。
- アクティブな自動化テーブルをリストします。
- 自動化テーブル・ステートメントのシミュレート済みの試験を実行します。
- 自動化テーブル・ステートメントをアップロードします。
- 自動化テーブル・メンバーを妥当性検査します。
- ネットワーク・プラグインを使用すると、ネットワークを監視できます。
- 分散 DVIPA (DDVIPA) 健全性情報を表示します。
- 分散 DVIPA (DDVIPA) 統計を表示します。
IBM Z NetView 6.4 では、以下の追加機能拡張が提供されています。
- 在席オペレーター・タスクおよび自動化操作プログラム・タスクでキューに入れられたメッセージの表示。これにより、お客様は、完了していないプロセスの背後にあるタスクのキュー内を確認できるため、ユーザーはタスクをリサイクル、停止、リセットするかどうかについて、情報に基づいた決定を下すことができます。
- z/OS で定義されているように、最大 16 文字の z/OS シンボル名と最大 44 文字 (スペースを含む) の置換テキストをサポートします。このサポートのために、以下の領域の拡張が実行されました。
- いくつかの構成サンプル (CxxSTGEN、CNMSTUSR、CNMPOLCY など)
- PIPE SUBSYM ステージ
- ネットワーク管理の機能拡張は以下のとおりです。
- IBM z/OS V2.5 Communications Server は、 z/OS 暗号化準備テクノロジー (zERT) 機能を強化し、ネットワーク暗号化標準の適用を提供しました。zERT ポリシー・ベースの強制 (zERT 強制) ソリューションを使用すると、TCP 接続がそれらの規則に一致したときに実行するオプションのアクションとともに、さまざまなレベルの暗号保護を記述するポリシー・ベースの規則を使用できます。zERT 適用により、メッセージによる即時通知、SMF レコードによる監査、および問題のあるまたは受け入れられない暗号保護が検知されたときの自動接続終了までも可能にします。 IBM Z NetView は、syslogd および SMF レコード通知をキャッチし、ユーザーがアクションを自動化できるメッセージを生成します。
- SNMP 要件が中止されるのは、以下の場合です。
- Discovery Manager を使用したインターフェースの表示
- パケット・トレース
この機能拡張により、SNMP をこの機能用に構成する必要がなくなるため、価値実現までの時間的余裕が生まれます。
- SNMPv3 の NVSNMP コマンド・サポートにより、追加のセキュリティー・パラメーターを発行することができます。SNMPv3 にはユーザー名が必要であり、オプションで認証と暗号化を指定できます。
- セキュリティー
- DFSMS および IBM z/OS 統合暗号化サービス機能 (ICSF) でサポートされている暗号化データ・セットの使用。 IBM Z NetView は、暗号化をサポートしています。
- 拡張区分データ・セット (PDSE) (DSIPARM および Canzlog アーカイブ・データ・セットなど)
- VSAM データ・セット (DSILOGP/DSILOGS など)
- コマンドに関する機密情報のエコー、ログ記録、およびトレースを防止する機能。CNMSELTE DSIPARM メンバーを参照してください。
- DFSMS および IBM z/OS 統合暗号化サービス機能 (ICSF) でサポートされている暗号化データ・セットの使用。 IBM Z NetView は、暗号化をサポートしています。
- NetView Enterprise Management Agent
- 拡張アクセス・ボリュームの使用に関するサポートは、履歴パフォーマンス情報として提供されます。 IBM Z NetView Enterprise Management Agent には、ヒストリー情報用の OMEGAMON® 永続データ・ストア (PDS V2) ラージ・ファイル・セットアップの使用が含まれるようになりました。 これにより、製品ワークスペースにデータを取り込むために履歴から保存および取得できる情報量が増加します。
IBM Z NetView 6.4 では、以下の機能は選択できなくなりました。
- NetView Web Services Gateway (SOAP Server)
- SNA Topology Manager
- NetView Web Application Server をサポートした NetView タスク DSIWBTSK
- Correlation Engine
- MultiSystem Manager サポート
- SECOPTS.AUTHCHK.TARGETID コマンド権限セキュリティー・オプション
主要要件
IBM Z NetView 6.4 について詳しくは、 技術情報 のセクションを参照してください。
出荷開始予定日
2022 年 6 月 17 日
国別の出荷予定は、各国の法的要件に応じて決まります。
製品の位置付け
IBM Z NetView 6.4 は、堅牢なツール・セットを提供して、単一の制御ポイントから、複合、マルチベンダー、マルチプラットフォームのネットワークおよびシステムの保守を行います。
IBM Z NetView は、Integrated Service Management をサポートし、Integrated Service Management に関与します。また、ビジネスと IT の両方にわたって可視化、コントロール、および自動化を実現するうえでネットワークとシステムの管理が重要であることを示します。 IBM Tivoli® Application Dependency Discovery Manager 製品の使用に本格的に参加し、これと連携することによって、 IBM Z NetView は、お客様の NetView への投資を保護し、その新機能を利用して、IT リソースにとどまらず、企業の業務形態を統制するテクニカル・プロセスおよびビジネス・プロセスの適切な管理も行います。
IBM Z NetView は、他の製品と連携して機能する管理機能や単独で機能する管理機能を備えています。独立の管理アプリケーションとしての IBM Z NetView は、TCP/IP リソースと SNA リソースの両方を管理し、ネットワークまたはシステムのイベントの処理を自動化するための機能を提供します。
