IBM Hyper Protect Data Controller 1.1 (旧称 IBM Data Privacy Passports) では、データの安全を支援するための機能豊富なデータ中心の保護が提供され、データベースのパフォーマンスおよび柔軟性が向上します
日本 IBM のソフトウェア発表 JP21-01932021 年 5 月 11 日目次 | ||||||||||||||||||||
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ハイライト
IBM® Hyper Protect Data Controller 1.1 は、データが SoR (Systems of Record) から離れる際に企業全体での適応を可能にすることで、データ中心の監査可能な保護を提供するように設計されています。本製品は、お客様がコンプライアンスの取り組みに対応するのに役立ちます。Hyper Protect Data Controller 1.1 は、以下の中核となる機能を提供するように設計されています。
- アプリケーションの統合を向上させるために、 Java Database Connectivity (JDBC) ベースのアクセスまたは RESTful API によりデータを保護するための Encrypted Data Objects を構築します。
- SQL の解析または変更を行わずに SQL ステートメントをバックエンド・データベース管理システム (DBMS) に直接送信します。
- IBM Z® の機能を活用します。
- IBM CryptoExpress は、Data Controller メタデータおよび鍵ストアのハードウェア保護を提供し、Data Controller を意図した環境内でのみ確実に使用できるようにします。
- IBM CP Assist for Cryptographic Function (CPACF) は、対照暗号化およびハッシュのための暗号操作を行います。
- 分かりにくい Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) オプションおよびハードコーディングされた命名パターンの除去による LDAP の簡単かつ迅速な構成。
- ユーザー・ポリシー作成のために削減および簡素化された構文
- Encrypted Data Objects を作成およびオープンするために REST API を使用したアプリケーションのための高速アクセス
概要
デジタル・テクノロジーが進歩し、データの爆発的な増加が継続するにつれて、セキュリティー侵害のリスクが増大します。しかし、組織は、社内のビジネス部門全体で、および同じプライバシー・プロトコルまたはポリシーを共有しない可能性がある外部パートナーと、重要なデータを共有する必要があります。
Hyper Protect Data Controller 1.1 は、データ保護を企業全体に拡張し、さらにデータ・コントローラーに接続することでデータ保護の道程を加速します。ポリシーの適用により、この保護は、データが SoR から離れて分散環境とハイブリッドクラウド環境に入る時もデータとともに残ります。Hyper Protect Data Controller 1.1 は、データがそれ独自の保護のもとで積極的な役割を果たすことができるようにする、データ中心の監査可能なセキュリティー・ソリューションを提供します。
Hyper Protect Data Controller 1.1 は、クライアント・データが SoR から離れるときにお客様のデータの保護を可能にし、データを最大に活用できるようにします。これは、パートナーの場合にそうであるようにデータが企業を超えて共有される場合でも、セキュリティーまたはプライバシーに対する懸念の削減に役立ちます。Hyper Protect Data Controller 1.1 は、データ・コントローラーによって反転可能なデータを選択的に暗号化でき、示されたデータの機密性に基づいてテーブルでフィールドを不可逆的にマスクすることができます。本製品は、知る必要のあることに応じて、役割ベースのアクセスを可能にします。
Hyper Protect Data Controller 1.1 により、お客様は以下の利点を得ることができます。
- 将来のデータ・アクセスをいつでも取り消します。これは、関連付けられた鍵を削除することですべてのユーザーに対して行うか、または一連のユーザーに向けたポリシーを動的に更新することで選択的に行うことができます。
- Encrypted Data Objects によってパブリッククラウド上のデータベースを保護します。
- 暗号化および集中型ポリシー管理によってコンプライアンスへの適合を支援します。
- 鍵管理の複雑さを取り除きます。この機能は Hyper Protect Data Controller 1.1 に組み込まれているためです。
詳しくは、 IBM Hyper Protect Data Controller Web ページを参照してください。
ビジネス・エキスパートとテクニカル・エキスパートのブログおよびフォーラムにより構成されるコミュニティーにアクセスするには、 IBM Z Security コミュニティーに参加してください。
