IBM Z

AIOps への行程ではIBM Z が必須に

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デジタルビジネスの課題

今日のデジタルビジネスにおいて最重要なのは、お客様、パートナー、および従業員にどのような質の経験を提供できるかになります。しかし、今日お客様が期待するサービスは、より複雑になっています。コストの上昇、スキル不足、増え続けるセキュリティ上の脅威の中で、デジタル化がもたらす需要パターンの変化、および急速に変化するバイヤーの行動にも迅速に適応する必要があります。そのためには、ビジネス プロセス、アプリケーションの復元性とパフォーマンスに重点を置く必要があります。IBM Z を含むハイブリッドで複雑なアプリケーション環境を抱える大規模な IT 組織では、IT 運用に包括的なアプローチを取ることが不可欠です。課題は、障害が発生する前に、テラバイトのデータをリアルタイムで効果的にふるいにかけて問題を特定する方法です。そのため、AI主導のインテリジェンスと自動化を活用して、復元性を維持するために迅速かつ正確な意思決定を行うことが極めて重要です。

 

IBM Z を含む AIOps への総合的なアプローチ

AIOps を細分化したり、縦割りにしていては正しく導入することはできません。ビジネス プロセスとワークフローに重点を置いた総合的なアプローチが必要です。ワークフローの復元性は、そのすべてのリンクが正常に作動する事に依存します。成功するには、ワークフロー全体の可視性と洞察が必要です。

AIOps を全体適用して潜在能力を最大限に引き出す必要性を理解すると、メインフレームをこの仕組みの外におくと、大きな問題が生じる事が明らかになります。インテルリックスの最近のレポートによると:

メインフレームは、システム構成の他の部分よりも重要という事ではなく、ほとんどのビジネスの最重要なワークフローの不可欠な要素であるという理由から、AIOps導入の取り組みの中心になければなりません。

AIOpsに対する総合的なアプローチを実現するには、ハイブリッドクラウドの可視性を提供し、AIと機械学習をシンプルで理解しやすい方法で活用し、タイムリーなアクションを自動化して顧客への影響を回避する有効はツールとプロセスが必要です。

 

AIOpsへの行程を加速

長年にわたり、IBMは何百もの組織と協力して、データセンターの運営方法を深く習得してきました。これらのお客様とのやり取りから得られた教訓をより改善、実現しやすくするために、IBMはAIOpsを加速するためのフレームワークを作成しました。

これは実用的なフレームワークであり、各社のビジネス内容とペインに基づいて、現在どういう状況で、今後どこへ向かうのが理にかなっているか、事実に基づく議論をする事を目的としています。

AIOps への行程には以下の 4 つの段階があります。

  • Firefighting(問題解決): IT 組織は問題が起きた時の対応策を必ずしも備えておらず、それを解決するために、多くの高度なスキルを持つ人々を問題に投入する必要があります。この段階では、システム利用者は長期間の停止を経験し、平均故障間隔(MTBF)は非常に短くなります。
  • Reactive(事後対応): IT 組織は潜在的な問題を把握し、問題を解決するための手順を持っています。この段階では、システム利用者は停止を経験しますが、解決時間が短かければ、停止時間も短くなります。
  • Proactive(積極的対応)  :ツールを活用してシステムの問題や異常を先まわりして探し、障害状況を整理して応答時間をテストします。この段階では、システム利用者の停止回数が少なくなり、平均故障間隔の平均時間も長くなります。
  • Intelligent(インテリジェント):非常に理解しやすいAIのより広範な採用を実施します。機械学習を適用して、些細な異常を特定し、傾向を見つけ、問題を予測し、サービス中断になる前に修復します。

AIOps の段階を加速するには、幅広い実践と機能を統合する必要があります。これらの実践を3つの分野に分けています。

  • Detect (検出): ビジネスを中断する前に、潜在的な問題をできるだけ早く特定したい。そのためには、以下の三つの領域に注視する必要があります。インフラストラクチャ全体とエンド ツー エンドのアプリケーション パフォーマンスの監視、異常に対するアラートの生成、異常の早期検出と分析の適用になります。
  • Decide (決定): 問題を迅速に特定し、原因分析を行い、適切なアクションを決定します。分析や意思決定を支援する人工知能や、頻繁にサイロ化されたチームやチームメンバー間で共同作業を行うChatOpsなど、この目標を達成するために、多くの実践とテクノロジーが使用されています。
  • Act (行動): 自動化を適用して、チームが迅速に対応し、中断を阻止できるようにします。これには、Runbook の自動化、自動化のレベルの向上、手作業による運用の軽減、より多くの問題に対する自己修正アクションの実行、ハイブリッド クラウド インフラストラクチャ全体にわたる統合された連携および自動化ソリューションの提供が含まれます。

以下の図は、行程が進むにつれてビジネスがどのように進化していくかを示しています。

(参考:英文サマリーチャート)

 

AIOps の現状の評価

AIOps への取り組みは段階的に行われ、お客様はそれぞれのやり方で行います。多くのお客様との協業において、その行程を加速させる一連のベストプラクティスを収集しました。これらのプラクティスを行程の中で明確に定義すると、お客様のこの行程における現在地と、今後の行くべき方向を決めるのに役立つ有効な議論を支援することができます。

  • IBM AIOps の評価とフレームワークの詳細については、30 分間のウェビナーをご覧ください。

本記事は「 Your journey to AIOps includes IBM Z」を抄訳したものです。


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