IBM Z NetView は、 IBM Integrated System Management の中核となる統合ポイントです。 IBM Z NetView 6.4 で動作する製品の例としては、以下のものがあります。
- IBM Z System Automation (5698-SA4)
- IBM OMEGAMON モニター・ツール
- IBM Z Workload Scheduler (5698-T08)
- IBM Tivoli Business Service Manager (5724-C51)
- IBM Tivoli Application Dependency Discovery Manager (5724-N55)
開発意向表明
予定されている機能サポート終了のお知らせ
IBM Z NetView 6.4 は、以下の機能をサポートする最終リリースです。
- NetView 管理コンソール (NMC)
- NetView ディスカバリー・ライブラリー・アダプター (DLA)
- NetView-<
- NetView-<
IBM の計画、指示、および意図に関する IBM の記述は、IBM の単独の裁量により、予告なしに変更または撤回されることがあります。 今後の製品に関する情報は、IBM の製品の一般的な方向性を示すことを目的としたものであり、発注の意思決定のための判断基準の利用を意図したものではありません。今後の製品に関する情報は、いかなる資料、コード、または機能性の提供というコミットメント、約束、または法律上の義務について言及するものでもありません。今後の製品に関する情報は、いかなる契約にも含めることはできません。 IBM 製品について記載される今後のフィーチャーまたは機能の開発、発表、および時期は、すべて IBM の判断で決定されます。
各国語の出荷予定
Language | Availability date |
---|---|
English US | June 17, 2022 |
翻訳版に関する情報は、入手可能な場合は、 Translation Reports Web サイトにあります。
プログラム番号
Program number | VRM | Program name |
---|---|---|
5697-NV6 | 6.4.0 | IBM Z NetView |
サービス
IBM Systems Lab Services
Systems Lab Services は、ハイブリッドクラウドおよびエンタープライズの IT ソリューションのビルドを支援するインフラストラクチャー・サービスを提供します。サーバーからストレージ・システムやソフトウェアに至るまで、Systems Lab Services は次世代 IT インフラストラクチャーのビルディング・ブロックの導入を支援して、お客様のビジネスの強化に貢献します。Systems Lab Services のコンサルタントは、お客様のためにオンラインまたはオンサイトでインフラストラクチャー・サービスを実行して、深い技術専門知識、有用なツール、成果の上がる方法を提供します。Systems Lab Services の目的は、お客様がビジネスの課題を解決し、新しいスキルを獲得し、ベスト・プラクティスを適用できるようにするのを支援することです。
Systems Lab Services は、 IBM Power® サーバー、 IBM ストレージ・システム、 IBM Z 、および IBM LinuxONE 向けに幅広いインフラ・サービスを提供します。Systems Lab Services はグローバルな存在であり、経験豊富なコンサルタントを世界中にオンラインまたはオンサイトで配置できます。
支援については、Systems Lab Services (ibmsls@us.ibm.com) にお問い合わせください。
詳しくは、 IBM Systems Lab Services Web サイトを参照してください。
IBM Consulting
あらゆる業界でトランスフォーメーションが続く中、企業は、全社的なビジネス戦略とテクノロジー・インフラストラクチャーをマップするために単独のパートナーを必要としています。 IBM Consulting は、組織全体での変化を加速させるビジネスパートナーです。 IBM の専門家は、人材、テクノロジー、パートナー・エコシステムのつながりを築く協調的な働き方を見つけることにより、企業の成功を支援します。 IBM Consulting は、ビジネスに関する専門知識とテクノロジーのエコシステムをまとめて、組織が直面する最大の問題の解決を支援します。より迅速に結果を得るための手法、オープンかつ柔軟なハイブリッドクラウド・アーキテクチャーを土台とする統合型アプローチ、 IBM Research® および IBM Watson® AI から取り入れたテクノロジーにより、 IBM Consulting は、企業が確実に変化を指揮し、ビジネスと最終的な収益を継続的に改善できるようにします。
詳しくは、 IBM Consulting Web サイトを参照してください。
IBM Technology Support Services (TSS)
予防保守およびオンサイト・サポートとリモート・サポートを受け、重要なビジネス・アプリケーションおよび IT システムに対する実用的な洞察を得ます。240 個を超えるオープンソース・パッケージ向けのサポートによって、開発者の技術革新を促進させます。 IBM の強力なアナリティクスと AI 対応のツールを活用して、お客様チームが IT の問題を緊急事態に発展する前に管理できるようにします。
TSS は、お客様の環境の複数のニッチを網羅する幅広い IT の保守とサポートのサービスを提供します。TSS は、サーバー、ストレージ、ネットワーク、アプライアンス、ソフトウェアなどの IBM と OEM の製品に対応して、お客様がデータ・センターとハイブリッドクラウド環境全体で高可用性を確保できるよう支援します。
利用可能なサービスの詳細については、 ハイブリッドクラウド環境向けのテクノロジー・サポート Web サイトをご覧ください。
IBM Expert Labs