IBM hardware and software support Web ページで、ご使用の IBM システムに向けて個別設定されたプロアクティブな技術サポートで最高レベルの可用性を維持する方法を学んでください。
主要要件
Hyper Protect Data Controller 1.1 には、以下のいずれかの IBM サーバーが必要です。
- z15 (全モデル)
- z14 (全モデル)
- LinuxONE III
- LinuxONE Emperor II
- LinuxONE Rockhopper II
その他のハードウェア要件には、以下が含まれます。
- 以下のいずれかの構成の Secure Service Container (SSC) モードで構成された論理区画 (LPAR):
- スモール: 4 つの General Central Processor (GCP) または 4 つの IBM Integrated Facility for Linux® (IFL) プロセッサー、128 GB のメモリー、および 128 GB のディスク・ストレージ
- ミディアム: 8 つの GCP または 8 つの IFL、256 GB のメモリー、および 256 GB のディスク・ストレージ
- IBM Hyper Protect Virtual Servers 1.2.2 (5737-I09)
詳しくは、『 技術情報 』のセクションを参照してください。
出荷開始予定日
2021 年 6 月 25 日
機能詳細
Hyper Protect Data Controller 1.1 は、Data at Rest (保存されたデータ) および Data in Motion (移動中のデータ) を含むデータ・セキュリティー機能によって SoR を超えたデータの保護を支援することで IBM セキュリティー・リーダーシップを拡張します。
主要なフィーチャーおよび機能には、以下のものが含まれます。
- Hyper Protect Data Controller へのアクセスを管理するための Lightweight LDAP サーバーに対する簡素化および拡張された接続。これには以下が含まれます。
- バインドを受け入れる前に認証を必要とする LDAP サーバーのサポート
- LDAP サーバーへの Hyper Protect Data Controller の接続を簡素化するための追加の環境変数
- 必要な構成ステートメントを含むクライアント作成のファイルに基づいたカスタム LDAP 構成のサポート
- 現行の構成設定をリストする機能
- アクティブ証明書サムプリントをリストする機能
- 以下を含むロギングの向上:
- Hyper Protect Virtual Servers に保管されているマイクロサービスによって作成される統合ログ・ファイル。これらのファイルは、TLS を使用して安全な方法で Security Information and Event Management (SIEM) に転送されます。
- 追加の LDAP ロギング。
- より詳細なタイム・スタンプ。
- 管理モードでログをダウンロードする機能。
- 必要に応じて追加の詳細なロギングをオンにする機能。
- 問題のデバッグを容易にするための First Failure Data Capture (FFDC) コンテナーでの追加のロギング。
- Hyper Protect Data Controller コンテナーの始動時にログに記録する機能。
- 無効オプションなどの誤ったポリシー設定に関するエラー・メッセージ。
- 管理およびポリシー・ファイルのアップロードの失敗に関する情報量の多いエラー・メッセージ。
- 回復力に関する機能:
- バックアップを作成するのに十分なディスク・スペースが確保できるようにします
- 追加のコンテナー向けに Java Virtual Machine (JVM) ヒープ・メモリー・ダンプを取り込みます
- 要求の逐次化を向上させます
- オーファンをクリーンアップし、接続を保護します
- Iszcrypt コマンド出力を並行ダンプに組み込みます
参照情報
Data Privacy Passports の追加情報については、以下のソフトウェア発表レターを参照してください。
z15 については、以下を参照してください。
- ハードウェア発表レター JG21-0036(2021 年 5 月 4 日付)
- ハードウェア発表レター JG20-0087(2020 年 8 月 4 日付)
- ハードウェア発表レター JG20-0008 (2020 年 4 月 14 日付)
- ハードウェア発表レター JG20-0017(2020 年 1 月 14 日付)
- ハードウェア発表レター JG19-0109(2019 年 11 月 26 日付)
- ハードウェア発表レター JG19-0039(2019 年 9 月 12 日付)
LinuxONE III については、以下を参照してください。
- ハードウェア発表レター JG21-0037(2021 年 5 月 4 日付)
- ハードウェア発表レター JG20-0087(2020 年 8 月 4 日付)
- ハードウェア発表レター JG20-0018 (2020 年 4 月 14 日付)
