プレビュー: IBM z/VSE V6.2

概要概要機能詳細機能詳細
主要前提条件主要前提条件AP ディストリビューションAP ディストリビューション
開始予定日開始予定日


Top rule
ハイライト
Bottom rule

z/VSE® V6.2 は、異機種混在環境への z/VSE の統合を向上するためのオンライン・トランザクション処理、セキュリティー、および接続性の向上に取り組みます。

IBM z/VSE V6.2 は、以下を実現するように設計されています。

革新的な IBM z Systems™ および IBM® System Storage® テクノロジーの活用:

  • IBM zEnterprise® 196、 IBM zEnterprise 114、またはそれ以降を前提とするアーキテクチャー・レベル・セット。
  • ユーザー・アプリケーション用の High Performance FICON® for z Systems™ (zHPF) プロトコルの透過的なサポート。
  • ユーザー・アプリケーション用の IBM z13™ Vector Facility (SIMD) のサポート。
  • IBM DS8880 で構成されている Extent Space Efficient (ESE) ボリュームの FlashCopy® Space Efficient (SE) サポート。

IBM CICS® Transaction Server for z/VSE V2.2:

  • CICS リソースをより容易に管理するための CICS Explorer® の機能拡張。
  • 最新の Web ブラウザーおよびアプリケーションをサポートするための HTTP 1.1 への CICS Web Support (CWS) のアップグレード。
  • CICS API の機能拡張。

セキュリティーの機能拡張:

  • お客様は、セキュリティーおよび柔軟性を高めるために、オンライン・アプリケーションおよびバッチ・アプリケーションにおいて z/VSE の暗号サービスを使用することを選択できます。
  • お客様は、リモート仮想テープ用のセキュア接続を使用して、ネットワーク転送時に機密データを保護することができます。

コネクターの機能拡張:

  • z/VSE SOAP エンジンは、増大するデータを使用した CICS アプリケーションのニーズを満たすのに役立ちます。
  • 新しい z/VSE REST (Representational State Transfer) Engine には、JSON (JavaScript™ Object Notation) サポートが含まれています。

SCSI 専用システムの使いやすさに関する機能向上:

  • SCSI およびエミュレート FBA インストール・ディスクを使用したテープなし初期インストールのサポート。
  • SCSI ディスク上のスタンドアロン・ダンプのサポート。

IBM IPv6/VSE V1.3 および IBM TCP/IP for z/VSE V2.2 の新規リリース



Back to top

Top rule
概要
Bottom rule

IBM は、 z/VSE の新規リリースである z/VSE V6.2 のプレビューを行います。

z/VSE V6.2 は、異機種混在環境への z/VSE の統合を向上するためのオンライン・トランザクション処理、セキュリティー、および接続性の向上に取り組みます。

z/VSE V6.2 は、ハードウェアの活用、使いやすさに関する機能向上、および最新の IBM z Systems および IBM System Storage テクノロジーのサポートと併せて、 z/VSE のお客様にさらなるメリットをもたらすことができます。このメリットには、お客様が z/VSE プラットフォームへの投資をいっそう有効に保護し、 z/VSE 上で新しいワークロードを稼働できるようにすることが含まれます。

z/VSE V6.2 で予定されている機能拡張は、以下のとおりです。

革新的な IBM z Systems および IBM System Storage テクノロジーの活用:

  • z/VSE は、 IBM zEnterprise 196、 IBM zEnterprise 114、またはそれ以降を前提とするアーキテクチャー・レベル・セットを導入します。
  • z/VSE は、ユーザー・アプリケーション用の High Performance FICON for z Systems (zHPF) プロトコルを透過的に活用することによって、 IBM z Systems および IBM System Storage のメリットを z/VSE のお客様にもたらします。
  • OpenSSL コンポーネントの Elliptic Curve Cryptography (ECC) は、 IBM z13 および IBM z13s の Crypto Express5S によって高速に処理されます。
  • IBM z13 Vector Facility for z/Architecture® (Single Instruction Multiple Data (SIMD) とも呼ばれる) は、パフォーマンスを向上させることができます。 z/VSE は、ユーザー・アプリケーション用の SIMD 命令をサポートします。
  • FlashCopy Space Efficient (SE) サポートが、 IBM DS8880 で構成されている Extent Space Efficient (ESE) ボリュームに対して提供されます。