Expert Labs は、お客様が深い技術スキルと知識を活用することにより、プロジェクトを加速して価値を最適化できるように支援します。20 年間を超える業界における経験を有するこれらの専門家は、即時に影響をもたらすビジネス上の結果を出すために最大の課題を克服する方法を理解しています。
これらのスペシャリストは、多くの場合、新規の製品、機能ならびにロードマップに関する情報に最初にアクセスできるため、 IBM 製品開発と Expert Labs の深い協調によって戦略的優位性を持つことが可能になります。開発とのこのようなつながりにより、お客様組織に最も適した柔軟なアプローチによって独自のニーズに対応したり、お客様のビジネスを展開したりするための First of a Kind (FOAK) 実装を提供できます。
詳しくは、 IBM Expert Labs Web サイトを参照してください。
IBM Security® Expert Labs
IBM Security ソフトウェア・ソリューションに関するコンサルティングの幅広い専門知識を持つ IBM Security Expert Labs は、お客様とパートナーがアプリケーション、データ、人材のセキュリティーをモダナイズするのを支援します。コンサルティングと研修の幅広いサービス・ポートフォリオにより、Expert Labs は、プロジェクト・ベースとプレミア・サポート・サービス・サブスクリプションを提供しています。
これらのサービスは、お客様が IBM Security ソフトウェアを導入して統合し、チームのリソースを拡張し、ゼロトラストのような重要な戦略などのハイブリッドクラウド・ソリューションの成功を導き、加速する上で役立ちます。リモートとオンプレミスのソフトウェア・デプロイメントの支援は、 IBM Cloud Pak® for Security、 IBM Security QRadar®/QRoC、 IBM Security SOAR/Resilient® 、 IBM i2® 、 IBM Security Verify、 IBM Security Guardium® 、および IBM Security MaaS360® で利用できます。
詳しくは、Security Expert Labs (sel@us.ibm.com) にお問い合わせください。
詳しくは、 IBM Security Expert Labs Web サイトを参照してください。
IBM Support
IBM Support は、お客様の時間を節約してサポートを簡素化するように設計された、技術サポートのツールやリソースへのゲートウェイです。 IBM Support は、疑問に対する回答の検索、修正のダウンロード、トラブルシューティング、問題事例の報告と追跡、およびスキルの向上に役立ちます。 IBM Support Insider にアクセスして、新しいツール、新しいプロセス、新機能などの IBM Support の変更について知り、情報を入手してください。
その他の IBM サポート
IBM Client Engineering for Systems
Client Engineering for Systems は、デジタル・トランスフォーメーションを加速させるためのフレームワークです。革新的なアイデアを生み出すことができ、そのようなアイデアを数週間でビジネス価値に変えるための手法、テクノロジー、専門知識を活用することができます。システムのためのクライアント・エンジニアリング (Client Engineering for Systems) で作業する際、問題点に焦点を当てる必要があります。お客様は、チームが手に負えるリスクを負い、最先端のテクノロジーを採用し、ソリューション開発をスピードアップして、すべての価値を評価する上で支援できます。Client Engineering for Systems には、ビジネス・トランスフォーメーション、ハイブリッドクラウド、アナリティクスとAI、インフラストラクチャー・システム、セキュリティーの機能などの幅広いユース・ケースに対応するための専門家とサービスが用意されています。 クライアント・エンジニアリング (sysgarage@ibm.com) までお問い合わせください。
技術情報
所定稼働環境
前提ハードウェア
IBM Z NetView 6.4
Z NetView 6.4 は、 IBM z/OS V2.3 以降をサポートするために十分なストレージを備えた IBM システム構成上の仮想ストレージ環境で稼働します。
IBM Z NetView Enterprise Management Agent
次のいずれかの操作をサポートするハードウェア・システム:
- z/OS V2.3 以降
NetView 管理コンソール
トポロジー・サーバー
次のいずれかの操作をサポートするハードウェア・システム:
- IBM AIX® 7.1 (IBM Power Systems) 以降
- Red Hat® Enterprise Linux® 6 (IBM Z)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (IBM Z)
- Red Hat Enterprise Linux 8 (IBM Z)
- SUSE Linux Enterprise Server 12 (IBM Z)
- SUSE Linux Enterprise Server 15 (IBM Z)
- Microsoft Windows Server 2012 R2
- Microsoft Windows Server 2016
- Microsoft Windows Server 2019
- Microsoft Windows Server 2022
インストール・フットプリント: 100 MB の追加固定ディスク・スペースが必要です。
トポロジー・コンソール
TCP/IP がインストールされ、以下のいずれかのオペレーティング・システムをサポートするハードウェア
