コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ社は戦略的な変革を加速させています

基幹業務のワークロードをクラウドに移行する
Caroline Poser氏
読了時間:3分

新型コロナウイルス感染症のパンデミック状況が続く中、世界中の企業が事業のモダナイゼーションを目指しています。 最近のIBM® Institute for Business Valueの調査(英語PDF、458 KB)によれば、調査対象となる企業の経営幹部の62%が、今後2年間でデジタル変革とクラウド導入の取り組みを加速することを計画していることがわかりました。

これに伴い、複雑なERPとビジネス・プロセスのワークロードを業界最高レベルのセキュリティーを確保しながら導入する必要が生じています¹。

売上げ規模で世界最大のコカ・コーラ・ボトラーであるコカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ(CCEP)社は、IBMと複数年契約を締結し、SAPワークロードなどの、オープン・ハイブリッドクラウド環境への変革を加速しています。

IBMとCCEP社は、2018年にクラウドへの取り組みを開始し、IBMは、CCEP社のエンタープライズ・ワークロードの3分の1を、米国の専用データセンターからヨーロッパのIBM Cloud® に移行することに成功しました。

¹ FIPS 140-2 レベル4認定ハードウェア上で構築された業界で唯一のサービスである、IBM Hyper Protect Crypto Serviceに基づいています。

今後2年間で

62%

の経営幹部がデジタル変革の取り組みを加速することを計画しています

IBMとCCEP社にとって

2018年

は、クラウドへの取り組みが始まった年でした

「IBMとのパートナーシップを拡大することにより、当社のビジネスに大きな技術的メリットをもたらすことができます。」と、CCEP社のCIO(最高情報責任者)であるPeter Brickley氏は語っています。 「それにより、オンラインでの注文やサービスへの需要が高まっている今、IT環境を完全にモダナイゼーションすることができるようになり、ITのレジリエンシーも向上します。」

 
ここ数年間のIBMとのコラボレーションが成功したことによって、私たちには、戦略的なクラウド・ファースト・デジタル変革を次のステップに進める自信が生まれました。
Peter Brickley氏
コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ社 CIO (最高情報責任者)
コカコーラの入ったグラス

CCEP社の重要な優先事項は、既存のITインフラストラクチャーを最適化して、ビジネス・プロセス、データ、テクノロジーを標準化するプラットフォームを作成することです。 これにより、データ分析、モノのインターネット(IoT)、AIテクノロジーを適用して、事業全体に新たな洞察を提供し、更なる効率化を図ることができるようになります。

アプリケーションの
モダナイゼーション

この契約の一環として、 IBM Consulting®は、業界に関する深い専門知識で、IBMパブリッククラウド環境の使用など、IBMが管理するIBMハイブリッドクラウド環境へのCCEP社の変革を支援します。

CCEP社は、ハイブリッド環境への変革の一環として、SAP ERPやSAP®BW/4 HANAなどの大規模な SAP ワークロードを導入しています。 これは、信頼性の高いインフラを維持しつつ、高度な分析を適用することで、CCEP社がより高いレベルのサービスを顧客に提供できるようにすることを目的としています。

「ここ数年のIBMとの協業関係の成功により、戦略的なクラウドファーストのデジタル変革の次のステップに進む踏み出す自信がつきました」と、Brickleyは語ります。

IBMは、Red Hat® Enterprise Linux®オペレーティング・システム(OS)による、オープン・スタンダードで費用効果の高いプラットフォームを提供することによって、CCEP社のIT環境のモダナイゼーションを支援します。 この移行の要となるのが、業界で最も包括的なKubernetesプラットフォームであるRed Hat OpenShift®ソリューションです。これにより、CCEP社は基幹業務のアプリケーションを一度構築すれば、IBMパブリッククラウドで実行できるようになります。

「Red Hat OpenShiftを使用したIBMのハイブリッドクラウド・アーキテクチャーにより、将来のニーズに応じて、さまざまなパブリッククラウド・プラットフォーム間で最適化できる柔軟性が得られます」と、Brickley氏は述べています。

コカ・コーラのボトル

未来のための
基盤を築く

工場のコカ・コーラのボトル

CCEP社は、IBM Multicloud Management機能を利用することにより、単一のダッシュボードからレガシー・システム、プライベートクラウド、パブリッククラウドを統合・管理し、ITインフラストラクチャー全体の統合ビューと一元管理を実現します。

CCEP社は、数十年にわたる業界の専門知識と経験を持つIBMのハイブリッドクラウド環境を採用することにより、オープンで安全なクラウド・アーキテクチャーへの道を歩み始め、デジタル変革を大きく促進しています。

クラウドへの移行により、CCEP社は運用コストを削減し、ITのレジリエンシーを高めることを目的としています。

「最も重要なことは、クラウドへの移行によって、アナリティクスやAIを活用して運用とビジネス上の洞察を向上させることで、お客様へのサービスも強化することです」と、Brickley氏は述べています。 「やるべきことはまだたくさんありますが、この契約は、ビジネスを成長させ、ITシステムでさらなる効率性を実現するための重要なマイルストーンです。」

 
コーラのボトルの配送センター
新たなSAP認定

IBMは、最近、いくつか新しいSAP認定を取得し、SAPによってテスト・認定された100以上のソリューション・ポートフォリオに加えて、お客様がSAPワークロードをどこでどのように実行するかについて、より多くの選択肢を提供できるようになりました。 これらにより、IBMインフラストラクチャーでSAPワークロードを実行しているお客様は、品質もよく管理・最適化された方法でSAPアプリケーションにアクセスできるようになります。 新たな認定製品は以下の通りです。

IBM Power® Systems Virtual Serverは、SAPワークロードをIBMデータセンターで提供されている仮想インフラストラクチャーで実行する機能を提供することにより、お客様のSAPワークロードのモダナイゼーションを支援します。  この認定により、IBMはSAP HANA®やSAP NetWeaver®プラットフォーム・ベースのアプリケーションを、仮想サーバー・スタック内で、実行することができます。 IBM Power Systems Virtual Serverは、IBM Cloudの全カタログにアクセスできる IaaS です。

• Intel Virtual Server on virtual private cloudにより、IBMクラウド上で稼働するIntel Virtual Server上でSAP NetWeaverとSAP HANAを実行することができます。

Coca-Colaロゴ

コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ社について

CCEP社外部リンク は、2016年、コカ・コーラ・エンタープライズ社、コカ・コーラ・イベリアン・パートナーズ社、およびコカ・コーラ・エアフリッシュンクスゲトレンケ社が合併して設立されました。 同社は、売上げ規模で最大のコカ・コーラのボトリング企業で、19,000社のサプライヤーと協力し、100万もの直販店にサービスを提供しています。 CCEPは13の市場で約23,300人の従業員を擁しており、英国に本社をおいています。

ソリューション
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CCEP社外部リンク は、2016年、コカ・コーラ・エンタープライズ社、コカ・コーラ・イベリアン・パートナーズ社、およびコカ・コーラ・エアフリッシュンクスゲトレンケ社が合併して設立されました。 同社は、売上げ規模で最大のコカ・コーラのボトリング企業で、19,000社のサプライヤーと協力し、100万もの直販店にサービスを提供しています。 CCEPは13の市場で約23,300人の従業員を擁しており、英国に本社をおいています。

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