CICS Transaction Server for z/VSE V2.2:

CICS Transaction Server for z/VSE (CICS TS for z/VSE) V2.2 は、 z/VSE V6.2 でサポートされている唯一のリリースです。このリリースは、 CICS TS for z/VSE V2.1 に取って代わるものであり、以下を実現します。

  • CICS リソースをより容易に管理するための CICS Explorer の機能拡張。
  • パフォーマンスおよびセキュリティーを向上させ、最新の Web ブラウザーおよびアプリケーションをサポートするための HTTP 1.1 への CICS Web Support (CWS) のアップグレード。
  • CICS Application Programming Interface (API) の機能拡張。

セキュリティーの機能拡張:

  • z/VSE の OpenSSL コンポーネント (z/VSE Cryptographic Services) は、新規の SSL/TLS 機能を活用するために OpenSSL 1.0.2h にアップグレードされます。
  • この OpenSSL コンポーネントは、Elliptic Curve Cryptography (ECC) 用にハードウェア・アクセラレーションを透過的に使用します (可能な場合)。
  • お客様は、セキュリティーおよび柔軟性を高めるために、オンライン・アプリケーションおよびバッチ・アプリケーションにおいて z/VSE の暗号サービスを使用することを選択できます。
    • OpenSSL for CICS Web Support により、お客様にさらなる柔軟性が提供され、お客様が OpenSSL セキュリティーを利用できるようになります。
    • EZA「マルチプレクサー」および EZA OpenSSL サポートは、TCP/IP スタックとの EZA インターフェースの使用を簡素化します。
  • Basic Security Manager (BSM) は、バッチ・リソースの管理を簡素化します。
  • お客様は、リモート VTAPE (仮想テープ) 用の SSL/TLS 接続を使用して、ネットワーク転送時に機密データを保護することができます。
  • LDAP サインオン・サポートは、使いやすさに関するお客様の要件を満たすために機能拡張されます。
  • VSE/POWER® は、PNET SSL 接続用に TLS 1.0 以降を使用可能にします。

コネクターの機能拡張:

  • z/VSE SOAP (Simple Object Access Protocol) エンジンは、増大するデータを使用した CICS アプリケーションのニーズをより良く満たすための大量のデータの転送を可能にします。
  • REST (Representational State Transfer) は、SOAP ベースの Web サービスの代わりとして Web 全体で幅広く受け入れられています。JSON (JavaScript Object Notation) サポートを使用した新しい z/VSE REST Engine は、お客様が CICS 環境で実行されている RESTful Web サービスを提供できるようにし、 z/VSE の外で提供される RESTful Web サービスを取り込む CICS アプリケーションを作成します。
  • z/VSE データベース・コネクターは、お客様がアプリケーションを最初に実装する必要なくデータベース照会を実行できるようにする使いやすいバッチおよび対話式インターフェースを提供します。

ネットワーキングの機能拡張:

  • z/VSE Linux™ Fast Path (LFP) は、より多くの接続オプションを提供し、 z/VSE Network Appliance を介してまたは LPAR での Linux on z Systems イメージを介して、ネットワークにアクセスするために z/VM® ゲストとして実行されている LFP を使用可能にします。

SCSI 専用システムの使いやすさに関する機能向上:

  • SCSI ダンプ・ディスクを使用したスタンドアロン・ダンプだけでなく、SCSI インストール・ディスクを使用したテープなし初期インストールは、お客様の要件を満たします。お客様が物理テープ・ボリュームを構成に必ず組み込む必要性がなくなるため、コストが削減され、構成が簡素化されます。

IBM IPv6/VSE V1.3:

IBM IPv6/VSE V1.3 は、 z/VSE V6.2 上で IBM IPv6/VSE V1.2 に取って代わるものです。この製品により、以下のことが実現します。

  • セキュリティー定義を簡素化するための新しい FTP サーバー・セキュリティー・インターフェース。
  • z/VSE との間で SSH を使用するセキュア・ファイル転送のための SSH (セキュア・シェル) コピー機能。
  • テキスト・ファイルを PDF (Portable Document Format) ファイルに変換するための TXT2PDF 生成機能。

IBM TCP/IP for z/VSE V2.2:

IBM TCP/IP for z/VSE V2.2 は、 z/VSE V6.2 上で IBM TCP/IP for z/VSE V2.1 に取って代わるものです。この製品により、以下のことが実現します。