- Red Hat Enterprise Linux Desktop 6 (x86-32, x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Desktop 7 (x86-32, x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Desktop 8 (x86-32, x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 6 (x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 7 (x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 8 (x86-64)
- SUSE Linux Enterprise Desktop 15 (x86-64)
- SUSE Linux Enterprise Server 15 (x86-64)
- Microsoft Windows Server 2012 R2
- Microsoft Windows Server 2016
- Microsoft Windows Server 2019
- Microsoft Windows Server 2022
- Microsoft Windows 10
- Microsoft Windows 11
インストール・フットプリント: 300 MB の追加固定ディスク・スペースが必要です。
前提ソフトウェア
IBM Z NetView 6.4
このセクションでは、 IBM Z NetView 6.4 およびその稼働環境の最小限のプログラミング要件を規定します。 IBM Z NetView の特定の機能では、記載された製品よりも高いレベルや後のバージョンの製品が必要となる場合があります。
IBM Z NetView は、 z/OS オペレーティング・システム上でアプリケーションとして実行されます。 IBM Z NetView サポートは、特に断りのない限り、記載されているレベルまたはそれ以降のバージョンと互換性のある後続のレベルで提供されます。上位互換性とは、それ以前のリリースで提供されていた機能が、引き続きサポートされることを意味します。
すべての機能に関するプログラミング要件には、以下が含まれます。
- IBM z/OS V2.3 以降
- NetView と NetView 間の通信: 複数ドメイン・ネットワークまたは複数の SNA ネットワーク間で、 IBM Z NetView プログラムは、オペレーティング・システムに関係なく、別の Tivoli NetView プログラムと通信できます。 IBM Z NetView 6.4.0 は、記載されているシステムの機能レベルで以下のプログラムと通信できます:
- IBM Tivoli NetView for OS/390®, 1.4
- IBM Tivoli NetView for z/OS, 6.2
- IBM Tivoli NetView for z/OS, 6.2.1
- IBM Z NetView, 6.3.0
機能の互換性
以前に廃止された機能を除き、以下のバージョンおよびリリースの機能は IBM Z NetView 6.4 と互換性があります。
- IBM Tivoli NetView for OS/390 1.4
- IBM Tivoli NetView for z/OS 6.2
- IBM Tivoli NetView for z/OS 6.2.1
- IBM Z NetView, 6.3.0
システム定義の互換性
以前のリリースからの移行を容易にするために、 IBM Z NetView ホスト・コードは、以下の NetView 管理コンソール (NMC) トポロジー・サーバーおよびコンソールを使用して実行されます。
- IBM Tivoli NetView for z/OS 6.2
- IBM Tivoli NetView for z/OS 6.2.1
- IBM Z NetView, 6.3.0
注: 詳細は、 IBM Z NetView 6.4 インストール:以降ガイドを参照してください。
システムに依存しない同等の機能の場合、 IBM Z NetView は、 Tivoli NetView for OS/390 1.4 の REXX プロシージャーで作動します。
これらの NetView リリース用として、NetView のカスタマイズの資料に従った作成された、または NetView カスタマイズ・サービスを使用して作成されたユーザー・アプリケーションにはソースの互換性があります。 IBM Z NetView マクロ・ライブラリーを使用した再アセンブリーまたは再コンパイルが必要です。
ユーザー作成のカスタマイズ・コードを、あるオペレーティング・システム・リリースから別のオペレーティング・システム・リリースに移行する場合、システム依存関数を含むユーザー作成コードは実行されず、変換が必要になる場合があります。
拡張機能のサポート
以下の IBM Z NetView の機能およびフィーチャーを使用するには、特に明記されない限り、指定のプログラム・レベルまたは後続の上位互換レベルが必要です。
- z/OS Encryption Readiness Technology (zERT): z/OS V2.3 以降
- zERT ポリシー・ベースの強制 (zERT 適用): z/OS V2.5 以降
- IBM Z NetView Enterprise Management Agent:
- IBM Tivoli Monitoring 6.3.0 Fix Pack 7 以降 (IBM Db2® 11.5.7 Standard Edition Server をバンドルしています。) IBM Tivoli Monitoring 6.3.0 のソフトウェア要件については、『 IBM Tivoli モニター: インストールおよびセットアップ・ガイド』 (SC22-5445) を参照してください。
- Optional: IBM OMEGAMON for Networks on z/OS, 5.5.0、 IBM Z OMEGAMON for CICS®, 5.6.0、 IBM OMEGAMON on z/OS, 5.5.0、 IBM OMEGAMON for IMS on z/OS, 5.5.0、 IBM Z OMEGAMON for JVM、 5.5.0, IBM OMEGAMON for Db2 Performance Expert on z/OS, 5.5.0、 IBM OMEGAMON for Messaging on z/OS, 7.5.0.