- ハードウェア発表レター JG20-0017(2020 年 1 月 14 日付)
- ハードウェア発表レター JG19-0017(2019 年 9 月 12 日付)
z14 については、以下を参照してください。
- ハードウェア発表レター JG18-0102(2018 年 10 月 2 日付)
- ハードウェア発表レター JG17-0125(2017 年 11 月 28 日付)
- ハードウェア発表レター JG17-0065(2017 年 7 月 17 日付)
LinuxONE II については、以下を参照してください。
z14 Model ZR1 については、以下を参照してください。
LinuxONE Rockhopper II については、以下を参照してください。
プログラム番号
Program number | VRM | Program name |
---|---|---|
5737-K97 | 1.1.0 | IBM Hyper Protect Data Controller |
教育サポート
教育は、ソフトウェアを確実に正しく使用できるようにするための重要な要素です。 IBM は、お客様が IBM ソフトウェア製品を正しく導入し、その潜在能力を最大限に引き出せるように支援する包括的な教育資料のポートフォリオを作成します。 IBM 教育チームは、今日の競争市場でお客様の組織の繁栄を支援するために利用できる、最高品質の教育コンテンツを提供すべく全力で取り組んでいます。
IBM 教育チームは、 IBM 製品開発者および IBM サービス組織と緊密に連携し、各コースで最新の技術情報および製品情報を提供するようにしています。これらのコースは、これらのソースのみが提供しうる、高度な知識と洞察に重点が置かれています。 IBM では、 IBM の深い技術経験を活用してコースを作成し、その知識を受講者に伝えます。これらのコースは、ビジネス上の問題を解決する製品を活用するための総合的なスキルの習得を目的に、実践的な内容を重視しています。 IBM Training が提供する教育オファリングは、入門的な製品概要から高機能プログラミングおよび管理に至るまで、さまざまな範囲のスキル・ニーズに及びます。
IBM 教育は、 IBM グローバル・トレーニング・パートナーにより提供されます。
使用可能な教育オファリングについて詳しくは、 IBM Skills Gateway Web サイトを参照してください。
オファリング情報
製品情報は IBM オファリング情報 Web サイトで入手可能です。
詳細情報は、 パスポート・アドバンテージおよびパスポート・アドバンテージ・エクスプレス の Web サイトでも参照できます。
製品資料
Hyper Protect Data Controller の資料は、2021 年 6 月 25 日付けで IBM Documentation から入手できます。
コンテンツ・ソリューションの資料は、 IBM Hyper Protect Data Controller content solution Web ページから入手できます。
技術情報
所定稼働環境
前提ハードウェア
Hyper Protect Data Controller 1.1 には、以下のいずれかの IBM サーバーが必要です。
- z15 (全モデル)
- z14 (全モデル)
- LinuxONE III
- LinuxONE Emperor II
- LinuxONE Rockhopper II
その他のハードウェア要件には、以下が含まれます。
- 以下のいずれかの構成の Secure Service Container (SSC) モードで構成された論理区画 (LPAR):
- スモール: 4 つの General Central Processor (GCP) または 4 つの IBM Integrated Facility for Linux (IFL) プロセッサー、128 GB のメモリー、および 128 GB のディスク・ストレージ
- ミディアム: 8 つの GCP または 8 つの IFL、256 GB のメモリー、および 256 GB のディスク・ストレージ
前提ソフトウェア
Hyper Protect Data Controller には Hyper Protect Virtual Servers 1.2.2 (5737-I09) が必要です。
Hyper Protect Virtual Servers 1.2 の追加情報については、 IBM Hyper Protect Virtual Servers Web ページおよびソフトウェア発表レター JP20-0050(2020 年 2 月 25 日付) を参照してください。
Hyper Protect Virtual Servers 1.2 を超えて提供されたものについては、 IBM Documentation を参照してください。
IBM Support
IBM Support は、お客様の時間を節約してサポートを簡素化するように設計された、技術サポートのツールやリソースへのゲートウェイです。 IBM Support は、疑問に対する回答の検索、修正のダウンロード、トラブルシューティング、問題事例の報告と追跡、およびスキルの向上に役立ちます。 IBM Support Insider にアクセスして、新しいツール、新しいプロセス、新機能などの IBM Support の変更について知り、情報を入手してください。
