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締め切りまであと何日? ジュリアン・デートカレンダーでプロジェクトを管理 ジュリアンデート

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「ジュアリアン・デート」と聞いてピンとくる方は、メインフレームの運用に関わった経験をお持ちかもしれません。

元々の起源は、1583年に発明された「紀元前4713年1月1日の正午からの日数」を表す「ジュリアンデー(Julian Day)」、日本語では「ユリウス通日」のことで、日付の計算が煩雑になってしまうことの対策として考案されました。

ジュリアン・デートは、このジュリアンデーの考え方を元に考え出されたもので、その年の1月1日から数えて何日目という経過日数、および12月31日までの残り日数が「経過日数/残り日数」の形で記されます。

たとえば2021年1月31日は「31/335」と記されます。これは、左側の「31」が1月1日から数えて31日目であること、右側の「335」が年内の残り日数が1月31日当日を含め335日であることを示しています。

ジュリアン・デートはどんな場面で活用される?

もともとジュリアンデーは長期にわたる年代を数えるために制定されたもので、主に天文学などの分野で活用されています。ジュリアンデーを使うと、年をまたいだ二つの時点の間の日数を比較的簡単に算出することができます。

では、同じ一年の中の経過日数と残り日数を示すジュリアン・デートはどうでしょう?
二つの時点の間の日数の算出が容易になるという点は、プロジェクトなどの進行管理や計画を立てる際にも適しています。プロジェクトや特定の作業完了など、日数が長期的にわたり月をまたぐ場合、通常のカレンダーでは瞬時に日数を算出することは難しいでしょう。ジュリアン・デートの1年の経過日数を用いることで、「作業に何日間かけられるのか」や「プロジェクト完了まで残り何日か」といったことをより容易に、正確に算出することができるのです。

もちろん、それだけではありません。ジュリアン・デートは、メインフレームの運用において、非常に重要な役割を果たしているのです。コンピューター・システムの中で用いられる時計ともいえる、TOD(Time-of-Day)クロックの日付は、ジュリアン・デートで表記されており、システムのログやデータのダンプ等に出力される日付の多くが1月1日からの経過日付で表記されます。そのため、特にメインフレームを運用されている方が日付の管理や計算をする際に参考にできるのです。

2021年版 IBM ITインフラ特製「ジュリアン・デートカレンダー」

IBMでは毎年、このジュリアン・デートを併記したカレンダーを作成して無料公開しています。2021年度版のジュリアン・デート対応特製カレンダーは、下記のページからダウンロードいただけます。

今年のカレンダー画像には、1~3月はRISCプロセッサー搭載サーバーのIBM Power Systems製品ファミリー、4~6月はLinux専用サーバーのIBM LinuxONE、7~9月はIBMのフラッグシップ・サーバーであるIBM Z、そして10~12月はIBMのストレージ製品のファミリー画像を採用しました。

いずれも1092px×1080px、または1280px×1024pxの二種類のサイズのJPEG画像で提供していますので、ぜひオフィスのPCのデスクトップ壁紙として、あるいはカラープリンタ等で印刷してご活用ください。

photo:Getty Images

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