- または、 IBM Z OMEGAMON Monitor for z/OS 、5.6 および IBM Z OMEGAMON Network Monitor 5.6 (IBM Z Service Management Suite V2.x および IBM Z MonitoringSuite V1.x のみに含まれます)。
- 大文字と小文字が混在するパスワード: z/OS 1.12 Security Server (RACF®) 以降のもの。
- IBM Z NetView REST Server コンポーネント: z/OS V2.3 以降 (Java 8 以降適用済み)
- 任意: IBM Zowe Distribution V1
- IBM Zowe Distribution は、NetView 拡張機能に関連する Zowe ユース・ケースをサポートするプログラムです。
NetView 管理コンソール
トポロジー・サーバー
以下のいずれかが必要です。
- AIX 7.1 (Power Systems) 以降と次のいずれか:
- AIX アプリケーション用の XL C/C++ ランタイム環境:
- xlC.rte 8.0.0.0 以降
- XL C/C++ Runtime for AIX V7.1 アプリケーション:
- xlC.aix50.rte 8.0.0.0 以降
- AIX アプリケーション用の XL C/C++ ランタイム環境:
注: xlC.rte および xlC.aix50.rte は、 IBM Z NetView 6.4 の製品 DVD に含まれています。
- Red Hat Enterprise Linux 6 (IBM Z)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (IBM Z)
- Red Hat Enterprise Linux 8 (IBM Z)
- SUSE Linux Enterprise Server 12 (IBM Z)
- SUSE Linux Enterprise Server 15 (IBM Z)
- Microsoft Windows Server 2012 R2
- Microsoft Windows Server 2016
- Microsoft Windows Server 2019
- Microsoft Windows Server 2022
以下のいずれかが必要です。
- Red Hat Enterprise Linux Desktop 6 (x86-32, x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Desktop 7 (x86-32, x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Desktop 8 (x86-32, x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 6 (x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 7 (x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 8 (x86-64)
- SUSE Linux Enterprise Desktop 15 (x86-64)
- SUSE Linux Enterprise Server 15 (x86-64)
- Microsoft Windows Server 2012 R2
- Microsoft Windows Server 2016
- Microsoft Windows Server 2019
- Microsoft Windows Server 2022
- Microsoft Windows 10
- Microsoft Windows 11
LU 6.2 を使用する IBM Z NetView とのサーバー通信
LU 6.2 接続を行うには、以下のいずれかが必要です。
- IBM Communications Server for AIX 6.4 (5765-E51)
- IBM Communications Serverfor Windows 6.4 (5639-F25) 以降
NMC サーバ監査ログ: Web ブラウザーを使用して監査ログを表示するには、拡張可能なスタイル・シート言語(XSL)をサポートするブラウザーが必要です。XSL をサポートする一般的なブラウザーは、次のとおりです。
- Mozilla Firefox 60 (ESR) 以降
Tivoli Netcool®/OMNIbus を対象としたイベント/自動化サービス
- EIF Probe with Tivoli Netcool/OMNIbus 8.1 (5724-S44)
System Authorization Facility (SAF) セキュリティー検査
- z/OS セキュリティー・サーバー (5694-A01) または同等の SAF 製品は、以下の各機能の SAF セキュリティー検査に必要です。
- リソース・オブジェクト・データ・マネージャー (RODM) 接続
- NetView オペレーター・パスワード
- RMTOPS クラスを介する RMTCMD
- NetView コマンド権限
- NetView 制御スパン・アクセス
- NetView オペレーター・ログオン情報
- グラフィカル・ビューのセキュリティー
- NetView オペレーターの RACF プロファイルのリスト作成
セキュリティー、監査性およびコントロール
IBM Z NetView 6.4 は、ホスト・ハードウェアまたはオペレーティング・システム・ソフトウェアのセキュリティー機能および監査機能を使用します。
アプリケーション・システムや通信機能でのセキュリティー機能、管理手順、および適切な制御を、評価、選択、実装することは、お客様の責任で行っていただきます。
発注情報
インターネットを通じた z/OS の発注
Shopz では、 z/OS パッケージ製品の計画と発注を容易に行うことができます。Shopz は、現在のインストール済み環境を分析し、製品の正しいマイグレーションを判別し、 z/OS に基づく新しい構成を提示します。また、他の製品を発注に追加することもできます。Shopz では、すべての製品要件が満たされているかどうかを判別します。Shopz は、すべての国で使用できます。詳細情報および入手可能かどうかについては、 Shopz Web サイトを参照してください。
新規ライセンス所有者
新規ライセンスの発注は、現在受付中です。登録済みのお客様は、IBMLink にアクセスして発注情報や料金を参照できます。出荷開始予定日より前に出荷が行われることはありません。後の日付が指定されているのでない限り、計画されている出荷開始日より前に入力された発注の処理は、出荷開始日以降の 1 週後のスケジュール日付に指定されます。
- 計画されている出荷開始日よりも後に入力された発注には、発注入力の翌週の予定日が割り当てられます。
- 出荷開始予定日より前のスケジュール日付で入力された発注では、 IBM Z NetView 6.3.0 が出荷されます。
- 出荷開始予定日より後のスケジュール出荷日で入力された発注では、 IBM Z NetView 6.4.0 が出荷されます。後日指定がない場合は、注文入力の翌週に受注予定となります。
出荷は、販売開始予定日から開始されます。
- 出荷開始予定日前に出荷される発注の場合は、 IBM Z NetView 6.3.0 が納品されます。
- 出荷開始予定日前に出荷される発注の場合は、 IBM Z NetView 6.4.0 が納品されます。
IBM Z NetView の新規ユーザーは、以下を指定する必要があります。
タイプ: 5697 モデル: NV6
並列シスプレックス ・ライセンス使用料 (PSLC)
