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Think London イベントでIBM Zの二つの「業界初」を披露

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私は時々、業界のオピニオン・リーダーを招いて、最新のテクノロジー・トレンドに関する意見交換を行っており、それをIBM Systemsのブログで共有しています。これらの投稿内容は私独自の意見であり、必ずしもIBMの見解を反映しているわけではありません。

IBMは10月16日、ロンドンでThink Summitを開催。新しいテクノロジーに基づくイノベーション、持続性、そして最新の開発環境を紹介しました。年初、サンフランシスコで開催された恒例のThinkイベントに参加することができたので、その半年後に何が起こるのか理解できており、とても有意義でした。
Think Londonでは、メインフレーム・テクノロジー・プラットフォームの最新モデルである新しいIBM z15の紹介に最も興味を持ちました。このプラットフォームは、何十年にもわたって非常に多くの変化を遂げており、私はこれまでもあらゆる開発を踏まえてある時はレポートやブログを書き、助言したり、サポートしてきました。しかし、今回の最新モデルに含まれる機能は、まさに市場のゲーム・チェンジャーとなるものであると思います(業界初の機能が2つも発表されました)。まずは、あらゆるビジネスで直面している、現在の技術的な課題に焦点を当てたいと思います。

セキュリティー、もう何度も言い続けてきましたが、、、セキュリティーの欠如!サイバー・セキュリティーは、現在ではデジタル環境における重要な要素になっています。以前は、単に変更管理プロセスの中での一チェック項目であったり、ウイルスやマルウェア対策プロジェクトの要素として見なされていただけでしたが。
マルチ・クラウドやハイブリッド・クラウドを選択した結果、クラウド・ネイティブ化のプロジェクト、アプリ開発イニシアチブ、レガシーからの移行や変換プロジェクトでスケーラビリティー(拡張)が問題になる可能性があります。すべてのプロバイダーがこの複雑な要件を満たすための解決策を提供できるわけではありません。
災害復旧も大きな問題です。パブリック・クラウド・プロバイダーは、緊急災害復旧時の優れた計画を提案してきます。クラウド・サービス・ブローカーとプロバイダーは、回復力に関する堅牢な手段に自信を持っているようですが、じっくり掘り下げてみると、あなたが気に入るサービス・メニューはあまりないかもしれません。

では、IBM Think Londonではどのような情報があったのでしょうか?すぐに使える新しいz15の機能と追加されたサービスのいくつかをご紹介すると、かなり多くのことがわかります。

あらゆる場所での暗号化とセキュリティー

データのハイブリッド・クラウド全体にまたがる、エンド・ツー・エンドでのセキュリティー機能は、業界初であり、IBM Systemsからの発表には大変驚きました。最も重要なことは、ボタンのタッチ(またはマウスのクリック)でセキュリティーを管理・制御できることです。ここに全ては書ききれませんので、データ・プライバシー・パスポートのプロダクト・マネージャーへのビデオ・インタビューをぜひご覧ください!

スケーラビリティー(拡張性)とクラウド・ネイティブな開発

私は、多くのスタートアップ企業にこの点を強調したいと思います。スケーラビリティー(事業規模を大きく拡張すること)は、あらゆる組織を成功させるか失敗させる可能性を秘めていますが、それは、テクノロジーについても同じです。相互運用性と成長の議論は、クラウド・ネイティブのプロジェクトにおいては、「できたら良いね」ではなく、「必ずできなくてはならない」必須要件です。あなたの事業や製品・サービスは、拡張が困難なインフラを使っていて、売上増加を期待できますか?できません、明らかです。スケーラビリティーは売上の増加に関係するだけではありません。独自の方法やアプローチを超えてオープンなコラボレーター(他社や他者と協業して何かを作る)になるほど、スケーラビリティーによって新しい働き方に対応できるようになります! IBM Zシステムを念頭において、クラウド・ネイティブな開発について詳しく説明している別のインタビューをご覧ください。

短時間での回復

私は自分自身で、災害復旧・事業継続のコンサルティング会社を経営していました。そのことからも、これからお話する内容がいかに重要か、おわかりいただけるのではないかと思っています。
テクノロジーがサービスでくるまれるようになって約20年経ちました。利用者であるあなたにとって、サービス・プロバイダーとクラウド・ブローカーは、最悪のサービス提供の停止という事態を避けられるようにまで十分成熟したと思っているでしょう。しかし残念なことに、これは事実ではありません。実際は、個々のプロバイダーのサービス・レベル契約を、聞こえの良い資格をたくさん保持している親プロバイダーに付け替えているだけのことが多々あります。
IBM Think Londonイベントでは、もう一つの「業界初」がZチームによって発表されました。 ファイブ・ナインのサービス・レベル契約(99.999%の稼働時間保証)をサポートするのは当然、過去4年間にテクノロジーは驚くほど進歩し、その結果99.99999%の驚異的な可用性が実現しました!これは年間でたった約3秒の停止時間ということになります!なぜこんなことが可能なのでしょうか? IBM Zインスタント・リカバリー・サービスがそれを実現します。イベントに参加しているエキスパートに聞いてみましょう!

もちろん、当日は他にもたくさんの発表や紹介がありました。例えば、新しいチップセット、大規模なサステナビリティー・イニシアチブ、量子コンピューティングのデモンストレーション、AIと自動化の本当にクールで格好いいデモンストレーションなど。でも私にとってはZチームこそが、最新のテクノロジーを披露してくれて、私の期待を上回りました。ますます進化し続けるプラットフォームです!
新しいIBM z15について詳しく知りたい方は、こちら。業界のオピニオン・リーダーが参加するオンデマンドのWebキャストを視聴してみてください。


*本記事は、Two industry firsts from IBM Z at the Think London eventの抄訳です。


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