  • セキュリティーの機能拡張のための TLS 1.1 プロトコルのサポート。

z/VSE V6.2 は、以下の IBM z Systems サーバーをサポートします。

  • IBM z13
  • IBM z13s
  • IBM zEnterprise EC12 (zEC12)
  • IBM zEnterprise BC12 (zBC12)
  • IBM zEnterprise 196 (z196)
  • IBM zEnterprise 114 (z114)

z/VSE V6.2 は、LPAR モードで稼働することも、サポートされている z/VM リリースでゲストとして稼働することもできます。 z/VSE V6.2 は、 z/VSE V6.1、 z/VSE V5、 z/VSE V4、 z/VSE V3、または VSE/ESA をインストール済みのお客様にお勧めする後継製品です。 z/VSE V6.2 へのアップグレードは、初期インストールまたは高速サービス・アップグレード (FSU) を使用して行うことができます。FSU は、 z/VSE V6.1 システムからのアップグレードの場合にのみ使用できます。 z/VSE の以前のバージョンは、初期インストールが必要です。

z/VSE V6.2 では、 z13™ 、zEC12、および z196 サーバーの場合、サブキャパシティー・オプションを含むミッドレンジ・ワークロード使用料金 (MWLC) の料金方式が適用されます。 IBM では、z13s サーバー、zBC12 サーバー、および z114 サーバーの場合、サブキャパシティー・オプションを含むアドバンスド・エントリー・ワークロード使用料金 (AEWLC) の料金方式が適用されます。z13s、zBC12、および z114 のエントリー・モデル (キャパシティー設定 A01) の場合、 IBM 月額ライセンス使用料ソフトウェアに対する z Systems エントリー・ライセンス使用料金 (zELC) を使用して料金が設定されます。

IBM は、適格な z/VSE ソフトウェア・プログラムについて、Single Version Charging (SVC) を Multi-Version Measurement (MVM) に置き換えることで、 z Systems のお客様が新規のソフトウェア・デプロイメントやソフトウェア・アップグレード・サイクルを柔軟に行えるようにします。 MVM は、Migration Pricing Option (MPO) にも取って代わるものです。ソフトウェア発表レター JP17-0113 を参照してください。



Back to top

Top rule
主要前提条件
Bottom rule

ハードウェア要件およびソフトウェア要件

z/VSE V6.2 は、ALS を導入し、以下の IBM z Systems をサポートします。

  • IBM z13
  • IBM z13s
  • IBM zEnterprise EC12
  • IBM zEnterprise BC12
  • IBM zEnterprise 196
  • IBM zEnterprise 114

これは、LPAR モードで稼働することも、サポートされている z/VM リリースでゲストとして稼働することもできます。

互換性

  • z/VSE V6.2 以降、テープでの提供は廃止されました。 z/VSE V6.2 は、DVD によって、または Shopz を介した電子配布によって提供されます。初期インストールを行うには、お客様は、インストール・ディスクまたは物理テープ・ボリュームのいずれかを作成する必要があります。
  • z/VSE V6.2 以降、 z/VSE は、タイプ 3380 のディスク (または 3380 トラック互換モードのタイプ 3390 のディスク) にはインストールできなくなりました。タイプ 3380 のディスクは、データ・ディスクとして引き続きサポートされます。
  • z/VSE V6.2 へのアップグレードは、初期インストールまたは高速サービス・アップグレード (FSU) を使用して行うことができます。
    • FSU は、 z/VSE V6.1 システムからのアップグレードの場合にのみ使用できます。 z/VSE V5 から z/VSE V6 への FSU は不可能です。
    • ご使用のシステム・ディスクがタイプ 3380 のディスク (または 3380 トラック互換モードのタイプ 3390 のディスク) の場合は、FSU を使用することはできません。
    • 初期インストールと FSU の両方は、ご使用の z Systems サーバーが z196/z114 以降ではない場合は行うことができません。
  • CICS TS for z/VSE V2.2 は、 z/VSE V6.2 でサポートされている唯一のリリースです。このリリースは、 CICS TS for z/VSE V2.1 に取って代わるものです。
  • z/VSE V6.2 以降、 CICS トランザクションは、テーブル DTSECTXN を使用して保護できなくなりました。テーブル DTSECTXN を引き続き使用して CICS トランザクションを保護するお客様は、できれば z/VSE V6.2 にアップグレードする前に、BSM 制御ファイルにマイグレーションする必要があります。
  • IBM TCP/IP for z/VSE V2.2 は、 z/VSE V6.2 と併用できる唯一の IBM リリースです。このリリースは、 IBM TCP/IP for z/VSE V2.1 に取って代わるものです。
  • IBM IPv6/VSE V1.3 は、 z/VSE V6.2 と併用できる唯一の IBM リリースです。このリリースは、 IBM IPv6/VSE V1.2 に取って代わるものです。
  • z/VSE V6.1 以降、 z/VSE は、英語版でのみ提供されます。


