- オープンイノベーション・プログラムとは
テクノロジーの活用により新たな体験やサービスを提供したい各社が、関連業種を含めたエコシステムによる新たなビジネスモデルの創造を目指します。
ビジネスアイデアの抽出に留まらず、有力企業各社と複数のスタートアップが参加するコンソーシアム形式のプログラムを組成し、オープンイノベーションによる事業化/実現化を推進します。自社単独では実現が困難な革新的なサービスを、他企業やスタートアップと連携・協業することで、実際の「カタチ」にすることを目的とします。

- IBMの役割
IBMは、その新たな事業に必要となるプラットフォーム(オープンデータを活用したサービス開発に不可欠なクラウド開発環境)やWatson等のソリューションの提供、及び企業とスタートアップとの協業による事業化(ビジネスモデル構築の支援)を行います。
全体スケジュール

各社の役割と意義 (メリット)
役割
企業
- 保有するリソース(データ、人材、製品/機器、販路等)の提供
- スタートアップとの新事業の共同開発または支援
スタートアップ
- 企業からのリソースやIBMのソリューションを活用したビジネスアイデアの提供
- 新事業のプロトタイプ開発
(参考)IBM
- 一般企業・スタートアップによる共同事業検討の支援
- 新事業開発に必要なプラットフォーム・テクノロジーの提供
参加の意義(メリット)
企業
- 外部の知/テクノロジーの活用による新事業の早期構築
- 保有リソースの有効活用(APIを通じたデータ提供ビジネスの検討機会の確保)
- オープンイノベーションによる取り組みに関する外部への訴求)
スタートアップ
- 一般企業のリソースを活用した事業検討機会の獲得
- 開発プラットフォーム(IBM Cloud)/テクノロジー(Watson等)の無償利用
- 新事業についての、潜在顧客(大手企業等)やVC、プレス等への訴求機会
- BlueHubのHP/SNS等を通じたプロモーションによる認知度アップ
(参考)IBM
- 新事業におけるIBMサービス利用=> 中長期的なビジネス機会の確保
- IBM Cloud・Watsonのユーザーネットワーク(エコシステム)の拡大