Parallel Sysplex® ライセンス使用量 (PSLC) 基本ライセンス
基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。
並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する PSLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の 100 万単位のサービス単位 (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。その他のプログラムのコピーについては、ライセンスに System Usage Registration No-Charge (SYSUSGREG NC) Identifier を指定してください。
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, PSLC below 3 MSU |
Basic MLC, PSLC AD | ||
SYSUSGREG NC, PSLC AD |
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, PSLC below 3 MSU |
Basic MLC, PSLC AD |
アドバンスド・ワークロード使用料金 (AWLC)
アドバンスド・ワークロード使用料金 (AWLC) 基本ライセンス
基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。 並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する AWLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の Service Units in Millions (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。その他のプログラムのコピーについては、ライセンスに System Usage Registration No-Charge (SYSUSGREG NC) Identifier を指定してください。
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, AWLC |
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, AWLC |
Entitlement identifier | Description |
---|---|
S016RPT | License Certificate |
アドバンスド・エントリー・ワークロード使用料金 (AEWLC)
基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, AEWLC |
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, AEWLC |
国別マルチプレックス使用料金 (CMLC)
国別マルチプレックス使用料金 (CMLC)
ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。
国別マルチプレックスに複数のプログラム・コピーが含まれる場合、すべてのコピーがマルチプレックス内の 1 つのカスタマー番号に対してライセンス交付を受けていると、すべてのコピーが 1 つのライセンスに関連付けられます。複数のカスタマー番号がある場合は、すべてのコピーの料金が、マルチプレックス内のお客様ごとに 1 つのライセンスに配分されます。
課金対象のライセンスごとに、該当する CMLC ライセンス・オプションと、マルチプレックス内のカスタマー番号ごとに配分される 100 万サービス単位 (MSU) の数量を指定します。それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、ライセンスのワークロード登録無料 (WLREG NC) ID を指定します。
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, CMLC |
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, CMLC |
変動式ワークロード使用料金 (VWLC)
ワークロード使用料金 (WLC) 基本ライセンス
並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する WLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の 100 万単位のサービス単位 (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、ライセンスのワークロード登録可変 WLC 識別子 を指定します。
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, Variable WLC |
Workload Registration, Variable WLC |
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, Variable WLC |
Workload Registration, Variable WLC |
エントリー・ワークロード使用料金 (EWLC)
エントリー・ワークロード使用料金 (EWLC) 基本ライセンス
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, Entry WLC |
Entitlement identifier | Description | License option/Pricing metric |
---|---|---|
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, Entry WLC |
成長機会ライセンス使用料金 (GOLC)
成長機会ライセンス使用料金 (GOLC) 基本ライセンス
基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と正しいレベルを指定します。
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/ Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, GOLC |
Entitlement identifier | Description | License option/ Pricing metric |
---|---|---|
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, GOLC |
基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と正しいレベルを指定します。
IBM Z エントリー・ライセンス使用料金 (zELC)
IBM Z エントリー・ライセンス使用料金 (zELC) 基本ライセンス
基本ライセンスを発注するには、プログラム番号とマシン・モデルを指定します。
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/ Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, zELC |
Entitlement identifier | Description | License option/ Pricing metric |
---|---|---|
