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IBM Z デジタルの改革は続く

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今日のデジタルの世界では、デジタル・トランスフォーメーションを最適なハイブリッドクラウドで実現しながら、テクノロジー・ニーズとビジネス・ニーズのバランスをとり、サービスを提供したり、可用性や柔軟性を担保したり、必要なスキルをつけて市場投入までの時間を短縮したりする必要があります。ハイブリッドクラウド戦略を支えるプラットフォームを検討する際には、信頼性が高く柔軟、俊敏性に富み現在のビジネス・ニーズを満たし、さらに将来に向けて自信を持てるように準備する必要があります。

 

本日、私たちはエキサイティングな発表を行いました。IBM z15™LinuxONE IIIの機能であるクラウドネイティブでの開発環境、データ保護、柔軟な構成、そして回復力を拡張し、お客様へさらに柔軟な、そして高パフォーマンスでかつ安全な環境をご提供できるようになります。

 

クラウドへの移行を加速

お客様がIBM ZとLinuxONEで共通の開発者エクスペリエンスを実現できるように、さまざまな機能強化を行いました。

  • Red Hat OpenShift Container Platformは、IBM ZIBM LinuxONEで利用可能です。最近、Red Hatはそれらのプラットフォーム上でのOpenShift 4.5対応をリリースしました。これにより、コンテナーとKubernetesのクラウ​​ドネイティブの世界(英語)に、IBMのエンタープライズ・サーバーのセキュリティー、スケーラビリティー、および信頼性の機能が統合されます。
  • Cloud Pak for Application 4.2:最新のクラウドネイティブ・アプリケーション開発ツールと言語はIBM Zで利用可能です。開発者、運用、設計者のワークロードを簡素化するように設計されています。IBM Zの拡張性、セキュリティー、回復力を活用して、新しいアプリケーションをより迅速に市場に投入することができます。
  • IBM z/OS Container Extensions (zCX) へアクセスすれば、お客様は、独立したLinuxサーバー(IFL)を設置することなく、オープンソースの幅広いエコシステムとLinux on IBM Z用に作られたアプリケーションをネイティブなz/OS環境に展開できます。最新のオープンソース・ツール、NoSQLデータベース、分析フレームワーク、アプリケーション・サーバーに簡単にアクセスできるようになりました。
  • IBM Secure Execution for Linux は、高セキュリティーのコンピューティングを新たな高みに拡張します。組織が仮想マシンを保護したり分離できるように設計されたLinuxONEに、スケーラブルなTrusted Execution Environment (TEE) を実装します。
  • Red Hat Ansible Certified Content for IBM Z は、開発者が精通しているAnsibleツールを使用して、さまざまな環境全体で一貫したエンタープライズ自動化戦略の一部として、z/OSアプリケーションやITインフラストラクチャーを自動化できるように設計されています。

 

データ・プライバシーを保護し続ける

企業は、データ・セキュリティーだけでなく、企業全体にデータが移動する際の機密性も保護する必要があります。全方位型暗号化機能は、データの移動中や保管中の広範な暗号化を可能にする最初のステップです。コンプライアンスに関連するコストを削減しながら、データ保護を簡素化できるようになりました。さらにIBMは、データがSORから分散環境、ハイブリッドクラウド環境へ移動する際のデータ・プライバシー保護機能を提供します。

  • IBM Data Privacy Passports V1.0.1によりデータ保護の手法が追加されました。保護されたデータにアクセスするため、より多くのオプションをユーザーに提供します。
  • クラウドサービス環境においては、大量のテナントをサポートするために暗号化のスケールが必須です。IBM z15とLinuxONE IIIでは、最大60の暗号ハードウェア・セキュリティー・モジュール(HSM)、さらに多くのドメインをサポートできるようになりました。その結果5100を超える、高度にセキュリティー保護された仮想HSMを可能にし、究極のスケーラビリティーを実現します。さらにIBM z15 T02およびLinuxONE III LT2では、最大40のHSMをサポートし、1600の仮想HSMを可能にします。

 

サイバー・レジリエンシーにより、自信を持ってシステムを運用できます

企業は、ビジネスを保護するために、ますます高度化する脅威をかわし、ダウンタイムから迅速に回復し、予期しない需要の急増に対応し、競争力のあるサービスレベルを提供する必要があるということを認識しています。 ITの回復力により、サービスを継続して提供しながら、計画的なイベント、あるいは計画外のイベントにも対応することができます。

System Recovery Boostは、シスプレックス・メンバーの切り離し、カップリング・ファシリティー構造およびカップリング・ファシリティー・データ共有メンバーのリカバリー、HyperSwapリカバリーなど、さまざまなシスプレックス・リカバリー・プロセスに対処するための新しいリカバリー・プロセス・ブーストを提供するようになりました。これらの機能拡張により、通常の操作へ迅速に復帰することができるようになり、シスプレックス・イベント後のワークロード・バックログに追いつくように設計されています。

 

 柔軟なコンピューティング

新しい拡張機能は、重要なワークロードの実行を加速し、データセンターをさらに効率化するように設計されています。

  • CPUコプロセッサーを使用したソート機能用の新しいハードウェア・アクセラレーターは、Zソート用の統合アクセラレーター(Integrated Accelerator for Z Sort)と呼ばれ、バッチ処理中の重要なソートワークロードの経過時間を削減し、Db2の再編成時間を短縮するように設計されています。
  • 新しいIBM z15 T02およびLinuxONE III LT2の柔軟な物理構成オプションにより、ラック内の筐体内オープン・スペースを使ってIBM z15 T02ではIBM DS8910F、LinuxONE III LT2ではIBM DS8910FやFlash System7200やスイッチといった特定のストレージ・デバイスを統合することができます(英語)。ストレージを統合することは、スペースの節約に役立ちます。I/O構成が小さくなり、より小さなフットプリントでシステムを実行されたいお客様に最適です。

z15およびLinuxONE IIIが継続的に機能を提供していくことで、製品の初期に提供されたイノベーションを拡張しています。お客様はIBM Zの新しい機能を活用して、クラウドへの移行を継続的に行うことができます。IBM z15とLinuxONE IIIのセキュリティー、回復力、およびクラウドネイティブ環境でのさまざまな機能によって、ハイブリッドクラウド環境下でセキュリティーを保護された基盤を活用しながら、変化するビジネスのプレッシャーに対応できるようになります。


 

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