IBM Power Systems

世界中に高解像度な気象予報を迅速に提供する新たなIBM気象システム

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リアルタイムで正確な気象予報へのアクセスは、熱帯低気圧のような深刻な気象状況に地域社会がどのように備えて対応するか、農民がどのように干ばつに備えるか、また店舗が歴史的に寒い年に在庫をどのように調整するのかといった事柄に影響を及ぼします。

米国では一貫したかなり正確な気象予報を目にしますが、世界中の多くの場所では正確な気象予報は利用できません。世界のある地域では、これまで気象予報は不正確であったり遅れたりすることがあり、家族、企業、および地域社会を危険にさらしてきました。

ラスベガスで開催されたコンシューマーエレクトロニクスショー(CES)において、IBM最高経営責任者(CEO)ジニー・ロメッティと、IBM子会社The Weather Companyは、IBM POWER9ベースのスーパーコンピューター上で稼働するパワフルな新気象システムを発表しました。この新しいスーパーコンピューターは、詳細な気象予報にアクセスできない場所においても、正確な現地の気象を世界中で予測することができます。これまで12〜15キロメートル四方で行われていた気象予測から、3キロメートル四方の気象予測へと高解像度化できます。そして、私たちは、いくつかの地域では当たり前となっている6-12時間毎の更新ではなく、毎時更新される気象予測モデルにアクセスできるようになります。IBMは、この世界規模できめ細かな精度で稼働する気象システムを開発し、それをサポートするためのハードウェア・インフラストラクチャーを構築できる、世界でも数少ない企業の1つです。

世界中を高解像度で1時間ごとに更新される予報モデルを提供するシステムには、膨大なデータに対応できるだけでなく、優れたコンピューティング能力と高度なグラフィック・レンダリングも提供できるインフラストラクチャーが必要です。このパワフルな新システムは、84台のIBM Power Systems AC922サーバーと、3.5ペタバイトのIBM Spectrum Scale ストレージで構成されています。 これは、世界で最もパワフルでスマートなスーパーコンピューターである米国エネルギー省のスーパーコンピューター SummitおよびSierraで採用されているのと同じIBM POWER9およびIBMストレージ・テクノロジーです。新システムによる予報は、2019年後半に世界中で利用可能になる予定です。

2019年1月10日 プレスリリース「世界中に高解像度な気象予報を提供する新たなIBM気象システム


*本記事は、The Weather Company uses IBM Power Systems hardware to deliver high-precision local weather forecastsの抄訳です。


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