計画情報
パッケージング
本製品は、インターネット経由でのダウンロードによって提供されます。物理メディアはありません。
セキュリティー、監査性およびコントロール
Hyper Protect Data Controller はデプロイメント向けに Hyper Protect Virtual Servers サポートを使用し、追加されたプライバシーおよび内外の脅威からの保護を提供します。
アプリケーション・システムや通信機能でのセキュリティー機能、管理手順、および適切な制御を、評価、選択、実装することは、お客様の責任で行っていただきます。
発注情報
発注情報については、 IBM 担当員または IBM ビジネス・パートナーにお問い合わせいただくか、 パスポート・アドバンテージ® Web サイトを参照してください。
本プログラムは、パスポート・アドバンテージを介してのみ提供されます。本製品は、パッケージ製品としては提供されません。
これらの製品は、 IBM から直接、または IBM ビジネス・パートナーからのみご購入いただけます。
お客様の地域の IBM ビジネス・パートナーを見つけるには、 「パートナーを探す」 のページを参照してください。
パスポート・アドバンテージ
IBM Hyper Protect Data Controller (5737-K97)
このリリースには、新規の発注はありません。ただし、これらは新しいプログラム名に名前変更されました。
Program name/Description | Part number |
---|---|
IBM Hyper Protect Data Controller Virtual Processor Core License + SW Subscription & Support 12 Months | D27TILL |
IBM Hyper Protect Data Controller Virtual Processor Core Monthly License | D27TMLL |
IBM Hyper Protect Data Controller Virtual Processor Core Annual SW Subscription & Support Renewal | E0QYALL |
IBM Hyper Protect Data Controller Virtual Processor Core SW Subscription & Support Reinstatement 12 Months | D27TJLL |
IBM Z Systems Integrated Facility for Linux (IFL) エンジン上で使用するためのクロスプラットフォーム製品
この製品を IBM Z IFL エンジン上の Linux オペレーティング・システムで実行する場合は、以下のパーツ番号を発注してください。この製品をこれらの環境で実行しない場合は、本発表レター上の別のパーツ番号のセットで発注してください。 これらのパーツ番号は、本発表レター上の他の番号と同じ機能と権限を提供します。
このリリースには、新規の発注はありません。ただし、これらは新しいプログラム名に名前変更されました。
Program name/Description | Part number |
---|---|
IBM Hyper Protect Data Controller for Linux on IBM Z Virtual Processor Core License + SW Subscription & Support 12 Months | D27TKLL |
IBM Hyper Protect Data Controller for Linux on IBM Z Virtual Processor Core Monthly License | D27TNLL |
IBM Hyper Protect Data Controller for Linux on IBM Z Virtual Processor Core Annual SW Subscription & Support Renewal | E0QYBLL |
IBM Hyper Protect Data Controller for Linux on IBM Z Virtual Processor Core SW Subscription & Support Reinstatement 12 Months | D27TLLL |
課金単位
このライセンス製品の課金単位は、以下のライセンス情報文書に記載されています。
Program identifier | License Information document title | License Information document number |
---|---|---|
5737-K97 | IBM Hyper Protect Data Controller 1.1 | L--SBAE-C2BNAJ |
任意の言語を選択し、「Charge Metrics」セクションまでスクロールダウンしてください。
契約条件
