IBM Storage

AI とビッグデータ、データ保護を加速するIBMストレージのイノベーションを発表

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2019年7月10日、 IBM はAI とビッグデータ活用、データ保護の強化、ハイブリッド/マルチ・クラウド環境を促進するためのIBMストレージ・ソリューションの機能拡張を発表しました。

AI とビッグデータ向けストレージ・ソリューション

アナリティクスや AI はデータをビジネス価値に変えるための手段であり、価値の源泉はデータです。そのデータは今、画像や動画といった非構造化データが急激に増えており、同時に非構造化データ特有の新たな課題も生じています。IBMはIBM Spectrum Discover を機能拡張し、オンプレミスだけでなくクラウドのストレージに保管されているデータの統合的なメタデータ管理機能を提供することにより、企業がこうした課題に対応できるご支援をいたします。

IBM Spectrum Discover:

エクサバイト規模の非構造化データから洞察を獲得するためのソリューションであるIBM Spectrum Discover が機能拡張し、Dell EMC Isilon、NetApp、Amazon S3、Ceph、その他のS3/NFSv3 に準拠したデータ・ソースもサポートするようになりました。クラウドやオンプレミスにあるさまざまな種類のストレージに接続して、ファイル・ストレージやオブジェクト・ストレージのメタデータを統合的に管理します。これらの機能拡張によって、データ・サイエンティストは分析に必要なデータを容易に検索できるようになり、ストレージ管理者はストレージの最適化、非構造化データの効率的な管理が可能となります。さらに、新しいコンテンツ・ベース のデータ分類とタグ付けの機能によって、数千種類のファイルからメタデータを抽出するとともに、個人識別可能情報(PII: Personally Identifiable Information)やその他の機密データを自動的に検出できるようになります。企業や組織がGDPR をはじめとするさまざまなデータ・セキュリティーの規制に準拠しながら、さらに容易なデータ管理を行うご支援をします。

 

IBM Cloud Object Storage:

IBMはさらに、IBM Cloud Object Storageについての重要な機能拡張についても発表しました。(日本市場向けには今後発表予定)データが爆発的に増加すると、企業にとって“容量”と“経済性”の重要性が増してきます。新しいIBM Cloud Object Storage Gen 2 は、ギバガイド当たりコストを大幅に削減しながら、1ラックで 10 PB 以上に拡張できます。オブジェクト・ストレージにおけるまったく新しいアーキテクチャーによって、“容量効率の良さ”と“経済性の両方を実現します。同じ容量で比較した場合、従来に比べ少ないラック数で搭載でき経済的でもあることから、新しいアーキテクチャーでは、パフォーマンスまたは容量の要件に応じて、柔軟に構成を調整できるようになっています。

 

最新のデータ保護

データ・セキュリティー強化に向けたソリューションの機能強化についても発表されました。アナリストの調査によると[1]、大企業の 73% がオンプレミス上のデータのバックアップ、アーカイブ、災害対策を目的としてパブリック・クラウドの使用を計画していること言われています。IBM Spectrum Protect Plus は、ハイブリッド/マルチクラウド環境向けの最新のデータ保護を提供します。現在、この最新のデータ保護ソリューションは、Amazon Web Services (AWS) マーケットプレイスで利用でき、オンプレミスと AWS でホストされるクラウド・ベースのデータベース・ワークロードの統合型管理を提供します。IBM Spectrum Protect Plus は、さらに数多くの機能が拡張されています。そのいくつかの例として、データの「エアギャップ」保護を実現する IBM テープ・ソリューションとの統合、Amazon Glacier、Azure アーカイブ、IBM Cloud Object Storage アーカイブ層に対するサポート、AWS で稼働するバックアップ・リポジトリーからの災害復旧、新しいユーザー・インターフェース・エクスペリエンス、日本語インターフェースの追加といった複数言語への対応が挙げられます。

 

その他の機能拡張

AIとビッグデータ、データ保護に加え、以下の新機能も発表しました。

  • 新しいシスコ検証済みデザイン(Cisco Validated Design) ベースの、VersaStack Solutions™ コンバージド・インフラストラクチャー・ソリューションは、IBM Spectrum Virtualize 搭載の IBM FlashSystem 9100 と組み合わされたもので、企業はハイブリッド/マルチクラウド環境でのデータ移動が容易に実現できます。これは、IBM が提供する VersaStack 向け初の NVMe ベースのストレージ・プラットフォームです。
  • IBM Spectrum Scale は、オンプレミスだけでなく、AWS と IBM Cloud に保管されているデータもサポートするようになっています。
  • IBM Storage Networking C タイプのスイッチは、NVMe 対応のオプションを提供して、最新のアナリティクスを ASIC プラットフォームに組み込み、その他にも多数の機能拡張を提供しています。
  • ブロックチェーン・ソリューション向けの IBM のストレージでは、オフチェーンのデータ保管のために、さらに費用対効果に優れた高性能で大容量のオプションを提供するオファリングを拡張しています。

本日の IBM Storage の発表詳細はこちらのウェブキャスト(英語)でもご覧いただけます。

[1] IDC: Overview of the Public Cloud IaaS Storage Market and Partner Opportunities, June 2018 https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=US44304518

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