Back to top

Top rule
開始予定日
Bottom rule

2017 年の第 4 四半期

プレビューは、 IBM の計画および方向性を理解する手掛かりとなります。出荷予定日、価格、発注情報、および取引条件は、製品の発表時に提供されます。



Back to top

Top rule
機能詳細
Bottom rule

z/VSE V6.2 は、異機種混在環境への z/VSE の統合を向上するためのオンライン・トランザクション処理、セキュリティー、および接続性の向上に取り組みます。

z/VSE V6.2 は、ハードウェアの活用、使いやすさに関する機能向上、および最新の IBM z Systems および IBM System Storage テクノロジーのサポートと併せて、 z/VSE のお客様にさらなるメリットをもたらすことができます。このメリットには、お客様が z/VSE プラットフォームへの投資をいっそう有効に保護し、 z/VSE 上で新しいワークロードを稼働できるようにすることが含まれます。

z/VSE V6.2 で予定されている機能拡張は、以下のとおりです。

革新的な IBM z Systems および IBM System Storage テクノロジーの活用:

  • High Performance FICON for z Systems (zHPF) プロトコルを使用したパフォーマンスの改善:
    • zHPF チャネル入出力 (I/O) アーキテクチャーは、小規模ブロック入出力要求の実行を改善するよう設計されています。 z/VSE は、適用できる入出力コマンドを zHPF プロトコルに変換し、その zHPF プロトコルをユーザー・アプリケーション用に透過的に活用します。これにより、 z Systems および IBM System Storage のメリットを z/VSE のお客様にもたらします。一部の入出力集中型アプリケーションは特に、zHPF プロトコルおよび IBM DS8880 ストレージを使用した IBM z13 または z13s で FICON Express16S を活用することができます。
    • z/VSE は、LPAR と z/VM ゲスト環境の両方をサポートします。 z/VM ゲストの場合、適切なサービス・レベルが必要です。
  • IBM z13 Vector Facility for z/Architecture のパフォーマンスを改善する可能性:
    • Vector Facility は、Single Instruction Multiple Data (SIMD) とも呼ばれます。 z/VSE サポートにより、ユーザー・アプリケーションは SIMD 命令を使用してお客様の要件を満たすことができるようになります。 z/VM ゲスト環境で SIMD 命令を使用する場合、適切な z/VM レベルが必要です。
  • Extent Space Efficient (ESE) ボリュームの FlashCopy Space Efficient (SE) サポート:
    • FlashCopy SE により、お客様は、NOCOPY オプションを使用したターゲット・ボリュームとして ESE ボリュームを使用できるようになります。
    • ESE ボリュームを構成するには、 IBM DS8880 R8.1 が必要です。

CICS Transaction Server for z/VSE (CICS TS for z/VSE) V2.2:

CICS TS for z/VSE V2.2 は、 CICS TS for z/VSE V2.1 に取って代わるものです。このリリースは、 z/VSE V6.2 でのみ使用するよう設計されており、以下のことを実現します。

  • CICS リソースをより容易に管理するための CICS Explorer の機能拡張:
    • 新しい CICS リソースの定義および既存のリソースの変更または削除を行う。
    • 動的ストレージ域およびグローバル一時記憶域のキュー統計のモニター、制御、および更新を行う。
    • 一部の CICS リソースの「定義」ビューをサポートする。
  • HTTP 1.1 への CICS Web Support (CWS) のアップグレード:
    • CWS は、HTTP 1.1 に適合するようアップグレードされており、最新の Web ブラウザーおよびアプリケーションをサポートします。パフォーマンスおよびセキュリティーを向上させるために、持続接続、パイプライン処理、チャンク化などの新しい機能が追加されました。
  • CICS API の機能拡張には以下のものがあります。
    • チャネルおよびコンテナーの API を使用する場合のデータ変換で使用するための UTF-8および UTF-16 のサポート。
    • 指定されたデータをコンテナー内の既存のデータに付加するための PUT CONTAINER 用の APPEND パラメーターのサポート。
    • コンテナー内の指定されたオフセットで始まるデータを取り出すための GET CONTAINER 用の BYTEOFFSET パラメーターのサポート。
    • インターネット全体で一般に使用される日時スタンプ・フォーマットのサポート。
    • Language Environment® (LE) MAIN for Assembler アプリケーションのサポート。