この発表レターに記載されている情報は、参考のため、および便宜上の目的のためにのみ提供されています。 IBM とのあらゆる取引を規定する契約条件については、 IBM プログラムのご使用条件、 IBM インターナショナル・パスポート・アドバンテージ契約、および IBM ソフトウェア・メンテナンス取得契約などの該当する契約書に記載されています。
本製品は、パスポート・アドバンテージを介してのみ提供されます。
ライセンス交付
ライセンス情報文書およびライセンス証書 (PoE) を含む IBM プログラムのご使用条件は、お客様によるプログラムの使用を規定します。すべての許可使用に、PoE が必要です。パスポート・アドバンテージ以外から提供されるパーツ番号のみの製品 (該当する場合) は、ライセンスのみが提供され、ソフトウェア・メンテナンスは含まれません。
このソフトウェア・ライセンスには、ソフトウェア・サブスクリプション&サポート (ソフトウェア・メンテナンスともいう) が含まれています。
ソフトウェア・メンテナンス
このプログラムは、 IBM プログラムのご使用条件 (IPLA) の下でライセンス交付を受け、これにより、プログラムのリリースおよびバージョンへの継続的なアクセスがサポートされます。 IBM は、お客様が取得された各プログラムの初期ライセンス取得に、1 年間のソフトウェア・サブスクリプション&サポート (ソフトウェア・メンテナンスともいう) を組み込んでいます。ソフトウェア・サブスクリプション&サポートの初期期間は、更新オプション (利用可能な場合) を購入することによって延長できます。このプログラムの使用には、プログラム使用のための一括払いのライセンス使用料と、電話によるサポート (通常の営業時間中の音声による障害サポート) およびサポートの有効期間中のプログラムの更新、リリース、およびバージョンへのアクセスを含む拡張サポートに対して毎年の更改使用料が課せられます。
ライセンス情報 (LI) の資料番号
本発表レター内のオファリングには、以下のライセンス情報資料が適用されます。
Program identifier | License Information document title | License Information document number |
---|---|---|
5737-K97 | IBM Hyper Protect Data Controller 1.1 | L--SBAE-C2BNAJ |
後続のリリースでは、契約条件が更新される可能性があります。詳しくは、 License Information documents Web サイトを参照してください。
限定保証の適用
あり
限定保証
IBM は、「プログラム」について、お客様が「プログラム」を IBM 所定の稼動環境で使用する限り、IBM 所定の仕様に合致することを保証します。かかる保証は、「プログラム」の変更の加えられていない部分についてのみ適用されるものとします。 IBM は、「プログラム」の実行が中断しないこともしくはその実行に誤りがないこと、または、すべての誤りが修正されることを保証しません。「プログラム」の使用結果については、お客様の責任とします。
IBM は、お客様に対して、既知の「プログラム」の誤り、誤りの修正、制限事項および回避措置に関する情報を含んだ IBM データベースへのアクセスを追加料金無しで提供します。詳細については、 IBM サポート・ガイド を参照してください。
IBM は、「プログラム」の当初の使用権の取得者が「プログラム」を取得してから最低 1 年間 (以下「保証期間」といいます。)、この情報を提供します。
プログラム技術サポート
プログラム製品のバージョンまたはリリースの技術サポートは、予定出荷可能日から最低 2 年間、お客様のソフトウェア・サブスクリプション&サポート (「ソフトウェア・メンテナンス」とも呼ばれる) が有効である限り利用することができます。
この技術サポートでは、プログラム製品のインストールおよび操作に関する製品固有の作業本位の質問について、 IBM からの (電話または電子的手段による) 支援を受けることができます。ソフトウェア・サブスクリプション&サポート (ソフトウェア・メンテナンス) は、プログラムのバージョン、リリース、および更新 (CD リリース、長期サポート・リリース、あるいは修正) へのアクセスも提供します。サポートの終了は、発表レターによって終了の 12 カ月前までにお客様に通知されます。
終了日以降へのサポートの延長も含め、 IBM から追加の技術サポートが必要な場合は、 IBM 担当員または IBM ビジネス・パートナーにお問い合わせください。この延長は有料でご利用いただけます。
IBM ソフトウェア・サポート・ライフサイクル・ポリシーの追加情報については、 IBM Continuous Delivery Support Lifecycle Policy Web サイトを参照してください。
返金保証
なんらかの理由で本プログラムに満足いただけなかった場合は、オリジナル・ライセンス所有者である場合に限り、送り状の日付から 30 日以内に本プログラムとその PoE を販売元にお返しいただければ、お支払い額を返金いたします。本プログラムをダウンロードした場合の返金のお受け取り方法につきましては、本プログラムをお買い求めの販売元にお問い合わせください。