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, zELC |
IBM アドバンスド・ワークロード使用料金 AWLC基礎ライセンス
基本ライセンスを発注するには、プログラム番号とマシン・モデルを指定します。
プログラム名: IBM Z NetView
プログラム ID: 5697-NV6
Entitlement identifier | Description | License option/ Pricing metric |
---|---|---|
S016RPV | IBM Z NetView 6 | Basic MLC, Advanced WLC |
Workload Registration, License Certificate |
Entitlement identifier | Description | License option/ Pricing metric |
---|---|---|
S016RPM | IBM Z NetView Ent Mgmt Agent | Basic MLC, Advanced WLC |
Workload Registration |
AWL Charge について詳しくは、ソフトウェア発表レター AP10-0220(2010 年 7 月 22 日付) を参照してください。
機械可読基本資料
Orderable Supply ID | Description | Language |
---|---|---|
S016RPP | IBM Z NetView 6 | English US |
S016RPW | IBM Z NetView Enterprise Management Agent | English US |
IBM は、インターネット・デリバリーをお勧めしています。ただし、引き続き物理メディアが必要な場合は、DVD を選択できます。
カスタマイズ・オプション
適用外
製品資料
以下の資料は、一般出荷開始日に発注可能になります。ご注文は、 IBM のドキュメント をご利用いただくか、 IBM の担当者にお問い合わせください。
Title | Publication number |
---|---|
IBM Z NetView - Program Directory | GI11-9444 |
IBM Z NetView Enterprise Management Agent - Program Directory | GI11-9446 |
IBM Service Management Unite Automation on xLinux CD | LCD7-7520 |
IBM Service Management Unite Automation on zLinux CD | LCD7-7521 |
製品と共に出荷される資料に対する後続の更新 (テクニカル・ニュースレターまたはリリース間の改訂) は、このソフトウェアのライセンスが有効である間、登録ユーザーに配布されます。別途、資料およびサブスクリプションをご注文いただく必要はありません。
カスタマイズされた製品
製品成果物は、CBPDO および ServerPac でのみ出荷されます。これらのカスタマイズされたオファリングは、Shopz からのインターネット・デリバリー用に提供されます。インターネット・デリバリーについて詳しくは、 Shopz Web サイトの「Help」セクションを参照してください。
IBM は、インターネット・デリバリーをお勧めしています。ただし、引き続き物理メディアが必要な場合は、DVD を選択できます。
多くの製品は、CBPDO での出荷開始日の翌月に ServerPac での発注が可能です。 z/OS は、出荷開始予定日に CBPDO および ServerPac での発注が可能です。多くの製品は、 z/OS オペレーティング・システムまたはサブシステムを注文しなくても、ServerPac で注文できます。
Shopz および CFSW は、製品の必要条件のチェックに基づいて、適格性を判別します。ServerPac について詳しくは、 Shopz Web サイトの「Help」セクションを参照してください。
ソフトウェア製品発注の実動は、予定された出荷開始日から開始されます。
- CBPDO の出荷は、出荷開始予定日後の 3 営業日以内に開始されます。
- ServerPac のアベイラビリティーおよび出荷は、追加のカスタマイズおよびデータ入力検証が必要となるため、製品の出荷開始予定日の 3、4 週間後に開始されます。
契約条件
契約
IBM Client Relationship Agreement (CRA) または IBM Customer Agreement (ICA)
可変課金の適用
なし
ロケーション単位ライセンスの適用
なし
教育機関向け割引の利用
あり。15% の教育機関向け割引が、正規教育機関のお客様に適用されます。
学術利用の割引: あり
大量発注
適用外。
Multi-Version Measurement
最新プログラム・バージョンの Multi-Version Measurement (MVM) サブキャパシティー料金は、適格なプログラムのバージョンが使用される LPAR の合計同時ピーク使用率に対するものです。最新のプログラムのバージョンの MVM フルキャパシティー料金は、マシンのフルキャパシティーに対するものです。適格な旧バージョンのプログラム料金は免除されます。MVM では、営業活動を終了したプログラムのサポート日は延長されません。
保証の適用
なし
プログラム通貨
適用外。
適切なセキュリティー実施について
IT システム・セキュリティーには、企業内外からの不正アクセスの防止、検出、および対応によって、システムや情報を保護することが求められます。不適切なアクセスにより、情報の改ざん、破壊、または悪用を招くおそれがあるほか、システムが誤用された場合は他者へのシステムを攻撃してしまうおそれがあります。セキュリティーに対して包括的なアプローチをとらない IT システムや IT 製品は、完全にセキュアであるとみなすべきではなく、また単一の製品や単一のセキュリティー対策で極めて効果的に不正アクセスを防止できるものはありません。 IBM システムおよび製品は、法的に認められたセキュリティーに関する包括的な取り組みの一環として設計されています。これには必然的に追加の運用手順が含まれ、これを最も効果的なものとするには、他のシステム、製品、またはサービスが必要となる場合もあります。
重要: IBM では、いずれのシステム、製品、あるいはサービスも第三者の悪質な行為、および不正な行為による影響を受けていないこと、または将来受けないことを保証するものではありません。
料金
各地域の料金については、すべて IBM 担当員または IBM ビジネス・パートナーにお問い合わせください。
AWLC、AEWLC、CMLC、zNALC、VWLC、EWLC、および MWLC 製品のサブキャパシティー料金
適格な製品に対するサブキャパシティー料金方式は、その製品の LPAR の使用率に基づきます。サブキャパシティー製品の LPAR の使用率処理能力は、報告期間中に製品が同時に実行される結合された複数の LPAR によって使用される MSU の最大数です。報告期間中に関連する LPAR の組み合わせの使用による観測された経過 4 時間の平均使用率の最大値に基づきます
サブキャパシティー料金の契約条件
適格なサブキャパシティー製品の最大処理能力以下での IBM Z ソフトウェアの料金は、 z/OS 、z/TPF、または z/VSE® が IBM Z サーバー上で z/Architecture® (64 ビット) モードで稼働しており、そのサーバーに対して他の MVS ベース、TPF ベース、または VSE ベースのオペレーティング・システムのライセンスがそれぞれ交付されておらず、該当する条件に従ってお客様から必要な情報が提供されている場合に適用されます。