セキュリティーの機能拡張:

  • z/VSE の OpenSSL コンポーネント (z/VSE Cryptographic Services):
    • この OpenSSL コンポーネントは、新規の SSL/TLS 機能を活用するために OpenSSL 1.0.2h にアップグレードされます。
    • CCA コプロセッサー・モードの Crypto Express5S を使用した Elliptic Curve Cryptography (ECC) ハードウェア・アクセラレーションは、透過的に使用されます。ハードウェアが使用不可の場合、ECC ソフトウェア実装が引き続き使用されます。
  • OpenSSL for CICS Web Support を使用する機能:
    • CICS Web Support と SSL/TLS を併用するお客様は、 z/VSE オペレーティング・システムの一部として提供される OpenSSL コンポーネントと TCP/IP スタックの SSL コンポーネントのいずれかを選択することができます。これにより、構成を簡素化することができ、お客様にさらなる柔軟性が与えられ、お客様が OpenSSL セキュリティーを利用できるようになります。
  • EZA「Multiplexer」および EZA OpenSSL のサポート:
    • EZA「マルチプレクサー」は、TCP/IP スタックとの EZA インターフェースの使用を簡素化します。お客様は、所定の TCP/IP スタック ID に使用される EZA インターフェース・フェーズを構成することができます。
    • これにより、お客様は、使用される TCP/IP スタックとは無関係に EZA SSL/TLS インターフェース用の OpenSSL を使用することもできます。
  • リモート VTAPE 用の SSL/TLS 接続を使用してネットワーク転送時に機密テープ・データのトランスポート層暗号化を達成する機能。
  • Basic Security Manager の機能拡張:
    • z/VSE Basic Security Manager (BSM) は、オンライン用のリポジトリーとバッチ・セキュリティー定義を区別します。バッチ・リソースを保護するためのリポジトリーは、フェーズ DTSECTAB です。このリポジトリーには、ライブラリー、サブライブラリー、メンバー、およびファイル定義が含まれています。オンライン・リソースが対話式ユーザー・インターフェース (IUI) のダイアログを使用して容易に維持できる一方で、バッチ・リソースごとに DTSECTAB を更新する必要があります。バッチ・リソースの管理を簡素化するために、 z/VSE は、オンライン・リソースとバッチ・リソースの両方の共通インターフェースを提供する予定です。リソースが指定された DTSECTAB をビルドする IUI ダイアログが提供されます。
  • 拡張 LDAP サインオンのサポート:
    • z/VSE は、LDAP ユーザー・マッピング・ツールがユーザーのキャッシュ・パスワード・ハッシュをクリアするための RESET オプションを提供します。これにより、次にユーザーがサインインするときにフル LDAP サインオンが強制的に実行されます。
    • z/VSE は、1 つのコマンドを使用した複数のユーザー・レコードの変更または削除を可能にするための LDAP ユーザー・マッピング・ツールの CHANGE および DELETE コマンド用のワイルドカード・サポートを提供します。これにより、例えば、お客様は 1 つのコマンドを使用してすべてのマップされたユーザーのための新しい VSE パスワードを生成することができます。

コネクターの機能拡張:

  • z/VSE SOAP エンジンの機能拡張:
    • 既存の z/VSE Simple Object Access Protocol (SOAP) 実装では、Web サービスを使用して z/VSE CICS アプリケーションを異機種混合環境に組み込みます。 z/VSE SOAP エンジンを使用するユーザー・プログラムは現在、COMMAREA およびその 32K 制限によって制限されています。データの増大による CICS アプリケーションのニーズを満たすために、 z/VSE は、SOAP エンジン用に「 CICS チャネルおよびコンテナー API」を活用する予定です。 「チャネルおよびコンテナー API」は、 z/VSE V6.1 および CICS TS for z/VSE V2.1 以降に使用可能になっています。「チャネルおよびコンテナー」の使用により、COMMAREA 制限が取り除かれ、大量のデータの転送が SOAP プロトコルに対しても可能になります。 z/VSE SOAP エンジンを使用するユーザー・プログラムは、互換性を保持するために COMMAREA インターフェースを引き続き使用することができます。
  • JSON サポートを使用した新しい z/VSE REST エンジン:
    • z/VSE の戦略の重要な部分は、 z/VSE を異機種混在環境に組み込むことです。Representational State Transfer (REST) は、Web サービスを作成するためのガイドラインおよびベスト・プラクティスから構成されるソフトウェア・アーキテクチャー・スタイルです。REST は、例えば、SOAP ベースの Web サービスのよりシンプルな代わりとして Web 全体で幅広く受け入れられています。 RESTful システムは通常、ペイロード用に JavaScript Object Notation (JSON) または XML を使用して、Hypertext Transfer Protocol (HTTP) で通信します。 z/VSE は、お客様が CICS 環境で実行されている RESTful Web サービスを提供できるようにする REST エンジンを提供する予定です。 REST エンジンを使用して、 z/VSE の外でホストされる RESTful Web サービスを取り込む CICS アプリケーションを作成することもできます。 REST エンジンは、JSON および XML を含む各種ペイロード・タイプをサポートします。
  • z/VSE データベース・コネクターの機能拡張:
    • 既存の z/VSE データベース・コネクター DBCLI (Database Call Level Interface) により、 z/VSE アプリケーションは、適切なデータベース・サーバー上のリレーショナル・データベースにアクセスできます。 このデータベース・サーバーは、 z/VSE 以外のプラットフォーム上で稼働できます。現行の機能により、お客様は、DBCLI プログラミング・インターフェースを使用してデータベースにアクセスする独自のアプリケーションを実装する必要があります。 z/VSE には、 z/VSE データベース・コネクター DBCLI をさらに拡張する意図があります。使いやすくするために、お客様が最初にアプリケーションを実装せずにデータベース照会を実行できるようにするバッチ・インターフェースと対話式インターフェースの両方を提供することが計画されています。
    • CICS REXX サポートが DBCLI に追加されます。

ネットワーキングの機能拡張:

  • z/VSE Linux Fast Path (LFP) により、一部の TCP/IP アプリケーションは、 z/VSE で TCP/IP スタックを必要とすることなく、ネットワークにアクセスすることができます。LFP は、 z/VM ゲストまたは LPAR 環境ですでに使用可能です。お客様により多くの接続オプションを提供するために、 z/VM ゲストとして稼働している LFP は、LPAR の TCP/IP スタックまたは z/VSE Network Appliance と通信することもできるようになりました。

SCSI 専用システムの使いやすさに関する機能向上:

z/VSE SCSI サポートに対して計画されている機能拡張は、お客様の要件を満たします。お客様が物理テープ・ボリュームを構成に組み込むよう強制される可能性がなくなるため、コストが削減され、構成が簡素化されます。

  • SCSI インストール・ディスクを使用したテープなし初期インストール:
    • z/VSE V5.2 以降、お客様は、DVD イメージまたはインターネット配信からインストール・ディスクを作成してから、このインストール・ディスクを使用して初期インストールを実行できます。 現在、このサポートは、3390 タイプのインストール・ディスクのみに使用できます。 IBM は、 z/VM ゲスト環境のエミュレート FBA ディスクおよび仮想 FBA ディスクだけでなく、LPAR 環境の FCP 接続済み SCSI ディスクのサポートを追加します。
  • SCSI ダンプ・ディスクを使用したスタンドアロン・ダンプ:
    • 場合によっては、 z/VSE サポートで、お客様がさらなる問題分析のためにスタンドアロン・ダンプをとるよう求められることがあります。 スタンドアロン・ダンプは、テープまたはディスク装置上で作成することができます。 現在、 ECKD™ ディスク、および、 z/VM ゲスト環境ではさらに FBA タイプのディスクがサポートされます。 z/VSE により、お客様は、LPAR 環境の FCP 接続済み SCSI ディスク上でスタンドアロン・ダンプを作成することができます。

IBM IPv6/VSE V1.3:

IBM IPv6/VSE V1.3 は、 z/VSE V6.2 上で IBM IPv6/VSE V1.2 に取って代わるものであり、以下のことを実現します。

  • 新しい FTP サーバー・セキュリティー・インターフェース:
    • z/VSE ファイル・システムへの FTP アクセスは、お客様が選択できる Basic Security Manager (BSM) または他の任意の External Security Manager (ESM) 製品を使用して保護されます。 これにより、お客様は、単一ソースとしてリソース・クラス FACILITY を使用してセキュリティー定義を簡素化できます。
  • SSH コピー機能:
    • この機能は、 Linux パススルー・イメージを使用してリモート・ホストへの SSH 接続を容易にし、 z/VSE との間で SSH を使用するセキュア・ファイル転送を提供します。この機能は、 IBM TCP/IP for z/VSE 製品、LFP、 z/VM IP Assist、および z/VSE Network Appliance と互換性があります。
  • TXT2PDF 生成機能:
    • この機能は、Open Source txt2pdf ユーティリティーに基づいており、テキスト・ファイルを PDF (Portable Document Format) ファイルに変換します。 この機能は、変換、出力表示、および最終表示を制御する多くのオプションを提供します。

IBM TCP/IP for z/VSE V2.2:

IBM TCP/IP for z/VSE V2.2 は、 z/VSE V6.2 上で IBM TCP/IP for z/VSE V2.1 に取って代わるものであり、以下のことを実現します。

  • セキュリティーの機能拡張のための TLS 1.1 プロトコルのサポート。


Back to top

Top rule
適切なセキュリティー実施について
Bottom rule

IT システム・セキュリティーには、企業内外からの不正アクセスの防止、検出、および対応によって、システムや情報を保護することが求められます。不適切なアクセスにより、情報の改ざん、破壊、または悪用を招くおそれがあるほか、システムが誤用された場合は他者へのシステムを攻撃してしまうおそれがあります。セキュリティーに対して包括的なアプローチをとらない IT システムや IT 製品は、完全にセキュアであるとみなすべきではなく、また単一の製品や単一のセキュリティー対策で極めて効果的に不正アクセスを防止できるものはありません。 IBM システムおよび製品は、セキュリティーに関する包括的な取り組みの一環として設計されています。これには必然的に追加の運用手順が含まれ、これを最も効果的なものとするには、他のシステム、製品、またはサービスが必要となる場合もあります。 IBM では、システムおよび製品が第三者の悪質な行為、および不正な行為による影響を受けないことを保証することはできません。



Back to top

Top rule
IBM エレクトロニック・サービス
Bottom rule

Electronic Service Agent™ および IBM エレクトロニック・サポートは、 IBM Systems のお客様に迅速で卓越したサポートを提供する専用 Web ポータルです。 IBM Electronic Service Agent ツールは、追加料金不要のツールで、システム・エラー、パフォーマンスの問題、インベントリーなどのハードウェア・イベントをプロアクティブにモニターおよび報告します。 エレクトロニック・サービス・エージェント ・ツールは、お客様が企業の戦略的ビジネス・イニシアチブに集中し、時間を節約して、日常的な IT メンテナンス問題への対応の労力を軽減できるように支援します。このツールで使用可能になるサーバーは、追加料金なしで、 IBM サポートが 24 時間リモートでモニターします。

AIX® V5.3、 AIX V6.1、および AIX V7.1 の基本オペレーティング・システムに新たに組み込まれた エレクトロニック・サービス・エージェント は、システム障害および使用状況の問題を IBM に電子的に自動報告するように設計されています。これにより、問題解決が迅速化され、可用性が向上します。 エレクトロニック・サービス・エージェント ・ツールが収集したシステム構成およびインベントリー情報は、セキュアなエレクトロニック・サポート Web ポータルでも表示できます。これらの情報は、お客様と IBM サポート・チームが問題の判別および解決を改善する目的で使用されます。ツールのメインメニューにアクセスするには、「smitty esa_main」と入力してから、「Configure Electronic Service Agent 」を選択します。また ESA には、強力な Web ユーザー・インターフェースが新たに組み込まれ、管理者が状況、ツール設定、問題情報、およびフィルターに簡単にアクセスできるようになりました。 Electronic Service Agent の構成方法と使用方法に関する詳細情報および資料は、 IBM エレクトロニック・サポート Web サイトを参照してください。