明確にするために、以下のことにご留意ください。(1) IBM インターナショナル・パスポート・アドバンテージ契約のもとで取得されたプログラムの場合、この条件は当該プログラムの取得にのみ適用されます。(2) IBM のいずれかの On/Off Capacity on Demand (On/Off CoD) ソフトウェア契約のもとで取得されたプログラムの場合、この条件は適用されません。これは、これらの契約が、お客様が既に取得されて使用中のプログラムのみに適用されるためです。
ボリューム発注 (IVO)
なし
パスポート・アドバンテージの適用
あり。情報は、 パスポート・アドバンテージおよびパスポート・アドバンテージ・エクスプレス の Web サイトでも参照できます。
使用制限
あり
使用制限については、 契約条件 セクションに示すライセンス情報文書を参照してください。
ソフトウェア・サブスクリプション&サポートの適用
あり。 ソフトウェア・サブスクリプション&サポート (「ソフトウェア・メンテナンス」ともいう) は、パスポート・アドバンテージおよびパスポート・アドバンテージ・エクスプレスを介してご注文いただくライセンスに含まれています。製品アップグレードおよび技術サポートは、契約に記載されたソフトウェア・サブスクリプション&サポートのオファリングによって提供されます。製品アップグレードでは、対象ソフトウェアの最新バージョンおよびリリースが提供され、技術サポートでは、世界中の IBM サポート組織への音声および電子アクセスが提供されます。
取得された各プログラム・ライセンスには、1 年間のソフトウェア・サブスクリプション&サポートが含まれています。ソフトウェア・サブスクリプション&サポートの初期期間は、更新オプション (利用可能な場合) を購入することによって延長できます。
ソフトウェアのサブスクリプション&サポートの有効期間中は、お客様の通常の短期インストール作業や使用 (使用方法) についての疑問、およびコード関連の質問などについて、 IBM が支援いたします。 IBM は、お近くの IBM サポート・センターの通常の営業時間 (公表されている基本シフト時間) 内に、お客様の情報システム (IS) 技術サポート担当者に対してのみ、電話および (利用できる場合は) 電子アクセスを通じて支援を提供いたします。(この支援は、お客様のユーザーにはご利用いただけません。) IBM では、重大度 1 の支援は、通年 1 日 24 時間 週 7 日体制で提供します。詳しくは、 IBM サポート・ガイド を参照してください。ソフトウェア・サブスクリプション&サポートには、アプリケーションの設計および開発、所定稼働環境以外の環境でのプログラムの使用、または該当契約のもとで IBM が責任を負わない製品に起因する障害に対する支援は含まれていません。
作成されたお客様との契約書に別途指定されていない限り、 IBM は、 IBM が提供していないサード・パーティー製品をサポートしません。対象範囲内のサポートを受けるために IBM に連絡する場合は、必ず IBM が IBM サポート・ガイド で提供する問題判別およびその他の指示に従ってください。
インターナショナル・パスポート・アドバンテージ契約および IBM インターナショナル・パスポート・アドバンテージ・エクスプレス契約の追加情報については、 パスポート・アドバンテージおよびパスポート・アドバンテージ・エクスプレス Web サイトを参照してください。
可変課金の適用
なし
教育機関向け割引の利用
適用外
適切なセキュリティー実施について
IT システム・セキュリティーには、企業内外からの不正アクセスの侵入防止、検知、および対応によって、システムや情報を保護することが求められます。不適切なアクセスにより、情報の改ざん、破壊、または悪用を招くおそれがあるほか、システムが誤用された場合は他者へのシステムを攻撃してしまうおそれがあります。セキュリティーに対して包括的なアプローチをとらない IT システムや IT 製品は、完全にセキュアであるとみなすべきではなく、また単一の製品や単一のセキュリティー対策で極めて効果的に不正アクセスを防止できるものはありません。 IBM システムおよび製品は、規制に準拠したセキュリティーに関する包括的な取り組みの一環として設計されています。これには必然的に追加の運用手順が含まれ、これを最も効果的なものとするには、他のシステム、製品、またはサービスが必要となる場合もあります。
重要: IBM では、いずれのシステム、製品、あるいはサービスも第三者の悪質な行為、および不正な行為による影響を受けていないこと、または将来受けないことを保証するものではありません。
料金
各地域の料金については、すべて IBM 担当員または IBM ビジネス・パートナーにお問い合わせください。
ビジネス・パートナーのための情報
IBM から製品を取得する IBM ビジネス・パートナーの場合は、販売店のための Passport Advantage ® Online にリンクして、ビジネス・パートナー向けの料金設定情報を取得できます。 IBM Passport Advantage または IBM PartnerWorld® Web サイトにアクセスするには、IBMid とパスワードが必要です。