サブキャパシティー製品に対するサブキャパシティー料金方式はその製品が稼働する場所および時間の LPAR の使用率に基づきます。サブキャパシティー製品に対する、マシンの最大処理能力以下の使用料金方式には、次の事項が必要となります。
- 以下のいずれかの条件に署名し、従う。
- IBM System z® アドバンスド・ワークロード使用料金に関する特則 (JNTC-8538) (英語版: Attachment for IBM System z Advanced Workload License Charges (Z125-8538))
- IBM System z アドバンスド・エントリー・ワークロード使用料金に関する特則 (Z125-8755)
- IBM Country Multiplex Pricing (Z126-6965) に関する特則
- IBM System z の zNALC ライセンス使用料金に関する特則 (Z125-7454)
- IBM System z ワークロード使用料金に関する特則 (Z125-6516) (英語版: Attachment for IBMSystem z Workload License Charges (Z125-6516))
- Attachment for EWLC, TWLC, zELC, and
- IBM System z ミッドレンジ・ワークロード使用料金に関する特則 (Z125-7452)
- 必要なサービスは、 IBM Z ソフトウェアの料金体系 Web サイトにリストされています。
- Sub-Capacity Reporting Tool によって要求される SMF または SCRT89 データを収集する。6ヶ月以上の期間、収集されたデータを保持します。
- 収集された SMF または SCRT89 データを処理する IBM 提供の Sub-Capacity Reporting Tool を使用します。その Tool により作成された Sub-Capacity Report は、サブキャパシティー製品の必要なライセンスの処理能力を判定するために使用されます。 必要となるライセンス・キャパシティーは、報告期間中にすべての LPAR で同時に実行されるサブキャパシティー製品の最大の MSU 値に基づいて算出されます。 IBM は、そのデータが収集されてから最大 6 カ月間これらの製品に設定された処理能力をサポートするシステム・データを要求する権利を有します。
- 最大処理能力以下の使用料金(サブ・キャパシティ料金)を開始するために、1 回目の Sub-Capacity Report が必要です。 サブキャパシティー課金は、サブキャパシティー・レポートが処理依頼されてから行われます。サブキャパシティー料金がそ及的に適用されることはありません。
- 報告期間後の月の 2 日から 9 日までの間に、Sub-Capacity Report を毎月送信する。
- すべてのサブキャパシティー製品に関する、全報告期間のすべてのデータを含む Sub-Capacity Report を、 IBM Z software pricing Web サイトに指定された方法により送信する。
お客様側で追加の処理を行わなくても、製品で定義されたキャパシティーの変更が反映された Sub-Capacity Report をお客様からの発注として取り扱い、これに基づいて IBM は請求の増額または減額を実施できるものとします。これには、必要な新規ライセンスの発注が含まれます。ライセンスを停止する場合、マシン間でライセンスを移動する場合、ハードウェア・モデルのアップグレードを報告する場合、または製品機能を有効化/無効化する場合は、 IBM または IBM ビジネス・パートナーに連絡する必要があります。
- IBM Z のリモート・サポート機能 (RSF) を介して、毎週 TSAD (Transmit System Availability Data) を IBM に送信するように、マシンを構成する。RSF 経由でマシンが接続できない場合、 IBM Z software pricing Web サイトの「SCRT ユーザーズ・ガイド」(SG24-6522) に記載されている代替方法を使用してこの TSAD を提供してください。
IBM グローバル・ファイナンシング
IBM グローバル・ファイナンシングは、信用資格のあるお客様が IT ソリューションを獲得するのを支援するために、競争力のある資金調達を用意しています。このオファリングには、 IBM とその他のメーカーまたはベンダーの両方からの、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを含む、IT 獲得のための資金調達が含まれます。オファリング (すべてのお客様セグメント、すなわち小企業、中企業、および大企業用)、レート、条件、およびアベイラビリティーは、国によって異なる場合があります。詳しくは、お客様の地域の IBM グローバル・ファイナンシング組織にお問い合わせいただくか、 IBM グローバル・ファイナンシング Web サイトを参照してください。
IBM グローバル・ファイナンシングのオファリングは、 IBM Credit LLC を通して (米国の場合)、またその他の IBM 子会社および部門を通して (全世界)、有資格の企業および官公庁のお客様に提供されます。レートは、お客様の信用格付け、資金調達条件、オファリングのタイプ、装置のタイプ、およびオプションに基づき、 国により異なる場合があります。その他の制限事項がある場合があります。レートおよびオファリングは、予告なしに変更、拡張、または撤回される場合があります。
商標
IBM Consulting は、IBM Corporation の米国およびその他の国における商標です。
IBM Z、IBM、Z/OS、OMEGAMON、Power、PartnerWorld、OS/390、AIX、z/VSE、Tivoli、IBM Research、IBM Watson、IBM Security、IBM Cloud Pak、QRadar、Resilient、i2、Guardium、MaaS360、Db2、CICS、RACF、Netcool、Parallel Sysplex、z/Architecture、System z は、米国、その他の国、またはその両方における IBM Corporation の登録商標です。
Zowe は、The Linux Foundation の商標です。
登録商標 Linux® は、世界規模のマークの所有者である Linus Torvalds の独占的被許諾者である Linux Foundation からのサブライセンスに従って使用されます。
Red Hat は Red Hat Inc の米国およびその他の国における登録商標です。
Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Oracle および Java は、Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
ご利用条件
お客様の国で発表されて入手可能な IBM 製品およびサービスは、その時点で有効で適用可能な標準契約、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、この発表をいつでも予告なしに変更または撤回する権利を保留します。この発表はお客様の参照用としてのみ提供されています。追加のご利用条件については、次の Web サイトでご確認ください。
この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。
IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、 IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。