IBM エレクトロニック・サポート・ポータルは、 IBM のインターネット・サービスおよびサポートにアクセスするのに従来使用されていた複数のエントリー・ポイントに代わる、単一のインターネット・エントリー・ポイントになります。 このポータルにより、 IBM リソースにアクセスして、技術的な問題を解決する際の支援を要請することが簡単になります。「My システム」機能および「プレミアム検索」機能により、 Electronic Service Agent ツールを利用可能なお客様は、さらに簡単にシステム・インベントリーの追跡や適切な修正の検索を行うことができます。

メリット

アップタイムの増大: エレクトロニック・サービス・エージェント™ ・ツールは、ハードウェア・エラー・レポートをより迅速に提供し、システム情報を IBM サポートにアップロードすることで、保証またはメンテナンス契約を強化できるように設計されています。これにより、「症状」をモニターし、エラーを診断して、 IBM サポートに手動で電話して問題記録をオープンするという無駄な時間を短縮できます。24 時間 365 日のモニター機能および報告機能により、エラーの報告に人の介入が不要になります。

セキュリティー: エレクトロニック・サービス・エージェント ・ツールは、モニター、報告、および IBM でのデータの保管をセキュアに行えるように設計されています。 Electronic Service Agent ツールは、インターネット (HTTPS または VPN) またはモデムのいずれかを介してセキュアな送信を行い、サイトからのお客様の出口を一元化するように設計されています。 通信は片方向です。 Electronic Service Agent を起動しても、 IBM 側からお客様のシステムを呼び出すことはできません。

追加情報については、 IBM Electronic Service Agent Web サイトをご覧ください。

より正確な報告: サービス・リクエストと並行して、システム情報およびエラー・ログが IBM サポートに自動的にアップロードされるため、システム情報を探し出して送信する必要はありません。これにより、エラーの誤報告や誤診断のリスクが軽減されます。 IBM が問題のエラー・データを受け取ると、そのデータはデータ知識管理システムで確認され、ナレッジ・アーティクルが問題レコードに付加されます。

カスタマイズ・サポート: お客様は、起動中に入力された IBM ID を使用して、 IBM エレクトロニック・サポート ページの『My システム』および『プレミアム検索』 の各セクションでシステム情報およびサポート情報を確認できます。

「My システム」では、 Electronic Service Agent によってシステムから収集された情報を使用して、インストールされたハードウェアおよびソフトウェアに関する貴重なレポートを提供します。レポートは、IBM ID に関連付けられているすべてのシステムについて提供されます。プレミアム検索では、検索機能と価値のある Electronic Service Agent 情報を組み合わせて、技術サポート知識ベースの高度な検索を可能にします。プレミアム検索、およびシステムから収集された エレクトロニック・サービス・エージェント の情報を活用することで、お客様のシステムのみに該当する検索結果を表示できます。

IBM エレクトロニック・サービスの能力の活用方法に関する詳細は、 IBM システム・サービス担当者にお問い合わせいただくか、 IBM エレクトロニック・サポート Web サイトを参照してください。



Back to top

Top rule
AP ディストリビューション
Bottom rule
Country/Region Announced
AP IOT
ASEAN * あり
India/South Asia ** あり
Australia あり
香港 あり
Macao SAR of the PRC あり
Mongolia あり
New Zealand あり
People's Republic of China あり
South Korea あり
Taiwan あり
Japan IOT
Japan あり

*ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、およびベトナム

**バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、およびスリランカ

商標

IBM z Systems、z Systems、IBM z13、z13、ECKD および Electronic Service Agent は、IBM Corporation の米国およびその他の国における商標です。

z/VSE、IBM、System Storage、zEnterprise、FICON、FlashCopy、CICS、CICS Explorer、z/Architecture、POWER、z/VM、Language Environment および AIX は、IBM Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

JavaScript は、Oracle の米国およびその他の国における商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

その他の会社名、製品名、およびサービス名は、それぞれの会社の商標またはサービス・マークです。

ご利用条件

お客様の国で発表されて入手可能な IBM 製品およびサービスは、その時点で有効で適用可能な標準契約、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、この発表をいつでも予告なしに変更または撤回する権利を保留します。この発表は情報提供のみを目的としています。追加のご利用条件については、次の Web サイトでご確認ください。

ご利用条件

この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。

IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、 IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。

日本 IBM