パスポート・アドバンテージ
パスポート・アドバンテージに関する情報および料金については、 IBM 担当員または IBM ビジネス・パートナーにお問い合わせください。追加情報は、 パスポート・アドバンテージおよびパスポート・アドバンテージ・エクスプレス の Web サイトでも参照できます。
IBM グローバル・ファイナンシング
IBM グローバル・ファイナンシングは、信用資格のあるお客様が IT ソリューションを取得するのを支援するために、競争力のある資金調達を用意しています。このオファリングには、 IBM とその他のメーカーまたはベンダーの双方からの、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを含む、IT 獲得のための資金調達が含まれます。オファリング (すべてのお客様セグメント、すなわち小企業、中企業、および大企業用)、レート、条件、およびアベイラビリティーは、国によって異なる場合があります。詳しくは、お客様の地域の IBM グローバル・ファイナンシング組織にお問い合わせいただくか、 IBM グローバル・ファイナンシング Web サイトを参照してください。
IBM グローバル・ファイナンシングのオファリングは、米国では IBM Credit LLC を通して 、また、全世界のその他の IBM 子会社および部門を通して、有資格の企業および官公庁のお客様に提供されます。レートは、お客様の信用格付け、資金調達条件、オファリングのタイプ、装置のタイプ、およびオプションに基づき、 国により異なる場合があります。その他の制限がある場合もあります。レートおよびオファリングは、予告なしに変更、拡張、または撤回される場合があります。
IBM グローバル・ファイナンシングによる資金調達は、お客様が現金および信用取引限度を保持するのに役立ち、現在の予算限度内でより多くのテクノロジー獲得を可能にし、経済的に有望な新テクノロジーの実装を促進し、決済および条件の柔軟性を提供し、プロジェクト・コストを予想利益に一致させる助けとなります。資金調達は、信用資格のある全世界のお客様にご利用いただけます。
商標
z15 および IBM Garage は、IBM Corporation の米国およびその他の国における商標です。
IBM、IBM Z、ibm.com、Power、PartnerWorld および Passport Advantage は、IBM Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
Oracle および Java は、Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標です。
登録商標 Linux® は、世界規模のマークの所有者である Linus Torvalds の独占的被許諾者である Linux Foundation からのサブライセンスに従って使用されます。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
ご利用条件
お客様の国で発表されて入手可能な IBM の製品およびサービスは、その時点で有効な適用可能な標準契約書、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、この発表をいつでも予告なしに変更または撤回する権利を保有します。この発表はお客様の参照用としてのみ提供されています。追加のご利用条件については、次の Web サイトでご確認ください。
この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。
IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、 IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。
日本 IBM のソフトウェア発表 JP21-01932021 年 5 月 11 日目次資料オプション連絡先オプションお問い合わせ先印刷用先頭へ戻る(2020 年 3 月 10 日付)(2019 年 9 月 12 日付)(2021 年 5 月 4 日付)(2020 年 8 月 4 日付) (2020 年 4 月 14 日付) (2020 年 1 月 14 日付)(2019 年 11 月 26 日付)(2019 年 9 月 12 日付)(2021 年 5 月 4 日付)(2020 年 8 月 4 日付) (2020 年 4 月 14 日付) (2020 年 1 月 14 日付)(2019 年 9 月 12 日付)(2018 年 10 月 2 日付)(2017 年 11 月 28 日付)(2017 年 7 月 17 日付)(2017 年 11 月 28 日付)(2017 年 9 月 12 日付)(2018 年 10 月 2 日付)2018 年 4 月 10 日付(2018 年 10 月 2 日付)2018 年 4 月 10 日付(2020 年 2 月 25 日付)注: 日本 IBM のソフトウェア発表JP21-0193 (2021 年 5 月 11 日付)IBM は、International Business Machines Corporation の登録商標です。