IBM Storage

データ戦国時代を勝ち抜け!

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新たなクラウド・サービスの導入を依頼された情シス部
「クラウドは運用が簡単…まじで言ってる?」

出典:ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」

#名画で学ぶストレージ

今回解説するのは私、「たなか」です。

家事と育児で忙しない日々を送りながらも、ストレージ名画ギャラリーへ足繁く通う美術品コレクター。素晴らしい作品との出会いを求めて世界の果てまで旅をしている。

一言:「名画はマイSDSにアーカイブ」

マルチなストレージ環境の運用業務は大変!


今やストレージ環境は、オンプレミス、プラベートクラウド、パブリッククラウドなど、群雄割拠のハイブリッド/マルチクラウド時代。それぞれにメリットがあるため部署ごとに使いたいストレージが異なり、データがあっちこっちに散在してしまうのが困りものですなぁ。「クラウドでデータ持てばいいでしょ?」なんて言われがちですが、異なるクラウド間ではデータが連携できないことも多く、そんな簡単なものやありまへん。さらにストレージ・システムのベンダーまでバラバラ。作業方法の違いを熟知して効率的な運用業務を設計、遂行する情シス部のみなさんのスキルの高さには脱帽ですわ。

この名画、ヨハネス・フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」は、とある部署に「今度はこのクラウドを使いたい!」と無邪気に依頼されたときの情シス部メンバーを描いたもの。いやもう、なんとも言えない表情で…伝えたいことが、いっぱいあるんでっしゃろうなぁ…。

マルチクラウド環境の管理画面をオンプレミスと統一できる?

ハイブリッド/マルチクラウド環境ならではの、クラウドやオンプレミスのストレージごとに管理画面が異なる問題。画面も操作も基本的な運用もバラバラだと、作業が煩雑ですわなぁ。災害対策のために2つ以上の環境を構築する場合もありますが、コストがかかりますし、運用もやっぱり大変ですわ。やっと各ストレージの管理画面や操作方法に慣れ、社内用マニュアルも整備して、運用も波にのってきた…と思ったら、あるサービスのポータルがリニューアルしたりね…ほんまご愁傷様としか言いようがありまへん。いっそのこと、ハイブリッド/マルチクラウド環境のすべての管理画面を統一したらどうでしょ。

え?そんな夢みたいな絵空事があるわけない、情シス部メンバーのスキルアップとコスト増でなんとか切り抜くしかない?いや、それがあるんですわ!運用が圧倒的に効率化される、ここだけのとっておき情報でっせ〜!

AWS対応!クラウド活用の幅が広がる、夢のようなストレージ運用ツール


IBMの「IBM Spectrum Virtualize」および「IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud」は、400以上のストレージシステムに対応し、オンプレミスからクラウド間、クラウドからクラウド間のデータ移行・ミラーリングを実現する製品です。

「Spectrum Virtualize」をオンプレミスサーバーに導入し、「Spectrum Virtualize for Public Cloud」をIBM CloudやAWSに導入すれば、オンプレミスもクラウドも同じ運用で管理できるストレージを構築可能に。クラウドにあるブロックストレージを小分けにしたり、複数のブロックストレージをひとつにしたりすることで実現したんですが、いやあ、最先端の技術ですなあ。まさか、こんなことができるとは、私もびっくりでっせ!
しかも、オンプレミスのストレージが「IBM社製以外の製品でも対応可能」なところもポイントです。本製品は、ストレージ仮想化技術でIBM以外のストレージを管理下に置くため、既存のデータを削除しなくとも、クラウド連携ができるんですわ。

ボリューム単位でデータの同期ができるため、災害対策としてデータをクラウドに同期しておいて、災害時には切り替えることもできます。バックアップや利用頻度の低いデータをオンプレからクラウドに移行するなどストレージの効率化にも使えますわな。

AIをはじめとしたデータを活用する技術が進歩し続ける今、ハイブリッド/マルチクラウド環境を導入するのはもちろんのこと、一歩先を行く運用ツールで、データ戦国時代を生き抜いてくんなはれ〜!

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