IBM Storage

IBMストレージが先導するAIジャーニー

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データは、すべての企業が平等にその可能性を獲得することができる分野の一つです。

自社のデータを理解することで、明確に競争上の優位性がもたらされます。 [1] それでも、Forresterが世界中のIT、データ、基幹業務の意思決定者を対象に実施した調査によると、回答者の半数以上が、AIデータをどう使えるのかわからない、と認めています[2]。 ビジネスリーダーがデータに関するニーズを完全に理解していない場合、インフラストラクチャーのニーズを理解することは期待できません。

 

データ戦略、分析、AIを担当するEnterprise Strategy Groupのシニア・アナリスト、Mike Leone氏は次のように述べています。「人工知能は世界中のビジネスに革命を起こす準備ができています。 今日AIが適用されている目を見張るようなユースケースを見て混乱するかもしれませんが、すべてはAI要件の広範な条件を満たすことができる、基本的なインフラストラクチャーから始まります…」

 

情報アーキテクチャー(IA)なしにはAIはありません。 しかし、組織はどのようにしてデータAIに対する期待をビジネスの成果に変えることができるのでしょうか。 IBMは、AIの力を活用するための道のりを「AIジャーニー」と呼んでいます。 AIの旅は、データを収集して整理する能力を加速し、AIを使って分析したデータを活用しより深い洞察を得て、企業全体にこれらの機能や洞察を組み込むことから始まります。

 

7月9日に発表したIBMストレージ製品群は、あらゆるタイプと規模の企業が、シンプルで高性能で、且つコスト効率の高いAI最適化ソリューションを構築できるようにするものであり、データからより深い洞察、価値、競争上の優位性を獲得する能力を高める支援をするものです。

 

ESS 5000構成例

まず、市場をリードするIBM Spectrum Scaleを搭載した新しいIBM Elastic Storage System 5000(ESS 5000、出荷開始:2020年9月15日)をご紹介しましょう。ESS 5000はデータレイク用に設計されており、単一システムで8個のディスク・エンクロージャー・ノードを構成することで55GB/sのパフォーマンスを持ち、ヨタバイト級の構成まで拡張可能です。 ESS 5000は、データ収集や長期保存する際の容量を提供できます。IBM ESS 3000(2019年10月発表)はIBM Spectrum Scaleも搭載しており、膨大な量のデータを分析するという課題に対応するように設計された、40GB/sのパフォーマンスを持つ2Uビルディング・ブロックです。 どちらのストレージ・システムも、AIジャーニーのさまざまな段階に合わせて最適化されています。

「新しいIBM ESS 5000は、IBMの最新のPOWER9プロセッサーを使用して市場をリードするパフォーマンスをもたらすように設計されています。 ディスクや筐体の容量が増加し、IBM Spectrum Scaleの強みとともに、効率的なデータレイク構築のためにファイル・ストレージを拡張しようと検討されているお客様にこれをお勧めします。」 IBM、CSI ニュービジネス・セールス担当 VP、ポール・キャメロン。

 

非常に柔軟で拡張性の高い ESS 5000システムだけが、最適化されたAIインフラストラクチャーに欠かせない IBMストレージ・ソリューションというわけではありません。 さらに市場のリーダーであるIBM Cloud Object Storage(ICOS)があります。ICOSは、ネットワーク上のあらゆる場所から、非常にコスト効率高く、オンプレミスおよびハイブリッドクラウド・オブジェクト・ストレージを提供するように設計されています。 最新の技術革新によって、バックアップとアーカイブの従来の役割を強化し、IBM Cloud Object Storageと、より高速なAIデータの収集、高性能AI、ビッグデータ、およびHPCワークフローとを統合させます。

 

ICOS(出荷開始:2020年8月7日)ストレージ・エンジンは、完全にモダナイズされました。 今回のアップグレードによって、システム・パフォーマンスが12ノード構成で55GB/秒に上がりました。その結果、オブジェクト・サイズに応じて、読み取り速度を300%、書き込み速度を150%改善できます。 IBM COSはオブジェクト・データを収集してアクセスするための、さらに優れたソリューションになります。 さらに IBM COSは、大容量ディスク・ドライブ(Shingled Magnetic Recording、SMRドライブ)の新しいテクノロジーをサポートし、4Uディスク筐体に1.9 PBを提供します。 新しいAIアクセラレーション(出荷開始:2020年第4四半期)により、IBM Spectrum Scaleはデータの重複コピーを最小限に抑えつつ、データをオブジェクト・ストレージから移動させます。

 

このようなイノベーションにより、企業はICOSの高い耐久性と低コストを活用して、最適化されたAIインフラストラクチャーを構築できるようになります。データ資産自体をより深く理解するために、組織はIBM Spectrum Discoverを利用できます。 このソフトウェアは、異種ストレージ・システムだけでなく、IBM WatsonソリューションおよびIBM Cloud Pak for Dataに対しても、出し入れするファイルやオブジェクトデータをカタログ化したり、インデックスを作成したりできるよう設計されています。

 

IBM Spectrum Discover(出荷開始:2020年第4四半期)は、Red Hat OpenShift環境に組み込まれます[3]。 この機能拡張により、IBM Spectrum Discoverハイブリッド・マルチクラウド・デプロイメントは、OpenShiftがサポートするあらゆる環境で、クラウド間での移植性と柔軟性を高めるように設計されます。 さらに、IBM Spectrum Discoverポリシー・エンジン(出荷開始:2020年9月7日)を活用すると、データの移動やコピーをサポートし、ストレージ効率を最適化できる可能性があります[4]

 

State Street BankのInfrastructure Svc Delivery、VPであるAta Turk氏は次のように述べています。 「これにより、ユーザー・エクスペリエンスが向上し、将来的にストレージ・リソースを節約できると考えています。 IBM Cloud Object StorageのPB単位の容量が増加しており、拠点ごとに保護しながら単一のデータ・コピーを3つのサイトに分散しています。 信頼性が高く、データがいったんIBM COSに入力されると、データの整合性や可用性を心配する必要がないというのが良いですね。システムは使いやすいし、管理やアップグレードも簡単ですよ。」

AIへの旅は、適切な情報アーキテクチャー(IA)から始まります。 それを正しく展開し、競争に打ち勝つには、適切なツール、アドバイス、およびテクノロジーが必要です。 同じく大切なのは、継続的なイノベーションと業界のリーダーシップに取り組むパートナーと組むことです。今回の発表は、IBM StorageがAIの旅にとって最良の選択であることを示しています。

 

AIおよびビッグデータ活用のためのIBMストレージについて詳しく学んでください。

 

免責事項:プレビュー・アナウンスメントは、IBMの計画と方向性に関する洞察を提供します。製品の発表時に、出荷開始日、価格、注文情報、および契約条件が提供されます。

計画、方向性等に関するIBMの声明は、IBMの判断により予告なく変更または撤回される場合があります。将来の製品に関する情報は、当社の一般的な製品の方向性を概説することを目的としており、購入の決定を行う際には必ずその時点での最新情報を入手してください。将来の製品に関して言及されている情報は、資料、コード、または機能を提供することを約束するものではなく、法的義務もありません。将来の製品に関する情報は、いかなる契約にも組み込まれない可能性があります。当社の製品について説明されている将来の機能の開発、リリース、およびタイミングは、当社だけの判断に委ねられます。

 

[1] オライリー:AIラダー、2020年5月 https://www.ibm.com/downloads/cas/PJOWOOV7

[2] Forrester:障害を克服してAIを大規模に実現、IBMの依頼によりForrester Consultingが委託した調査2020年1月 https://www.ibm.com/downloads/cas/VBMPEQLN

[3] IBM Spectrum Discover Red Hat OpenShiftデプロイメント・サポート 出荷日付:2020年第4四半期

[4] IBM Spectrum Discoverデータ移動サポート GA日付:2020年9月7日

 

当ブログは「IBM Storage builds your journey to AI」(英語)の抄訳です。


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